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MEOは何で効果的なの?MEOで集客ができる理由とは

MEO

更新日:2023.04.02
公開日:2020.08.29

周辺の店舗に関する情報をスマホから検索するユーザーが増加しており、Googleも地域性の強い情報を提供できるように改善を図っています。MEO対策はスマホユーザーを集客するための手法として、重要になってきています。

 

店舗としては現在の検索エンジンの使われ方を理解しながら、MEO対策について学習するとでよりMEO対策の必要性が分かり理解が深まるでしょう。

 

今回はMEOで集客ができる理由を知りたい方向けに、その理由と効果を出すために必要な作業、そして必要な運用のコツなどをご紹介していきます。

 

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MEOが集客ができる理由を解説

 

ここでは、MEOで集客ができる理由を解説していきます。

  • ・ユーザーの検索方法の変化
  • ・ユーザーはGoogleマップを使って店を探すので、今すぐ客の獲得につながる
  • ・検索エンジンの上位に、ローカルパックとしてGoogleマップが表示される
  • ・SEO対策が難しくなってきている一方、MEO対策は簡単で成果が出やすい

 

ユーザーの検索方法の変化

今やインターネットは当たり前の設備になり、私たちは毎日のように検索を行っています。そんな中ユーザーのインターネット検索行動は、時代によって変化しています。

 

大きなトピックとなったのが、スマートフォンの登場および普及です。パソコンと違いスマートフォンはインターネット機能が搭載された携帯電話なので、楽々持ち運びができます。結果的に外出先で、気軽にスマートフォンから検索を掛ける方が増加しました。

 

ちなみに日本におけるスマートフォンの世帯保有率は、2018年度時点で79.2%となっています。これはパソコンの74%を上回っており、スマートフォンがすっかりインフラとして普及したことが分かります(総務省の「令和元年版 情報通信白書」から参照)。

 

ユーザーの検索の主体がパソコンからスマートフォンに移行したことで、各業種もマーケティングの変更を迫られました。たとえばEC業ではモバイル端末を使った電子商取引を「Mコマース」と呼び、モバイルでも最適な買い物ができるように工夫を凝らしています。

 

またホームページにおいては、パソコンだけでなくスマホにも対応しているかが「モバイルフレンドリー」として検索エンジン上で判断されるようになっているのもポイントです。モバイルフレンドリーでないサイトは、評価が下がってしまいます。

 

MEOを行うと、「Googleマップ」上で集客ができるようになります。Googleマップはすでにモバイル用に最適化されており、ユーザーはスムーズに店舗検索が可能です。

 

スマホに適したコンテンツを提供できるのが、MEO対策のメリットです。

 

 

ユーザーはGoogleマップを使って店を探すので、今すぐ客の獲得につながる

 

MEOが店舗集客に適しているのは、スマホに最適化されたコンテンツを提供できるから、だけではありません。スマホでユーザーが何を調べているのかも、関係があります。

 

スマホはポケットやバッグに入れたりして、持ち運んで使えます。つまり「今調べたい内容がある」と思えば、すぐ取り出して検索エンジンを使用可能です。

 

そしてユーザーが調べるのは、「利用したい店舗に関する情報」です。たとえば、

  • ・近くのラーメン店を探している
  • ・近くの展望台を探している
  • ・近くの病院を探している

といった情報が該当します。

 

どれも「近く」というキーワードが入っているのが特徴です。つまり、今すぐ店舗を利用したい「今すぐ客」がたくさんスマホユーザーにはいます。

Google公式は

  • ・モバイル端末で付近の情報を検索した件数は、2年で3倍に増加
  • ・スマートフォンでローカル検索をした4人の内3人は、24時間以内に店舗へ訪問している

と発表しており、ローカル情報をユーザーへ提供して効果を測ることが重要になってきていると述べています。

 

ローカル情報を調べようとするユーザーは、Googleマップをよく用います。Googleマップでは店舗情報だけでなく、経路案内や予約といったアクションも可能だからです。今すぐ客を獲得したいならば、ぜひGoogleマップに情報を掲載してMEO対策を行ってみてください。

 

 

検索エンジンの上位に、ローカルパックとしてGoogleマップが表示される

この部分がMEO対策の一番の醍醐味かもしれません。

 

Googleマップにはたくさんのユーザーがいますが、やはりコンテンツへの流入先が一つだけだと集客できる数が限られてしまいます。しかしGoogleマップはGoogleの通常の検索エンジンと連動しており、検索条件に応じてはGoogleマップの一部が「ローカルパック」として結果に表示されます。つまり検索エンジン経由でも今すぐ客の集客が可能です。

 

ローカルパックには

  • ・店舗情報
  • ・評価された星の数
  • ・メニューの画像
    といった情報が表示され、枠で囲まれます。そして通常の検索結果より上位に表示されます。

 

通常の検索結果はテキストベースで、タイトルとディスクリプション(概要)が掲載されているのが基本です。そこから追加情報を付与して表示することは可能ですが、画像を追加して目立たせるといったことはできません。

 

つまりリッチな情報を提供できて上位に表示される分、ローカルパックのほうが圧倒的に目立ちます。検索結果では目立ったもの勝ちなので、MEO対策をしてローカルパックに表示されると大きな集客効果が発生します。

 

 

SEO対策が難しくなってきている一方、MEO対策は簡単で成果が出やすい

MEO対策と比較される項目として、SEO対策があります。結論を言うとSEO対策よりMEO対策のほうが、実店舗の集客手法としては簡単で成果も出やすいです。

 

SEO対策は、さまざまなアップデートを重ねてきました。

  • ・パンダアップデート:内容の薄い低品質な記事を検索結果から除外できるようになる
  • ・ペンギンアップデート:リンク購入といった不正なリンクを排除し、ナチュラルリンクを評価する
  • ・スピードアップデート:読み込み速度が速いページを評価

結果としてホームページ担当者はさまざまな対策を行いながら、ホームページを検索エンジン内で上位に挙げる必要性が出てきました。

 

昔は不正な対策も可能でしたが、今ではGoogleが賢くなったので不可能です。Googleの判断基準を参考にしながら、適切な対策を行うことがポイントです。

 

しかし対策には時間の掛かるモノも多く、自力で一から作業するのは難しい面もあります。また対策を施したとしても、結果が出るのが半年や1年など後になる可能性も高くなります。

 

さらに元から競合も多く、成果が出るのかもわかりません。

 

一方MEO対策の場合は、Googleマイビジネスに登録して適した設定を行うだけで対策ができます。コンテンツの内容からレイアウトまで考えると時間が掛かりがちなSEO対策より、シンプルにコンテンツを用意可能です。

 

またGoogleマップ内でのコンテンツ判断基準も

  • ・関連性
  • ・距離
  • ・認知度

と3つにすっきりまとめられており、何をしたらよいのか分かりやすいのもメリットです。

 

加えて対策を行った後、2週間や1か月など短い期間で成果の出る可能性が高いです。この点成果がすぐ出にくいSEO対策より、やる気を持って対策に望めます。

 

集客手法に自信がない初心者の方にも、比較的簡単に対策のできるMEO対策はおすすめです。

 

 

MEOで集客効果を出すために必ず行うべきこと

MEOで集客効果を最大化するために、次に説明する作業は必ず行っておいてください。

  • ・Googleマイビジネスに、正確な情報を登録する
  • ・文章や画像を充実させる
  • ・口コミの数を増やして、相互コミュニケーションを取る
  • ・サイテーションを増やしていく
  • ・Googleのガイドラインを守る

 

Googleマイビジネスに、正確な情報を登録する

Googleはユーザー側に、正確な情報を提供するのを一つの大きな目的としています。ですからGoogleマイビジネスに記載されている

  • ・ビジネス名
  • ・住所
  • ・電話番号

といった基本情報は、間違えないで正確に記載してください。

 

また間違えていなくても、たとえば

  • ・Googleマイビジネスではビジネス名が「レストラン」
  • ・公式ホームページではビジネス名が「レストランテ」

となっている場合は、表記を統一してください。ずれていると、Googleに好ましく思われない可能性があります。

 

 

文章や画像を充実させる

店舗の説明文や画像は、他店舗と自店舗を差別化するための重要な情報です。Googleマイビジネスではデザインといった要素を変更できない以上、説明文や画像で勝負できるようにしましょう。

 

文章については半角750文字、全角375文字以内で端的かつ魅力的な文章を書く必要があります。

  • ・何を提供しているのか
  • ・何が自慢なのか
  • ・どういった魅力があるのか

といった内容を、上手く入れ込んでみてください。

 

 

口コミの数を増やして、相互コミュニケーションを取る

「UGC(ユーザー側が自発的に発信する情報)」がマーケティングにおいて重要視されている中、Googleマイビジネスにおける口コミも評価に大きく影響するようになっています。よい口コミが多いとユーザーから高い信頼を勝ち取れるだけでなく、Googleマップ上でもよい評価を受けられます。

 

実際に来店してくれた顧客に口コミをお願いして、口コミの数を増やしていきましょう。「口コミしてくれたら次回来店時500円OFFクーポンプレゼント」など、インセンティブをプレゼントして口コミを増やす方法も有効です。ただし「プレゼントを上げるから、絶対星を5にして」といった不正な勧誘はやめてください。

 

また口コミには、丁寧に返信しましょう。悪い口コミにも対応の不備と改善についてメッセージをすれば、信頼度を下げずに済みます。誹謗中傷の口コミはGoogleに報告して、消去できるようにしておいてください。

 

 

サイテーションを増やしていく

SEOでも注目度が高まっているのが、「サイテーション」です。企業の情報が、外部の人によって言及される行為を指します。

 

自店舗に関するよいサイテーションが増えれば増えるほど、認知度が高まったと評価されてGoogleマップからよい評価を受けられます。

  • ・キャンペーンを行ってユーザーに注意喚起する
  • ・SNSで情報拡散を狙う
  • ・さまざまなメディアに自店舗情報を掲載する

といった施策で、サイテーションを増やしていきましょう。

 

サイテーションにおいても、情報の統一は重要です。自店舗に関する情報の記載が公式の記載方法と違う場合は、できるだけ訂正を依頼すると効果が挙がりやすくなるでしょう。

 

 

Googleのガイドラインを守る

Googleのガイドラインを守るのも、MEO対策では重要になります。「そんなの当たり前じゃないか」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、よく内容を確認していないと気付かない内に違反を犯している可能性もあります。

 

ガイドライン違反が判明すると、最悪の場合Googleマイビジネス情報が削除されたりするので危険です。Googleマイビジネスに情報を入力する前に、やってはいけないことを確認しておきましょう。

 

事例としては、

  • ・特別キャンペーンや料金などを極端に強調しない
  • ・ビジネス名に余計な情報を入れない
  • ・自店舗と関連性のない内容を含めない

などが挙げられます。細かい内容については、公式の説明を確認してみてください。

 

 

MEO集客で必要な運用のコツ

 

MEO集客で継続して成功をするのは、適切な運用が欠かせません。MEO対策の結果をデータとして収集しながら、改善を行っていきましょう。

 

たとえばGoogleマップに登録すれば、インサイト機能が使えます。

  • ・顧客の自店舗ビジネスの検索方法
  • ・検索条件
  • ・ユーザーが取ったアクション

といったデータを分析し、閲覧数やコンバージョン数といった指標が達成されているか確認してみてください。インサイト機能は、週1回など定期的に利用することをおすすめします。

 

また「キーワードプランナー」といった他ツールも活用して、MEO対策の最適化を行いましょう。

 

また余裕があれば、SEO対策とも併用してみてください。MEO対策とSEO対策は連携可能であり、相乗効果を得られるからです。

 

両方対策するのが難しい場合は、業者にサポートをお願いしましょう。弊社でもサポートを行っているので、ぜひこのリンクからお問い合わせしてみてください。

 

 

まとめ

 

今回はMEOが集客に有効な理由と効果を出すためのコツ、そして運用のコツなどをご紹介していきます。

 

MEO対策はスマートフォンで検索を行い、今すぐ来店したいと思っている顧客を集客できる有望な手法です。正確な情報をGoogleマイビジネスへ記載して口コミやサイテーションなどを増やすと、効果は最大化するでしょう。

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