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更新日:2021.10.13
公開日:2019.10.15
最近、よく耳にするようになったキャッシュレス決済。
日本での普及率は約18%程度とまだまだ低いのが現状ではありますが、世界に目を向けると、韓国:約89%、中国:約60%、イギリス:約54%、アメリカ:約45%とキャッシュレス はもはや世界のスタンダードになりつつあります。
以上のような数字を見ると、日本も近い将来キャッシュレスが急速に普及していくことが想定されます。
そういったキャッシュレス決済の中でも特に注目を集めているのがQRコードを用いたQRコード決済です。
このQRコード決済ですが2019年10月の増税に合わせて政府も推進をはじめています。
今回はそのQRコード決済の簡単な説明や導入している各サービスの状況やシェアなどを解説いたします。
目次
QRコード決済とは、商品を購入する際、店舗のレジにある専用のQRコードをスマホで読み取り支払いを行うか、逆に購入者側のスマホに表示されたQRコードを店舗側が読み取り決済を行う方法です。
それぞれ前者がユーザースキャン方式、後者がストアスキャン方式と呼ばれています。
支払い方法としては、事前にある程度の現金をチャージしておいたり、クレジットカードや銀行口座と事前連携し支払う方法などがあります。
またメルペイなど、サービスによっては後払いにも対応しており、指定の期日までにコンビニなどで支払うことのできるサービスも存在します。
これはキャッシュレス決済全般に言えることですが、決済の作業がとってもスムーズです。
QRを読み込む、または読み込んでもらうだけなので、財布から小銭やお札を取り出してなんていう煩わしい作業から一気に解放されます。
こちらもキャッシュレス決済の場合、全般的に言えることですが、スマホが一台あれば決済が事足りてくるので、財布を持ち歩かなくてもいい可能性が高くなってきます。
増税などで出費が増えてくる中では、やはりポイント還元などは魅力的なものです。
各社様々なポイント還元制度を行なっており、何もつかない現金払いよりも断然お得になります。
各社、定期的に様々なクーポンの配布やキャンペーンを展開しています。
ポイント還元の増量やボーナスポイント、またPayPayでは50回に1回、全額(10万円相当分)まで戻ってくるというようなキャンペーンも行われていました。
こういったものをフル活用すればかなりお得にショッピングを行なっていけるかと思います。
QRコード決済ならスマホで利用履歴を随時確認できるため、支出の把握が容易にできます。
レシートを取っておいて確認というような煩わしさもなくなってくるので便利です。
QRコード決済はスマホさえあればショッピングができる大変便利なことな反面、肝心のスマホを利用できないと何もできなくなってしまいます。
充電残量をこまめにチェックして対応することをおおすすめします。
QRコード自体の認知度はどんどん上がってきてはいますが、対応している店舗はまだまだ少ないのが現状です。
いくらユーザー側がQRコード決済に対応していても、店舗側が対応していなければもちろんショッピングすることはできません。
ただ現在、対応店舗も次々に出てきていますので、今後しばらくは増加の一途を辿ると考えられます。
まず一番はQRコード決済を導入することによる販売促進が考えられます。
まだまだ日本はキャッシュレス決済が広まっていないとはいえ、今後しばらくは拡大位していく一方だと考えます。
広まっていくとユーザーは自然と現金よりもお得なんじゃ?と言うことに気づき始め、現金よりもQRコード決済などのキャッシュれる決済を積極的に利用していくことになります。
そのタイミングで導入しているとしていないでは明確な差がついていくと考えられます。
現在急速に普及していっているQRコード決済をはじめとしたキャッシュレス決済ですが、各キャッシュレス決済のサービス会社も加盟店獲得のため先行投資の真っ只中です。
普及に向けて導入の初期費用や決済手数料を0円に打ち出したりしています。
今のうちに導入することで初期コストをグッと抑えて導入することができるのです。
現金を扱わないため衛生的です。
飲食店とは特に相性がいいと言われています。
キャッシュレス決済・先進国の一つが中国です。
中国では百貨店やスーパーなどの大手のみならず、個人商店レベルまでQRコード決済に対応をしています。
中国では「Alipay(アリペイ)」や「WeChat Pay(ウィーチャットペイ)」などの最も人気のあるキャッシュレス決済サービスがQRコード決済を導入しています。
中国からのインバウンド重要を狙っていくのであれば是非導入をし、他店との差別化を図っていくと効果的でしょう。
デメリットらしいデメリットはあまりないのですが、あえてあげるとしたら国内ではまだまだ認知度が低いと言う点でしょう。
広がってきているとはいえ、海外に比べると日本はまだまだ認知度が低状況です。
ただ逆の発想をすれば、認知度が低くライバルも同時に少ない今だからこそ導入することで一歩先をいけるとも言えるのかもしれません。
QRコード決済はまだまだ世の中に普及途中で、これからまだまだ伸びていくものと考えられます。
これからは加盟店のさらなる増加に合わせて、ユーザーも膨れ上がってくることでしょう。
ピークに達する前に是非、生活に取り入れたり、店舗に導入してみてはいかがでしょうか?
ユーザーは早めに取り入れることでお得なキャンペーンやポイント還元をフル活用できますし、店舗側は早めに導入することでライバルに差をつけることにつながるのではないでしょうか?