制作費用
ホームページ制作費とは?依頼先で相場が変わる・・・
2020.08.24
TRASPコラム
制作費用
更新日:2023.05.14
公開日:2021.12.03
今や企業にホームページは必須の時代。さらにコロナ禍の影響でオンライン化が急加速し、Webマーケティングの重要性が高まっています。
この機会にホームページ制作を依頼しようと考えている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし初めて依頼するとなると、「何を準備したら良いかわからない…」となってしまいますよね。
本記事では、ホームページ制作のプロであるTRASPが、初めて依頼する企業の方に向けて、やっておくべき事前準備7つと制作費用の相場を徹底解説!
本記事で解説する事前準備をしっかり行えば、
ので、「予想以上に費用がかかってしまった」「納品物が思っていたものと違う」という失敗を防ぐことができます。
目次
ホームページは自分で作ることもできますが、制作会社に依頼することで、次のようなメリットがあります。
制作会社は、ディレクター・デザイナー・コーダー・カメラマン・ライターといった複数のスタッフが一つの制作に関わっており、一つずつの工程に専門スタッフがついています。そのため、クオリティが高く、マーケティングに強いホームページ制作を可能にします。特に企業のホームページなら、制作会社へ依頼するのが間違いないでしょう。
また制作会社へ依頼すれば、ホームページ公開後の運用サポートが充実しています。
コンサルティングを行う会社が多く、プロからのアドバイスは結果につながりやすいため、ホームページへの訪問者数アップが狙えます。
運用を自社で行うと、Web担当者教育などのコストや手間がかかってしまうので、制作会社に任せることで結果的に低コストで質の高い運用を行うことができる点もメリットです。
ホームページ制作を制作会社に依頼した場合、費用の相場は、おおよそ30万円〜100万円程度で、ホームページの規模が大きくなれば100万円を超えます。
なお依頼先が制作会社ではなく、個人・フリーランスの場合は、費用相場が10万円〜50万円程度と安くなります。費用に差があるのは、制作費は人件費によって大きく左右されるからです。
制作会社は「デザイナー・コーダー・ディレクター・カメラマン」など複数のスタッフを雇っているのに対して、フリーランスは一人だけであることがほとんどなので、人件費やオフィスの維持費が大きく異なりますね。人件費のかかる制作会社の場合は、当然、制作費も高くなるわけです。
ホームページ制作費は、制作会社によってさまざまで、料金のシステムも複雑です。料金の仕組みを知らないと、「制作会社に依頼したら、思った以上に費用がかかってしまった…」と失敗してしまうことも。
そこで、このような失敗を避けるために、料金・相場を左右する3つのポイントをご紹介。
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
ホームページといっても、目的によって作成するデザイン・搭載する機能は大きく異なり、それぞれの料金相場が異なります。
会社紹介を目的としたサイトであれば、会社概要や基本情報だけを載せた名刺代わりのシンプルなホームページになるので、費用は安くなります。
しかし、自社サービスをアピールして、問い合わせや申込みを増やすことを目的としたサイトであれば、売上増加やブランディングにつながる機能・デザイン・写真・文章を備えたホームページにする必要があるため、作業工程は増え、費用は高くなる傾向にあります。
またホームページ作成の目的によって、サイトは次の6種類に分かれます。
コーポレートサイト
会社紹介を目的としたサイト
ECサイト
WEBサイトであらゆる商品を効率よく販売するサイト
ランディングページ
自社サービスをアピールして、問い合わせや申込みを増やすことを目的としたサイト
オウンドメディア
求職者の応募を増やして、自社にマッチした人材を採用する目的のサイト
それぞれの種類によって、ホームページの機能・ページ数が大きく異なるので、制作費も異なるわけですね。
ホームページにかかる費用は制作費だけではなく、維持費、運営費、広告費の3つも忘れてはいけません。
維持費
保守管理費とも言い、ホームページを維持するために必ずかかる費用で、主にサーバー・ドメイン代のことを指しています。月額制で、ホームページの規模や内容によってかかる費用は変わります。
運営費
主にSEO対策などの外注費用。更新作業やアクセス分析を依頼する場合も。
ホームページを持つうえで必ずしも必要ではありませんが、集客を考えている場合、検討すべき費用です。
広告費
SEOやSNSなどの集客ではカバーできない範囲には、広告を使って自社サイトを宣伝します。確実な集客が見込めますがそれなりの予算が必要です。
ホームページ作成の依頼の流れは、一般的には次のような順番になります。
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
ホームページ制作を進めるにあたり、依頼者がいちばん最初にする仕事が、ホームページ制作会社に相談するための「お問い合わせ」です。
数多くの制作会社から一社を選ぶのは難しいと思いますので、複数の制作会社から見積をもらって比較検討するのが一般的です。
制作会社は、問い合わせをもらったからといって、いきなり制作に取り掛かろうとするわけではありません。まず、「クライアントの要望を詳しく聞き出す」ことを行います。
例えば、次のようなことを制作会社からヒアリングされます。
次に、ヒアリングの内容をもとに、ホームページ制作会社は、これまでの経験やノウハウを採り入れた企画・立案を行います。その際、クライアントの同業・競合他社のリサーチも行ったうえで、アイデアを出します。
制作会社と依頼者は
などを具体的に決めていきます。
ホームページ作成の方向性を確認し合って、発注する側と受注する側との意識の共有を図り、ミスマッチを防ぐのが一般的です。そして、制作会社が提示した企画内容に問題がなければ見積書をもらい、制作フェーズへと移っていきます。
ここでは、「納品されたものが、思っていたものと違う」という失敗を防ぐための、やっておきたい事前準備7つをご紹介します。
ホームページ制作の目的とは、「ホームページでしっかり集客を行いたい」「名刺がわりになるホームページがほしい」といったものでしたね。しかし、これではまだ目的が明確にはなっていません。
より具体的で明確な目的を設定するには、ホームページ上で「誰にどのようなアクションを促すか」を決めると良いでしょう。
「20代女性をターゲットに、商品の購入を促したい」
「企業の担当者をターゲットに、自社製品の導入を促したい」
このように目的設定が明確であればあるほど、それに対して制作者から良い提案をしてもらえるので、希望通りの効果的なホームページに近づくでしょう。
依頼する際の大切なポイントは、自社の年間スケジュールと合わせてホームページ作成を依頼することです。
年間スケジュールを考慮していれば、
「自社の繁忙期に依頼しても、打ち合わせの時間がとれない」
「採用時期に間に合わなければ意味がない」
といった失敗を防ぐことができます。
したがって年間スケジュールに合わせて依頼したうえで、希望納期を設定しましょう。
そうすれば、希望納期に合わせて、制作会社が作成可能なホームページを提案できるからです。
一般的に、良いものを作るには相応の時間がかかるため、余裕を持った納期にしておくのが理想です。どうしても納期に余裕がない場合は、「トップページとお問い合わせのページだけは完璧に」などあらかじめ優先順位をつけておくと、納品物をなるべく希望のものに近づけることができるでしょう。
ホームページ作成の予算も、依頼する前に決めておきたいことです。具体的な予算の範囲を決めておけば、予算の範囲で、プロである制作会社がベストな提案をしてくれるからです。
また予算を決める際は、毎月のランニングコスト(運用費)も予算に含めることがポイント。「ホームページでは制作したら終わりではなく、制作後の運用からがスタート」といわれるくらい、制作後の集客・運用は重要なのです。そのため運用のために、月にどのくらいまで出費できるかもきちんと決めておきましょう。
依頼する側(自社)と制作会社のお互いの作業範囲を明確にしておきましょう。
作業範囲を決めておくことで、今後かかる負担を先に把握することが可能となります。
例えば、次のようなことを決めておきましょう。
デザインイメージを制作スタッフと共有するために、あらかじめ希望イメージに近い参考サイトをピックアップしておきましょう。
制作会社との最初の打ち合わせ(ヒアリング)の際、ホームページのデザインイメージについて尋ねられるのが一般的ですが、言葉だけでデザインのイメージを伝えて、共有するのは困難です。
そのため希望イメージに近い参考サイトを提示できれば、打ち合わせはスムーズになって、良い提案ももらえることになります。
サイトマップとはサイト全体のページ構成のことで、「TOPページ/会社概要/製品紹介」など必要なページをあらかじめ考え、サイトマップを作っておきましょう。
ホームページ制作はページ数が多ければ、料金も上がることが多いため、サイトマップを作る際に必要最低限のページ数にすれば、見積もりを安くしてもらうことが可能。
また「サイトマップまで作るのは難しい…」という場合であれば、ホームページに載せたい情報を箇条書きで書き出し、優先順位をつけておく方法もおすすめ。制作会社にこちらの要望として受け取ってもらえるので、希望通りの制作が行われるでしょう。
ホームページ公開後の運用方針は、デザイン設計に影響するので、あらかじめ決めておくことが大切。
よくある運用方針としては、例えば次のようなものがあります。
「定期的に自社の最新情報を更新して、発信したい」
「お役立ち情報を充実させて、ブログからの集客を狙いたい」
運用方針に対して、制作会社は「ブログを自社で更新していく方針なら、CMSを導入すれば、簡単に更新できて費用も抑えられます」といったニーズに応じた提案を行ってくれるでしょう。
また
まで具体的に決めておけば、その範囲内でより良い提案を制作会社からもらえます。
ホームページ作成を制作会社に依頼したいけれど、そこまでお金をかけられない…といった場合、どのようにすれば良いでしょうか?
少ない予算で悩む場合は、できることは自分で行って、自分でホームページの素材を用意する方法をとりましょう。
サイトに載せたい写真や文章を制作会社にすべて用意してもらうと、ライティング料や素材代金がかかってしまうので、見積もりはどうしても高くなってしまいます。
しかし、
といったことをするだけで、コストを抑えられます。
フリーランスと制作会社の費用の違いについて解説した記事がありますので、こちらも参考にしてください。
ホームページを依頼する前に、何をすれば良いかわかっていただけたでしょうか?事前準備を行っておくことで、希望通りのホームページを納品してくれる制作会社に出会えるでしょう。
ぜひ本記事の内容を参考にしてみくださいね。
TRASPは、SEO対策・コンサルティング・マーケティングに強いホームページ制作会社です。対応している業種が幅広く制作実績が豊富で、集客力の続くホームページ制作を行います。
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