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2022.03.09
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更新日:2023.03.16
公開日:2021.04.07
家づくりは、それぞれの土地によって特徴があります。
長年その地域で家づくりを経験してきた工務店ならではの、土地の気候や住む人に合ったノウハウがあるでしょう。
今回は、本州の日本海沿岸に位置する「新潟県」の工務店をご紹介します。
かっこいい、スタイリッシュな、暖かみのある、そんな工務店のホームページデザインを7社厳選してお届け!
さまざまな工務店のホームページ制作を担当してきたTRASPが、プロ目線でデザインをわかりやすく解説していきます。
TRASPの実績はこちらからご確認ください。
制作事例はこちら
全国版もあります。こちらの記事をご覧ください。
目次
新潟市の工務店「株式会社アンドクリエイト」さんのホームページです。
メインビジュアルでは、家型に切り抜かれた写真がゆっくり動く演出がとてもおしゃれ。
モデルルームのような素敵な家の外観や内装、インテリアが流れていき、見ているだけで好奇心を刺激されます。
スクロールすると、施工事例でも同じ横方向に流れ続ける無限スライドショーが採用されており、クリックしたりスクロールしたりせずとも目に入る仕掛けは、ユーザビリティが高いです。気になる写真があればクリックで拡大・詳細を見ることもできます。
また、縦書きのメニューやコンセプトも印象的で、デザイン性が高いですね。
なるべく装飾を減らし、文字と写真で要点がすぐにわかるようになっています。
洗練されたデザインの中にも、カジュアルさ・フレンドリーさが感じられる、多くの人に好まれやすいホームページだと言えます。
ホームページの配色について解説した記事がありますので、興味のある方はご覧ください。
https://www.yamatiku-omakase.com/ (写真:niigata-koumuten2)
長岡市の工務店「株式会社山築」さんのホームページです。
「“住む” + “かっこいい” でも暮らしやすい。」がテーマの工務店さん。
そのためページデザインも、少し無骨で、アウトドア感やカジュアルさが感じられる仕上がりになっています。
写真が不揃いの四辺形や斜めにくり抜かれている点が、遊び心があって素敵です。
このようなささやかな工夫でも、親しみやすさや「ほかとは違う」個性を演出できるでしょう。
また、ページ中部の「スタッフ紹介」にも注目です。
現場監督、代表取締役、大工など、実際にお客さまの家づくりを担当してくれるスタッフの顔が見えるのは安心感がありますね。笑顔の写真と個性豊かなプロフィールをつけることで、さらに人柄が伝わり親しみを与えて来店へのハードルを下げることに成功しています。
InstagramやFacebook、Pintarestなどとも連携し、間口を広げることで認知度拡大と集客を行えています。マーケティングにも力を入れているホームページの例と言えるでしょう。
企業がSNSを運用するメリット、工務店のインスタ成功事例などをまとめた記事もご覧ください。
上越市の工務店「クーディーホーム」さんのホームページです。
「お届けするのは、最高クラスを目指した高性能な住まい」を理念とし、「贅」のあるデザイン設計と、雪国向けの高性能な家を提案するクーディーホームさん。
ホームページも、その理念とこだわりがよく表現されたデザインになっています。
テーマカラーのイエローゴールドや細身の筆記体フォントが、ゴージャスでエレガントなイメージを連想させます。
さらに、ゆったりと流れる動画が、余裕と落ち着きのある雰囲気を演出。
全館床暖房やスマートパワーステーションなど、長年新潟で培われたノウハウから雪国専用のプランをわかりやすいバナーデザインで訴求しています。
企業理念とサイトデザインに一貫性があり、ブランドコンセプトやメッセージがよく伝わる、優れたページといえるでしょう。
Web制作の流れについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
新潟市の工務店「archi-label(アーキレーベル)」さんのホームページです。
パノラマの、美しいトップ写真が目をひきます。
配色も白黒モノトーンでまとめられており、スタイリッシュで洗練されたイメージを与えます。
「強の美」というインパクトのあるキャッチコピーが印象的。
数ある工務店のホームページのなかから選ばれるためには、ページを閉じた後も見た人の印象に残ることが重要。
強さと美しさを兼ね備えた家づくり、というブランディングに成功しています。
ヘッダーを固定することで、どこを見ていてもメニューが表示されるため、いちいち上に戻ることなくページ遷移ができ、ストレスなくサイト内を回遊できる親切設計になっています。
さらにメインビジュアルのすぐ下に、「イベント・ニュース」や「ブログ」が配置されていることで、見にくるたびに更新に気付けるため、お客さまは新鮮さを感じることができます。
ホームページ依頼前にやっておくべきことについては、以下の記事をご覧ください。
十日町市の工務店「株式会社 サンウッド新潟」さんのホームページです。
大きく表示される動画では、すやすやと眠る赤ちゃん、コーヒーを飲みながら雑誌をめくる、パンをカットする様子など、その家で暮らす人々の日常の風景と大工さんの作業の様子を紹介しています。
ドラマのダイジェストのようで、ひと通り見終えると理想の暮らしへの憧れを掻きたて、作業の様子からは企業への安心感と信頼感が伝わってきます。
動画は、テキストや写真よりも多くの情報を伝えることができるため、それぞれ効果的に使い分けていきたいですね。
また、縦書きのメッセージもユニーク。縦書きで表現することで、まるで心のこもった手書きの手紙のような特別感が演出できます。
全体的に淡い色合いかつ情報量も多くないため、シンプルなページに見えます。
しかし、シンプルだからこそ、企業が伝えたいことや理念が引き立ち、よりお客さまに伝わりやすくなっているホームページと言えるでしょう。
工務店のお問い合わせを増やす方法は、次の記事をご覧ください。
新潟に複数拠点をもつ工務店「DETAIL HOME」さんのホームページです。
コーポレートカラーのワインレッドを多用し、深みと落ち着きのある色合いが、企業への安心感と信頼感を感じさせます。
最大の特徴は「おうちコンシェルジュ」とチャットができること。
これはチャットボットというプログラムで、テキストや音声を介して、お客さまからのお問い合わせに自動応答をしてくれます。
導入のメリットとしては、お客さまサポートの自動化、業務の効率化、人件費削減などがあげられます。
また、問合せや相談までのハードルが低いほうが、初めてのお客さまには喜ばれるでしょう。
家を建てることを決めて工務店を探している人もいれば、なかには
「家を建てるのはまだ先だけど、ちょっと気になっている状態」
「家づくりについて何もわからないから、メールや電話で問い合わせはハードルが高い」
という、見込み客までいたっていない、潜在的見込み客がいます。
そのような方が気軽に問合せできることで、問合せ件数・商談率増加アップを狙えます。
工務店向けの制作会社について解説した記事がありますので、こちらの記事もご覧ください。
https://www.knowledge-pure.com/
新潟市の工務店「KNOWLEDGE HOME(ナレッジホーム)」さんのホームページです。
「人と街と地球にやさしい家」をコンセプトにしており、配色も白とグレーベージュを基調とした、優しさやナチュラルさが伝わる組み合わせになっています。
バナーや写真は四角モチーフでまとめられており、遊び心とはまた違った堅実な印象を与えます。
しかし、コンテンツをアンバランスに配置することで単調にならず、見る人を飽きさせない工夫がされています。
また、ファーストビューにお客さまが知りたい情報が集まっている点もポイント。
メニューにSNSアイコン、NEWS、お問い合わせフォーム、イベントカレンダーまで表示されています。
お客さまが欲しい情報へすぐにたどり着ける導線は、ストレスなくサイト内を見てもらえるメリットがあります。
しかし、個性派でこだわりのあるお客さまをターゲットにしている場合は、つまらないと思わせてしまうことも。
ホームページは、自社の特色やターゲット層を考えてデザインすることが大切です。
また、工務店のホームページで成功するための近道は、施工事例です。
なぜなら、完成後をイメージできなければ、お客さまは安心して依頼できないからです。施工事例をできるだけ多く、お客さまがイメージできるような写真も掲載しましょう。
施工事例の重要性については、こちらの記事もご覧ください。
新潟県にある工務店のホームページデザインを7選ご紹介しました。
どれも違ったデザインで、それぞれの工務店の「強み」や「特色」がよく表されているサイトでしたね。
重要なのは、良いデザインをただ真似るだけではなく、まずは自社のターゲットや強みを棚卸しし、デザインコンセプトを決めることです。
「効果的なデザイン」は、プロのWebデザイナーと相談して決めることをおすすめします。
工務店の集客については、こちらの記事もご覧ください。
TRASPは、さまざまな工務店のホームページデザインを手がけてきました。SNSとの連携やマーケティング、ホームページ制作後のサポートについても充実しています。全国からオンラインでのお問い合わせを受け付けていますので、お気軽にご連絡ください。
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