運用ノウハウ
Webコンサルティングとは?企業が活用したほ・・・
2020.09.07
TRASPコラム
運用ノウハウ
更新日:2023.03.22
公開日:2023.02.02
多くの人がインターネットで情報を得ている今、情報やデザインが古いではだんだん集客効果が得られなくなってきます。そこでユーザーが有益な情報を得られるサイトにリニューアルすることで、集客の強化や問い合わせ数の増加につながります。
しかし、サイトのリニューアルにかかる費用がどれくらいになるのかを悩んでいる企業も多いかと思います。
今回は、数多くのサイトを改善してきた知識や実績のあるTRASPが、サイトリニューアルの見積もりを決める項目や相場を徹底解説!サイトリニューアルの見積もりを左右する要因や、見積もりをとる際の注意点、見積もりを安くおさえるポイントもわかりやすく解説していきます。
サイトのリニューアルを検討している方や、リニューアルにかかる費用の相場を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください!
目次
サイトリニューアルの見積もりは、いくつか項目に分けて算出されます。 こちらでは、見積もり書に記載される項目の詳しい内容や、それぞれの相場をご紹介します。
ディレクション費用とは、プロジェクト全体の進捗管理を行い、サイトのリニューアルを円滑に進めるためにかかる費用のことで、主に下記の作業が含まれます。
ディレクション費用はリニューアルの規模によって異なりますが、全体の費用の10〜30%が相場になります。
設計費用とは、サイトの設計に必要な作業にかかる費用です。制作会社のノウハウが詰まった部分、つまり「技術料」にあたるため、制作会社の見積もりに大きな差が生じることも。
設計費用の主な内訳は、以下になります。
作業名 | 作業内容 | 相場 |
サイトマップ制作 | ページの階層構造やページ数を明確にする | 20,000円〜 |
ワイヤーフレーム制作 | サイトの設計図を制作する | 50,000円〜 |
コンテンツの企画 | サイトに必要なコンテンツを企画する | 1ページ:50,000円〜 |
コンテンツ制作 | 記事や動画などのコンテンツを制作する | 1ページ:10,000円〜 |
サイトマップがある程度完成していたりページ数が少ない場合は、サイト設計の工程がシンプルになるため、見積もりを安くおさえることができます。反対に、SEO対策を徹底的に行う場合や規模が大きいサイトのコンテンツ整理が必要になる場合は、サイト設計の工程が複雑になるため、見積もりが高額になります。
サイトの基本路線を決定し、リブランディングの効果もあるデザインの制作にかかるデザイン費用は、主要ページごとに作業工程を分けて算出されることがほとんどです。
主要ページごとの相場は、以下になります。
デザインするページ | デザインの内容 | 相場 |
TOPページ | サイトの基本路線を決定するTOPページのデザイン | 10万円〜 |
下層ページ | TOPページのデザインを踏襲したその他ページのデザイン | 50,000円〜 |
コンテンツの分量が多ければ多いほどページ単価が高くなり、パソコンとスマホの両方のデザインが必要な場合は、それぞれに費用がかかります。
コーディング費用とは、制作したデザインをブラウザ上で見える形にするために、HTMLやCSSなどのソースコードで記述するのにかかる費用です。コーディング費用は主要ページごとに作業工程を分けて算出されることがほとんどで、以下がページごとの相場になります。
コーディングするページ | 相場 |
TOPページ | 50,000円〜 |
下層ページ | 10,000円〜 |
スマホの表示に対応させる場合、パソコンとスマホの両方のコーディングが必要となり、それぞれに費用がかかります。また、ページにアニメーションをつけたり複雑なレイアウトを採用する場合は、コーディング作業が複雑になるため、見積もりが高くなります。
運用費用とは、サイト公開後に成果を出すために必要な運用にかかる費用です。
リニューアルしたサイトで集客の強化や問い合わせ数の増加を狙うためには、公開して終わりではなく、公開後の運用が重要になります。リニューアル後のサイトで成果を出すためには、以下のような運用を行いましょう。
これらの運用を依頼する場合の相場は、月額数万円〜数十万円程度。
広告の運用など、さらに本格的な集客支援を制作会社に依頼する場合、月額20〜30万円の費用がかかります。
ホームページ制作の運用サポートについてまとめた記事がありますので、よろしければ参考にしてください。
サイトリニューアルの見積もりを左右する要因は、主に4つ。それぞれの要因の内容を詳しく見ていきましょう。
Webサイトのリニューアルを行う際は、既存のサイトが抱えている課題を洗い出し、目的を明確に設定することが重要です。企業のサイトが抱えている課題や達成したい目的には、以下のようなものがあります。
自社の課題や目的を明確にし、どのようなホームページにすべきかを制作会社に相談することで、見積もりの大枠が決まります。
たとえば建設業などで「業界に対する『怖い』といったマイナスイメージを払拭するような会社」を目指し、ブランディングを図りたいというケース。この場合、サイトでオリジナルデザインやキャッチコピーの制作費がかかるため、費用が高くなりやすいです。
リニューアルを行う目的によって制作会社が行う施策や実装する機能が異なり、その技術的な難易度によって見積もりが決定します。見積もりを左右する機能には、主に以下のものがあります。
このように、問い合わせ数の増加や集客の強化などの目的を達成するための機能を実装する場合、見積もりは高額に。
また、決済機能の導入や他ツールとの連携を行う場合は、追加費用がかかります。
サイトリニューアルの際、既存のコンテンツを使用するのか新しいコンテンツを作成するのかによって、見積もりが変わってきます。
一般的にサイトのページ数が多ければ多いほどリニューアルにかかる工数が多くなるため、見積もりも高額に。以下のコンテンツは、それぞれ費用がかかります。
コンテンツ | かかる費用 |
写真 | 撮影費 |
イラスト・アイコン・図 | デザイン費 |
テキスト | ライティング費 |
しかしながら写真やイラストなどはオリジナルのものを使用すると統一感が強まり、競合他社との差別化が可能になり、ブランディング効果が高まります。また、SEO対策を意識したテキストにすることで有益な情報を得られるサイトになるため、ユーザーや検索エンジンからの評価の向上につながるでしょう。
集客の強化や売り上げの向上を達成するためには、公開後のサイトのアクセス解析を行い、新しい情報を更新していかなければなりません。この運用を自社で行うのか制作会社に任せるのかによっても、見積もりが変わってきます。
サイトをリニューアルする際、WordPressをはじめとしたCMSという機能を取り入れると、専門知識がなくても時間や費用をかけず、自社で更新作業を行うことが可能に。CMSの実装には費用がかかりますが、公開後の運用費用はかからなくなるため、長期的に見ると費用対効果の高い施策となります。
TRASPでは、お客さまご自身で更新していただける更新システムをご提供。世界で使用されているCMSのうち、約60%を超えるシェアを誇り、SEOにも強いCMSであるWordPressを標準で導入、クライアント様ごとにカスタマイズするためブログ感覚で自社で更新を行う事が可能です。お気軽にお問い合わせください。
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サイトリニューアルの見積もりをとる際に知っておきたい、4つの注意点をご紹介します。トラブルに発展させないためにも、事前に確認しておきましょう。
見積もり書の中には、専門的な単語やどの作業を指しているのかがわからない項目があることも。
「何かはわからないけれど、サイトに必要なものなのかも」
「制作会社が設定しているのだから大丈夫だろう」
などとそのままにしていると、実は必要のない項目だったということもあります。
優良な制作会社であれば、質問に対して丁寧に回答してくれるため、わからない点は必ず質問するようにしましょう。
提案書とは、見積もり書だけではわかりにくい項目を説明したり、サイトリニューアルの目的を共有するための資料のことです。
見積もり書だけでは制作会社にどこまで対応してもらえるのかがわかりにくいため、競合の分析や狙うべき検索キーワードなどが記載された提案書があることで、リニューアル後のサイトのイメージを明確に掴みやすくなります。
制作会社にはできる限り、見積もり書だけでなく提案書も提出してもらいましょう。
サイトはリニューアルして終わりではなく、公開後に新しい情報を更新していかなければなりません。サイト公開後の運用を自社で行うのか制作会社に依頼するのかによって、見積もりは大きく異なります。
運用を制作会社に依頼する場合は、下記の点を確認しておきましょう。
サイトの公開後に「思いもよらない費用がかかった」「対応してくれると思っていたことが対応されていない」などのトラブルに発展しないためにも、事前の確認は重要です。
見積もり金額は制作会社を選ぶうえで重要なポイントですが、金額だけで決めてしまうのは危険です。
金額の安さだけを重視した結果、「順位が下がった」「お問い合わせ件数が激減した」といった改悪を招くことも。
サイトのリニューアルを依頼する制作会社は、下記のポイントを総合的に判断して選びましょう。
完成したサイトがイメージできる提案書なのか、必要な技術を持っている制作会社なのかどうかを正しく判断しなければ、リニューアルの目的が達成できず、改悪につながりやすくなります。
また、ホームページは企業と制作会社が協力してこそ、いいものを作ることができます。 自社の業界に関する知識があるか、連絡のスピードが適切かなど、協力できる関係を築けるかどうかも制作会社を選ぶうえで重要になります。
「サイトリニューアルの見積もりをとってみたら、思っていたよりも高い…」と悩まれている方も多いかと思います。
サイトリニューアルの見積もりは、これからご紹介する3つのポイントで安くおさえることができます。ぜひ参考にしてみてください!
サイトをリニューアルする目的や範囲が曖昧なまま制作会社に伝えると、制作会社は何をどこまで実装すべきかがわからないため、本来は必要でない項目が見積もりに追加されてしまう可能性があります。
また、受注後の要件変更が多くなることが予想されるため、見積もりが高くなりやすいです。
などを明確に制作会社に伝えられれば、見積もりを安くおさえることができます。
制作会社に依頼する前にしっかりと事前準備をしておけば、見積もりを安くおさえられます。
これは、
といった理由から、ディレクションにかかる費用をおさえられるためです。
できる限り事前準備を行い、制作会社に優良なクライアントだと思ってもらうことが、品質を落とさずに見積もりを安くするうえで重要なポイントです。
制作会社が見積もりをしやすくなるように、以下の情報を準備しておきましょう。
Webサイトの制作には業界的な平均価格がないため、制作会社によって見積もりが大きく異なることも少なくありません。
制作会社の見積もりに影響するのは、実績とノウハウ。
実績やノウハウが豊富な制作会社は、サイトのリニューアルで成果を出す確率が高いものの、依頼が集中するため単価が高くなりやすいです。
サイトをリニューアルする際は、実績とノウハウを見極め、最適な制作会社に依頼することが重要です。
提案内容や得意分野、価格設定も制作会社によって異なるため、複数の制作会社から相見積もりをとるのがおすすめ。
見積もりの内容と金額を比較検討したうえで、費用対効果が高く、サイトの目的を達成できる制作会社を選びましょう。
サイトリニューアルにかかる費用の項目別の相場や、見積もりをとる際の注意点、見積もり安くおさえるポイントについてお話してきましたが、いかがでしたか?
サイトのリニューアルにかかる費用を安くおさえるためには、リニューアルの目的や予算などを明確にすることが重要です。 かかる費用の内訳や相場を把握したうえで予算を決定し、制作会社に伝えられるようにしておきましょう。
幅広い業種のホームページをリニューアルしてきた経験や実績が豊富なTRASPでは、リニューアルで達成したい目的をしっかりとヒアリングし、集客力のあるサイトのリニューアルを行います。