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建設業のMEO対策7STEP!Webのプロが始め方をわかりやすく解説

建設業

更新日:2023.05.17
公開日:2022.07.21

建設業のMEO対策7STEP!Webのプロが始め方をわかりやすく解説

 

“地域密着型ビジネス”を展開する建設業の集客に欠かせないのが、MEO対策。
MEOとはGoogleマップ上に表示される情報のことで、会社の概要や口コミ、写真などが登録できます。Google検索でも地図とともにリスト表示されるため、地域で建設業を探しているお客さまにとって重要な情報となります。

 

しかし、「MEO対策を取り入れるべき?」「どのようなやり方で進めていくの?」と悩まれているご担当者さまも多いのではないでしょうか。

 

そこで、この記事では建設業のMEO対策を7ステップでわかりやすくご紹介します!これまでに数多くのホームページ制作・マーケティングを手がけてきたTRASPが、プロの視点から始め方や成功させるコツをまとめました。

 

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MEO対策とは?

MEO対策とは?

 

そもそもMEOは、下の画像のように「大阪市 建設業」などとGoogle検索したときにマップと連動して表示されるエリアのこと。このように周辺地域の建設会社がユーザーの「位置情報」「検索キーワード」に連動し、検索アルゴリズムが関連度の強い店舗順にランキング形式で表示される仕組みとなっています。

 

また、SEO対策は自社サイトを検索結果ページに上位化するものですが、MEOはさらにその上のエリアに表示されるようになっています。

 

そのため多くの検索ユーザーから注目してもらいやすく、自社の知名度向上を狙えるでしょう。

 

 

MEO対策とは?

注目すべきは、リスト表示されるのは“上位3位まで”という点。
つまり、4位以降は表示されないため、ユーザーに「その他のお店やサービス→」というボタンを押してもらう必要があるのです。そこで上位3位以内に入れるように行うのが、MEO対策。

 

MEO対策とはMap Engine Organizationの略で、通称「マップエンジンの最適化」。特定の地域に根付いた施策であるため、ローカル検索・ローカルSEOとも呼ばれています。

 

Googleマップ上で自社情報の検索順位を上げるための施策で、いまでは店舗ビジネス・地域ビジネスにおいては欠かせないマーケティング手法です。“地域密着型ビジネス”である建設業とは非常に相性が良く、高い集客効果を発揮しやすいといえるでしょう。

 

MEOに関する情報をさらに知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

 

建設業にMEO対策がおすすめな理由4つ

建設業にMEO対策がおすすめな理由4つ

 

MEOが集客に役立つことはわかりましたね。
建設業には、MEO対策がおすすめです。その理由を4つみていきましょう。

 

  • 短期間で集客率UPを狙える
  • 視認性が高い
  • コストパフォーマンスが良い
  • 競合が少ない

 

1.短期間で集客率UPを狙える

1つ目の理由は、短期間で効果が出やすいことです。

マーケティングでよく実践されているSEO対策の場合、サイトの構造を最適化すること・コンテンツの内容をより充実させていくことなど、成功に向けて多くの施策を積み重ねる必要があり、SEOの知識も必要になります。競合調査や施策を練る時間を含め、半年~1年以上と長期的に取り組み続けなければ思うような効果は得られません。

 

一方でMEO対策は、早くて1ヶ月〜と、比較的短期間で集客効果を見込めます。
Googleビジネスプロフィールに会社名・連絡先といった基本情報を登録すれば、すぐに開始できるため、「マーケティングに関する知識がない」という初心者の方でも、スピーディーかつ手軽に実施できる点が大きなメリットです。

 

2.視認性が高い

2つ目の理由は、視認性が高いことです。
MEO対策では自社情報がマップとともに掲載されるため、ユーザーが視覚的に情報をキャッチしやすくなっています。

 

前述した通り、上位3位以内に入ればユーザーの検索結果において「リスティング広告」「他社のWebページ」よりも上位表示される仕組みです。仮にリスティング広告がなければページの最上部に表示されますので、多くの人の目に留まりやすくなるでしょう。

 

また、スマートフォンでは画面上でユーザーのファーストビューとなります。そのため、スマートフォンからの視認性は特に高いといえるでしょう。このようにMEO対策が成功すれば、自社情報へのアクセス数を大きく上げられる可能性が高いです。

 

3.コストパフォーマンスが良い

3つ目の理由は、コストパフォーマンスが良いことです。リスティング広告は1クリックあたり数百円~、SEO対策であれば平均数十万円~の費用がかかります。

 

その一方で、MEO対策は外部へ依頼する場合の費用相場が数万円程度となります。対策に必要なGoogleビジネスプロフィールも広告を除けば、無料で利用OK。そのため「なるべく費用を抑えたい」と考えている建設会社のマーケティングにも適しているでしょう。

 

4.競合が少ない

4つ目の理由は、競合が少ないことです。「助太刀」「請負市場」といったマッチングサイト上では自社・競合他社のページが同列に表示されるケースがほとんど。そのためユーザーから比較検討されやすく、成約に至りにくいデメリットがあります。

 

しかし、MEO対策はそのような事態を避けられるでしょう。なぜなら施策が成功し、上枠3位を獲得できたとしても比較対象となる競合は最大でも2社までになるため。自然と競合が少なくなるため、スムーズに集客率UPを図れる点も魅力です。

TRASPはMEO対策に強いWeb制作会社です。業種や立地に合わせて集客に繋がるキーワードで10位以内に入る対策を行います。口コミ返信代行や画像投稿代行も可能。またMEOで集客できた顧客のリピーター化のため、LINE公式アカウントでのリッチメニューにも対応いたします。

 

TRASPのMEO対策

建設業のMEOのメリット・デメリットなどを解説した記事もありますのであわせて参考にしてください。

 

 

Googleビジネスプロフィールでできること

Googleビジネスプロフィールでできること

 

Googleビジネスプロフィールに登録すると、以下のような機能を活用できます。「実際にどのようなことができるのか」を理解しておくと、自社に必要なアクションを洗い出せるため、さらに高い集客効果が見込めるでしょう。

建設業でMEO対策を実行するにあたり、こちらの情報もぜひチェックしてくださいね。

 

会社情報の掲載

  • 会社名・カテゴリー・住所・電話番号・営業時間・公式ホームページといった、基本的な情報を掲載できます。
  • もし「何をしている会社なのか」「どこにあるか、いつ営業しているのか」などが伝わらなければ、ユーザーは不信感を抱き、自社が比較対象から外されてしまうことも
  • 第一印象で自社に興味を持ってもらい、“工事を依頼すべきか”という判断基準を与えるためにも、まず基本情報をしっかり埋めておきましょう。

最新情報の発信 

  • 会社で行っているキャンペーンやイベントなど、最新情報を発信できます。
  • お客さまに有益な情報を積極的に掲載すれば、Googleマップ上で会社を探す人に対して“自社の強み”を訴求しやすくなるでしょう。そうすれば、最終的に“お問い合わせ・見積もり依頼”などの動機づけに役立っていきます。

写真、動画掲載

  • 写真・動画は積極的に掲載しましょう。
  • 「会社の雰囲気」「スタッフの様子」「実際の施工事例」などを視覚的に伝えられれば、お客さまに対して安心感・親近感を与えられます。
  • 数多くの建設会社から自社を選んでもらうためにも、ビジュアルで他社と差別化することがおすすめです。

口コミの返信

  • 検索結果で表示される会社・店舗情報には、誰でも口コミ投稿が可能。またその口コミに対して、返信する機能も搭載されています。
  • ユーザーとのコミュニケーションを図りやすくなるため、良い内容・悪い内容を問わずに日頃から返信することが大切です。“対応の良さ”をアピールし、お客さまとの信頼関係を構築していきましょう。
  • もし悪い口コミがついてしまったら、真摯な態度で誠実な返信を心がけることで、逆にイメージアップをはかることも可能です。

アクセス分析

  • Googleビジネスプロフィールには、「インサイト機能」が搭載されています。この機能を使えば自社ページの検索数・閲覧数・ルート検索をはじめ、ユーザ―が起こしたアクション数が分析可能に。
  • これらの数値を参考にその都度プロフィールの改善に努めれば、集客率UPを目指せる可能性が高いです。

簡易的なWebサイト作成

  • Googleビジネスプロフィールに登録した情報をもとに、簡易的なWebサイトの制作ができる「Googleウェブサイトビルダー」という機能も搭載。
  • 作業時間も数分でOKなので、「開業手続きでまとまった時間を確保できない」「ホームページ制作が間に合わなかった」といった場合に、仮のWebサイトとして活用すると良いでしょう。

TRASPは建設業の集客に強いホームページ制作会社です。
ユーザー心理・行動を踏まえ、効率的にアプローチ。今まで効果が出なかった企業のホームページの課題を見つけ出し、業界やターゲットを絞り、より効果の高いホームページ制作を行います。相談は無料です。
Webサイトをもっていない、または活用できていないという建設業の方はぜひ一度お問い合わせください。

 

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建設業におけるMEO対策のやり方7STEP

建設業におけるMEO対策のやり方7STEP

 

建設業でMEO対策を成功させるためには、正しいやり方をしっかり把握することが大切です。
この項目ではWebのプロが実践する7STEPをわかりやすく紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

  1. Googleビジネスプロフィールに登録
  2. オーナー確認を実施
  3. 自社のターゲット像を明確に
  4. ログインしてプロフィールを充実させる
  5. 写真や投稿機能を活用する
  6. 口コミを集める
  7. 定期的に分析・検証を行う

 

1.Googleビジネスプロフィールに登録

まずはGoogleビジネスプロフィールに登録しましょう。登録にあたっては、Googleアカウントが必要です。

 

1.Googleビジネスプロフィールに登録

https://www.google.com/intl/ja_jp/business/

 

公式ページ上の「今すぐ管理」ボタンをクリックすれば、そのまま登録画面に進めます。基本的にはガイドに沿って操作すればOKなので、手軽に登録できるでしょう。

 

2.オーナー確認を実施

登録時にオーナー確認という工程があるため、それを事前に済ませておきましょう。電話やメールでも可能ですが起業直後の会社やオープン直後の店舗であれば、選択肢に表示されないケースも。

 

そのため、基本的には郵送でオーナー確認をすることが多く、手続きは約2週間で完了します。オーナー確認をすれば、Googleビジネスプロフィールで使える機能が広がるため必ず実施しましょう。

 

3.自社のターゲット像を明確に

“自社の事業にマッチしたユーザーといかに接点を持てるか”が、MEO対策の成功を左右します。そのため「どのような人に情報を届けたいか」という点を踏まえて、プロフィールを作り込むことが大切です。さまざまな工夫を取り入れたうえで、適したキーワードを判別・設定していきましょう。

 

ユーザー像を細かく設定する手法「ペルソナ設計」について、詳しくまとめています。

MEOで対策すべきキーワードを知りたい方は、こちらを参考にしてください。

 

4.ログインしてプロフィールを充実させる

方向性を定めたらGoogleビジネスプロフィールのアカウントにログインして、プロフィールを充実させましょう。ビジネス名・住所・連絡先・営業時間といった情報を正確に入力してください。

 

その際に検索キーワードを意識することも重要ですが、誤った情報を入力するとガイドライン違反になります。もし違反してしまうと、自社がペナルティーの対象になってしまうため注意が必要です。

 

5.写真や投稿機能を活用する

写真・動画をはじめ、投稿機能を積極的に活用すればユーザーからのアクションが増える傾向にあります。

 

写真・動画は検索評価に限らず、ユーザーが実際に“実際にサービスを利用するかどうか”の意思決定につながる大切な要素。ただ掲載するのではなく“自社の魅力をPRできるもの”を選択すれば、「競合との差別化」「問い合わせ・見積もりなどのアクションを起こすモチベーションを高める」といった効果を得られます。確実に集客率を上げるためにも、画質・構図・ピントなどにもしっかりこだわりましょう。

 

写真の撮り方はこちらを参考にしてください。

 

6.口コミを集める

Googleマップ上で会社・店舗を探すユーザーは、口コミの数・内容・評価を事前にチェックするケースが目立ちます。そのため好意的な口コミを集めれば、集客につながる可能性が高いです。

 

仮に悪い口コミがついたとしても、真摯に対応する姿勢を見せるのも欠かせません。相手と向き合い丁寧に返信するなどのアクションを起こせば、最終的にプラス評価につなげることも可能。口コミを通して、積極的にお客さまとのコミュニケーションを図りましょう。

 

7.定期的に分析・検証を行う

MEO対策は実施して終わりではなく、継続してこそ成果につながります。検索順位の変動をはじめ、アクセス数などをGoogleビジネスプロフィール上の「インサイト機能」を用いてチェックすると良いでしょう。データ検証を実施し、積極的に改善を繰り返していくことが大切です。

TRASPは建設業界の実績が豊富なWeb制作会社です。
お客さまに合わせて集客につながるホームページを制作します。自社に最適なプランニングを提案しますので、まずはオンラインの無料相談までお気軽にお問い合わせください。

 

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建設業のMEO対策で口コミを増やすコツ4つ

建設業のMEO対策で口コミを増やすコツ4つ

 

MEO対策を成功させるためには、口コミが非常に重要です。なぜなら、良い口コミが多く投稿されているページは“価値の高いページ”として認識され、Google上の評価が高くなるため。

 

最後に建設業のMEO対策で口コミを増やすコツ4つを詳しく解説しますので、ぜひご覧ください。

 

  • 口コミには必ず返信する
  • お客さまに口コミを依頼する
  • QRコード・SMSを活用
  • チラシ・ポップを配置

 

1.口コミには必ず返信する

前述したように口コミ機能を活用すれば、お客さまと交流を図りやすくなります。そのため、投稿された口コミには必ず返信しましょう。なぜなら、良い口コミ・悪い口コミに関係なく、返信すれば第三者の人からもプラスの印象を持ってもらいやすくなるためです。そうすれば、最終的に自社に興味を持つ人を増やせるため、スムーズに集客につながっていくでしょう。

 

2.お客さまに口コミを依頼する

実際に自社を利用してくれたお客さまに直接依頼する方法もあります。さまざまな方法で“お客さまに口コミ依頼をアピールし続ける”ことを、店舗運営のフローの一部として取り入れましょう。

 

最初のうちは口コミが増えるのに時間がかかりますが、一定数の口コミが入れば「自身も書いてみよう」と別のお客さまが新たに口コミを寄せてくれることも多いです。口頭だけで伝えると忘れてしまうケースがあるため、のちほど紹介するQRコード・チラシなどの媒体をうまく活用すると良いでしょう。

 

3.QRコード・SMSを活用

口コミを実際に書いてもらうために、スマートにGoogleビジネスプロフィールにログインできるよう工夫しましょう。具体的には投稿用のURLをQRコードにして提示したり、ハガキ・カードでお知らせしたりする方法があります。

 

専用サイトで手軽に作成できるため、ぜひ積極的に利用しましょう。また、SMSでの依頼もおすすめします。なぜなら、一般のメールよりも迷惑メールが届きにくく、目を通してもらいやすいため。URLを添付したうえで、投稿を促せば自社への口コミを獲得できる確率は上がるでしょう。

 

4.チラシ・ポップを配置

出入口・受付など目につきやすい場所に、チラシ・ポップを配置するのも良いでしょう。口コミの協力を間接的に呼びかけるのも、非常に有効な手段です。“お客さまから口コミ投稿を常に意識してもらえる環境”を整備できれば、MEO対策の成功に一歩近づけるでしょう。

 

建設業における仕事の取り方を解説した記事もありますので、こちらをご覧ください。

 

 

まとめ

この記事では、建設業のMEO対策7STEPをわかりやすく解説しました。「視認性が高い」「コストパフォーマンスが良い」など多くのメリットがあるMEO対策は、建設業のマーケティングに適しています。「口コミには必ず返信する」「直接口コミを依頼する」といった方法を取り入れ、MEO対策を成功に導いていきましょう。

 

TRASPはWeb集客によって多くの企業をサポートしてきたマーケティングのプロです。
多くの経験から業界の特徴を活かした集客支援を行っているため、まずはお気軽にお問い合わせください。

 

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