運用ノウハウ
ホームページで集客できない原因と改善ポイント・・・
2020.10.05
TRASPコラム
運用ノウハウ
更新日:2023.03.22
公開日:2023.02.02
今や、ホームページは企業の情報発信のツールとして欠かすことができない存在になりました。しかし、ホームページがなかなか更新できず、デザインや情報が古くなっていたり、ホームページからの問い合わせが来ないことに悩んでいる企業も多いかと思います。
今回は、多くの企業ホームページを改善してきたホームページのリニューアルの知識や実績のあるTRASPが、ホームページをリニューアルするメリット・デメリット徹底解説!もとに、「ホームページをリニューアルすることで得られる効果」についてわかりやすく解説していきます。
ホームページのリニューアルを迷っている方や、リニューアルすることで得られる効果にはどのようなものがあるのかを知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください!
目次
ホームページをリニューアルするうえで最も重要なことは、ユーザーが見やすく、有益な情報を得られるホームページにすることです。
ユーザーが閲覧をやめてしまう理由について知っておき、リニューアルを行ううえでの指標にしましょう。ユーザーがホームページの閲覧をやめてしまう理由には、以下のようなものがあります。
こういった特徴があるホームページは、ユーザーの不満を解決できるようなリニューアルを行う必要があります。
社内におけるホームページの位置付けや種類によってリニューアルすべきタイミングは異なりますが、一般的に、ホームページのリニューアルを考えるべきタイミングは3年〜5年であると言われています。
しかし、以下のような課題がある場合は年数にかかわらず、今こそがホームページのリニューアルを行うべきタイミングであるといえるでしょう。
こういった課題がある場合は早急に対応する必要があるため、ホームページのリニューアルを行うことをおすすめします。
ホームページのリニューアルを検討している場合、リニューアルすることでどのようなメリットがあり、どのような効果が得られるのかを把握しておくことが重要です。それぞれの効果について、詳しく解説していきます。
デザインや情報が古かったり、コンテンツが整理されていないホームページは、ユーザーが探している情報にすぐにたどり着けず、ページの離脱率が高くなってしまうだけでなく、企業へのイメージダウンにつながる恐れもあります。
コンテンツの整理や導線の見直しなどを行い、ユーザーが有益な情報を得られるユーザーファーストのホームページへとリニューアルすることで、企業イメージや集客力の向上などの効果を得られるようになるでしょう。
また、ホームページのリニューアルを行うことで、リブランディングの効果も。
リブランディングとは、ユーザーに認知され、選ばれるブランドになるために、既存の商品やサービスなどの再構築を行うことです。
リブランディングを行うメリットには、以下のようなものがあります。
企業の顔となるホームページをリニューアルし、リブランディングの効果を得られれば、ユーザーに企業の新しいイメージを与え、既存の商品やサービスの価値を高めることにもつながります。
スマホの表示に対応していない古いホームページの場合、スマホからアクセスしてもパソコンと同じ画面が表示されるため、文章が読みにくかったり、コンテンツが途切れてしまうなどの不具合が起こりやすく、ユーザーが不便に感じてしまいます。
スマホで情報を得ている人が多い今、ホームページがスマホの表示に対応しているかどうかは重要です。
ユーザーが不便さを感じることでページから離脱してしまうことを防ぐためにも、ホームページのリニューアルでスマホの表示に対応させるようにしましょう。
現在、スマホの表示に対応したデザインには、デバイスにかかわらず、あらゆる画面サイズに合わせてレイアウトや画像などを調整できる「レスポンシブデザイン」と、デバイスにかかわらず、あらゆる画面サイズに合わせてコンテンツや機能を変更する「アダプティブデザイン」の2種類があります。自社のターゲット層などを分析し、最適な方法を選ぶようにしましょう。
ホームページのリニューアルによって表示速度が高速化することで、ユーザーの直帰率を下げることが可能に。
直帰率とは、ユーザーが最初に訪問したページからそのまま離脱してしまう割合のことで、ページがブラウザ上に表示されるまでの表示速度は、直帰率に大きく影響します。
2017年と2018年のGoogleの調査によると、ページの表示速度が1秒から3秒になると直帰率が32%増加し、6秒になると106%増加、10秒になると123%も増加すると報告されており、ページの表示速度を高速化させることの重要性がわかるでしょう。
ホームページをリニューアルする際に表示速度の高速化に対応しておくことで、ユーザーをページに留まらせることにつながり、問い合わせ数の増加にも効果を発揮することができます。
SEO対策とは、Googleなどの検索エンジンで特定のキーワードを検索した際、自社のホームページが上位に表示されるようにするための施策のことです。
検索順位が上位のサイトほどユーザーに見られやすくなるため、SEO対策を行うことで、問い合わせ数や認知度の向上などの効果を得られやすくなります。
ホームページをリニューアルする際に行うべきSEO対策には、以下のようなものがあります。
しかし、Googleは検索順位を決めるためのルールであるアルゴリズムを不定期に見直しており、有効なSEO対策は変化していきます。そのため、過去にSEO対策を実施していたとしても、その対策が現在も有効であるとは限りません。ホームページは適切なタイミングでリニューアルし、新しいSEO対策を行うようにしましょう。
Google検索のアルゴリズムの仕組みと順位を決める評価指標をまとめた記事がありますので、よろしければ参考にしてください。
個人情報の流出は信頼を大きく損なうことにつながるため、近年、個人情報の保護は企業にとっての最重要課題となっています。
ホームページ上での個人情報の流出を防ぐためには、セキュリティを強化する施策であるSSL化を実施する必要があります。
ホームページのURLの先頭に「https://」がついている場合は、SSL化されていることになります。
また、SSL化されている場合は「鍵マーク」、SSL化されていない場合は「保護されていない通信」という文言が表示されるため、この方法でも判断することができます。
ユーザーからもすぐわかるようになっているため、ユーザーが個人情報を入力するフォームなどを設置しているホームページの場合は特に、早急に対応するようにしましょう。
また、GoogleはSSL化していないサイトの検索順位を下げると明言しているため、個人情報保護の観点だけでなく、SSL化はSEO対策としても効果的です。
SNSが急速に普及している昨今、多くの企業がホームページだけでなく、SNSで情報を発信するようになり、企業のプロモーションにSNSは欠かせない存在となりました。
SNSはホームページに比べ、情報の発信を簡単に行うことができるため、SNSとホームページを連動することで最新の情報を発信することが可能となり、集客力向上の効果を得ることができるでしょう。
また、SNSで情報を発信すると、アカウントをフォローしているユーザーのタイムライン上に情報が表示されるため、ユーザーがホームページを訪問しなくてもアプローチすることが可能となり、問い合わせ数の増加にもつながります。
古いホームページの場合、小さな更新作業であっても制作会社に依頼しなければならず、その都度費用がかかってしまうというケースも少なくありませんでした。
しかし、ホームページのリニューアルの際、WordPressをはじめとしたCMSという機能を取り入れることで、専門知識がなくても自社で費用や時間をかけることなく更新作業を簡単に行えるようになり、業務の効率化といった効果が期待できます。
自社でホームページの更新を行えれば、ユーザーに知らせたい最新の情報をリアルタイムで発信することができるようになります。ユーザーにとって有益な情報を提供できるため、問い合わせ数の増加にもつながりやすくなるでしょう。
ホームページのリニューアルはお客さまに対してのアプローチだけでなく、企業が新しい人材を確保する「採用」にも効果的。
求職者は応募を検討している企業のホームページで、企業の理念やイメージ、募集要項、仕事内容などをチェックします。そのため、ホームページをリニューアルし、求職者に対して自社をアピールすることで、新しい人材の確保につながりやすくなります。
また、ホームページは求職者に知っておいてほしいことを伝える場所としても活用できるため、面接時のミスマッチを減らすことにつながり、求める人材を効率的に確保できるでしょう。
ホームページのリニューアルを検討する際は、メリットだけでなくデメリットもきちんと把握しておく必要があります。
しかし、デメリットに感じることであっても、長期的に見るとメリットにつながることがほとんどであるため、あまり心配することはありません。
では、一時的に感じるデメリットにはどのようなものがあるのか、詳しく解説していきます。
ホームページのリニューアルには、以下のコストが発生します。
制作会社への依頼にかかる費用は、リニューアルの規模や内容、制作会社のプランなどによってさまざまですが、求める業務が多ければ多いほど費用は高くなります。また、制作会社に依頼する場合であっても、コンテンツの整理やデザインのすり合わせは必要となるため、社員の時間の投資は避けられません。
対策
このように、一時的にコストはかかりますが、ホームページのリニューアルを行うことで集客力の向上や問い合わせ数の増加、更新にかかる費用削減などの効果が得られるため、長期的に見ると費用対効果の高い施策であるといえます。
一時的なコストだけに目を向けるのではなく、将来的に得られるリターンを考慮したうえで、リニューアルの判断をするようにしましょう。
リニューアルはデザインを新しくしたり導線を見直すことで、ユーザーにとって見やすいホームページにすることが重要ですが、既存客にとっては今まで見慣れていたホームページから変わってしまうことになるため、見づらくなった、使いづらくなったと感じてられてしまう可能性があります。
対策
こういった理由で既存客が離れてしまわないよう、ユーザーの立場に立ち、既存のホームページから使いづらくなってしまう部分はないかなどを考えながら、ユーザーファーストのホームページになるようなリニューアルを心がけることが重要です。
ホームページをリニューアルすることで、現在上位表示されているページの検索順位が下がってしまう可能性があります。これは、ホームページの内容やリンクの構造が変わることで、検索エンジンがホームページを再評価するためです。
対策
しかし、よりユーザーファーストなホームページにリニューアルしていれば、その後検索順位は上がっていくため、あくまでもリニューアル後の一時的なものであると捉えておきましょう。
ホームページは、ただリニューアルすればいいというわけではありません。ホームページのリニューアルで最大の効果を得るために、おさえておきたい3つのコツをご紹介します。
ホームページのリニューアルは、企業が抱えている課題を解決したり、目的を達成するために行うものです。
改悪を防ぐためには、
などの自社の課題や目的、ターゲット層を明確にしたうえで、どのようなホームページにすべきかを制作会社と相談することが大切です。
ホームページのリニューアルによって最大の効果を得るためには、ホームページのリニューアルで強化したい部分を明確にし、その目的に合った制作会社を選ぶことが重要です。
一口にホームページ制作会社といっても、デザインやシステム、SEO対策など、得意分野はさまざまです。制作会社のホームページなどを参考に、制作実績やアピールポイントなどを確認し、目的に合った適切な制作会社に依頼するようにしましょう。
ホームページはリニューアルが完了して終わりではなく、記事や情報を継続して更新していかなければなりません。これは、更新作業を行わなかった場合、集客や売り上げ向上の効果を得ることができないためです。
リニューアル後も定期的に更新していくためには、以下のような施策を行うようにしましょう。
ホームページのリニューアルを行うべきホームページの特徴や適切なタイミング、リニューアルで得られる効果などについてお話してきましたが、いかがでしたか?
企業の顔となるホームページは、リニューアルを行うことで集客強化や問い合わせ数増加、企業イメージの向上などの効果を得ることができます。最大の効果を得るコツをおさえ、リニューアルを行うようにしましょう。
さまざまな中小企業のホームページをリニューアルしてきた経験や実績が豊富なTRASPでは、既存のホームページが抱える課題や目的のヒアリングをしっかりと行い、業界のトレンドやニーズなどを把握したうえで、集客力のあるホームページのリニューアルを行います。