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TRASPコラム

「ノーコード(NoCode)」とは?市場規模やメリット、注意点を解説

ビジネス

更新日:2022.01.19
公開日:2021.01.06

「ノーコード(NoCode)」とは?市場規模やメリット、注意点を解説

 

最近よく耳にする「ノーコード(NoCode)」。

プログラミング言語をまったく使用せずに開発を行えるノーコードは、ソースコードをビジュアル化し直感的な操作ができるため、初心者にも扱いやすい点がメリットです。

 

ノーコードは企業のWebサービス・アプリ開発のハードルを下げられる画期的な技術ですが、できないこともあるので、利用する際は注意点も含めて内容を理解しておくと役立つでしょう。

 

今回はノーコードについて、基礎からわかりやすく解説!

Web制作のプロであるTRASPが、ノーコードが注目されている理由、メリットや課題、市場状況などさまざまな観点から説明を行っていきます。

 

ノーコード(NoCode)とは?

プログラミング業界のトレンド!今需要が多い「ノーコード(NoCode)」とは?

 

ノーコードとは、「プログラミングにおいてコード記述を行わずにWebサービスやソフトウェアを開発する」ことです。

 

ではまず、コードについて解説していきますので、「もう知ってる!」という方はスクロールするか、目次をクリックして先へお進みください。

 

そもそもコードとは?

私たちが普段使っているWebサービスやアプリなどには必ず「ソースコード」が存在しています。たとえば「Google Chrome」といったWebブラウザーで「F12」キーを押してみてください。パソコンの右側に半角英数字の文字列が大量に出てくるはずです。これがソースコードです。

 

コンピューターはソースコードをまず読みこみ、内容に応じてWebサイトを出力したりデータを送信したりといった反応を返します。私たちが見ているWebサービスやアプリの正体がソースコードだと言い換えてもよいでしょう。

 

従来はこのソースコードを半角英数字ベースで記述してWebサービスやアプリ開発を行うのが一般的でした。

しかしこの方法だと、

  • ライブラリといった時間短縮ツールはあるが、開発に時間が掛かる
  • 開発における人材が限られており、人的コストを含めてさまざまなコストが発生する

といったネックがあります。大企業はともかく中小企業は、コスト面からもソースコードを一から記述してWebサービスやアプリなどを制作するのは難しい状況でした。

 

一方でノーコードは、ソースコード記述における従来の課題を解決できる仕組みです。たとえばチャットボットの場合、

 

  1. ツールにアカウントを登録する
  2. 用意されたパーツを画面上で組み合わせてシナリオを作成
  3. 完成したチャットボットを提携先サービスと連携させる

 

といった手順でサービスを制作可能です。制作に関してソースコードの記述は必要ありません。Webサービス上で操作をするだけでサービスが完成するのがポイントです。

 

ソースコードの記述にタッチしないでよいノーコードは、プログラミング業界を大きく変えました。今では中小企業もノーコードツールを活用して、さまざまなサービスやアプリを提供しています。

 

ローコードとの違いは?

 

ソースコードの記述をまったく行わないノーコードに対して、極力コードの記述を抑えるのがローコード

 

ローコードの場合はプログラミングに近い開発をすることができ、ノーコード開発と比較すると拡張性が高いのが特徴です。現在のプログラミング市場はノーコード、ローコードに傾きつつあると言えるでしょう。

 

 

ノーコード(NoCode)が注目されている理由

プログラミング業界のトレンド!今需要が多い「ノーコード(NoCode)」とは?

 

ここからはノーコード(NoCode)が注目されている背景を、企業と開発者サイドそれぞれに分けて解説していきます。

 

企業側がノーコード(NoCode)に注目する理由

ノーコードといえば中小企業のWebサービスやアプリ開発をサポートしてくれるツールですが、意外にも大企業での活用が進んでいます。

 

予算を確保しやすく大規模のサービスをコード記述で開発しているイメージも大きい大企業ですが、実際には

 

「プログラミングを一から行うと大規模なだけに余計時間がかかる…」

「プログラミングを行うスキルのある開発者リソースが不足」

 

といった課題を抱えている現状があるからです。

 

そこでノーコードを活用して、

  • リスクの高い市場で開発時間を短縮してスピーディーにサービス投入が可能
  • 市民開発者が社内で発生するのでプロダクト作成のリソースが増加する

といったメリットを受けようと、各企業が導入の取組を行っているのがポイントです。

 

ノーコードを活用すれば開発時間を短縮できるので、従来通りコードベースで開発を進めている競合に開発スピードで差を付けて優位に立てるでしょう。またコード記述スキルがなくてもサービス開発のできる人員(=市民開発者)が増え、プロダクトを作成する際リソースに余裕を持ってプロジェクトを進められるのもメリットです。

 

 

開発者側がノーコード(NoCode)に注目する理由

今まで開発者と言うと、

ソースコードを理解したうえで直接記述し、サービスを制作できるエンジニアやプログラマーなど

を指していました。

 

しかし開発者の数には限界があります。
ノーコードを活用すれば「アイデアを持っているけど形にできない」としてプログラミング業界にかかわってこなかった人材が確保できるようになります。結果的に人材が多様化し、新しいサービスのアイデアを利用できるようになる土壌が形成されるでしょう。

 

 

ノーコード(NoCode)で開発を行うメリットとは?

プログラミング業界のトレンド!今需要が多い「ノーコード(NoCode)」とは?

 

ノーコードで開発を行うと次のようなメリットがあります。

 

  • 直感的な操作が可能で、初心者でも気軽に参入できる
  • 開発におけるコストが削減され、開発スピードがアップする
  • 無料でも利用可能なので、気軽に使える

 

 

1.直感的な操作が可能で初心者におすすめ

ノーコードではソースコードの直接的な記述が必要ありません。
ビジュアル化されたツール上で、ドラッグ&ドロップしたり、簡単な文字入力したりするだけの直感的な操作が可能

 

  • 用意された選択肢から、ブロック状に要素を積み上げる
  • 既存のデータを取り込んでソースコード化する
  • APIを活用して外部ツールと連携させる

 

といった手法でWebサービスやアプリの開発が進められます。すべての操作は基本的にWebブラウザといったサービス上で直接行えるので、手間がかからないのもポイントです。

 

ソースコードを直接記述してWebサービスやアプリを制作するのは、初心者にとってハードルが高いです。まず使用するプログラミング言語を学習して知識や技術を身に付け、そのうえで開発に応用するスキルが必要なので、リソースの育成には時間がかかってしまいます。

 

一方でノーコードでは、「マウスをドラッグ&ドロップ」といったパソコン初心者でもできる簡単な操作のみでWebサービスやアプリが完成します。初心者でも気軽に参入できるので、「今まで開発者がおらずWebサービスやアプリを制作できなかった」という企業でも気軽に導入して利用可能です。

 

 

2.開発スピードがアップする

コロナウイルスの感染拡大で実店舗を通じた集客が難しい状況が続くなか、ECサイトやECアプリを活用して集客力を維持しようとする企業も増加しています。しかしWebサービスやアプリの開発には時間がかかります
なぜなら、

  1. なぜWebサービスやアプリを制作するのか目的を考える
  2. 制作したいWebサービスやアプリを制作するのに必要なリソースを集める
  3. 検証を行いながらWebサービスやアプリ開発を行う
  4. アップデートを行いサービスの質を維持する

といった工程が必要であり、特に2以降の工程を実行するのに高いハードルを必要としていました。

 

一方でノーコードを利用すれば、

 

  • 2の工程でWebサービスやアプリのアイデアがあるリソースをすぐ集められる
  • 3の工程で検証作業も含めてスピーディーに開発を実行できる
  • 4の工程でもアップデートといった作業が簡単に終わる

 

といったメリットを受けられます。1の工程に時間を掛けて目的がぶれないように注意すれば、2以降のプロセスが高速化する分、次々に新しいWebサービスやアプリを開発可能です。

 

また開発コストも削減しやすくなり、「試しにPoC(概念検証)用のWebサービスやアプリをその場で作ってみる」といった作業も実現するでしょう。新しいアイデアを素早く検証してサービスリリースまで持っていければ、競合にアイデアをサービスとして実現される前にシェア獲得も可能です。

 

 

3.無料でも利用でき、気軽に使える

いくら便利とはいえ、ツール導入に掛かるコストが高ければ、いくら実用性が高くても使えません。しかし ノーコードのツールはお試しとして無料で提供されているパターンも多く、気軽に導入可能です。

 

Webサービスやアプリに関するツールは、デモ動画を見たりWeb上の情報を調べたりしただけでは使うときの実感が得られにくいですよね。

 

ノーコードのツールは、利用に関する技術的なハードルだけでなくコスト的なハードルも低いので、アイデアをまずは形にしたい方へピッタリです。

 

 

ノーコード(NoCode)の課題は3つ

プログラミング業界のトレンド!今需要が多い「ノーコード(NoCode)」とは?

 

ノーコードはあくまでWebサービスやアプリを開発する手法の一つであり、万能でもなければ、完ぺきでもありません。
したがって気軽に導入できるからといって、目的を考えないでとりあえず導入するのはNGです。

 

課題は次の3つ。

 

  • 定型的なプラットフォーム上で動作するので、自由度が低い
  • 開発ツールの特性によって、開発するサービスが左右されてしまう
  • 目的を考えず、安易に導入してしまう可能性が高まる

 

 

1.定型的なプラットフォームなので自由度が低い

ノーコードはあらかじめ動作内容が決定しているプラットフォーム上でサービスを動作させます。たとえばホームページを制作する場合

「変則的なアニメーションを組み合わせたい」

「独自の決済機能を搭載したい」

といった希望が発生する可能性があります。
しかしノーコードを活用してホームページを制作している場合、すべての希望がかなわず目的通りのホームページを用意できないときもあるのがネックです。

 

初心者からすれば、できることは多様的で、実現できない機能は少ないです。

 

ただし最初からプログラミング知識や技術のある方が開発時間短縮といった目的でノーコードツールを利用する場合、「ここにソースコードを入力すれば簡単に実現できるのに…」といったもどかしい場面がいくつか出てくる可能性がある点は頭に入れておきましょう。

 

 

2.開発ツールの特性によって作れるものが限られる

ノーコードで制作できるサービスは、ツールの種類によってある程度の制約があります
ノーコードツールには違いがありますので、それを知らずに適当に導入してしまうと、思った通りに動かせずに活用できない危険がある点に注意しましょう。

 

またノーコードでの開発は簡単ですが、どのツールも独自の便利機能を搭載しています。つまり使い方をツールごとに覚える時間が多少なりとも発生するので、実際に使いながらまずは簡単なサービスをチュートリアル形式で作ってみましょう。

 

一度ツールを決定してルールを策定した後、またツールを変更するのは非効率な面もあるので、じっくりツール同士をトライアルして最も導入に適したものを選ぶのも重要です。

 

 

3.目的を考えないで安易に導入してしまう

ノーコードを使おうとほかの手法を使おうと、開発においては必ずあらかじめサービスを作る目的を考える工程が必要です。

 

しかしノーコードは導入ハードルが低いので、ついつい「とりあえず導入しよう」と思いがちになります。

 

目的を考えずにサービス開発を行うと、結局形になる役立つサービスが作れずに市場投入に失敗してしまう可能性が高まります。サービス開発においては事前検証を行ったうえで市場に投入してよいか判断してから、本格的に開発を行い、問題がないか確認するプロセスが必須です。目的が決定してしないと事前検証も、問題の洗い出しも難しくなってしまいます。

 

ノーコードだからこそ目的を考える時間はじっくり取っておきましょう。
むしろ「ノーコードで開発する分、目的を明確にしてアイデアを形にできるか検証できる時間を取りやすい」と考えて開発を行ったほうが失敗は少ないです。

 

ノーコード(NoCode)が目的に適していない場合は、

 

  • ローコード(LowCode)でソースコード記述を挟みながら作業を簡略化する
  • フルスクラッチで、多少時間がかかってもまったく新しいサービスを作る

 

といった手法導入も検討しましょう。

 

 

ノーコード(NoCode)の市場動向

プログラミング業界のトレンド!今需要が多い「ノーコード(NoCode)」とは?

 

ノーコード(NoCode)の市場動向については、調査会社大手の「IDC Japan」が参考になるデータを発表しています。

 

IDC Japanの発表した国内アプリケーションPaaS市場についての調査結果では、

2019年の市場規模は306億6600万円となり、2020年の市場規模は346億5800万円になる

と予想されています。(2020年時点)
新型コロナウイルスの影響で市場が影響を受け成長率は一時的に減衰するものの、収束後はさらにPaaS市場が活況を帯びると予測されているのもポイントです。2019年から2024年の年間平均成長率は17.7%となっており、高い成長率を維持していくでしょう。

 

IDC JapanではPaaS市場において、ノーコード(NoCode)やローコード(LowCode)が市場をけん引していく1つの技術になると推測しています。

 

規模にかかわらずさまざまな企業が導入を始めているノーコードやローコード技術は今後成熟していき、今まで開発が難しかった内容が実現できるようになればさらにシェアが増加するでしょう。

 

「ノーコードといった技術はまだ成長の途中」と見ている方もおり、今後ノーコード技術を提供している企業の動向にも注目が集まります。

 

現在「オンラインにしたかったがオフラインのままである」という部分はビジネスにおいて複数存在します。
ノーコードを市民開発者として現場の近くにいる人間が利用し、課題解決を図れるサービスを制作できる流れを作れれば、最終的にあらゆる部分がデジタル化して「DX(デジタルトランスフォーメーション)」の促進にもつながる可能性がある点にも注目です。ノーコード(NoCode)によりDXが日本全体で実現すれば、日本の市場競争力は他国と比較しても引けを取らないレベルにまで成長する可能性が高まるでしょう。

  • コード不要でスピーディーで低コストのシステムアップデートを行える
  • 内部を可視化しやすいのでシステムのブラックボックス化を防げる
  • 自発的に企業がシステム開発にかかわれるようになり開発企業とよい関係を構築しやすい

といった特徴も、ノーコードがDXを後押しする要因になりそうです。

 

また世界的に見ると、大手企業がノーコード市場にプラットフォーマーとして参入しているのもポイントです。

 

たとえば「Microsoft」はノーコード開発プラットフォーム「PowerApps」を提供しており、シェアを次々と獲得しています。またGoogleは「AppSheet」というノーコードに関係する企業を買収しており、今後ノーコード参入に力を入れると公式発表しています。
「Amazon」といったライバル企業もこの流れに続く可能性が高いです。

 

ノーコードサービスの提供を推し進めれば、大手企業にとっても今まで開発に携わってこなかった新規ユーザーを獲得して収益を成長させられるチャンスができます。また大手企業だけでなく中小企業のノーコードプラットフォーム参入も促進されれば、さまざまなニーズをさまざまなノーコードサービスが叶えられる多様性の高い市場が醸成していくでしょう。

 

 

【徹底比較】ノーコード(NoCode) vs コーディングサービス

プログラミング業界のトレンド!今需要が多い「ノーコード(NoCode)」とは?

 

ここからは代表的なサービスをご紹介しながら、ノーコードサービスとコーディングサービスを比較していきます。

 

ノーコード(NoCode)のおすすめサービス

「ソースコードを打たずにサービスが制作できる」といった特徴を踏まえていればノーコード(NoCode)ツールとして扱われるので、さまざまな種類があります。

スマホアプリの開発に利用されるサービス

「Bubble」はUIも分かりやすく、拡張機能にも優れているサービスです。Webアプリを開発するのに特化してますが、ネイティブアプリへの変換も可能になっています。

 

Glide」は Googleスプレッドシートのデータを基にしてアプリを制作可能なツールです。こちらは新世代のWebアプリと言われている「PWA」の制作に向いているツールですが、制作物のアプリストアリリースもできます。

 

また「Adalo」は、最初からネイティブアプリの開発に向いているツールです。テンプレートも多くネイティブアプリ開発初心者でも制作に利用しやすいのが特徴になっています。

 

  • WebアプリとしてサービスをリリースしたいときはBubble
  • PWAに挑戦したい方はGlide
  • ネイティブアプリのリリースを最初から目的としている場合はAdalo

を選ぶとよいでしょう。

 

ホームページ構築に利用されるサービス

 「STUDIO」は大手Web開発企業も利用しており、プロトタイプデザインの制作も可能なノーコードツールです。また「Wix」は世界中で1億人以上が利用しており、ドラッグ&ドロップなどの直感的操作でWordのようにホームページを制作できるツールです。

 

shopify」はカナダ発のECサイトプラットフォームであり、オリジナルのECサイトを簡単に自力で用意できます。コロナ禍で利用者が急増しているのもポイントです。

 

  • ノーコードで自由度の高いホームページを構築したかったらSTUDIO
  • シンプルに必要な機能をまとめたホームページを簡単に作りたかったらWix
  • 決済機能までこだわってオリジナルのECサイトを用意したかったらshopify

を選んでみましょう。

 

 

コーディングのおすすめサービス

ノーコード(NoCode)ではなくローコード(LowCode)やフルスクラッチなどに使えるおすすめのサービスは次の通りです。

 

ローコード(LowCode)系

積極的に働き方改革を行っている「サイボウズ」の「Kintone」は、日報といった社内で使う実用性のあるアプリの開発が可能です。アプリに蓄積されたデータの活用も可能であり、サービス連携性にも優れています。

 

また「Mendix」は機能が難しいアプリの実装にも使える便利なツールです。サポートも充実しており使いやすいのも特徴になっています。

 

OutSystems」はカスタムコードの拡張機能が搭載されており、大規模のアプリ開発にも向いているツールです。「Intel」といった大手企業も導入している信頼性の高いツールになっています。

 

  • 社内アプリの作成をする場合はKintone
  • 複雑なアプリを開発したい場合はMendix
  • 規模の大きいアプリを短時間で開発したい場合はOutSystems

を選んでみましょう。

 

フルスクラッチ、またはそれに近い形でサービス開発をしたい場合は次のようなツール(Xcode)が適しています。

フルスクラッチ系

Visual Studio」はMicrosoft社が提供している代表的な開発環境です。Webアプリやクラウドサービス、ネイティブアプリまで作れる優れものになっています。

 

Android Studio」はAndroid向けのアプリを制作できるツールであり、Google Playで配布するアプリを制作したい方は導入したほうが良いでしょう。ただしパソコンの容量をかなり消費するので注意してください。

 

Xcode」はAppleが提供している開発環境であり、iOS向けにアプリを作る目的ある場合は必須と言って良いでしょう。「Swift」といった最新のAppleプログラミング言語も活用しながらアプリを作成可能です。

 

  • いろいろなサービスをフルスクラッチしたい場合はVisual Studio
  • Androidアプリでシェアを獲得したい場合はAndroid Studio
  • Apple端末のシェアを獲得したい場合はXcode

と選択してみてください。

 

開発自由度よりも開発スピードや開発の簡単さを選ぶならば ノーコード(NoCode)、スピードや簡単さよりも自由度を選ぶならばローコード(LowCode)やフルスクラッチ用のツールを使いましょう。自社の目的によって使うべきタイプは変化します。

 

プログラミング初心者におすすめのアプリを紹介している記事がありますので、参考にしてください。

 

 

ノーコード(NoCode)でエンジニアやプログラマーは不要になる?生き残る条件とは

プログラミング業界のトレンド!今需要が多い「ノーコード(NoCode)」とは?

 

ノーコード(NoCode)の普及により心配されるのは、エンジニアやプログラマーの雇用減少。

 

現在「RPA(ロボットプログラムを使って業務を自動化するツール)」や「AI(人工知能)」などによって既存の雇用が置き換わってしまうのではないかという危惧が世間で大きくなっています。それと同じく、ノーコードといった簡単にサービス開発ができるプラットフォームがシェアを伸ばすと、既存のエンジニアやプログラマーの活躍機会が減るのでは?と心配する声もあるでしょう。

 

しかし結論としては、「エンジニアやプログラマーはなくなりません」
ノーコードについてある程度理解している方は、エンジニアやプログラマーの雇用がなくならない理由をすでに理解していると思います。

 

理由は次の通りです。

  • ノーコードでできることに限りがあり、まだ他手法に需要がある
  • IoTやAIといった知識や技術に詳しいエンジニアやプログラマー需要が増加している
  • ノーコードプラットフォームを管理する人材が必要になる

 

ノーコード(NoCode)でできることには限りがある

ノーコードでもある程度の多機能なサービスは制作できます。
しかし使えば使うほど、実装できる機能に対して限界を感じるのも事実でしょう。

 

したがって、目的によってはローコード(LowCode)やフルスクラッチベースの難しい開発手法も求められます。
企業としては複数の開発手法へ対応できるようにしておくと、さまざまなユーザーのニーズを叶えられるので有利です。そしてエンジニアやプログラマーは開発手法を多様化させたい企業からの需要が高まるでしょう。

 

 

IoTやAI技術に詳しいエンジニア・プログラマー需要が増加

現在の日本では、「IoT(モノのインターネット)」やAI、RPAといった最新ITへ対応できるエンジニアやプログラマーが不足しています。

 

今後、各技術があたり前のものとして拡大していくことを考えると、新しいサービスを提供するために最新技術に詳しい人材は必要です。メンテナンスまでできるとさらによいでしょう。

 

最新技術を活用して何ができるか、そしてどうやってサービスを実現できるか論理的に考えたうえで形にできるエンジニアやプログラマーは需要が確実に増加するでしょう

 

 

ノーコードプラットフォームを管理する人材が必要

ノーコードプラットフォームを企業が提供できるのは、本来ソースコードの記述が必要な部分を直感的な操作できるように紐づけを行って調整しているからです。たとえば「クリックで項目を追加」という操作では、選択された内容に応じてソースコードがその場に追加されて読み込まれるようになっています。

 

当然ながら、紐づけや調整はノーコードではできません。
根本的に一からプログラミングしたうえで、直感操作ができるようユーザーに見える部分(フロントエンド)と見えない部分(バックエンド)をコード操作する必要があります。これはエンジニアやプログラマーとして技術がないと不可能な作業です。

 

つまりノーコードが普及すればするほど、開発者としてよりエンジニアやプログラマーの需要も増加します。メンテナンスに関してもエンジニアやプログラマーの力が必要になるでしょう。

 

さらにエンジニアとして生き残るためには、次のようなことが必要です。

  • エンジニアやプログラマーのスキルの一つとして、最新情報を取り入れて自分でも使えるようにする努力
  • コミュニケーションスキルも身に付けておく

ノーコードが普及しても既存のエンジニアやプログラマーは必要ですが、今までのように同じ作業をくり返すだけでは不十分なのも事実。したがって最新技術で新しいサービスを想像できるレベルにまで達していれば、将来的に今よりも必要とされる場面が増えます。

 

またノーコードについて詳しく理解しており、トラブルがあってもすぐ解決できる人材は開発の中心としてリーダーシップを取りやすくなります。ほかのコードに詳しくない市民開発者のサポートを行えるように、コミュニケーションスキルも身に付けておくと安心でしょう。

 

 

まとめ

 今回はノーコード(NoCode)の概要や注目の背景、メリットや課題、市場状況などさまざまな観点から解説を行ってきました。

 

プログラミング初心者でも導入しやすいノーコードは、規模を問わずさまざまな企業がサービス開発に活用しています。開発者が増加して多様性が確保されると、今までにないサービスが登場してユーザーへ提供される可能性もあります。

 

エンジニア・プログラマーの方は、ノーコードにより雇用がなくなるのかと心配する声もあるかもしれませんが、最新ITへの対応も含めてまだまだ企業ではエンジニアやプログラマーの力が必要です。最新技術への対応を忘れずに行いましょう。

 

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