TRASPコラム

iPhone機能だけ!アプリなしで写真加工するワザ6つ!

iPhone・スマホ関連

更新日:2023.04.05
公開日:2019.12.06

 

スマートフォンのカメラは年々性能が高まってきていますね。

最近では高度な機材を使わず、スマホだけで撮影しているプロの写真家もいるようです。

 

しかし、

「インスタにアップできるようなおしゃれな写真にしたい!」

「でも写真アプリはたくさんあって使いこなせない…」

といった声を、お客さまからよくお聞きします。

 

そこで今回は、iPhoneに標準搭載された機能のみで、インスタグラムやブログに使えるおしゃれな写真へと加工・編集するワザを6つご紹介!

 

ホームページの新規制作をはじめとした、Web制作で多くの実績をもつTRASPがお客さま向けに、「工務店さんでも飲食のオーナーさんでも、仕事の合間に手軽に撮ったものを投稿する方法はないか」と考え、初心者向けにわかりやすく1から徹底解説しました。

 

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iPhone標準の写真加工機能とは?

ひと昔前と比べると、スマートフォンのカメラ機能は飛躍的に進化を遂げています。

スマホを選ぶ基準のひとつとして、カメラの性能を重視する人も多いでしょう。

 

iPhoneには、“カメラ”と“写真(アルバムまたはカメラロールとも呼ばれる)という二つのアプリが標準で入っています。

カメラアプリと写真アプリ

 

カメラアプリで撮影時にフィルターや明るさ調節ができるほか、写真アプリから撮った写真を加工することができます。驚くほどたくさんの機能が標準搭載されており、写真加工アプリをダウンロードしなくても、インスタグラムやブログに使えるおしゃれな写真にすることが可能

 

今回は、TRASPに在籍しているプロのカメラマンに話を伺いながら、写真素人の社員が一から加工に挑戦してみました!

 

加工前・加工後のビフォーアフター

まずは、次の二枚の写真を見比べてください。

 

iPhone写真加工のビフォーアフター iPhone写真加工のビフォーアフター

 

この二枚の写真は、実はもともと同じものなんです。

 

左の写真は撮影後、何も加工していないもの。
なんだか暗くて、カップがよく見えませんね…。これではSNSにアップするのをためらってしまいます。

 

そして、右はiPhoneのデフォルト機能のみで加工後
鮮やかなピンク色のカップに、カプチーノの泡まできれいに映っています。今にもエスプレッソのいい香りがたちのぼってきそうな一枚。インスタにあげればたくさんの反応が得られるでしょう。

 

iPhoneのデフォルト機能のみで、なんだか暗かった写真がぱっと明るくなり、色調も鮮やかに。ここまできれいな写真に仕上がるのです。
では、どのようにして加工したのか、解説していきましょう。

 

iPhone標準の写真アプリを使って自分でできる画像加工

iPhoneの“写真アプリ”には、大きく分けて6種類の編集メニューがあります。

それぞれの効果をひとつずつ見てみましょう。

 

“写真アプリ”を起動させると、iPohneのカメラで撮った写真が一覧表示されます。
「ライブラリ」がすべて表示、「アルバム」がアルバムごと分けて表示、と覚えておきましょう。基本的なことですが、PCのフォルダ分けのようにコピーが保存されているわけでなく同じ写真データを参照して表示されるため、ライブラリでもアルバムでも、どこから写真にアクセスしても編集した結果は同じように適用されます。

 

加工したい写真を表示すると右上に「編集」が出てくるので、それを押してみましょう。

 

「編集」を押す

 

すると、次の画像のような画面になります。

 

iPhoneでの写真加工

 

写真の下の丸いアイコンをスライドすると、流れるように次々といろいろな機能が出てきます。
すべて覚えて使いこなすのは大変…。ここでは、覚えておくべき6つの機能をご紹介します。

赤目補正

画像自動補正

画像回転/トリミング

フィルター加工

色と光を調整

文字入れ/お絵描き

以上が、写真加工に役立つ6つの機能。

 

これさえ覚えておけば、初心者でも結果が大きく変わるきれいな写真に加工することが可能です。
なお、アイコンはiOSのバージョンによって若干異なることがあります。

1.赤目補正

フラッシュなどの光で、写真に写った人の目が赤くなる現象です。

この現象を補正してくれるのが「赤目補正」。

ワンタッチで修正することができます。

 

 

2.画像自動補正

明るさやカラーなどをワンタッチで調整してくれるのが、この「画像自動補正」です。

ブリリアンス、ハイライト、シャドウ、コントラスト…とたくさんあってわからない!という人にはおすすめの機能。

 

自動補正機能

 

タップすると即座に反応してくれるので、変化が分かりやすいですね。
写真の雰囲気が明るくなりました。簡単な調整であれば、これだけでも十分な場合がありますので、一度試してみてください。

 

3.画像回転/トリミング

InstagramやFacebook、Twitterなどの各SNSでは、最適な画像のサイズが異なります

 

たとえばTwitterのタイムラインできれいに表示するためには16:9のワイドまたは縦長であれば3:4というアスペクト比がおすすめ。一方でInstagramは1:1のスクエアが推奨されています。

 

しかしiPhoneの標準カメラアプリのアスペクト比は4:3。したがってデフォルトのサイズで撮った写真をInstagramにアップしたい…といった時にはスクエアへとサイズ変更が必要になるでしょう。

画像回転

写真を撮ったあとで「角度が違った…」と気づくときってありますよね。そんな時は画像を回転させてあげましょう!

 

回転/トリミング 画像回転/トリミング

 

90°ずつ写真を回転させたり、反転させることもできます。

 

傾き補正 傾き補正

 

また、丸いアイコンでどこを軸にするのか(水平方向・垂直方向)を選び、スライダーでパース(傾き)をつけることも可能。台形のようなパースをつけると料理がダイナミックに、左右のパースをつけると風景に奥行きが出ますよ。

 

Web制作の現場ではパースをつけることでお部屋を広く魅せるというテクニックがありますが、インスタグラムに自宅のキッチンやインテリアをアップするときに役立つでしょう。

画像トリミング

次は画像のトリミング(切り出し)です。
インスタグラム用に正方形の写真に加工してみましょう。

 

画像の右上にあるトリミングマークを押してみてください。
すると、あらかじめ用意されているサイズが出てくるので「スクエア」をタップしましょう。

画像が正方形に変わりましたね。

回転/トリミング トリミング

 

写真をタップしながら動かすことで、好きな範囲で正方形に切り抜くことができます。
また、枠線を動かせば自由な大きさにすることも可能。SNSにアップするときはほかの人が写っている写真はNGなので、背景に写り込んでしまった人物をカットする際に役立ちます。

 

各SNSに適した画像サイズについては、こちらの記事を参考にしてください。

4.【おすすめ!】フィルター加工

特におすすめなのが、このフィルター機能。
「ビビッド」や「モノ(モノクロ)」などの効果を適用するだけで、プロ顔負けの写真が出来上がります。

 

iPhoneでの写真加工 写真フィルター

 

また、各フィルターの効果のかかり方は、スライダーで強弱が調整可能なので、自然光のようなふんわりとした印象に仕上げることも。

フィルターの種類

  • オリジナル
  • ビビッド
  • ビビッド(暖かい)
  • ビビッド(冷たい)
  • ドラマチック
  • ドラマチック(暖かい)
  • ドラマチック(冷たい)
  • モノ
  • シルバートーン
  • ノアール

この機能だけで、ノスタルジックの雰囲気から、暖かい雰囲気などさまざまな効果を与えることが可能です。

 

5.色と光を調整

もっと細かく、高度な加工をしたい!という方はこちら。

 

丸いアイコンをスライドすると、14種類の機能が出てきます。
それぞれのアイコンを押せば、スライダーで-100~100の範囲で調整ができます。

 

明るさを調整

では、14種類の項目をひとつずつ紹介してきます。

 

・自動

「2.画像自動補正」で解説した項目です。

・露出

露出は明るさの補正です。写真全体を明るくしたり、暗くしたりできます。
写真が暗すぎる場合、まずは露出を補正してからほかの機能で調整することをおすすめします。

・ブリリアンス

写真の暗い部分を明るくします。
影になって見えづらい部分がある場合に、使うと良いでしょう。

・ハイライト

明るい部分の明度を調整します。

・シャドウ

暗い部分の調整をします。影をつけたい場合におすすめの機能。
ブリリアンスと似ていて、違いを説明するのは難しいため、それぞれの効果を試してみて合うほうを選びましょう。

・コントラスト

写真の明るい部分と暗い部分の差を調整し、はっきりとさせます。
プラスにしてもマイナスにしても、値が大きくなるほどアートのような雰囲気になります。

・ライト

光の調整をします。
プラスにするほど淡い印象になり、マイナスにすれば落ち着いた雰囲気の写真に仕上がります。

 

露出と似たような機能ですが、もう少しふんわりとした効果が出ると言えるでしょう。写真の明るさ・暗さを調整したい場合にはどちらか好きな方を使うと良いです。

・ブラックポイント

写真の黒い部分の調整。黒の濃さを強くしたり、弱くしたりします。
こちらも影をつけたい場合などに使える機能だと思います。

・彩度

色味の調整をする機能。風景や料理の色を鮮やかに引き立たせる効果があります。

 

プラスにすることでポスターのような写真に仕上がることもあるので、彩度を調整するだけで写真のクオリティが格段にアップするでしょう。

・自然な彩度

彩度よりも自然に、鮮やかな色彩にしてくれる機能です。
彩度では加工したような感じが気になる…という方は、こちらを選ぶと良いです。

・暖かみ

プラスにすることで暖色系に、マイナスにすることで寒色系の色合いが出せる機能です。

・色合い

プラスにすることで紫色っぽく、マイナスにすることで緑色っぽい色合いになります。
写真の色の割合によって、色のバランスが変わります。

 

「暖かみ」と「色合い」をセットで使うことで4色の調整ができます。

・シャープネス

プラス方向のみの調整。輪郭をくっきりとさせます。
風景の写真では葉の一枚一枚を際立たせることができます。

・精細度

シャープネスとほぼ同じ効果が出ます。風景写真に適している機能と言えるでしょう。

・ノイズ除去

写真のざらつきを軽減させる、夜景などに適した機能です。

・ビネット

写真の四隅をぼかし、枠で囲む機能。
インスタグラムなどでよく目にする効果ですね。

 

それぞれの機能は、説明を読んで理解するよりも使ってみたほうがわかりすいでしょう。指でタップしたり、スライドしたりするだけなので、感覚的に操作できるのがメリット。

 

保存してからでも加工前に戻すことが可能なので、怖がらずにやってみましょう。

 

6.文字入れ/お絵描き

右上のペンマークを押すと、「マークアップ」機能が出てきます。

お絵描き

使える機能

  • ペン
  • ハイライト(マーカー)
  • 鉛筆
  • 消しゴム
  • 選択
  • ものさし

右側のレインボー●を押せば色を変更できます。色のバリエーションはPCの描画ソフト並み!

ペンの太さや透明度の調整も可能。水彩のようなものからクレヨンのような質感までここで調整して楽しむことができます。

 

タッチペン(スタイラスペン)を使えば、本格的なお絵描きもできますよ。

カラー選択 マーカー選択 お絵描き

 

また、右下の「+」ボタンでは、テキストや図形、吹き出しなどを入れることが可能。

図形/テキスト機能 図形/テキスト機能

 

インスタグラムの活用方法についてはこちらの記事もご覧ください。

 

まとめ

iPhoneのデフォルト機能のみでここまできれいな写真に仕上がるとは驚きですね。

 

世の中にはたくさんの画像加工アプリがありますが、新しいアプリを使いこなすのには時間がかかります。まずは標準搭載の写真アプリで写真加工に慣れてみてはいかがでしょうか。

 

SNS運用について知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

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