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2019.07.02
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更新日:2023.03.16
公開日:2020.10.06
ホームページを制作したら、継続して更新していく必要がありますが、まずはブログ形式で記事を増やしていくのが手軽です。しかしプライベートではなく企業ホームページのブログであるなら、日記のようなブログを書いていてはあまり意味がありません。
ホームページでうまいブログ記事を書くために押さえるべき5つのポイントを、おすすめの構成方法3つとあわせて紹介します。
目次
ホームページのブログを書くためには、誰に向けて書くのかターゲットを決めることがポイントです。ターゲット設定が必要な理由と決め方を説明します。
そもそもホームページ制作をするときには、誰にどのようなアクションを起こしてほしいのか、目標を定めてあったはずです。そしてそのときに、「誰」にあたるターゲットを決めたのではないでしょうか。ブログの記事を書くときにも、誰に向けて発信するのかを決めておかないと、誰にも刺さらず結果として目標を達成できません。
ターゲットを明確にすると、そのユーザーのニーズや特性にあわせた戦略を立てられるようになります。的確にニーズにマッチした記事を書けるようになるので、ブログの効果を最大限に発揮できるのです。
ホームページ制作で大まかなターゲットを決めているはずなので、大枠はそれに従います。たとえばサイトのターゲットが50代のビジネスマンであるなら、軽くくだけた口調のブログはターゲットにマッチしません。反対に10代の若者向けのサイトであるのに、漢字の比率が高く堅苦しい文章だったら読んでもらえない可能性が高いでしょう。ブログを書くときも、サイト全体のイメージがぶれないように、大枠から外れないようにします。
記事を書くときには、そこからさらに掘り下げて、キーワードにあわせて「1人」にまで絞り込むことがポイントです。都心に住む40代事務系ビジネスマンをターゲットにカメラを売るサイトであっても、初めてカメラを買う人とカメラ歴が10年の人では悩みやニーズはまったく異なるでしょう。
逆にターゲットを絞り込めば、その人にぴったりあった記事になるうえ、その人と属性が似た人にも興味をもってもらえる可能性が高くなります。
ブログを書くときには、なんのためにブログを書くのか目標を定めることがポイントです。その理由と目標設定の仕方を紹介します。
ブログを書くときには、達成したい目標を明確に定めます。それはブログの成果を正確に測るためです。
ブログの目標が企業イメージを上げることなのか、商品の販売なのか。それともほかのページに誘導するための入り口記事で、導線通りに流したいのかなど、ブログの目的によって書くべき内容は異なります。
そして目的が違えば、目標もおのずと違ってきます。企業イメージを上げるブランディングが目標なら、セッション数やユーザー数を増やすことが、ほかのページへの入り口にするなら直帰率を抑えて回遊させることが目標になるでしょう。商品を売るのであれば当然販売数をあげることを目指すことになります。
そして企業イメージを上げるページを、コンバージョン率で評価するのは的外れです。ブログに目標を定めることは、ブログの成果を「何で評価するのか」、指針を決めることにつながります。
ページの目標を立てたら、数値化した指標を立てましょう。ページビューはどれくらい稼ぎたいのか、ブログからの問い合わせ数は月に何件ぐらいを目指すのかなど、具体的な目標値を定めます。
数値目標を立て定点観測することで、ブログ全体の目標達成度を測れます。定期的にブログを評価することで、方向性の見直しや、記事ごとの貢献度をチェックしてリライトするなど、改善していくことがポイントです。
ブログの記事を書くときには、ユーザーのニーズをとらえたキーワードの選定がもっとも重要なポイントです。ブログにおいてキーワードがなぜ重要なのか、そしてキーワードの選び方を解説します。
ブログの記事を書いたら、検索エンジンにインデックス(登録)してもらい、ユーザーが検索した結果の上位に表示されることを目指す必要があります。
Googleなどの検索結果は、1ページ目に表示されなければ、ほぼクリックしてもらえることはありません。2019年に500万件のGoogle検索結果を分析したBacklinko社の分析によると、1ページ目では1位が約31%のクリック率であるのに対し、10位になるとわずか3%しかクリックされない結果になっています。
ブログへの流入を発生させるためには、ユーザーにクリックしてもらうことが不可欠です。そのためにはユーザーのニーズにマッチした、つまりキーワードに関して有益な内容のブログを書き、検索結果上位への表示を目指さなければなりません。
キーワードを選定するときには、ツールを活用するのが効率的です。
Googleが提供しているサーチコンソールでは、ユーザーがどのような言葉やフレーズで検索をして、自社のホームページが検索結果に表示されているのかをチェックできます。表示回数の多いものから、ホームページの内容にあったものを選ぶと、流入が期待できます。
ほかにもGoogle広告に申し込むことで使用できる、キーワードプランナーを活用するのもひとつの方法です。キーワードプランナーでは、キーワードごとの検索ボリュームや競合性の高さなどをあらかじめ調べられることがポイントです。
キーワードを選定したら、そのキーワードで検索するユーザーのニーズを深掘りし、記事の内容を考えるようにしてください。
キーワードを決め、ユーザーのニーズを想像して深掘りし、記事の内容を固めたら、記事のタイトルを作ります。記事のタイトルには、キーワードを含めることがポイントです。
検索結果に表示されるブログ記事の順位は、Googleのアルゴリズムによって評価されますが、タイトルにキーワードが含まれていないと高く評価されません。
ホームページ用にブログを書くと、タイトルは<title></title>といった「タイトルタグ」に挟まれますが、Googleはこのタグに挟まれた言葉はブログ記事の中でも重要な言葉と判断します。
また「カメラ 初心者 おすすめ」という記事を書くのに、タイトルに「カメラ」が含まれていなければ、その記事が何の記事なのかユーザーにはわかりません。たとえ検索結果に表示されたとしても、クリックしてもらえる確率は低くなってしまいます。
キーワードを含めた記事タイトルをつけるときには、キーワードをできるだけ最初にもってくることも大切です。検索結果に表示されるのは、だいたい30文字前後であるため、キーワードが最後のほうに含まれていると、省略されてユーザーの目に留まらない可能性があるためです。
記事を書く前には、どのような構成にするかを先に決めてしまいましょう。構成を決めることなく記事を書き始めてしまうと、途中で話がずれてしまったり、本来必要ないことまで書いてしまったり、内容が散漫になりがちです。
構成を作るときには、まず大きな見出しを決め、それから必要に応じてその見出しを補完するように小見出しを作っていきます。しかし大見出しに対して小見出し、極小見だしとどんどん増えていくと、階層が深くなりすぎて読者が混乱してしまいます。
見出しは深くても大見出しから極小小見出しまでにとどめ、それ以上深くならないようにしましょう。内容が深くなるときは大見出しを分けて、構成を組み直すようにしてください。
文章の構成方法はいくつもの種類がありますが、ブログ記事におすすめの方法を2つ紹介します。
三段構成は、もっともスタンダードな構成です。三段構成では、文章を序論、本論、結論の3つにわけることが特徴です。
三段構成は、テーマを絞った内容を深掘りして書く記事に向いています。三段構成では、本論でどれだけ主張に客観性を持たせるかが重要です。具体例やデータを盛り込むことで、記事が深く濃い内容になります。
PREP法は、要点をわかりやすく伝えたいときに最適の構成です。PREP法では、以下の順番に書いていきます。
ブログでは、読者が知りたい情報が最初に書かれていないと、「この記事は求めるものではない」と判断してすぐに離脱してしまう可能性があります。PREP法は、ユーザーの離脱を防ぐ効果があるのもポイントです。
ホームページ ブログ うまい ポイント
企業サイトでブログを書くのであれば、どんな内容でもいいからとりあえず数を増やしていけばいいわけではありません。ブログを書くには、サイト全体の大枠から外れないターゲットから、記事ごとにさらに詳細なペルソナを定め、そのユーザーのニーズを読み取り、課題解決する記事にすることがポイントです。
サイト全体としてはもちろん、ブログ記事のひとつひとつまでユーザーの課題解決に役立つ有益なものにすることを心がけるようにしてください。