運用ノウハウ
サイトリニューアルの費用とは?見積もり事例か・・・
2023.02.02
TRASPコラム
運用ノウハウ
更新日:2023.04.02
公開日:2020.11.26
時間をかけて、ようやく出来たホームページ。
せっかく作ったのであれば、新規ユーザーを獲得したり、一人でも多くの人に見てもらいユーザーからの問い合わせを増やして活用したいものですよね。
ホームページの目的を達成するために最も大切なのが、ホームページの集客だと思います。
ホームページは作成して終わりではなく、公開してからがスタートです。
公開しても、放置したままでは、アクセスは集まりません。
しかし、中には集客がなかなか伸びず、ホームページで成果を上げられないとお悩みの方もいるでしょう。
ホームページ制作後は、ユーザーにとってより良い情報をどんどん追加して、ホームページの中身を充実させていく必要があります。
目次
ホームページで成果を出す為の効果的な集客の施策(無料、有料)をご紹介していきます。
どれも基本的な施策ばかりなので、出来る事から実行に移すことをお勧めします。
SEOとは、Google等検索エンジンの検索結果で、自社サイトを上位表示させる為の施策の事です。
中長期の施策としても代表的なものになるかと思います。
SEO対策でまず行うべき事は、ユーザーが検索しそうなキーワードを知る事。
抽出したキーワードを使い、ユーザーの不安や悩みを解決出来たり、ユーザーに役立つコンテンツを追加、作成しましょう。ユーザーが検索エンジンへ調べたい単語を入力した際に、その検索結果、ホームぺージを上位表示させる為の第一歩になります。
TwitterやFacebook、Instagram、LINEといったSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は今やビジネスでも活用するのが当たり前になってきました。これらの運用を通して、集客を行うのも非常に効果的です。
Twitterは1つの投稿に140文字までの文章と、写真、動画等を投稿出来ます。
拡散力の高さがTwitterの特徴です。ユーザーが投稿をリツイートすると、そのユーザーのフォロワーにもその投稿が表示されます。
ツイートに注目を集めるには画像や写真、動画の使用し、こまめに情報を発信するのが効果的です。
リアルタイムで情報が更新されていくので、最新情報を得やすいSNSと言えるでしょう。
その為、新商品や新サービスの告知・キャンペーン等の利用に効果があります。
FacebookもTwitterと同様に文章、写真、動画を投稿します。
しかし、FacebookはTwitterとは異なり、長文を投稿することが出来る為、情報をしっかり説明し伝えられます。
Facebookの利用者は30、40代が最も多く、60代の利用者も一定数いるので、中高齢者にアプローチするのに向いています。実名で登録しなければならないことからも、主な利用者層で多いのはビジネスパーソンです。
Facebookのタイムラインは、設定にもよりますが、やや古い投稿でも評価の高い、話題になっている投稿が多く表示されます。良質なコンテンツを発信すれば、時間はかかっても徐々に拡散されていく事もあります。
Instagramは、10、20代の若者を中心に人気のSNSです。若年層に多く見受けられるのが、何か調べる際に検索エンジンに代わって、Instgramのハッシュタグを利用して検索する事です。
Instgramは、若年層にもアプローチしたければ、必須のSNSと言っても過言ではないでしょう。ビジネスでにおいて、Instgramの写真の投稿から直接買い物が出来る機能もあり、これを活用しない手は無いでしょう。
また、期間限定のキャンペーン告知等にも向いている、ストーリーズという動画の投稿機能(投稿してから24時間で削除される)もビジネスでの活用に人気です。
Instgramで重要なのは、一つの世界観を持って、魅力的な画像やコンテンツを発信することです。
▶︎LINE
連絡用ツールとして多くの方が利用しているLINEも、ホームページの集客に活用出来ます。
LINEには、ビジネス向けのLINEアカウント「LINE@(ラインアット)」という機能があります。
このLINE@は、お客様やファンに対するメッセージを一斉配信出来たり、一人一人のお客様からの問い合わせにも対応可能です。LINEユーザーに対し、販促・PRを促すだけでなく、リアルタイムでコミュニケーションも取る事が出来ます。
情報発信の手段として企業では定番である、プレスリリースもホームページの集客対策に効果が期待出来ます。
新聞や大手Webメディア等に取り上げられれば、ホームページへのアクセスが増え、取り扱っている商品やサービスの認知度がアップする事に繋がるでしょう。
新商品や新サービスが出たら、プレスリリース・ニュースリリースを配信するようにしましょう。また、その配信をした事によってメディアからの取材依頼を受ける可能性もあり、付随する効果も現れるかもしれません。
プレスリリース配信サービスには有料のサービスと無料のサービスがあり、その数も多く存在します。しかし、無料のサービスを利用するにあたって注意が必要です。有料のサービスに比べ様々な制約があったり、その質の見極めも重要です。
インターネット広告を活用する為、基本的には別途『広告費』が必要になります。
リスティング広告とは、ユーザーが検索したキーワードに連動して表示される広告のことで、検索エンジンの検索結果の上部に表示されます。扱っている商品やサービスに興味のあるユーザーや特定の悩みを抱えたユーザーをターゲティングする事が可能で、キーワード単位で広告の出稿が出来ます。
先にお話しした、無料の集客手段であるSEO対策を行っても、もちろん検索エンジンからの評価により表示順位を上げれますしかし、もっと短期的に効果が出やすい広告手法として、適切に運用すればリスティング広告が検索結果の上部に表示させる事が出来ます。
SNS広告とはSNSのタイムラインやストーリーズ、おすすめアカウント欄に表示される広告等のことで、SNSプラットフォームに配信する広告です。
特徴としてはターゲティング精度の高さです。
SNSによって若干内容は異なりますが、ユーザーのSNS上の行動データ(いいね・シェア・動画再生など)を元に、また、ユーザーがアカウントを登録する際に、年齢や性別、居住地といった個人情報の登録が求められる為、ユーザーの興味、関心による詳細なターゲティングが可能になります。
SNS広告は狙ったユーザー層に届けやすく、コンバージョン(成果)に結びつきやすいと言えるでしょう。
自社ホームページへの導線となる、リスティング広告やSNS広告等ウェブ広告を利用する事は非常に効果的です。
これらのウェブ広告の一定の成果を上げる為に重要なのは、ペルソナを明確に定義する事です。
ペルソナとは、商品・サービスの対象となるユーザー像の事です。
実在する人物を想定し、年齢や性別、趣味、年収、職業等の詳細なプロフィールを設定してユーザー像を作ります。
ペルソナがしっかりと決まれば、ユーザーの視点に立ち、ニーズを深掘りする事が出来、ペルソナに向けてどういったコピーが刺さるのか、デザインの好みはどういうものなのか、ユーザーに響くコンテンツが何か分かります。
ホームページは見た目のデザインが良い事も大切ですが、それよりも、コンテンツの質の高さの方が大切です。
コンテンツの質が高ければ、自然とSEOで上位表示されるようになります。運用業務の中でも常にコンテンツの更新は欠かせません。新商品を掲載したり、会社情報はもちろんのこと、ユーザーにとって有益な情報を日々更新し続ける事。更新頻度の低いホームページは『ちゃんと対応してくれるのだろうか?』と、ユーザーに不安感を与え兼ねませんが、定期的に更新が行われているるホームページは、安心出来ますよね。
さらに、更新頻度の高いホームページは、検索結果に上位表示されやすい傾向にもあるのです。ターゲットユーザーが何を求めているのかしっかりと考え、求める情報を明確にし、最新の情報をホームページに掲載するようにしましょう。
より多く集客する為には、ホームページの更新や広報だけでなく、ユーザーやアクセスの解析・競合のチェック等が必要になります。また、訪れたユーザーが目的を達成できるよう、ホームページはユーザーにとって使いやすく設計されている必要があります。
完璧な状態というのはほぼなく、日々ユーザーの動向を分析しながら、地道にホームページを改善していかなければなりません。ホームページ運営には、ビジネスでよく使われるPDCA(Plan-Do-Check-Act)サイクルが必要で、これを繰り返していく事で、長所を伸ばしたり、自社ホームページの欠点を発見したりする事が出来ます。
PDCAサイクルをうまく回す為には、まず定量的な目標を設定します。
例えば、問い合わせ数を月100件目指そうと決めた場合、問い合わせ数を達成する為に、何をするべきでしょうか。月間どれだけのユーザーに訪問してもらい、そしてその中でどれだけのユーザーに、問い合わせフォームに記入完了までしてもらえればいいのでしょうか(コンバージョン率)。このように、最終目標を達成する為に必要な項目を洗い出せば、どの部分をどのように改善するべきかが見えてきます。
問い合わせ数が足りないのであれば、ユーザー数が足りないのか、入力フォームでの離脱率が多いのか、どの項目が不足しているのかを明確に認識し、ボトルネックを解消する為の施策を考えなければなりません。こうして分析を実施する際は、便利なホームページ解析ツールを利用するのがお勧めです。
まずは基本中の基本となるホームページ分析から改善までを行える、アナリティクスツールです。
アナリティクスとは『分析・解析』という意味で、ホームページのアクセス解析全般を担負ってくれます。
月間のユーザー数や記事ごとのトラフィック(送受信データ)、滞在時間、流入経路等ホームページのアクセス状況に関する膨大なデータを集め、数値で記録、分析出来るツールです。利用者も多く、無料なのに機能も充実しており、慣れないとやや難しいと感じるかもしれませんが、ホームページを運用するなら基本的な使い方は知っておきたいですね。
サーチコンソールとは、自社ホームページがGoogleにどのように認識されているのかを知るためのツールです。
自社ホームページの掲載順位やクリック数、ユーザーが検索するときに入力した単語、ホームページが表示された回数等を記事毎に確認できます。
使い方も直感的に操作出来てサイトパフォーマンスをチェック出来るので、SEOに注力しているのであれば必ず登録し、定期的に確認するようにしましょう。
ところで、あなたのホームページはどういった目的で作成されたものでしょうか?
ホームページの目的に対し、短期的なアプローチをとるのか、中・長期的アプローチをとるのか、または即効性を求めるかにより集客方法が変わってきます。
目的:お問い合わせや商品、サンプルの請求がすぐに欲しい…
➡︎リスティング広告が効果的です。
目的:安定したお問い合わせや商品、サンプルの請求を受け付けていきたい、
将来的に商品やサービスの販売を安定して獲得したい…
➡︎SEO対策が効果的です。
目的:とにかく新規アクセスを集め、商品やサービスの認知度を上げたい…
➡︎SNS広告、プレスリリースが効果的です。
しかし、どの施策を採用するかは一概にどれが正解という事はありません。
商品やサービス、ターゲットとその集客方法には相性があります。
いくら効果的と言われている集客方法でも、自社の商品性・ターゲット像にマッチしていなければ、十分な効果を発揮出来ません。例えば、若い人をターゲットにしたものや、写真を活用しやすい商品やサービスは、Instagramで集客するのが向いています。また、話題性がありそうな面白い商品やサービスなら、プレスリリースを打ったり、SNSでの拡散を狙ったりすると良いでしょう。
このように集客方法によって、相性の合う・合わないがあります。
また、有料、無料に関わらず集客手段を選定する際に、ターゲットユーザーはどの媒体をよく利用し、何を求めてその媒体を利用しているのかという点もしっかり検証しましょう。
ターゲットユーザーの多くが利用するSNS等のプラットフォーム上で、彼らにとって心地よい形でアプローチをすれば興味や関心を引ける可能性が高く、集客に繋がりやすいでしょう。ご自身のホームページに合う集客方法はどれなのか、まずは実施してみて、その上で選択していって下さい。
ホームページの集客方法はたくさんあります。
しかし、せっかくのホームページなので、知名度の向上や売上げアップなどの成果に繋げないと、非常に勿体無いですよね。大切なのは、まずは集客出来るホームページを作って、それからアクセスを集めることです。
集客出来るホームページを作成するには、『更新』する事が何より重要。
熱心に更新していけば、検索順位の向上やアクセスアップも見込めますので、ホームページは定期的に更新する事を強くお勧めします。公開してから放置するのではなく、コンテンツを追加したり、改善したりして、常にブラッシュアップしていきましょう。
状況に合わせていくつかの方法を試して、より費用対効果の良いホームページ集客を実践してみて下さい。