制作ガイド
レスポンシブWebデザインの作り方は?メリッ・・・
2023.04.12
TRASPコラム
制作ガイド
更新日:2023.04.15
公開日:2021.02.04
企業のホームページ制作を成功させるためには、依頼前の事前準備が肝心です。
流行のデザインやきれいな写真を使ってできあがったWebサイトでも、求めているお客さまの集客やアクションにつながらなければ費用がむだになってしまいます。ましてや商品のように「ワンクリックで依頼すれば完成されたホームページが届く」というものでもありません。ホームページは企業側の事前準備と、制作会社との打ち合わせが非常に重要なポイントになります。
しかしいざホームページを制作会社に依頼しようとしても、どのようなことを準備すればいいのか悩むという企業担当者も多いでしょう。
そこでWeb制作を依頼していただく側として、TRASPがプロ目線で「これだけはやっておくべきこと」「制作会社に伝えるべきこと」などを10個ピックアップし、依頼の流れとともに初心者にもわかりやすく解説します。
目次
ホームページは、依頼者側(クライアント様)の協力なしに作り上げることはできません。
なぜならどのような特徴で、どのようなコンセプトで作成すれば良いのかが明確でなければ、デザインや必要となる機能は決まらないからです。
建設業や美容業など、異なる業界のホームページを同じように作っても成果には結び付きません。企業の業種と業務を理解し、ターゲットとなるユーザーの想定を細かく絞り込み、制作することで集客やお問い合わせに繋げられるのです。
またホームページは一度作ったらゴールではなく、制作後に行っていく運用こそが最も大事。のちのちの運用まで考えて制作をする必要があります。
そのためTRASPでは、目的や要望に沿ったホームページを作り上げていけるように基本的な要素、内容、デザインをヒアリングしたうえで、今まで効果が出なかった企業のホームページの課題を見つけ出し、業界やターゲットを絞り、より効果の高いホームページ制作を行います。
依頼者側の企業でも、一緒にホームページを作り上げていくイメージで、事前にアイデアとしてたくさんの要素を用意し、内容を整理しておくと、より制作進行が捗り、成果の出るホームページができあがるでしょう。
TRASPのWeb制作についてはこちらから見ることができます。
TRASPで変わるホームページ
ここでは、最低限やっておきたい準備を3つ挙げています。
この基本さえおさえておけば、失敗することは減らせるでしょう。
「とにかく早くホームページがほしい」「事前準備なんてめんどくさい」という方でも、これだけはかならず考えておいてください。
ホームページ制作の流れはこちらで解説しています。
まず考えたいのが、ホームページ制作をする目的について。
「ホームページで何をしたいのか」は、制作をすすめるうえで軸となるものです。目的が曖昧だと着地点がどこなのかわからず、何をどうしていけばいいのかもわからなくなってしまいます。
ホームページのデザインは、目的によって変わります。
など、お客さまに「何をしてもらいたいか」を明確にしておきましょう。
「新規のお問い合わせやご予約に繋げたい」「店舗で売っている商品を全国向けに売り出したい」「資料請求を増やしたい」「ユーザーにとって見づらい・わかりづらい部分があるからリニューアルしたい」など具体的に考えられると良いです。
また企業において、今解決したい課題は何か?問題点は何なのか?それらを解決するためにはどのような方法があるか?といった事も一緒に考えておくと良いでしょう。Web制作によってアプローチできるかもしれません。デザイン、企画、その後の運用も含めたすべてに関わってくるのでじっくり考えてみてください。
特にリニューアルの場合は、今あるホームページを運用してみて不便と感じたことや「こうなればもっといいのに」という要望も制作会社に伝えることをおすすめします。きちんと伝えておけば、制作会社がそこに向けて最善の策を練ってくれ、提案の幅も広がるでしょう。
次に、自社のコンセプトを決めましょう。
コンセプトといっても難しく考える必要はありません。
たとえば士業など法律をあつかう業種であれば、ブルーといった信頼感のあるカラー。エステサロンであればピンクベージュなど、企業のイメージに合ったデザインを打ち出す必要があります。
もっと細かくいえば、「老後の問題など身近な法律に関する相談」を請け負っている法律事務所であれば、イラストやアイコンを活用した親しみやすいデザインに。一方で企業専門の法律事務所なら風景写真や明朝字体をメインとしたビジネスデザインに。「地域の人に来てもらいたい」なら地域密着型をアピールする文言を入れるなど、企業のコンセプトに沿ったホームページ制作を行います。
自社のイメージに合ったWebサイトにするためには、できるだけ詳しく自社のことを制作会社に伝えましょう。
自社のターゲットを決めましょう。
コンセプトと共通する部分になりますが、ターゲットがBtoBなのかBtoCなのかによってデザインは変わります。また、ターゲットの「年齢・性別・地域・興味」などの属性によって、効果的なWebサイトの作り方が異なります。
なぜなら、ホームページの目的としてはユーザーに「お問い合わせボタンをクリックしてもらう」「ホームページを見て来店を決めてもらう」などのアクションを起こしてもらうことになります。
そのためには、ターゲットユーザーがアクションを起こしたくなるようなホームページにする必要があるでしょう。無数のWebサイトにあふれているインターネットの世界で、自社を選んでもらうためには、ダイレクトにターゲットユーザーにアプローチしなければなりません。
アプローチ方法を考えるためにも、ターゲット像はより詳しく、明確に設定すると良いです。現時点のユーザーと、企業側が求めるターゲットにズレがないかも、しっかり見極めておく事も大事です。
ターゲット像の設定方法はこちらの記事でわかりやすく解説していますので、参考にしてください。
基本的な準備ができたところで、次のステップではホームページ集客を成功させるための事前準備です。
ホームページを成功に導くためには「分析すること」が肝心です。制作会社でも調査や分析は行いますが、自社やライバル、お客さまについて一番よく知っているのは企業自身であると考えます。制作会社に丸投げせずに、自社でもできるかぎりの分析を行っておきましょう。
自社・競合・ターゲットに分けて、分析する必要性や方法をわかりやすくお教えします。
自社のサービスや商品の魅力・強みは何でしょうか?
多くのWebサイトのなかから自社を選んでもらうためには、競合他社・競合店舗と差別化していく必要があります。そのためには、自社の魅力や強みを分析してみましょう。
まずは商品やサービスの強みのアイデアをできるだけたくさん出していきましょう。
たくさん書きだすことができたら、そのなかから「ターゲットに合うもの」「一番伝えたいこと」をピックアップしていきます。
そして制作会社と、それをどのような見せ方にすればより伝わるかといった部分を、一緒に考えていきます。ホームページ制作・リニューアルを制作会社に頼む際、制作側でもクライアントの企業については調べますが、クライアントである企業側も自身の企業を多く知っていた方が、より良いホームページを作っていくために必要不可欠となるでしょう。
どのような業種にもライバルは存在するかと思います。
同業他社との差別化を図るために、まず競合他社のWebサイトを分析してみましょう。
たとえば骨盤矯正による痩身に強みがあるエステサロンであれば、「ダイエット 骨盤矯正」などで検索し、上位に表示されているサイトを上から見ていきます。このとき、「ダイエット 骨盤矯正 大阪市」など地域名を入れると、近隣で同じようなサービスを提供している競合店舗のホームページが出てくるはずです。これらのホームページよりも良いホームページを作り上げることが目標となります。
できるだけ多くの競合の良い所、さらには悪い所も洗い出していきましょう。どのような売り出し方や見せ方をしているのか、企業理念の違いはどんな所か、ホームページ自体だけではなく、会社の詳細までよく知る事で、自社のホームページはどうしたらもっと良くなるのかが見えてくるはずです。
競合サイトの分析方法について解説した記事がありますので参考にしてください。
前の章で設定したターゲットについて、どのようなニーズがあるのかを分析します。
まずターゲットが「どのような情報を求めているのか」を考えてみます。
といった情報は、そのままホームページを作るページ構成として使えます。
また、ページのなかにもどのようなコンテンツが必要なのか、ターゲットユーザーのニーズから判断できます。ターゲットユーザーが「何を求めて」ホームページにアクセスしてくるのか、想像しながら洗い出しましょう。
ホームページ制作費用は、事前準備しだいで安くおさえることができます。
ここでは、制作費をできるだけ安くしてもらうためのコツをご紹介。
事前にやっておきたい準備は次の2つです。
ホームページ制作の見積もりについてわかりやすく解説した記事もあります。
ホームページに使う写真やテキスト(文章)は、
の2通りがあります。
そして制作会社に用意してもらうとなると、追加費用がかかるのが一般的。
または、文章ライティングや撮影費込みで高めの料金設定になっていることがほとんどでしょう。
制作会社ではSEOの知識をもったライターやプロのカメラマンが在籍していたり、外注のプロライターに依頼をしたりして、本格的な写真やテキストを用意できます。しかし、自社で用意できるなら依頼する必要はありません。費用も安くおさえられるでしょう。
企業自身がその業務内容について書くほうが、熱意のこもった文章が書けるかもしれません。強みやアピールしたいものの説明も事前に文章化し準備しておくことでもメリットがあります。
TRASPではベーシックプランとして、文章や写真を用意していただく、または既存のなかから選んでいただくプランがございます。40万円~スマホ対応・更新機能付きの集客できる本格的なWebサイトが制作できます。
料金についてはこちら
好きなデザインの参考サイトをいくつかピックアップしておけば、制作会社とのイメージの共有に活用できます。何度も打ち合わせしたり、提案を修正したりする手間が省けるため、準備が良い企業には見積もりを安くできる可能性があります。また、できあがってみたら、思ってたのと違う…といったことも避けられるでしょう。
また、このほかにも準備しておくと制作がスムーズになるものがあります。制作会社のやり方によってはさまざまですが、基本的にはかならず用意する必要があると思いますので、準備しておいて良いでしょう。
サーバーやドメイン、Googleアカウント等は、制作会社によって必要・不要は変わってくるので、用意するよう言われてからでも良いかもしれません。
ホームページ制作費用を解説した記事がありますので参考にしてください。
せっかく費用と時間をかけて制作したホームページ、後悔したくはないですよね。
ここでは、運用後も後悔しないために、今からできることを紹介します。
予算と納期を決めましょう。
ホームページ制作では、
など、さまざまな選択肢があります。
すべての予算を制作にかけてしまえば、そのあとの運用や改善ができなくなります。ホームページは公開後の運用こそが重要。将来を見据えて、予算を決めましょう。
どれくらいの予算をかけるか、どれくらいの期間で結果を出したいのかを、明確にしておくことで制作会社側からの提案も効率的にできます。
ホームページ公開後は、どのような運用をしていくのか考えておきます。
基本的なSEO対策をほどこして検索流入を待つのか、積極的にコンテンツを更新していくのか、Web広告を打ち出すのか、運用方針によって見積もりや今後の提案も変わります。
ホームページ制作は制作会社とクライアント、双方の協力が不可欠です。
制作会社が考えるべきことは構成や見せ方、デザイン、プログラム、コーディングなど多岐にわたります。それと同時に依頼者である企業が考えるべきこともたくさんあるのです。そうでなければむだな時間と費用がかかってしまい、納期も長期化してしまうでしょう。
また、自分の事業やサービス、会社を文章化したり視覚化したりするという作業は、企業の活動を見つめ直せる良い機会にもなります。
したがって、余裕を持ってスケジュールを組み、分析・検討する期間を設け、しっかりと考えましょう。
ホームページ運用費について解説した記事もあります。
いくらキレイなホームページを作ったとしても、誰にも見てもらえなければ意味がありません。そのために自社の強みやターゲット、目的を事前に明確にしておくことが非常に大事です。
また、依頼する制作会社の見積もりもしっかり注視して内容を見るようにしましょう。費用が低すぎると成果に期待できなかったり、高過ぎると必要としていないオプションがついていたりという場合も。ある程度は見積もりの時点で見極められるようにしておいた方が良いかもしれません。
TRASPは大阪の本社を中心に全国各地どこでも、対応致します。
TRASPは事前にしっかりとヒアリング・提案を行った上で制作を進めていくので、企業のニーズに応える、結果に繋がる効果的なデザイン・制作が可能です。また、TRASPが制作をを手がけるお客様の業種は、建設・鉄鋼・塗装・エステ・サロン・整体/整骨院・美容室・士業・飲食店等様々です。これまで沢山の業種のサポートを行ってきたTRASPにぜひお任せください。
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