制作ガイド
月額型のホームページ制作ってどうなの?仕組み・・・
2023.07.28
TRASPコラム
制作ガイド
更新日:2023.04.02
公開日:2020.06.30
こんなイメージのホームページを作りたいと思っているけれど、知識も無いし、何から始めたらいいのかわからない…どうしたらいいんだろう?とお悩みの方は多いと思います。デザインやレイアウトを一から作成するとなると、HTMLやCSSの書き方を学ぶところから始めなければなりません。
さらにその構成をきちんと考えて、どこにどんな画像を入れて、テキストを入れて、などと決めておかないとホームページ作成の経験が無い場合、大変時間がかかってしまいます。ホームページのページの種類は、トップページ、カテゴリやコンタクトページなどたくさんあり、何ページにも及ぶホームページ作りは難航してしまうでしょう。
しかし、ホームページテンプレートを使えば、
設計やコーディング(プログラムを作成すること)の知識がない方でもホームページを立ち上げることができます。
かなりハードルが高く思われるホームページ作りも、初心者の方でもレイアウトやデザインがそのイメージに近いテンプレートを利用すれば、手軽に手軽に綺麗なデザインのホームページを作れます。
今回はこのテンプレートについて基本的な知識の解説をしていきたいと思います。
目次
まずはホームページのテンプレートについて概要を把握しましょう。
ホームぺージのテンプレートとは、ホームページのレイアウトやデザインの雛形のことです。
新しくWebサイトを作るには、本来ならばHTMLやCSSといった専門知識が必要です。
高度なデザインのWebサイトにしようと思うと、より難しいコーディングの作業が必要となります。
しかし、ホームページのテンプレートはホームページの本体となるHTMLファイル、
ホームページのデザイン内容に関するCSS、動きを付けるプログラミング言語JavaScriptといったファイルがセットになっており、文章を書き換えたり、画像を変更するだけでホームページを作成することが出来ます。
無料のものから有料のものまで、多数存在しますが全て「HTMLとCSSがセットになっている」という点では同じです。
ただし、ホームページテンプレート単体では、作成機能はありません。
ホームページ作成ソフトと組み合わせることでホームページを作成出来ます。
ホームページ作成ソフトでホームページテンプレートの中の文章等を自身で書き換えて使うのです。
一番大きなメリットとしては、ホームページテンプレートを使用すれば作業時間を短縮できる点です。
基本的には既存のテンプレートに、ツールの指示通り文章や好きな画像を挿入していくだけなので、
自分でデザインやコーディングをする際に比べればかなりの作成時間の大幅削減が可能です。
ほぼそのままの状態で使い始められる他、多少専門知識を要しますが、
カスタマイズしたい場合はソースの一部を修正するだけで良いので、時間や手間を省くことが出来ます。
プロのWebデザイナーのテンプレートを使えば、
一から制作会社に依頼した場合のデザインを制作する費用も抑えられ、
デザイン性の高いページを容易に作成することが出来ます。
また、無料のテンプレートも数多く、有料のテンプレートであってもそんなに高額では無いので、
テンプレートを使えば制作費用を抑えられます。
デザインに慣れていない方でも、ホームページ全体のデザインの統一感も出せ、綺麗にまとまったサイトが作れます。
気に入ったデザインのものを選ぶだけで、お洒落なホームページを完成させることが出来るでしょう。
テンプレートを使用すれば、HTMLやCSSの知識が無くても簡単にホームページを作ることが出来ます。
何も無い状態からホームページを作成するには、デザインやコーディングといった専門知識が必要不可欠になるところが、テンプレートを使えば難しい知識は不要です。
初心者にとってはどの記述が何を構成しているのかわからない、ホームページテンプレートの編集画面。
編集のことを考えなくて済むので、気が楽ですよね。
ホームページ作成においてホームページテンプレートはとても便利ですが、デメリットもあります。
ホームページテンプレートはかなり多くの種類がありますが、
業種やジャンルという点で絞った場合はその種類というのは限られてくる為、
他のホームページと同じようなデザインになる可能性があり、どうしても似たような雰囲気になることも…。
特に、『〇〇向けのテンプレート』など利用用途が限られているテンプレートは、
同ジャンルのライバルサイトも同じものを使っている可能性があるからです。
既に型が決まっている以上、自由度が低く、基本的にはそれ以外のことは出来ません。
こうしたい、という思いが本当に実現出来るのか、テンプレートを良く吟味して選ぶようにしましょう。
基本的には専門知識は不要ですが、カスタマイズするためにはHTMLやCSSの知識が必要になります。
テンプレートを使っていても自分でカスタマイズが出来れば、最初の型以外のデザインに変更したり、
他との差別化を図ることも出来ます。しかし、テンプレートを改変しようと思っても、やはり知識が無いままに編集するとレイアウトが崩れてしまう可能性は否めません。
実際にホームページテンプレートを使用する時はどのようにすれば良いのでしょうか。
まずは検索エンジンで『ホームページ テンプレート』といったキーワードで検索してみて下さい。
すると、無料のものから有料のものまでたくさん出てきます。
ここからは数多くの中から最適なテンプレートを選ぶ為のポイントをご説明していきます。
テンプレートには、 商用利用が制限されているものや別途料金が掛かるもの、
コンテンツによって作成が禁止されているもの等、それぞれ利用規約が設けられております。
希望している利用方法やコンテンツが、問題なく作成可能なものかどうかを確認しましょう。
多くのテンプレート配布サイトは、業種・ジャンルごとのカテゴリ別にまとめられているので、
その中から合うテンプレートを選びましょう。
せっかく手軽なテンプレートを使うのだから、デザインやフォント、色などを変更する手間無く使いたいですよね。
どのようなホームページを作成したいのか?また、どのような雰囲気の方がそのホームページを見に来るのか?
まずイメージしているものを明確にし、その雰囲気にあったテンプレートを探すことで、カスタマイズの手間が減りより簡単にホームページを作ることが可能です。
テンプレートのベースカラーはホームページのイメージを決めてしまう、重要なものなので、
淡い優しい色合いがいいのかそれともビビッドなカラーがいいのか、等も充分に検討することをお勧めします。
単にお洒落なだけでは無く、テーマに合った画像やイラストが使われているテンプレートを選ぶことが大切です。
重要なのは、ユーザーにとって使いやすいホームページかどうかということです。
例えば、ホームページ内ですぐに目的のページに移動が出来たり、TOPページへと戻りやすいなど、
ユーザー目線で使いやすいデザインになっているかどうかを考慮しなければなりません。
使い勝手の悪いサイトは、ユーザーが不便に感じ離れていってしまいます。
テンプレートはTOPページのデザインも重要ですが、全体を良く見て、
利便性の高いホームぺージが作れそうかどうか確認しましょう。
また、メインのコンテンツがきちんと読みやすいデザインになっているかどうかも、必ず確認しましょう。
レスポンシブデザインとは、パソコン用とスマートフォン用、というように
画面サイズが違うデバイスであっても見やすいようにホームページを構築する手法です。
デバイスのウィンドウ幅に【responsive(良く反応)】するという意味です。
もし、レスポンシブデザインに対応していなければ、画面サイズが違うデザインを複数作らなければなりません。
しかし、始めからレスポンシブデザイン対応であれば、
画面サイズに合わせて最適な見やすい表示に自動で切り替えてくれます。
現在ではレスポンシブデザインが当たり前なので、対応していることは必須と言っても過言ではありません。
ホームページ作成を効率化してくれるテンプレート。
初期設定やサーバーへのアップロードには手間がかかるかと思いますが、
オリジナルデザインと比較して制作までの時間が短く、料金が安価でコストを削減したい場合には有効な方法です。
デザインの知識やコーディングなどの専門知識がが無い初心者でも、
綺麗なホームページが作成できるのは実に画期的ではないでしょうか。
しかし、ホームページのテンプレートを活用する場合、全く費用をかけずにホームページを作成できる反面、
ある程度妥協する必要もあったり自由度には制限もあるでしょう。
ご自身のニーズやイメージに合ったテンプレートを上手く活用して、素敵なホームページを作っていきましょう。