制作ガイド
ホームページ制作を学ぶ方法
2020.08.04
TRASPコラム
制作ガイド
更新日:2023.04.24
公開日:2021.12.07
ホームページの制作・リニューアルを検討している方のなかには、「集客効果のあるホームページをつくるにはどうすれば良いのだろう…」と悩まれている方も多いのではないでしょうか。
ホームページで集客するためには、制作前の段階から確認すべき重要なポイントがあります。
本記事では、ホームページ制作での集客に成功するためのポイント4つと失敗例をご紹介していきます。
集客に特化したホームページ制作を得意としているTRASPが、ホームページ集客のメリットや制作後の集客方法についても解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
ホームページ制作は、売り上げの向上や新規顧客の獲得などの集客に効果を発揮します。また、ホームページで集客できるようになれば、営業面だけでなく採用面でも大きなメリットが得られるでしょう。
ホームページ制作で集客するメリットについて、詳しく解説していきます。
ホームページを制作する最大のメリットは、売上の向上を目指せることです。ホームページを制作する目的はさまざまですが、多くの企業の最終的な目的は、売上の向上といえるでしょう。
売上を向上させるためには営業活動が必要になりますが、ホームページで集客できるようになれば、時間や場所に関係なく営業活動を行えます。
例えば営業部として、人が活動している場合、
など、すべてに何かしらの限界があります。
しかしホームページを制作すると、
のように、限界がありません。
また人件費の削減にもつがなるため、必要経費を抑えたうえで売上を向上させられます。
ホームページ制作による2つ目のメリットが、企業の認知度を向上させられることです。
企業が認知を広げる方法はたくさんありますが、インターネット上で情報を発信するホームページは現代に適した方法といえるでしょう。
なぜなら現代人のほとんどが、インターネットから情報を仕入れているからです。「テレビ離れ」という言葉もありますが、ここ10年でスマートフォンの普及率は大きく上昇しインターネットが中心となりました。
多くの人が集まるインターネットだからこそ、認知を広げる点には最も優れているといえるでしょう。また検索結果で自社のホームページを上位表示させられれば、検索ユーザーの目にとまりやすくなります。
したがって、予算をかけずに広告と同じ効果が得られるホームページの活用は、企業にとって必須となります。
ホームページを制作することで売上アップにつながると前述しましたが、具体的な営業過程で考えると、新規客を獲得できる点が大きなメリットだといえるでしょう。
インターネットを利用する際は、基本的にGoogleやYahoo! JAPANの検索エンジンを活用します。
このとき、検索キーワードを入力することでランキング順にページが表示される仕組みで、ユーザーが自社のホームページを見つけてクリックし、アクセスする流れです。
したがって企業側からアプローチを行うことなく、興味をもった新規顧客をどんどん集められます。
たくさんの検索キーワードで自社のホームページを表示させられれば、それだけ多くの新規顧客を集めることが可能となるため、これまでは営業ができなかった層へもアプローチができるでしょう。
アプローチ数に限度もないため、新規顧客を獲得するには非常に適した方法といえます。
ホームページ制作による最後のメリットが、求人募集の活用です。
企業が大きくなるためには、新入社員の雇用などの求人募集は重要です。とはいっても求人募集は簡単ではなく、多くの予算をあてなければなりません。
しかしホームページで多くの閲覧があれば、求人情報もあわせて発信できます。何かしらの理由で自社に興味を持っていると考えられるため、効果的にアプローチできるといえるでしょう。
また、コーポレートサイトであれば企業の概要やサービス内容が掲載されているため、自社の強みや魅力のアピールが可能に。営業面だけでなく採用にも効果的な点は、集客ができるホームページの魅力的なポイントです。
集客を成功させるためには、ホームページを制作する段階で意識すべきことがあります。内容によってはホームページ制作後に変更できないこともあるため、サイト設計のタイミングで必ず考えるようにしましょう。
ここでは、集客を成功させるホームページ制作のポイントを4つに絞って解説していきます。
集客を成功させるホームページ制作では、ペルソナを設定することが重要です。
ペルソナとは
架空の人物像。詳細な条件を設けることで、ユーザーのニーズや行動を考える際に役立つ。
インターネットで集客する際は、情報を発信するターゲット選定が重要です。しかしターゲットといっても「20〜40代の女性」など大雑把な設定ではユーザーに響く内容を発信できません。
したがってユーザーに響かせる内容を考えるためにも、ペルソナを設定することでより具体的な訴求が行えるようになります。
ペルソナの例
普段の生活スタイルや趣味も踏まえて考えられれば、さらに効果的なアプローチにつながるでしょう。
ペルソナについて詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
集客に成功しているホームページは、制作時に問い合わせにつながる導線が組まれています。
よくある例として「閲覧数は多いが売上は変わらない…」という場合がありますが、理由は問い合わせまでの誘導が行えていないためです。コンテンツの内容でユーザーを満足させられていた場合でも、最終的な訴求が行えていなければ集客効果は得られません。
それほどユーザーから大きなアクションを得ることは難しく、適切な対策が必要といえるでしょう。問い合わせボタンやフォームがないホームページであれば、ユーザーが分かりやすい場所に設置するだけでも変化があります。
閲覧ユーザーの立場になってホームページでの行動を考え、どのような導線であれば問い合わせたいと思えるのかを意識しましょう。
集客を成功させるホームページ制作の3つ目のポイントが、多くのアクセスを集めている競合サイトを分析し、成功している要因を見つけることです。
実際にアクセスを集められているホームページは、何かしらの成功している理由があります。対策しているキーワードの場合もあれば、コンテンツの質の場合もあるでしょう。
そのためこれからホームページを制作する場合だけにかかわらず、成功理由を学ぶことは重要です。
問い合わせにつなげるページはどこなのか、導線の設計やサイトの作り方まで考えられると、ユーザー心理を理解しやすく、自社サイトに活かせるでしょう。
集客を成功させるホームページ制作の最後のポイントが、ユーザーが求めている情報を提供することです。コンテンツの質を高めることは、インターネット上の集客を行ううえで最も重要な要素といえるでしょう。
なぜならアクセスを集めるだけでは問い合わせにつながらないためです。集客に向けた導線も重要ではありますが、前提としてコンテンツでユーザーを満足させられなければ訴求は響きません。
1ページだけで情報を網羅できていない場合には、内部リンクで別のページに誘導することも効果的です。理想はホームページ内を回遊し興味を持ってもらうことのため、まずはユーザーが求めている内容を意識し、情報を発信していきましょう。
集客に失敗する場合、同じことが原因となっているホームページは数多くあります。なかでもデザイン性ばかりに注力してしまうことは多いため、集客という目的に合わせたホームページの設計から運用を行いましょう。
ここでは、集客に失敗するホームページの特徴を3つに絞って紹介していきます。
集客に失敗する特徴として、ホームページの目的が明確化していないことが挙げられます。
そもそも何のためにホームページを制作したのかが明確化していないと、ターゲットも決められず集客につなげることはできません。
たとえば、
上記のように目的を明確化し、どのようなユーザーに向けて見てもらいたいのかを考えることが重要です。
集客を目的としたホームページ制作でのよくある失敗として、デザイン性ばかりにこだわっていることが挙げられます。
たしかにホームページのデザイン性は、ブランディングなどの観点では重要です。黒と白しか使用していないホームページよりも、色鮮やかな配色のほうが閲覧ユーザーも増え滞在時間も増加するでしょう。
しかし、これらは集客に直接結びつくわけではありません。そのため、多くのアクセスを集めるための対策が必要になります。
デザインはほどほどに考え、まずは検索上位に表示させる施策や、問い合わせにつなげる導線設計など、集客に結びつく対策を行いましょう。
ホームページを公開したものの更新を一切行っていなければ、集客効果は得られません。
なぜなら更新をしていないホームページの場合、検索にヒットすることがなく、アクセスを集めることができないからです。
検索エンジンでアクセスを集めるには、GoogleやYahoo! JAPANに評価される必要があります。評価されるにはさまざまな対策がありますが、なかでも定期的な更新は重要な要素の一つです。
最低でも月に1.2回程度は更新し「営業しているのかがわからない」というような状況は避けましょう。
ホームページ制作時や制作前の重要点を紹介してきましたが、制作後に行う施策も非常に重要です。
ホームページ制作後の施策には、さまざまな手法が存在しています。
ここでは、ホームページ制作後に効果的な集客方法を5つに絞って紹介していきます。
SEO対策とは検索エンジン最適化の略となり、GoogleやYahoo! JAPANなど検索エンジンに向けて対策を行う手法です。
ホームページへの流入が多い検索エンジンだからこそ、検索結果で上位に表示させアクセスを増加させることが目的となります。
またSEO対策は「ホームページの内部に向けた対策」と「ホームページの外部に向けた対策」があり、それぞれ長期的に対策する点が特徴です。
SEO対策について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
MEO対策とはマップエンジン最適化の略となり、Googleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)を活用したSEO対策の一つです。
検索結果で表示されるMEO枠の上位表示を目指し、Googleビジネスプロフィールやホームページへのアクセス増加が目的となります。
基本的な対策はGoogleビジネスプロフィールの内容を充実させることですが、キーワード対策や口コミ対策など、集客で重要となる項目は数多くあります。
検索結果ではSEO欄より上位に表示されるため、ローカルビジネスであれば成果を高めやすい集客方法です。
MEO対策について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
Web広告運用はインターネット上で広告を出稿し、LP(ランディングページ)やホームページ経由で問い合わせにつなげることが目的の手法です。
広告によって費用が発生するタイミングが異なり、1,000回表示の場合もあれば、問い合わせや商品販売したときに限定された成果報酬型もあります。
また広告を配信する媒体も、
など、多種多様です。
そのためターゲットに合わせた媒体選び、配信方法が重要になります。
Web広告について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
SNS運用は、TwitterやInstagramなどのSNS上で情報を発信し、最終的にホームページへのアクセスを促す手法になります。
SNSと一口にいっても、媒体ごとに利用しているユーザー層や発信方法が違うため、媒体の特徴とターゲットを上手にマッチさせることが大切です。
また発信内容も、以下のようにさまざまなタイプが存在します。
運用方法に正解はないため、多くのフォロワーを獲得しつつ、自社アカウントのファンを増やすようなイメージが重要です。
SNS運用について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
オフライン集客とは、インターネットを活用しない集客方法のことです。
主なオフライン集客はこちら。
現代はインターネットを活用するオンライン広告が主流といえますが、使い方によってはオフライン広告でも集客効果を見込めます。
ただし明確な効果がわからないなどデメリット要素もあるため、使いどころを見極めることが重要です。
集客できるホームページを自社で制作するのは難しい…という場合は、ホームページ制作のプロである制作会社に依頼しましょう。
しかし、ホームページ制作会社は数多く存在しているため、どの制作会社に依頼すればいいのかわからないという方も多いかと思います。ここからは、集客に強いホームページ制作会社の選び方についてご紹介します。
制作会社のホームページには、これまで制作したサイトが掲載された「制作実績」のページがあります。これは、制作会社にとってのポートフォリオのような存在で、「このようなサイトが作れます」というアピールをするためのものです。
ホームページ制作会社によって得意分野はさまざま。制作実績の中に自社と同じ、もしくは近しい業種のサイトがあるかどうかを確認しましょう。
自社と同業種のサイトの制作実績がある制作会社は、業界に対する知識を持っている可能性が高く、話し合いが円滑に進みやすいです。
また、その業界ならではのコンテンツの作成など、集客につながりやすい施策を提案してくれるかもしれません。
集客できるホームページを制作するためには、Web集客やマーケティングの知識を持った制作会社を選ぶことが重要です。
ただホームページを制作するだけでなく、こういった知識を持った担当者が制作に携わる制作会社であれば、自社が抱えている課題を洗い出したうえで改善点を見つけ、課題を解決するための施策や自社の強みを反映したホームページを制作してくれます。
これは、ホームページのリニューアルを制作会社に依頼する場合も同様です。自社サイトが抱える課題や悩みをしっかりとヒアリングしてくれる制作会社であれば、現状のアクセス数などを分析したうえで、集客につながるホームページにするための提案を行ってくれます。
Web集客・マーケティングの知識がある制作会社を見極めるためには、打ち合わせ時に「自社サイトからどのくらいの問い合わせが来ているのか」「集客につながったホームページを作った実績がどれくらいあるのか」を確認するようにしましょう。
ホームページは公開して終わりではありません。公開後の運用によって、集客につながるかどうかが大きく変わります。
制作会社のなかには、ホームページを作って終わりというところも少なくありません。公開後のコンテンツの運用や追加で更新を行う場合などは、別途費用が発生する場合もあります。また、自社で更新をしたくても、制作会社側でしかホームページに触れない場合もあります。
制作会社を選ぶ際は、以下の点を確認しておきましょう。
打ち合わせ時に費用を明確に提示し、納得できる説明をしてくれる制作会社を選ぶことが重要です。
本記事では、集客できるホームページの成功ポイントと4つと失敗例を紹介してきました。
ホームページの集客を成功させるためには、競合サイト分析やペルソナ設定など、制作前のサイト設計が重要な役割をもちます。
またデザイン性だけでなくユーザーの心理を踏まえたうえで、アクセス数の増加につながる対策を行わなければなりません。
これらすべてを踏まえ、自社でホームページを制作するのは簡単なことではありません。自社でのホームページ制作が難しい場合は、集客実績のある制作会社への依頼をおすすめします。
TRASPは徹底的な分析から考えるサイト設計を得意とし、ホームページ集客で多くの実績があります。
無料相談も行っておりますので、集客に強いホームページ制作を考えている方はお気軽にお問い合わせください。
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