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2023.03.29
TRASPコラム
制作ガイド
公開日:2023.04.07
近年はホームページ制作ツールが充実していることもあり、自分でホームページ制作をしたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。制作会社に依頼すれば数十万〜と高額な費用がかかりますが、自作であれば数万円程度しか費用が発生しません。
またひと昔前はHTMLの知識が必須でしたが、テンプレートを利用できる便利なツールが増えたことで、コーディングなしで直感的に作成できるようになりましたね。
本記事では、ホームページ制作を自分で行うメリット・デメリットを挙げ、具体的な制作方法や流れをまとめました。
Web制作のプロであるTRASPが、Webの知識が少なくてもホームページを制作できるツール5選や、ホームページ制作における注意点についてもお教えします。
目次
結論からいうと、ホームページは自分でも制作可能です。
近年は簡易的にWebページの作成やデザインの編集ができる「CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)」が多く、Webの知識が少ない方でもホームページを制作できる環境が整っています。
しかしホームページの仕組みや制作に必要な要素を知らなければ、「うまく機能させられない」「トラブルに対応できない」といった可能性もあるでしょう。そこでまずは、ホームページの仕組みや制作に必要なものについて紹介していきます。
ホームページを制作するうえで最低限必要なものは、以下の3つです。
ホームページを公開するには、ドメイン・サーバーを取得したうえで、制作したコンテンツをアップロードする必要があります。またコンテンツを制作するには、CMSなどのツールを活用した方法、もしくは自分でHTMLを構築する方法の2種類。
CMSではテンプレートを活用することで直感的にホームページを制作できるため、HTML・CSSに関するスキルや経験は不要。また日々の投稿や更新も簡易的に行えるため、自社運用を行いやすい点がメリットです。
ただし基本的には用意された機能だけを利用する仕組みとなり、カスタマイズの幅は制限されてしまいます。
したがって自社専用の機能などオリジナル性を持たせたい場合は、一からHTMLを構築する方法で作成しましょう。
ホームページを自分で制作するメリットはこちら。
ホームページ制作を外注する場合は、中小企業であれば約80万円〜100万円程度の費用が発生します。
しかし自作した場合は最低限の運用費用しか発生しないため、制作コストを下げられる点が最大のメリットといえるでしょう。
また外注の場合は段階的に制作物を確認し、一度OKを出したものは後から修正できないことや、追加料金を支払うケースが大半です。
対して自作であれば好きなタイミングで修正が行えるため、自由に調整できる点が強みになります。
ホームページを自分で制作するデメリットはこちら。
まず前提として、ホームページを作るには最低限の「Web制作に関する知識・経験」が必要です。
ツールを活用すれば知識なしで制作することも可能ですが、検索エンジンへの最適化を図る「SEO対策」が適切に行えず、集客効果の得られないホームページになってしまうケースも。
したがって「自社の認知を広めたい」や「問い合わせを増やしたい」など、ホームページをWeb集客として活用するのであれば、Web制作・Webマーケティングに精通しているプロへ依頼することをおすすめします。
TRASPのホームページ制作
ここではホームページ制作を行う4つの方法について、費用相場と合わせて解説していきます。
1つ目の方法は、HTML・CSSと呼ばれるコードを用いて、自分で一から構築するやり方です。
自分で記述したコードがホームページとして反映されるため、デザインからコンテンツまで、すべてを自由に設定できます。
また他社システムを使用しなければ、アップデート忘れや乗っ取りされるといったリスクが少なく、セキュリティ面を強化できる点がメリット。
自分で構築することで費用も発生しないため、最もコストを抑えられます。
ただし以下のようなスキルが必須となるため、未経験からいきなり始めるのは非常に難易度が高い方法となるでしょう。
2つ目の方法は、パソコンにWeb制作ソフトをインストールし、ホームページ制作からアップロードまでをまとめて行うやり方です。
サーバーやドメインは自分で用意する必要があるため、Webやホームページの仕組みに関する知識は必須となります。
費用は「初期費用制」「月額料金制」の2パターンが多く、選んだ制作ソフトによって料金が異なります。
また制作ソフトによって活用できる機能やデザインテンプレートの種類が異なるため、自社に合わせてソフトを選択するようにしましょう。
Web制作の完全初心者はつまずいてしまう可能性があるため、ホームページ制作経験のある中級者におすすめの方法です。
3つ目の方法は、サーバー・ドメイン・コンテンツ作成を一貫して行える、サーバー一体型ソフトを利用するやり方です。
多くのソフトでマニュアルが用意しており、手順に従って操作するだけで簡易的にホームページを制作できる点がメリット。またインストールした段階からある程度のセットアップが行われており、時間をかけずにホームページを構築できます。
費用形態は「初期費用制」「月額料金制」となり、Web制作の初心者でも取り組みやすい方法といえるでしょう。
ただしトラブルが発生した場合は自社で解決する必要があるため、運用面で不安を感じている方は、サポート体制の充実したソフトを選びましょう。
4つ目の方法は、ホームページの立ち上げやセットアップのみをプロへ依頼する方法です。
ホームページ制作では初期の立ち上げが最も難しく、すべてを調べながら行うと、かなりの時間をかけなければいけません。そのため初期の立ち上げのみプロへ依頼することで、自社で取り組める範囲内から作業を行え、総合的に時間的コストの削減につながります。
また依頼する会社によっては、トラブル発生時の相談先としても活用でき、制作後の運用も安心して行える点がメリット。
費用は「月額料金制」が多く、サポートの内容に応じて料金設定されているケースが多くなります。
TRASPの料金案内
ここでは無料で利用できる、おすすめのホームページ制作ツール5つを紹介していきます。
WordPressは世界で最も利用されているCMSとなり、世界中にあるホームページのうち約4分の1はWordPressによって制作されていると言われています。
テーマやプラグインと呼ばれる拡張機能を活用することで、必要な機能やデザインを自由に取り込める点が特徴。
基本的には無料で利用でき、高機能・高性能なホームページを持ちたい場合は、有料のテーマ・プラグインを使用する仕組みになっています。
シンプルな管理画面で操作性に優れているため、はじめてホームページを制作する方からカスタマイズを行いたい方まで、万人におすすめできる制作ツールです。
TRSPではWordPressを用いたホームページ制作を提供しています。デザインテンプレートを使用した「ベーシックプラン」では40万円〜制作可能なため、制作費用を抑えたいと考えている方にもおすすめです。
お問い合わせはこちら
WiXは機能の大半を無料で利用でき、豊富なデザインテンプレートのなかから、ホームページやブログなど用途に合わせたWeb制作を行えるツールです。
ボタン一つで以下のような機能を組み込めるため、Web初心者でも非常に使い勝手の良い点が特徴。
ただしWix内で提供されている機能しか利用できないため、カスタマイズ性は低いツールとなります。また使用するデザインテンプレートは途中で変更できない仕様となっており、運用に合わせてホームページデザインを変えられない点がデメリットになります。
KDDIウェブコミュニケーションズが提供しているJimdoは、直感的にホームページを制作できる「操作性」を強みにした日本製のツールです。
ブログやECサイトなど複数の種類からテンプレートを選択でき、各種類に応じた機能を利用できる点が特徴。
仮にECサイトであれば、PayPalの決済機能や在庫の表示機能など、あるだけで便利な機能を簡単に利用できます。
また基本機能は無料で利用でき、有料プランに変更することで以下の機能を組み込める仕様に。
日本製ということもあり、日本語対応・問い合わせ対応など充実したサポート体制を求める場合にもおすすめのツールです。
STUDIOはドラッグ&ドロップといった簡単な操作でWeb制作ができるツールとなり、使用用途に応じて以下のようなテンプレートが用意されています。
また写真サイトの「Unsplash」と連携していることで、高画質な写真をWebサイト内に設置できるなど、拡張機能の豊富さはSTUDIOならではの特徴といえるでしょう。
ほかにも共同作業が可能な仕様となっているため、複数人でWeb制作をすすめる際におすすめのツールです。
https://sites.google.com/new?hl=ja
Googleが提供している「Google Sites」は、Googleドキュメントシートのような手軽な操作でホームページを制作できるツールです。
Webサイト内では、YouTubeやGoogleカレンダーなどのGoogleサービスを自由に設定できるため、日頃からGoogleを活用している人は使いやすいツールになっています。
店舗型ビジネスであれば、Google Mapsを設置することで店舗までの経路を自然に伝えるといった導線設計ができるでしょう。
ただし使用するうえでは以下の制約が存在するため、自由にカスタマイズしたいと考えている方は注意が必要です。
さらに知りたい方はこちらも参考にしてください。
つづいてホームページ制作ツールの選び方を3つにまとめましたので、導入する際は参考にご覧ください。
ホームページでは個人情報を扱うことが多いため、セキュリティ対策は必須です。
基本的にはどの制作ツールも、インターネット上でデータを暗号化する「SSL」が備わっていますが、追加機能や使用年数によってセキュリティが弱体化する可能性があるため注意が必要です。
例えばWordPressサイトの場合、使用するプラグインによってセキュリティ強度が異なるケースもあります。
したがって事前に調査を行う・専門家に意見を聞くなど、セキュリティに関する情報収集も行いましょう。
Web制作ツールを使用するメリットは、簡単にホームページを作成できること。そのため数種類のデザインテンプレートが用意されている、簡単な操作でデザインを編集できるなど、利便性については確認するようにしましょう。
仮にカスタマイズ性を強みにしているWeb制作ツールの場合でも、「そもそも操作方法がわからない…」といった状態では制作時間がかかりすぎてしまいます。
なかには外注したほうが最終的なコストを抑えられるケースもあるため、自身のスキルや知識に合わせたツール選びが重要です。
ホームページを制作する際は、何かしらの設定トラブルが発生することもあるでしょう。
無料ツールではサポート内容が少ないケースも多いため、直接電話できるカスタマーサポートが存在するのか、日本語対応したマニュアルが存在するのかなど、サポート体制の確認も重要なポイントになります。
とくに海外制ツールの場合はサポート体制が存在していない場合もあるため、設定に関する記事が公開されているかなど、第三者の情報発信についても確認しましょう。
ここまでホームページ制作ツールの選び方やおすすめツールを紹介してきましたが、ホームページでは最終的にアクセス数を集めることが重要となり、検索エンジンへの最適化を図る「SEO対策」が必須です。
どんなに優れたホームページを制作できたとしても、アクセス数を増やさなければそもそも自社について認知してもらえず、本来の目的を達成できることはありません。
しかし無料ツールでは十分なSEO対策ができていないため、アクセス数の増加に悩んでしまうケースは多いです。
したがってSEOのみ外注して対策する、もしくははじめからSEOに強いホームページ制作を依頼するなど、目的を考えたうえで制作するようにしましょう。
本記事では、ホームページ制作を自分で行うメリット・デメリットを挙げ、具体的な制作方法や流れを紹介してきました。
近年は無料で利用できるツールも多く、テンプレートによって簡単にホームページを作成できます。ただしSEO対策や機能面が備わっていないケースも多いため、ホームページを集客目的に活用する場合は、プロであるWeb制作会社への依頼をおすすめします。
TRASPではWordPressを使用したWeb制作によって、さまざまな業種の企業を支援しております。テンプレートデザインからオリジナルテーマまでお客さまに合わえたWeb制作を提供していますので、まずはお気軽にご相談ください。
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