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施工写真の撮り方とは?実践すべき5つのコツと注意点を徹底解説!

制作ガイド

更新日:2023.06.03
公開日:2023.05.02

施工写真の撮り方とは?実践すべき5つのコツと注意点を徹底解説!

 

建設業のサイトにおいて“施工事例のページを掲載する”のが、もはや当たり前となった昨今。そのようななかで、

 

「なぜホームページに施工写真を載せる必要があるの?」

工事写真の撮り方を知りたい」

「撮影時の注意点などがあれば教えてほしい」

 

上記のようなお悩みを持つ、ご担当者さまもいらっしゃるでしょう。

 

施工事例のページをうまく活用すれば、依頼を検討する人の良い判断材料となり、コンバージョンにつながりやすくなります。「実績をアピールする」「お客さまの不安を和らげる」ためにも、しっかりと“写真の撮り方”にこだわると良いでしょう。

 

この記事では、施工写真の撮り方5つのコツをご紹介!建設業のホームページ制作実績を多数保有するTRASPが、撮影時の注意点などもあわせて解説いたします。

 

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施工事例が建設業のホームページに重要な理由3つ

<h2>施工事例が建設業のホームページに重要な理由3つ

 

はじめに、施工事例が建設業のホームページに重要な理由を3つ紹介します。

 

1.実績をアピールできる

施工事例のページを導入すれば、自社の実績をアピールできます。

 

  • 実際に仕事をしている実績
  • 施工技術
  • 得意分野
  • 住宅づくりやリフォームに対する考え方 など

 

さまざまな事例を掲載すれば、上記のようなことを伝えられます。そのため自社の技術・実績の宣伝に、大きく役立つでしょう。

 

2.SEOに効果的

施工事例のページをしっかり作りこめば、SEO効果も見込めます。なぜなら、施工事例ページには、「商品・サービス」「工事の内容」「ローカルな地域情報」といった情報を掲載できるため。

 

これらの情報は具体的な顕在層の検索キーワードとマッチしやすく、検索エンジンの結果で上位表示される傾向があります。

SEO対策とは

SEOとはSearch Engine Optimizationの頭文字をとった略で、日本語では「検索エンジン最適化」のこと。検索結果において、自社のホームページを多く露出するための施策を指します。

また、よりSEOの効果を高めるためには「SEO対策キーワードを多く含めること」「できるだけ多くの事例を掲載すること」を、実行するのが重要なポイント。

 

SEO対策の特徴やメリットを解説した記事はこちら。

 

建設業のホームページでSEO対策が必須な理由を詳しく解説します。

 

3.コンバージョンにつながる

施工事例をとおして「どのような工事をしてきたか」「どのような部分にこだわったか」「実際にどのような要望に応えたのか」適切に伝われば、ユーザーは自社への具体的なイメージを描けます。

 

そうすると安心感を与えられるため、自社の信頼度アップに役立ちます。結果的に問い合わせ・見積もり依頼といったコンバージョンにつながり、効率良く見込み客を獲得を狙えるでしょう。

 

建設業にホームページが欠かせない理由や成功事例をまとめました。

 

施工事例のページに記載すべき項目5つ

<h2>施工事例のページに記載すべき項目5つ

 

次に、施工事例のページに記載すべき項目5つを解説します。

 

1.「具体的な内容+地域名」のタイトル

「具体的な内容+地域名」のタイトルを付けましょう。たとえば施工事例でよくあるわかりにくいタイトルとして、「施工事例1」「〇〇市 A様邸」などがあります。

 

これではユーザーがパッと見た際に、“どのような工事を行ったのか”という明確なイメージがわきません。その結果「簡単にほしい情報が手に入らない」と判断され、サイトから離脱してしまう可能性が高いです。

 

  • 「キッチンリフォーム 東京都渋谷区 A様邸」
  • 「外壁塗装工事 大阪市 Y様邸」

 

したがって興味を引くにはユーザー目線に立ち、このように具体的でわかりやすいタイトルをつけるのがおすすめです。

 

2.工事の概要

工事の大まかな内容を掲載しましょう。いきなり本題を伝えるのではなく、最初に工事の概要(=アウトライン)をインプットしてもらうと、ユーザーはその後の情報を理解しやすくなります。

  • 工事の場所(大阪府大阪市北区など)
  • 工事の内容(新築施工・リノベーション・リフォームなど)
  • 工事期間(打ち合わせ1.5ヵ月・工事3ヵ月など)

上記のように、ユーザーが「工事の場所」「規模」をはっきり想像できるような情報を打ち出してください。

 

3.依頼された経緯

「お客さまが自社に相談するに至った経緯」「依頼の決め手になった理由」を、具体的に記載しておきましょう。

 

ここを手厚く書くことで、境遇が近いユーザーに親近感を覚えてもらえます。そうすると「ここなら話を聞いてくれそう」と、安心して依頼してくれるようになるでしょう。

 

4.ビフォーアフターの写真

施工事例ページには、ビフォーアフターの写真が欠かせません。なぜなら、施工前後の写真を掲載すれば“どの部分がどのように変わったか”を、読み手に強く印象付けられるため。

 

とくにアフター写真でお客さまは、「自分の希望を叶えてくれるのか」「高い技術を持った会社なのか」を判断する傾向があります。そのためできるだけ多くの施工写真を掲載することが大切です。

 

ただし、以下のような写真の撮り方は避けましょう。

  • 小さい写真
  • 画像の粗い写真
  • 暗い写真 など

掲載する施工写真によって、良くも悪くも自社の印象は大きく左右されます。したがって“どのように撮ればユーザーに見やすい写真になるか・魅力が伝わるか”を事前に考え、撮り方にこだわりましょう。

 

具体的なコツについては後の項目でご説明しますので、ぜひご覧ください。

 

5.お客さまの声

お客さまの声も忘れずに書いておきましょう。なぜなら施工内容を理解したあと、「このお客さまは満足したのか」「その後どうなったのか」などを気にするユーザーがほとんどのため。

 

そこで着工完了後に「お客様からいただいた喜びの声」「感想・意見」を複数掲載すれば、“お客さまからのレビューのような役割”を持たせることができます。

 

またお客様の声を集めるためには、基本的にこのようなアクションが効果的です。

 

  • 施工後アンケートをもらう
  • 店舗にアンケートBOXを設置する
  • インタビューを実施し、お客様の声を集める など

 

この際、ホームページで使用する許可も取っておきましょう。加えてお客さまが顔出しOKな場合は、積極的に写真を使用するとより自社への信頼性が増します。したがって、こちらもあわせて確認すると良いでしょう。

 

お客さまの声の集め方について、詳しく解説した記事はこちら。

 

お問い合わせがくる施工事例ページの作り方を詳しくまとめています。

TRASPは、土木・建設業界に強いホームページ制作会社です。いままで効果が出なかった企業のサイト・施工事例ページの課題を見つけ出し、業界やターゲットを絞り、より効果の高いホームページ制作を行います。

 

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施工写真の撮り方5つのコツ

<h2>施工写真の撮り方5つのコツ

 

つづいて、施工写真の撮り方5つのコツを見ていきましょう。

 

1.ビフォーアフターは同じ位置から撮影

1つ目のコツは、ビフォーアフターは同じ位置から撮影することです。なぜなら、一目ですぐに“どのような工事をしたのか”がわかるため。同じ現場だとスムーズに判別できるよう、建物の形状・玄関・窓など前後で共通するものを写し込むことをおすすめします。お客さまの立場で考えた際に、すぐに違いを把握できる写真を撮りましょう。

 

2.写真のサイズは大きめのものを採用

2つ目のコツは、写真サイズは大きめのものを採用することです。ホームページに掲載するときに、小さな画像を引き伸ばすと画質が荒れてしまいます。

 

大きな写真を小さくするぶんには問題ありませんが、小さな写真を大きくするとぼやけてしまいます。そのため、ホームページ幅より広い写真を用意すると良いでしょう。

  • おすすめの写真サイズ:1920px×1080pxが目安

パソコンの一般的な画面サイズが1920px×1080pxのため、この画像サイズ以下でなければ画像はきれいに表示されます。

 

3.水平・垂直に注意する

3つ目のコツは、水平・垂直に注意することです。水平・垂直のラインが歪んでいると、どうしてもチープな印象になってしまいます。そのため「垂直ラインが歪んでいないか」「床や柱の水平ラインが斜めになっていないか」を、漏れなく確認しましょう。

 

また撮影時には、水準器を用いて水平垂直を確認するのもおすすめ。建築写真専用のレンズ・カメラには水準器が内蔵されているため、水平・垂直を意識したバランスの良い写真に仕上がります。

 

4.余白を活用する

4つ目のコツは、余白を活用することです。

 

施工事例の写真はただ工事中や工事後の写真を撮影するだけでなく、周辺の環境も撮影すると、より魅力的に仕上がります。たとえば住宅の場合は建物に近づきつつも、周囲の駐車場・外構などの位置関係がわかるよう、焦点距離のバランスを考慮し、構図を決めると良いでしょう。

 

また住宅の形状をよりきれいに撮影するには、遠近感を感じさせるのが有効。立体感を出したい場合は、正面と側面の比率が7:3程度になるよう位置取りをするのもおすすめです。

 

写真に立体感や奥行きを与えるためにも、ぜひ余白を意識してみてください。

 

5.アングルを工夫する

5つ目のコツは、アングルを工夫することです。同じ場所から同じアングルで撮影すると、どうしても写真が単調になりがち。そのため工事中・完成後の状態をさまざまな角度から撮影すれば、写真に変化をつけられるでしょう。とくに高さを変える」「斜めに撮影する」ことで、より写真の見映えが良くなるというメリットにも期待できます。

 

 

施工写真を撮る際の注意点4つ

<h2>施工写真を撮る際の注意点4つ

 

この項目では、施工写真を撮る際の注意点4つを紹介します。

 

1.太陽の向き・採光に考慮する

現場・建物の写真を撮影する際に気を付けたいのは、太陽光です。外観を撮影する際、太陽を背にした“順光”で撮影すれば、対象を明るく映し出せます。

 

一方で建物の正面が逆光になってしまう場合、撮影する角度を変え、建物内の光と外観が写り込む夕方に撮影するのも一つの方法です。電柱や車などが写り込まないよう、注意すると良いでしょう。

 

また内観の撮影は、室内と外の景色との両立が難しくなります。なぜなら「窓の位置や照明器具の色温度」「カーテンの有無」など、さまざまな環境によって撮影条件が変わるため。

 

したがってこのような方法を試し、明るさにムラが出ないよう撮影・調整を行いましょう。

  • 太陽の高さによって撮影時間を変更する
  • カメラの明るさを調節する
  • 光量が少ないときに備えてストロボを用意する など

2.部屋全体の奥行き・視野をわかりやすく

住宅の写真を撮影する場合、外観・内観に加え、“設計でこだわったポイント”を撮影するケースがあります。

 

  • リビングの天井の高さ
  • ランドリーからキッチンまでの家事動線
  • 充実した収納スペース など

 

上記のように、お客さまに自社がアピールしたい箇所が引き立つように撮影しましょう。

 

また部屋を広い範囲で撮影する際は、広角レンズがおすすめです。全体の奥行き・端から端までがきれいに収められるぶん、各部屋の位置関係や生活導線を把握しやすくなります。

 

ただし、広角レンズでの撮影は歪みが目立つおそれも。そのため撮影時には不自然にならないよう注意しましょう。

 

3.「何を伝えたい写真か」を考える

つづいて「何を伝えたい写真か」を考えましょう。

 

お客さまのほとんどは、施工に関することに詳しくありません。そのため下記のような内容が、一目見ただけでわかる写真を撮影しましょう。

 

  • どのような施工・仕上がりになったのか
  • どのような人が対応したのか など

 

施工・仕上がりに関しては、ビフォー・アフターの写真でも十分でしょう。しかし“対応した人”について知ってもらうのであれば、「実際に作業している風景」を紹介するのもおすすめ。なぜなら、リフォーム・注文住宅、いずれにしてもお客さまはなかなか現場を見る機会がなく、気になっている方も多いためです。

 

たとえば、施工風景を紹介する際に職人さんを含めた写真を使用すると、“実際に工事してくれた人”の雰囲気がわかるため、よりユーザーに安心感を与えやすくなります。加えて印象に残りやすくなるぶん、他社との差別化を図りやすくなるでしょう。

 

お客さまが施工事例のページを閲覧した際に、“文字を読まなくても伝わるもの”に仕上げることが大切です。

 

4.撮影後に画像処理を行う

写真を撮影した後に、画像処理を行うことも重要です。施工写真はアイキャッチ効果が高いぶん、単にそのまま撮影した写真を載せるよりも、加工した方が閲覧者を増やしやすくなります。

 

そのため下記のような処理を行い、よりきれいな写真に仕上げると良いでしょう。

  • 写真のトリミング
  • 露出や色
  • ノイズ調整 など

また「画像処理の技術・ノウハウがない」「撮影・編集に時間をかけられない」場合は、撮影を外部へ委託するという手段もあります。

 

施工事例ページ作成・写真の撮り方にお悩みの方は、TRASPまで!

<h2>施工事例ページ作成・写真の撮り方にお悩みの方は、TRASPまで!

 

ここまで施工事例ページの重要性や写真撮影のコツ、撮影時の注意点などをお伝えしました。前述したとおり<「成果につながる施工事例ページを作る」「自社の魅力をより引き立てる写真を撮る」には、専門的な知見が欠かせません。

 

そこで施工事例ページ作成・写真の撮り方でお悩みの建設業者さまは、一度専門のプロに相談すると良いでしょう。

 

TRASPは建設業をはじめ、さまざまな業界のホームページ制作・Web集客実績を数多く保有しています。施工事例ページをはじめ、ファースビューやサイト設計、写真撮影まで幅広く対応いたします。相談は無料です。気になる方はぜひ一度お話を聞かせていただけませんか?

当社で手がけた、建設業のホームページ制作実績をご紹介します。詳細はぜひご覧ください。

 

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まとめ

この記事では、施工写真の撮り方で実践すべき5つのコツや注意点などを解説しました。

 

施工事例にこだわってたくさん写真を載せると、仕上がりをイメージしやすく、お問い合わせを獲得できます。そのためには「ビフォーアフターは同じ位置から撮影」「アングルを工夫する」などのコツを押さえ、施工写真を撮影すると良いでしょう。

 

また施工事例のページ作成や撮り方には、専門的な知見・ノウハウが必要です。お困りの方はプロに相談することをおすすめします。

 

TRASPはホームページ制作からWeb集客まで一貫してご依頼いただけます。建設業界では数多くの実績と経験があるため、ぜひ一度プロにお任せください。またオンライン相談も受け付けておりますので、ご相談やご質問もお待ちしております。

 

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