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TRASPコラム

CMSの種類まとめ!おすすめのツール9選をご紹介【2023年版】

WordPress

更新日:2023.05.21
公開日:2023.04.12

CMSの種類まとめ!おすすめのツール9選をご紹介【2023年版】

 

ホームページを制作する際、多くの企業が導入しているのが「CMS」です。

自社サイトの開設・リニューアルにあたり、

 

そもそもCMSとは?

おすすめのCMSを教えてほしい

選び際に気を付けることがあれば知りたい

 

このように悩まれているご担当者さまもいらっしゃるかと思います。

 

CMSとは、専門的な知識がない人でもホームページを制作できるツールのこと。

 

CMSと一口にいっても、世界中に800以上の種類が存在しています。そのため、自社の目的・運用方法に合ったものを選ぶことが大切でしょう。

 

この記事では、CMSの種類について初心者にもわかりやすく解説!CMSで多くのホームページ制作を行ってきたTRASPが、おすすめのツール9選を詳しくご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

 

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CMSとは?

CMSとは?

 

はじめに「CMSとは何か?」について、見ていきましょう。

 

CMSとは「Contents Management System」の略称で、Webサイトの構築・管理・運用をスムーズに行うためのツールを指します。

 

従来Webサイトを構築するには、このような手順で作業を行う必要がありました。

  1. 見出し・文章・画像といった個別の要素の作成
  2. HTML・CSSなどのプログラミング言語を作成
  3. 1.2で作成した要素や言語をもとに、レイアウトやデザインの記述を開始
  4. ページ間にリンクを設定するなど、適宜作業を実施していく

しかしCMSではこうした要素の入力や編集・登録にすべて対応しており、専用のデータベースで一元的に管理することが可能に。そのためHTML・CSSといった専門知識がなくても、WordやPowerPointのような感覚で、手軽かつ効率的に利用できます。

 

CMSの種類

CMSの種類

 

世界中で数多く存在するCMSですが、そのなかでも大きく3種類に分けられます。

 

  • オープンソース型
  • パッケージ型
  • クラウド型

 

この項目では、それぞれの特徴やメリットなどを詳しくまとめました。

 

オープンソース型

オープンソース型CMSとは「ソースコードが無償で公開されており、商用・非商用問わず誰でも利用や修正・改変が可能、さらに配布もできるライセンス」ことです。

 

ソースコードが公開され、誰でも自在にカスタマイズできることもあり、“世界中でもっとも利用されているCMS”と言われています。また利用者が多いぶん、インターネット上にコミュニティなども多く、必要な情報を探しやすい点も特徴でしょう。

 

「なるべく費用を抑えたい」「自社のリソースをしっかり投下したうえで、自由度の高いCMSを利用したい」という企業におすすめです。

 

メリット

デメリット

  • ライセンス費用がかからない
  • カスタマイズの自由度が高い
  • プラグインが豊富
  • サポートが受けられないため構築や保守作業、不具合対応にある程度のスキルを要する
  • 日本語のドキュメントが不十分なことも
  • 脆弱性があり、セキュリティリスクが高い

 

パッケージ型

パッケージ型CMSとは、「製品のメーカー・販売会社といったシステムベンダーが、独自に開発したCMS」のことです。企業での使用を前提とした機能が充実しており、ベンダーの手厚いサポートを受けられる点が魅力といえるでしょう。

 

「ある程度コストをかけてでも、導入~運用まで成功させたい」「何かあった際に支援してくれる体制がほしい」という企業はぜひチェックしてみてください。

 

メリット

デメリット

  • 企業向けの機能が充実
  • サポート体制が万全
  • マニュアルやトレーニングといった運用支援も行っている
  • 初期費用・ライセンス利用料が必要
  • 導入規模に応じ、ライセンス費用が大きくなる
  • 機能のカスタマイズに、工数とコストが発生することも

 

クラウド型

クラウド型CMSとは、「インターネット環境を通じてWebサイトを作成・運用できるCMS」のこと。別途サーバーを用意したり、CMSをインストールしたりする必要がなく、低コストで簡単にサイト構築~運用を行えます。

 

そのため「できる限り、スモールスタートでCMSを導入したい」と考える企業に適しているでしょう。

 

メリット

デメリット

  • 導入コスト(初期費用)を抑えられる
  • スピーディーに導入できる
  • バージョンアップやセキュリティ対策が不要
  • 機能が固定化されており、カスタマイズができない
  • デザインの自由度が低い
  • トラブル発生時は、ベンダーの対応に依存してしまう

 

おすすめしたい!CMSの種類|オープンソース型

ここからはおすすめしたいCMSの種類9選をそれぞれ見ていきましょう。

まずは、オープンソース型で代表的なものを詳しくご紹介していきます。

 

WordPress

WordPress

https://wordpress.com/ja/

 

WordPressはホームページ・ブログの作成などを行える、オープンソース型CMSを代表するソフトウェアです。2020年8月時点において全世界で63.5%と、シェアは圧倒的1位。“世界で一番利用されているCMSソフトウェア”といっても過言ではないでしょう。

 

当ツールはWebの専門知識があまりなくても、サイトの編集・投稿などが可能です。またそのほかの特徴として、次のようなものが挙げられます。

 

WordPressの主な特徴

  • HTML・CSSで設定する文字装飾や見出しなど、ボタンひとつで入力OK
  • 豊富な無料テンプレートが用意されている
  • プラグインなどの追加機能が多い
  • 拡張性が高く、多様なカスタマイズ事例がある

WordPressでホームページ作成を成功させる手順を詳しくご紹介します。

 

Concrete5

Concrete5

https://concrete5-japan.org/

 

Concrete5は名前のとおり、コンクリートブロックを積むような簡単な操作のみで、ホームページ制作ができるCMS。汎用CMS」とも呼ばれており、ECサイト・SNS・業務システムまで自由に構築できます。また無料でありながらも、企業活動向けに欠かせないパーツが一通り揃っている点も魅力といえるでしょう。

 

Concrete5の主な特徴

  • カスタマイズの自由度が高い
  • 企業活動向けの機能が一通りそろっている
  • わかりやすく、見やすいページ作成機能を搭載

Drupal

Drupal

https://www.drupal.org/

 

Drupalはセキュリティに強く、国内外の大規模サイトにおける利用実績が多いCMS。ホワイトハウスやオーストラリア政府など、各国の政府機関でも活用されているそうです。

 

また、当ツールは「モジュール」と言われる単位によって機能が管理されており、拡張性が非常に高い点がメリットです。WordPressでは難しい“機能的なホームページ”を、比較的手軽に作成できます。

 

Drupalの主な特徴

  • 基本機能だけでも、十分な機能が備わっている
  • コンテンツの一括管理、承認フローの管理が簡単
  • 標準機能として多言語対応機能が実装、多言語対応サイトにも適している

おすすめしたい!CMSの種類|パッケージ型

次に、パッケージ型でおすすめしたいCMSの種類をまとめました。

 

HeartCore CMS

HeartCore CMS

https://www.heartcore.co.jp/en/products/CX/index.html

 

HeartCore CMSは、国内No.1の導入実績を有するCMSです。2019年5月時点で、国内で550社、海外で3,500社以上のお客さまに選ばれています。株式会社IDOM・西武鉄道株式会社・株式会社東急百貨店など、大手企業への導入実績も豊富とのこと。

 

また当ツールで作成したサイトは、パソコン・スマートフォン・タブレットといった幅広いデバイスに対応しています。加えて「170ヶ国の自動翻訳」「人間翻訳OK」「高速な動的サイトの作成にも対応」など、CMSの利用に必要な機能を多く備えたオールインワンパッケージである点にも注目です。

 

HeartCore CMSの主な特徴

  • サイトの一括移行機能を搭載、スピーディーな移行が可能
  • カスタマイズしやすく、ほかのサービスとの連携も図れる
  • Webサイトへのハッキング被害件数がゼロ、セキュリティ性が非常に高い

Movable Type

Movable Type

https://www.sixapart.jp/movabletype/

 

Movable Typeは、商用パッケージ型CMSとして高い支持を得ています。2015年から数量ベースにおける、国内導入シェア4年連続1位の実績を保有。圧倒的に国内での導入実績が多い、老舗のCMSとして知られています。

 

また商用のCMSとしてはリーズナブルなこともあり、「小規模サイトを作りたい」という人からも人気があります。さらにセキュリティ性が高く、法人向けの大規模なソリューションが整っている点も特徴的。大企業や官公庁からも評価が高いツールです。

 

Movable Typeの主な特徴

  • 国内5万サイト以上に導入
  • 開発当初から常にアップデートをかけており、管理画面の使いやすさに定評がある
  • アクセス時のサーバー負荷が低い

CREAM

CREAM

https://www.cream-cms.com/

 

CREAMはオウンドメディアの運営に強い、有料のCMSです。文字カウント機能・予約投稿機能といった、ライティング系のコンテンツ作成に役立つ機能を多く備えています。

 

そのほかGettyImages画像検索・独自のパンくずリスト・SNS連携・広告枠のサイト内/記事内の位置指定など、すぐにメディア運用を行える機能を有している点も魅力でしょう。

 

また当ツールの大きなメリットとして、“自然にSEOが強くなる仕組みを搭載していること”が挙げられます。検索流入を目的としたメディア運用に適しているでしょう。

 

CREAMの主な特徴

  • SEOに強いオウンドメディアを簡単に構築できる
  • 記事の下書き・公開予約・承認といった、管理機能が充実
  • 広告の設定・管理が、簡単かつスピーディー

こちらも参考にしてください。

おすすめしたい!CMSの種類|クラウド型

つづいて、クラウド型でおすすめしたいCMSの種類を解説します。

 

Jimdo

Jimdo

https://www.jimdo.com/jp/

 

Jimdoは、ドイツのJimdo社が開発・運営するクラウド型CMSです。全世界で2,500万以上のホームページが、当ツールを用いて制作されています。無料で利用可能かつ、日本語にも対応している点がメリットでしょう。またメールアドレスを登録すると、即時にホームページを開設できる“手軽さ・スピーディーさ”にも定評があります。

 

Jimdoの主な特徴

  • 最低限の機能でサイト制作ができる0円のプランを用意、アップグレードも簡単
  • クリエイターとAIビルダーの2種類のサービスを用意、用途に合わせて選べる
  • KDDI系列の企業が日本語でのサポートを実施

Wix

Wix

https://ja.wix.com/

 

Wixは、世界190か国で2億人以上に利用されているCMSです。用意されているテンプレートは800種類以上、加えて2万点以上の無料写真・動画素材を使用できる点にも注目です。

 

またHTMLやCSSなどのプログラミング言語の知識・技術があるデベロッパーに特化したツール「Velo」も用意。外部サービスとの連携など、自由な機能拡張を行えるようになっています。

 

Wixの主な特徴

  • テンプレートの種類や写真・動画素材が充実
  • 比較的細かいカスタマイズが可能
  • 編集の自由度が高い

Blue Monkey

Blue Monkey

https://bluemonkey.jp/

 

中小企業向けの国産CMSとして知られる、Blue Monkey。“本当に必要な機能に絞ったシンプルで使いやすいツール”として人気で、これまでの導入実績は1,800社を超えています。視認性が高く、直感的な操作ができるため「Webに関するスキルに自信がない」という担当者の方でも制作・運用を行いやすいでしょう。

 

Blue Monkeyの主な特徴

  • 中小企業の利用シーンを想定した機能を数多く搭載
  • 直感的にページ作成を進められる
  • サポート体制も充実、不明点があればオンラインでも相談可

TRASPは、SEO対策・コンサルティング・マーケティングに強いホームページ制作会社です。対応している業種が幅広く制作実績が豊富で、集客力の続くホームページを作成いたします。

 

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CMSの種類を選ぶ際の注意点3つ

CMSの種類を選ぶ際の注意点3つ

 

最後にCMSの種類を選ぶ際の注意点3つを詳しくまとめました。自社で導入を検討する際は、ぜひこちらを参考にしてください。

 

  • サイトの目的が明確になっているか
  • サイトの規模に合っているか
  • 必要な機能が搭載されているか

 

1.サイトの目的が明確になっているか

1つ目の注意点は、「サイトの目的が明確になっているか」です。

 

組織や運用体制により、「なぜCMSを導入するのか」という目的は大きく変わります。そのためこのように作成・運用・更新をするうえで、重要視するポイントをまとめましょう。

 

  • 自社がどのようなサイトを作りたいのか
  • 情報発信の頻度はどの程度が理想か
  • 対応デバイスをどうするか

 

サイトの目的を明確にすれば、方向性が定まり「本当に必要な機能は何か?」がしっかりと見えてきます。

 

2.サイトの規模に合っているか

2つ目の注意点は、「サイトの規模に合っているか」です。なぜなら、規模によっては「導入したい」と考えているCMSが向かないこともあるため。

 

小規模サイトなら、とくに大きな問題はありません。しかし大規模サイトになるほど、データ通信量・アクセス数が増加し、サーバーに強い負担がかかってしまいます。

 

このようにサイトの表示スピードにも関わるため、自社が利用したいCMSが「どれくらいの規模のサイトに対応しているか」というチェックを欠かさないようにしましょう。

 

3.必要な機能が搭載されているか

3つ目の注意点は、「必要な機能が搭載されているか」です。自社の課題を解決できる機能が、希望するCMSに存在しているとは限りません。

 

例えば「リード獲得数を増やしたい」という場合は、SEO機能・アクセス分析などのマーケティング機能の充実が必須といえます。また「コンバージョンしたユーザーの行動履歴の確認」「メールのやり取りを行いたい」という場合は、ユーザー管理機能が充実しているCMSがおすすめです。

 

スムーズにWebサイトの運用を行うためにも、“導入前にあらかじめどのような機能が搭載されているか”を把握しましょう。

 

WordPressにはプラグインという拡張性があります。

まとめ

この記事では、CMSの種類とおすすめツール9選を詳しくご紹介しました。

 

CMSは、ホームページの構築・運用に欠かせないツールです。数多くの種類があることに加え、それぞれの機能や特性が大きく異なります。そのため自社サイトの目的や規模などを整理したうえで、適したCMSを選ぶことが大切です。

 

また手軽にホームページ制作・運用ができるとはいえ、CMSを活用するには、ある程度のWebに関する知見・ノウハウは欠かせません。したがって「CMSを導入したいけど、どうすれば良いかわからない…」とお悩みの方は、プロへの依頼を検討すると良いでしょう。

 

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