運用ノウハウ
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2020.09.07
TRASPコラム
運用ノウハウ
更新日:2023.03.27
公開日:2021.11.02
ホームページを作ったのはいいけど、そのまま放置している…という方も多いでしょう。
ホームページに運用は必要なのでしょうか?
「どのような作業を行えば良いかがわからない」「運用する上でのコツを知りたい」と悩まれている方のために、本記事ではホームページ運用に必要な6つ作業について、やり方も踏まえたうえで詳しく解説していきます。
ホームページでは作業項目が多いため、効率的に運用するには、事前に把握し計画的に取り組む必要があります。
ホームページの制作から運用で数多くの会社を支援してきたTRASPが、ホームページを運用するうえでの3つのコツや、ホームページを運用する際の注意点についても解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
結論としては、ホームページに運用は必須となります。
理由は、検索エンジンから良い評価を受け、多くのアクセスを集めるためです。
検索エンジンはインターネット上にあるたくさんのホームページのなかから、ユーザーにとって有益だと判断したホームページを検索結果の上位に表示します。
仮に公開されていはいるが一切更新の履歴がないホームページの場合、検索エンジンは「機能していないホームページ」と判断します。
企業であれば営業していないとも考えられるため、ユーザーにとって有益なホームページだとは判断されず、検索上位に表示される可能性は低いといえるでしょう。
そのため情報更新や新しいコンテンツを発信することによって、しっかりと営業していること、機能しているホームページであることを伝えることが大切です。
更新せずに放置してしまっている場合、検索結果に表示されずにアクセス数も減っていく悪循環に陥ってしまうため、ホームページは継続して運用しましょう。
ホームページ運用では日々の情報更新やサーバー周りの契約確認から、トラブル発生時の対応などさまざまな作業があります。
すべてを運用担当者が対応するわけではありませんが、作業ごとに重要度は異なるため、タスク処理能力が求められるといえるでしょう。
ここでは、ホームページ運用に必要な6つの作業について詳しく解説していきます。
掲載情報が古いと閲覧しているユーザーは困惑し、不信感を抱いてしまうため、変更点がある場合は必ず更新しましょう。
特に気をつける項目はこちら。
もしもコーポレートサイトの情報が古かったり間違っていたりした場合、会社の信用にも大きく影響するため注意をしましょう。
最近のホームページではWordPressをはじめとしたCMSが導入されており、HTMLなどのコーディングスキルがなくても簡単に更新が行なえます。
知識や経験がなくてもすぐに慣れるため、現状のホームページで更新作業が大変に感じている場合は、CMSの導入がおすすめです。
ホームページでは情報だけでなく、コンテンツの更新も欠かさずに行いましょう。
ブログやコラムであれば、記事コンテンツ。コーポレートサイト内のコンテンツであれば、掲載してある資料や実績ページが当てはまります。
店舗経営に例えるとわかりやすいですが、新商品を販売する際、メニューの内容や店内レイアウト変更を行いますよね。
商品を販売する店舗でなくとも、世の中に合わせてサービス内容も変化していくでしょう。もしホームページでコンテンツの更新をしていなければ、新商品を販売するにもかかわらず店舗に陳列していないことと同じ。これではいくら良い商品であっても売れませんよね。
新しいサービスや商品に合った内容になるように、ホームページにおいてもコンテンツは日々更新し、まずはユーザーへの認知を増やすことが重要です。
ホームページの運用では、現状より成果を高める方法として、アクセス分析や効果検証も重要な作業です。
いかに優れたホームページがあったとしても、一度も改善せずにベストの状態を維持できるわけではありません。
なぜならインターネット上の需要や供給、そして時代にマッチしたトレンドは常に変化しているからです。
1ヶ月前までは成果を出していた方法だとしても、明日からは通用しなくなる可能性もあります。
そのため日々のアクセス数や検索流入について分析を行い、問題点から改善策を考え実行することが大切です。
数値から細かい分析を行えるインターネットの強みを活かし、ホームページの効果を最大化していきましょう。
ホームページを運用するうえで欠かせないことが、ドメインやサーバーの契約管理です。
ドメインとサーバーはホームページを公開するために必須の要素となり、年間や月間で契約を結ぶ必要があります。
仮に契約の更新を行わない場合、ホームページが表示されなくなる恐れがあるため注意をしましょう。
特にドメインの契約更新には気をつけなければいけません。
なぜならドメインの契約更新が過ぎて失効した場合、他の人の手に渡ってしまうからです。使用歴のあるドメインは需要が高く、新しい管理者も比較的見つかりやすい特徴があります。
一度失効したドメインを取り戻すことは厳しいため、ドメインとサーバーの管理はしっかりと行いましょう。
ホームページの運用作業のなかには、フォームに送られてきた問い合わせへの対応も重要です。
問い合わせと一口にいってもさまざまな内容が考えられるため、状況や内容に応じて対応する必要があります。
問い合わせ例
ホームページの運用担当者がいる場合は、問い合わせ内容から担当部署に割り振る流れが一般的です。
問い合わせのすべてを各部署に割り振っていたら膨大な時間が必要なため、よくある問い合わせ内容に関してはマニュアル化するなどの対応をしましょう。
問い合わせへの対応については、効率的に進めていくことが重要になります。
ホームページを運用するなかではトラブルの発生も考えられるため、運用担当者は適切な対応を取ることが重要です。
考えられるトラブルは以下になります。
ホームページのレイアウトなどであれば大きな問題にはなりませんが、システム関連にトラブルが発生した場合は注意が必要です。
場合によってはウイルスなどの影響で、個人情報が流出してしまうなど重大な問題に発展することも考えられます。
トラブルの内容によって対処方法が違いますが、問題点を瞬時に判断し、早急に改善していきましょう。
ホームページの運用では作業をこなすだけの状態を避け、目的や意図をもって取り組むことが重要です。
特にホームページ運用には具体的なゴールがないため、PDCAサイクルから思考し改善し続けることをおすすめします。
ここでは、ホームページを運用するうえでの3つのコツについて詳しく解説していきます。
効率的にホームページを運用するためには、PDCAサイクルを意識することが大切です。
PDCAサイクルとは以下の順序で、業務を繰り返しながら取り組むことをいいます。
各項目は、飛ばすことや途中で辞めることがないようにしましょう。
例えばホームページのアクセス数を増やしたいという「計画」を立てたものの、次の「実行」で上手くいったからといって途中で辞めてはいけません。
なぜなら「評価」を行わなければ現状がベストの状態であるかを判断できず、さらに成長できる可能性をなくしてしまうからです。
したがって上手に進んでいるからといって辞めるのではなく、常に最善の状態を目指して「改善」までを行うことが重要になります。
企業など複数の担当者でホームページを運用する場合は、事前に業務範囲を明確化しましょう。
「業務範囲を明確化する」と聞くと面倒に感じてしまいますが、ホームページ運用では作業項目が多く、進捗状況などを正しく判断する必要があります。
仮に業務範囲でズレが起こった場合、時間と労力が無駄になってしまいます。
最悪の場合、必要な業務が抜けていたがために大きな問題に発展する恐れもあるため、後にトラブルにならないような対策が重要です。
「やるべきことリスト」として業務範囲のチェック項目を用意するだけでも効果があるため、複数人でホームページを運用する際はぜひご活用ください。
自社内でホームページを運用できる人がいないときや人手が足りていない場合は、運用代行の活用も効果的です。
ホームページの運用代行に依頼を行えば、以下のようなメリットがあります。
ホームページごとに運用目的は異なりますが、短期間で効果を最大化できることが最大のポイントです。
もしも知識ゼロの状態から取り組み始めた場合、ホームページに精通するまでには長期間の勉強と実践が必要になります。また、必ず成果を出せるとは限りません。
したがって人手不足以外でも短期的に効果を出したい場合には、運用代行の会社へ依頼することをおすすめします。
ホームページの運用代行について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
ホームページを運用しているからといって、簡単にアクセス数を増やせるほど簡単ではありません。効果を出すためには、日々のホームページ分析とSEO以外への取り組みが重要です。
ここでは、ホームページでアクセス数を増やす運用方法について詳しく解説していきます。
ホームページの運用でアクセス数を増やすためには、まずは現状分析から問題点や修正点を考えることが重要です。
現状分析を行う際は、Googleが無料で提供している「Google Analytics(アナリティクス)」と「Google Search Console(サーチコンソール)」をおすすめします。
それぞれホームページと連携することで、以下の情報を確認できます。
アクセス数を増やすためには、検索クエリやクリック率、検索順位が重要です。
検索順位は上位なほどクリックされやすいため、上位表示を目的とした対策を行いましょう。
また検索クエリでは、実際に対策しているキーワードから流入があるのか、ほかのキーワードからの流入は見込めるのかを判断できます。
課題要素さえ分かれば改善項目を明確にできるため、ツールを活用した現状分析は大切です。
ホームページの運用としてはSEOを強化し、検索エンジンからのアクセスを増やす方法が一般的ですが、実はSEO以外の検索流入をつくることも効果的なんです。
SEO以外の検索流入とは、Web広告やSNSのこと。
それぞれの特徴は以下のとおりです。
短期的な目標でアクセス数を増やしたい場合にはWeb広告、中長期的にアクセス数を増やしつつ自社の集客力を強めたい場合にはSNSが効果的です。
ホームページの運用歴や目的によって適する方法は違うため、目標と比較しながら組み合わせていきましょう。
ホームページを運用する過程では、専門的な知識がなく問題に対する改善方法がわからない場合もあります。
しかし放置することや適当に対処することがないように注意しましょう。
適当に扱ってしまうと、思いも寄らない問題が発生することもあります。
サーバーやドメインの契約管理でも書きましたが、ホームページが表示されなくなってしまう危険性もあるのです。
そのため知識がない場合には、運用代行の会社に依頼するなどプロに任せることも考えましょう。
依頼内容によってはスポットで利用することもできるため、まずは相談してみてはいかがでしょうか。
ホームページは将来的にも活用し続ける大切なツールのため、正しい対策方法で丁寧に扱うことが重要です。
本記事ではホームページ運用に必要な6つ作業から、運用するうえでの3つのコツや注意点について解説してきました。
まずは紹介した6つの項目を見ながら自社のホームページに当てはめ、具体的な作業内容に落としこんでいきましょう。
またホームページ運用する際には、常に意図も持ちながら取り組むことが大切です。
PDCAサイクルを意識しつつ、日頃のアクセス分析や効果検証をとおして効果を高めていきましょう。
TRASPは丁寧なサポートを強みに、ホームページの制作から運用までを行っています。
集客面の強さも特徴のため、ホームページの運用に関することからSEOについてまでお気軽にご相談ください。
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