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2020.08.29
TRASPコラム
制作ガイド
更新日:2023.04.02
公開日:2020.09.09
[ドメイン]は、ホームページを制作するうえで欠かせないものですが、
それがどういったものなのか、詳細まで把握している方は少ないのではないでしょうか?
今回は、ドメインについてご紹介します。
目次
ドメインとは、インターネットに接続しているコンピュータの場所を特定するために使われており、インターネット上における住所のようなものです。このドメインがなければ、Webサイトを公開することはできないのです。
ドメインは、URLの一部に使用される、個体識別番号のようなものとなります。
『info@●●.com』や『http://www.●●.jp/』などの表示を見たことがあると思いますが、この『●●.com』や『◆◆.jp』の部分がドメインです。住所が家の場所を示しているように、ドメインはそれぞれのWebサイトを特定するために使用されています。
そのため、同様のドメインは存在していません。
・メールアドレスにも利用されている
メールアドレスの『@』以降の文字列もドメインとなります。このドメインもホームページと同様に住所のようなものです。メールの送付先がドメインがあることによって特定出来ます。
手紙に例えると、@以前が『宛名』、@以降が『住所』となります。
『IPアドレス』はそれほど聞く機会はありませんが、少し前では、インターネットに接続したり社内ネットワークに参加したりする際に、IPアドレスを設定する機会が良くありました!
ドメインとは、このIPアドレスを違う形で言い表したものです。
IPアドレスは、[192.168.0.1]などの決められた配列の数字が組み合わさって表されており、これがインターネットに接続する世界中のコンピュータに割り当てられているのです。IPアドレスが重複するととコンピュータも重複してしまうため、全く同様の物はありません。自宅や会社のネットワークごとに同じIPアドレスのコンピュータがある場合もありますが、外部のインターネットと接続する際には、異なるIPアドレスが使用されているため問題ありません。
IPアドレスは数字を組み合わせているため、人が識別するのが困難になります。
そこで、IPアドレスを『●●.com』や『◆◆.or.jp』などのドメインを合わせた文字列に置き換えているのです!
ドメインは、コンピュータを識別するためのIPアドレスを、簡単に運用出来るようにと考えられた仕組みとなります。
独自でつけたい名前を決めて、自由に利用することができるドメインを[独自ドメイン]と言います。
一般的に、ドメインの取得や維持には費用が発生し、サーバーも必要です。
一方、世界にひとつだけのドメインには様々なメリットがあります。
サイトアドレス:http://www.●●●.com
メールアドレス ⇒ アカウント名 @ ●●●.com
“●●●”の部分を自分でつけたい名前に変えたものが一般的に独自ドメインとなります。
独自ドメインを作ることで、独自のメールアドレスを取得できます!
独自のメールアドレスから送信することにより、受信側はメールの送信先が分かりやすくなるため信用度が上がります。
ただし、ドメインの登録は先着順となるので、登録したいものと同じドメインが既に登録されていた場合は登録不可能です。
SEOとは、検索結果の上位表示対策のことを指します。
検索エンジンの結果で上位に表示されればされるほど、アクセスが増えます。
同じドメインを使用していると、検索エンジンでは同一のものとみなされるため、その中で検索結果の上位に表示されるかの競争になってしまいます。
独自ドメインは、他の誰かが自分のドメインを使用することがないため、検索エンジンから評価されるのは自分のサイトのみになります。独自ドメインの場合はライバルとなる相手がいないため、自分のサイトのみで判断してもらうことができるのです。
そのため、SEOに有利になります!
自分のお店を前面に出したURLを設定することで、ブランド力アップにつながります。
ライバルとなる相手が共有ドメインの場合、差別化ができます。
例えば、自分の店名に関連したURLを設定すれば、ブランド力を上げることに繋がるため
購入者にも覚えてもらい易くなるのです。
独自ドメインの『com』『info』『net』などは、どのようにするかは制限が無いため誰でも申し込むことが可能です。
しかし、『co.jp』は日本国内で登記されている会社でのみ利用することが可能なドメインとなっており、このドメインを使っているということは日本で登記された会社である、という証明にもなります。
そのため、株式会社としての信用を獲得出来るひとつの手段となるのです。
ドメインには、独自ドメインの他に『サブドメイン』と『サブディレクトリ』という種類があります。
サブドメインは、『vv.●●.com』のように、ドメインの『●●.com』の手前にドットで区切った文字が加わったものです。
独自ドメインでは、サブドメインをいくつも作ることができます。
サブドメインを運用するためには、独自ドメインを取得している必要があり、サブドメインで作成したホームページは、独立したサイトとして扱われるのです。それにより、メインのサイトとは異なる運営ができるという扱いやすさがあります。
しかし、検索エンジンにそれぞれ異なるwebページとして認識されてしまうため、サイトに対しての評価が分かれてしまう可能性もあります。何をしたいかによって、これからご紹介するのサブディレクトリと使い分けることをおすすめします。
サブディレクトリは、『http://vvv.com/●●●/」のように、ドメイン名の後に●●などの文字が入ったもののことです。
サブドメインでは独立したホームページを作成しますが、サブディレクトリは、独自ドメインの中の1ページのような扱いとなるため、独立したページではないのです。
そのため、評価はメインのサイトに依存しており、サブディレクトリの質が低ければメインサイトに悪影響を与えてしまう場合もあります。
ドメイン名で『.jp』『.com』『.net』などが存在します。
トップレベルドメインは、ドメイン名の後半部分にある文字列のことを指します。
トップレベルドメインは大きく二種類に分類されており、サイトの用途によって適したトップレベルドメインを選ばなければなりません。
国や地域ごとに割り当てられたドメインのことで、日本は『.jp』となります。
基本的に国別コードトップレベルドメインは、その国や地域に住所がある法人・個人でない限りドメインの取得と登録はできません。
分野別トップレベルドメインは、基本的にどこで住んでいても入手できるドメインとなります。
多くの分野別トップレベルドメインがありますが、一般的なドメインとなるのは『.com』『.net』『.jp』となります。
今回は、ホームページを作る為に必要なドメインについてご紹介しました。
ドメインには色々な種類があり、独自に取得することで様々なメリットを得ることができます。
ドメインは、サーバーとホームページを繋げる大切なものです。
これにより、本格的なブログやホームページを作る事ができるのです!