TRASPコラム

コーポレートサイトのデザイン事例9選!成功させるコツも詳しく解説

制作ガイド

更新日:2023.06.03
公開日:2023.04.28

コーポレートサイトのデザイン事例9選!成功させるコツも詳しく解説

 

自社商品のPRやブランドイメージの向上、求人活動にも活用される「コーポレートサイト」。
いまでは企業・店舗を経営するうえで不可欠な存在となっています。

 

コーポレートサイトの制作・リニューアルを検討するなかで、

 

「そもそもコーポレートサイトって何?」

「参考になるデザイン事例を知りたい」

「成功させるためのコツを教えてほしい」

 

このようなお悩みを持つ、ご担当さまもいらっしゃるかと思います。

 

コーポレートサイトは“どのようなデザインにするか”により印象が大きく左右されるぶん、企業の顔と言っても過言ではありません。企業の信頼を獲得し、お問い合わせや利益向上につなげるためにも目的や役割、実践すべきコツなどを知ることが大切です。

 

この記事では、コーポレートサイトのデザイン事例9選をご紹介します。さまざまな業種のホームページ制作を手がけてきたTRASPが、成功させるコツも詳しくまとめました。

 

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コーポレートサイトとは

<h2>コーポレートサイトとは

 

まずは「コーポレートサイトとは何か?」について、解説していきます。

 

コーポレートサイトとは「自社の公式情報を掲載するためのホームページ」のこと、いわば“自社の総合案内パンフレット”といえるでしょう。

 

顧客・従業員・投資家・取引先・求職者など、すべてのステークホルダー(=利害関係者)に向けて社内情報を提供します。

一般的に公開される情報

  • 企業理念
  • 代表挨拶
  • 会社概要
  • 沿革
  • ロゴマーク など

このように歴史や社風などがわかるものに加え、自社サービス・商品の紹介などを掲載するケースが多いです。

 

またコーポレートサイトは、外部へ企業のイメージを発信するための重要な役割を果たします。したがって多くの人の目に留まる、魅力的なデザインを打ち出せれば、自社の知名度向上を狙えるでしょう。

 

「コーポレートサイトとは?」という疑問を、より深堀りした記事があります。

 

コーポレートサイトのデザイン事例3選|シンプルさが魅力

ここからは参考にしたい、コーポレートサイトのデザイン事例をご紹介します。

はじめに「シンプルさが魅力的」なサイト3選を見ていきましょう。

 

悟光電気

<h3>悟光電気

https://gokou-denki.jp/

 

「悟光電気」さまは愛知県一宮市で、電気設備工事・プラント電気設備工事・テナント電気設備工事などを手がけています。当サイトはTRASPが制作させていただきました。

 

こちらは黒をベースに、ゴールドをアクセントカラーとして追加。クールかつスタイリッシュな印象に仕上げました。同業界では珍しい色使いを採用することで、視覚的に差別化を図れるよう工夫しています。

 

またファーストビューには「愛知県一宮市の夜景」「電気設備工事などを連想させる写真」などを複数掲載。スライドショー形式で次々と画像を表示させる仕様にし、アイキャッチ効果を高めています。初見から興味を引ける仕掛けを取り入れ、サイト内の回遊率を上げられるよう意識しました。

 

株式会社WABISUKE

<h3>株式会社WABISUKE

http://www.eggwabisuke.com/#main

 

京都府宇治市を拠点に、鶏卵の生産・販売を行う株式会社WABISUKEのコーポレートサイトです。

 

当サイトは、スクロールすると次のコンテンツが自動的に表示され、1画面1コンテンツで見られるつくりになっています。1つのコンテンツを見るために何度もスクロールしなくて良いぶん、読み手のストレスを軽減できるでしょう。

 

また全体をとおして文章も端的かつアニメーションなどの装飾も少なく、すっきりとした構成に。そのなかでもトップページをスクロールすると、「飼育へのこだわり」「飼料へのこだわり」といったコンテンツが織り交ぜられています。

 

大きな画像とともに各内容を要約した説明文が掲載されており、パッと見ただけで生産者のこだわり”がしっかり伝わるよう配慮されている点にも注目です。

 

株式会社インターメスティック

<h3>株式会社インターメスティック

https://www.zoff.com/

 

株式会社インターメスティックは、国内大手のメガネ販売店Zoffを運営している会社です。

 

基本的にモノトーンを使用していますが、随所にコーポレートカラーのブルーをアクセントとして散りばめています。シンプルで洗練された雰囲気を演出しているだけでなく、企業イメージとの統一感を出すことで、うまくブランディングを強化できている事例です。

 

またページ下部には、「Sustainability サステナビリティ」のコンテンツを掲載。当コンテンツへ遷移すると、自社が実践している取り組み・テーマなどが多数紹介されています。社会課題を解決しようとする姿勢を訴求できており、企業の信頼性を大きく高められているでしょう。

 

コーポレートサイトのデザイン事例3選|ユーザビリティが高い

次に「ユーザビリティが高い」デザイン事例3選をピックアップしました。

 

as i am

<h3>as i am

https://beautysalon-as-i-am.com/

 

当社で制作させていただいた、岐阜県高山市のエステサロン「as i am」さまのコーポレートサイトです。

 

当サイトは白をベースに、明るい印象を与えるオレンジをプラス。さらに企業ロゴに合わせ、「About as iam」「Trouble menu」といったメニューに手描き風のフォントを使用しています。

 

これらの配色とやわらかい雰囲気を感じさせる手描き風フォントを組み合わせることで、当店舗の強みである“アットホームで落ち着いた雰囲気”をデザインで表現しました。

 

またページ下部はInstagram投稿を埋め込み、カタログ代わりになるよう仕上げています。写真・動画などのビジュアル面に特化したInstagramへ誘導し、当店舗の魅力をより多くの人に訴求できるよう工夫しました。

 

高橋創税理士事務所

<h3>高橋創税理士事務所

https://takahashi-hajime.jp/

 

東京都新宿区にある「高橋創税理士事務所」のコーポレートサイトは、右のサイドカラムにグローバルナビゲーションを設置しています。いつでも見える位置に固定されており、ユーザーが情報を探しやすいつくりになっている点が特徴です。

 

またメインビジュアルには“「知らない」まま損をするのはもったいない。”というインパクトがあるキャッチコピーをチョイス。さらに葉の代わりにお札が描かれた、ユニークな木のイラストをあわせて掲載しています。

 

“税理士事務所=固い・まじめ”というイメージを良い意味で覆すデザインを導入し、初見の段階からより多くのユーザーに“刺さる”よう計算されている事例です。

 

株式会社Sparty

<h3>株式会社Sparty

https://sparty.jp/

 

D2Cブランドの企画・販売を行う、株式会社Spartyのコーポレートサイトです。

 

ファーストビューは図形でトリミングされたなかに動画を掲載し、“おしゃれ・最先端”な印象に。同じスペース内でも、動画は静止画よりも多くの情報を伝えられるという特性があります。そのため情報が多い企業は、このように積極的に動画を活用すると良いでしょう。

 

また余白を多めに取り入れてすっきりとさせつつも、随所に可愛らしいコスメのイラストを採用したり、「About Sparty」「Business Domain」などのボタンに色が変わるホバー加工を施したりと、遊び心を感じさせる装飾をうまく加えています。

 

全体をとおして、自社が大切にする“個性・ときめき”を自然に表現できている事例です。

 

“見やすい”ホームページを徹底分析した記事はこちら。

 

コーポレートサイトのデザイン事例3選|おしゃれで個性的

つづいて、「おしゃれで個性的なデザイン事例3選をまとめました。

 

Health Fit

<h3>Health Fit

https://health-fit.net/

 

大阪市にある完全個室のパーソナルトレーニングジム「Health Fit」さまのコーポレートサイトです。こちらはTRASPが制作させていただきました。

 

当サイトは右上にハンバーガーメニューを設置し、ページ全体にスペースを作っています。表示領域を多く確保し、よりメインビジュアルの動画を際立たせている点が特徴です。

 

またこの動画では、実際に生徒がトレーニングに打ち込む様子が収められています。「講師の明るい笑顔」「ストイックな雰囲気ながらも、楽しみつつ運動に励む生徒」に焦点を当てた内容に仕上げ、ユーザーの印象に強く残るように工夫しました。一目で“どのようなジムなのだろう”と興味をそそるデザインに仕上げています。

 

またヘッダー部分に「Webで予約」と書かれたCTAボタンを追加。さらにページ下部には「LINE予約」ができるアイコンを設置しています。目に留まりやすい装飾を加えることで、さり気なく予約を促せる設計にしました。

 

株式会社ツクルバ

<h3>株式会社ツクルバ

https://tsukuruba.com/

 

株式会社ツクルバは、中古・リノベーション 住宅の流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ )」企画・開発・運営などを手がけています。

 

トップページの右下部分には縦線が動いてスクロールを促す、スクロールダウン加工をプラス。さらにページを下にスクロールすると、「COMPANY」「BUSINESS」などの項目が表示されます。青と赤でデザインされた背景のアニメーションが数秒点滅し、つい目で追ってしまうでしょう。サイトに訪れた人にさまざまなページを閲覧してもらいやすくなります。

 

またページ右上には「RECRUIT」と書かれた青のCTAボタンを設置。目立つ場所に設置することで、自社の求人に関心がある人のクリックを誘発できるでしょう。

 

株式会社虎屋

<h3>株式会社虎屋

https://www.toraya-group.co.jp/

 

1947年に設立された和菓子メーカー、株式会社虎屋。“羊羹といえばとらや”と連想される方も多いでしょう。最近では若年層をターゲットにした、洋菓子を提供するカフェも経営しています。

 

全体をとおしてピンクを基調とした淡い色使いにしたり、無駄な装飾を省いてすっきりとした印象にしたりと、非常に上品にまとめられています。“歴史のある老舗の和菓子店”としての姿勢を、しっかりとデザインに落とし込めている事例でしょう。

 

またコーポレートサイトでありながら、オンラインショップを意識した仕様に。商品をすぐに購入できる設計は珍しく、競合と差別化を図れているといえます。

 

おしゃれなホームページ作成のコツを知りたい方は、こちらをご覧ください。

 

当社はこれまでに建設・美容・士業・飲食など、さまざまな業界のホームページ制作を手がけてきました。制作実績をご紹介しますので、ぜひご覧ください。

 

TRASPの制作実績

 

コーポレートサイトのデザインを成功させるコツ4つ

<h2>コーポレートサイトのデザインを成功させるコツ4つ

 

最後に、コーポレートサイトのデザインを成功させるコツ4つを解説します。自社で制作やリニューアルを進める際に、ぜひ参考にしてください。

 

1.情報を詰め込みすぎない

1つ目のコツは、情報を詰め込みすぎないことです。なぜなら「わかりにくい」「見にくい」と不満を感じるユーザーが増えれば、サイトの離脱率が大きくなるため。

 

たとえば「1ページ1テーマを基本に考える」「テキスト・画像の量を抑える」などを実践するのがおすすめ。

 

伝えたいことはたくさんあるかと思いますが、情報を厳選したうえで“何を押し出すのか”を決めましょう。

 

2.企業のイメージと統一する

2つ目のコツは、企業のイメージと統一することです。

 

コーポレートサイトは、“どのような企業なのかということが相手に伝わるデザイン作り”が大切です。そのためにも扱う商品・サービスに加え、事業内容やターゲットを意識し、企業イメージとデザインをリンクさせなければなりません。

 

たとえばアパレルであれば、ターゲットが「シニアなのか」「大人なのか」「子どもなのか」によっても、デザインや配色などを変える必要があります。

 

もしターゲットがサイトのデザインにマッチしていなければ、訪問したユーザーは直感的に「思っていたイメージではない」と判断し、離脱してしまいます。

 

したがってデザインだけではなく、キーワード・メッセージ・画像・キャラクターなども考慮し、ターゲットに合わせる工夫をしてください。

 

企業のブランディングに関する情報を詳しくまとめています。

 

3.レスポンシブデザインを採用する

3つ目のコツは、レスポンシブデザインを採用することです。

 

近年では利用率の増加により、スマートフォンで情報収集するのが当たり前となりました。

 

そのようななかで、もしコーポレートサイトがスマートフォンに対応していないと、パソコン用デザインがそのまま表示され、ユーザビリティが悪くなります。レスポンシブウェブデザインに対応させ、どのデバイスから見ても快適な表示にすることが重要です。

 

またGoogleをはじめとした検索エンジンは、現在「モバイルファースト」を推奨しています。そのため何かしらの対応をしていなければ、検索エンジンからの評価が下がり、検索上位に表示されにくくなるのです。したがってSEOの観点で見ても、レスポンシブデザインは欠かせないといえます。

 

ホームページをスマホ対応させる必要性について、わかりやすく解説します。

 

4.他社との差別化を図る

4つ目のコツは、他社との差別化を図ることです。

 

コーポレートサイトに掲載する情報は、大体どこも決まっています。そのためとくに業種が同じであれば、どうしても似たり寄ったりなデザインになりがち。したがって競合他社と”いかに差別化を図れるか”を重視しましょう。

 

また掲載するコンテンツ内容で差別化を図ることもできますが、さらに“独自の強み”をひと目で訴求するなら、コンテンツ+αが必要です。

 

まずは競合他社のコーポレートサイトをチェックし、コンテンツ以外で以下のような“+αの要素”で差別化できるか考えましょう。

 

  • レイアウト
  • 写真
  • 動画
  • 動き(JavaScript) など

TRASPはお客さまひとり一人に向き合い戦略を提案しますので、見やすいだけでなく、成果につながるホームページ制作が可能です。

 

TRASPのホームページ制作

まとめ

この記事では、コーポレートサイトのデザイン事例9選をご紹介しました。

 

“自社のことを知ってもらい、魅力を伝える手段”として、コーポレートサイトは非常に最適な手段です。

 

紹介した事例を参考に、多くの人から関心を持ってもらえるようなデザインを打ち出すことをおすすめします。「レスポンシブデザインを採用する」「他社との差別化を図る」といったコツを押さえ、制作を進めていきましょう。

 

また「成果を出せるコーポレートサイトがほしい」と考える方は、Web制作に特化した業者に依頼をすると良いでしょう。

 

TRASPでは、コーポレートサイトの設計からコンテンツ制作まで網羅したトータルサポートを得意としています。コーポレートサイトからの問い合わせを強化したい、サイトの導線を変更したいなどのご相談は一度TRASPまでご連絡ください。

 

 Webの知識がない方でも一から丁寧にサポートしておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

 

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