WordPress
WordPressとは?メリットとデメリット・・・
2020.07.01
TRASPコラム
WordPress
更新日:2023.04.23
公開日:2023.03.23
WordPressでは数多くのテーマがあり、どれを導入するべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
実際に公式のWordPressテーマだけで約8,000種類以上、コーポレートサイト一つをとっても無料から有料のテーマまで、さまざまな特徴のテーマが存在します。
そこで本記事では企業におすすめのWordPressテーマを「ホームページ型」「LP型」「オウンドメディア/ブログ型」の目的別に15選をまとめました。WordPressを活用したWeb制作で多くの企業を支援してきたTRASPが、自社に合ったテーマの選び方をわかりやすく紹介していきます。
目次
WordPressテーマと言っても、現代では多くの種類があります。そのためどのようなテーマを選ぶべきかについて、まずは以下の4つのポイントから紹介していきます。
SEOとは「検索エンジン最適化」を意味し、GoogleやYahoo!JAPANなど検索エンジンの検索結果にて、自社サイトを上位表示させるための施策を指します。
WebサイトではSEOの評価次第で検索結果の表示順位が変動するため、集客力を高めるにはSEOへ取り組むことが必須となります。ただしSEOは専門的な知識が必須となり、すべてを一から設定することは難易度が高いといえるでしょう。
そのためSEOの最適化が行わているWordPressテーマであれば、専門的な知識を必要とせずに対策することが可能です。
SEOにおすすめのプラグインもあります。
レスポンシブ対応とは、デスクトップ・モバイルの両方に合わせたWebデザインを指し、WordPressのテーマ選びでは欠かせない要素の一つ。
現代では多くの方がスマートフォンを持つようになり、モバイル端末からのアクセスが大半の割合を占めています。
基本的には大半のテーマがレスポンシブ対応となっているものの、古いバージョンのテーマはアップデートが止まっている場合もあるため注意をしましょう。
WordPressテーマでは海外製のものも多く、日本語対応していない場合もあるため注意が必要です。WordPressはカスタマイズ性が高い点はメリットになりますが、操作したことがない場合、はじめは設定画面で戸惑うことも多いでしょう。
日本語対応していない場合はすべてを翻訳しないと設定をすすめられないため、設定に多くの時間を費やす必要があります。
対象的に日本産テーマでは、専用サイトが用意されているなどサポート体制も充実しているケースも多いため、初心者の方はできるだけ日本産のテーマを選ぶようにしましょう。
WordPressのテーマは開発者によってアップデートが行われるため、定期的な更新が行われているかはかならず確認しましょう。
仮に更新されていないテーマの場合、Webサイトの表示が崩れるなどの問題が起こる恐れもあるため注意が必要です。
目安として2年以内に更新されているもの、できるだけ定期的に更新されているテーマを選ぶことが重要のため、事前に確認するようにしましょう。
TRASPでは自社サイトを運営してきた経験から、SEOに強いWeb制作を支援しています。WordPressを活用したWeb制作を行っておりますので、SEO面に不安な方でもお気軽にご相談ください。
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WordPressテーマを導入するメリットや、無料/有料の違いはこちらを参考にしてください。
ここでは、ホームページ型におすすめのWordPressを5つ紹介していきます。
「LIQUID」はモダンなデザインが特徴となり、企業や店舗用のホームページ制作に特化したWordPressテーマです。
用途に合わせた8つのテーマが揃えられており、運用目的に合わせた選択ができます。
テーマ例
またWordPress公式有料サポートのテーマとなり、リキッドデザイン株式会社が販売する日本製のテーマであることも特徴。WordPress公式有料サポートは品質やサポート面で一定の基準を超えた証のため、安心して利用できるテーマです。
こんな人におすすめ
https://athemes.com/sydney-demos/
無料で利用できるWordPressテーマの「Sydney」は、1カラムレイアウトにて設定でき、テキストよりも画像や動画の訴求力を高めたい場合におすすめのテーマです。
カスタマイズ性の高さから、設定項目が多く複雑そうに感じてしまいますが、インストール時の状態でも十分にデザインが整っているため、Web初心者でも活用しやすい点が特徴。
またヘッダーのテキストがスライドによって目立つ仕様となっており、ファーストビューの印象が強いホームページを制作できます。ただし広告の掲載設定などは別のプラグインを導入する必要があるため、基本的にはコーポレートサイトを目的として使用することがおすすめです。
こんな人におすすめ
「Arkhe」はホームページ制作向けに開発された、シンプルで使い勝手が良い無料のWordPressテーマです。
モダンながらプロフェッショナルな雰囲気を感じさせるデザインが特徴となり、ビジネスシーンに適したWebサイトが制作できます。またCSSが上書きしやすいように設計されているため、簡易的なコーディングが行える中級者以上も活用可能。
機能面を充実させるには別途費用を支払う必要がありますが、簡易的なデザインでコーポレートサイトを仕上げたい場合には、無料プランでも十分に活用できるテーマといえるでしょう。
こんな人におすすめ
https://lightning.vektor-inc.co.jp/
「Lightning G3 Pro」はGoogleのAMPプロジェクトに対応していることで、Webページの読み込み速度が早く、SEOに強いWordPressテーマです。
設定面では「デザインプリセット機能」によって、ヘッダーのレイアウトやキーカラーなどをボタンひとつで自由に設定できます。また有料テーマならではのサポート窓口が充実しており、ライセンス期間内であれば開発者・専任スタッフへ直接質問を投げかけられる点が特徴。
ユーザー同士のコミュニティ場としてSlackのワークスペースも存在するため、同じテーマを扱っているユーザーの活用術やデザイン事例を学ぶこともできるでしょう。
こんな人におすすめ
「Cocoon」は無料テーマのなかでも非常に人気が高く、有料テーマに劣らない充実した機能が備わっています。
機能例
公式サイトではテーマを利用するうえでのマニュアル、ファーラムでは多くの質問が掲載されており、無料ながらサポート体制が整っています。また利用するユーザー数の多さから、検索エンジン上でCocoonを活用したカスタマイズ方法や設定方法に関する情報が多い点も特徴。
そのため総合的な機能が備わっているテーマを求める場合、参考記事やマニュアルをみながら設定をすすめたい場合におすすめのテーマです。
こんな人におすすめ
ここでは、サービスサイト・LP型におすすめのWordPressを5つ紹介していきます。
https://lqd.jp/wp/theme_lp.html
「LIQUID LP」は本格的なランディングページ制作を目的に開発され、累計39,000ダウンロード超えの人気テーマの一つです。3種類のサンプルページが備わっており、簡易的にLPデザインを試せる点が特徴。
またA/Bテストの実施や記事型LPにも対応しており、テーマ導入の際に配布される「ランディングページマニュアル」では、LP制作に役立つ情報が詰まっています。
ほかにもWordPress 5.0の最新エディター「Gutenberg」に対応するなど、頻繁なアップデートによってセキュリティ対策が施されているため、安心して利用できる点がメリットです。
こんな人におすすめ
「Colorful」は簡易的な操作でデザイン性に優れたLPを制作したい場合におすすめのWordPressテーマです。
以下のような機能を実装しており、ほかのテーマと比べて多機能な点が特徴。
カウントダウンタイマー機能などは、ユーザーの購買意欲を高めるうえで効果的となり、非常に実践的な機能といえるでしょう。また近年は動画コンテンツが流行しているため、動画セールスに対応している点もほかのテーマにはない強みです。
こんな方におすすめ
「DROP」は「高いコストパフォーマンスで突き抜けたセールス力を」をコンセプトに、コーポレートサイトからLPまで複数の用途で活用できるテーマです。
最大の特徴は、簡易的に設定できる「グラフ・チャート機能」になります。LPではグラフなどを使用する場面も多く、WordPress上で簡易的に作成できる点は多くの企業が役立つポイントといえるでしょう。
実際にDROPを使用している業種では、美容室などの店舗型からコワーキングスペースなどのビジネスモデルまでと幅が広い特徴をもちます。そのため業種や業態に影響されず、多くの企業におすすめのWordPressです。
こんな方におすすめ
「OOPS!」はLPにおける問い合わせ・資料請求など、最終的なコンバージョンの最適化を目的に開発されたWordPressテーマです。LP分析で重要となる以下の指標を計測できるため、制作後の運用面で活用できる点が特徴になります。
またヘッダーコンテンツは3種類のアニメーションから選択できる仕様となり、YouTube動画などを埋め込める点も特徴。そのためファースビューの訴求力を高めたいと考えている場合にもおすすめのテーマです。
こんな方におすすめ
https://fit-theme.com/the-thor/
「THE THOR」はWebサイトへの集客力向上を目的に開発され、コーポレート・LPを問わずに利用できるWordPressテーマです。
検索エンジンに評価されるような内部構造・設計を強みにしており、ほかのWordPressテーマと比べてSEO面に優れていることが特徴。
また公式サイトでは数十種類ものサイトが紹介され、スタイルをダウンロードするだけで簡単に実装できる仕組みになっています。そのためはじめてWordPressテーマを導入するといった初心者の方でも、簡単に質の高いWebデザインに仕上げることができるでしょう。
こんな方におすすめ
ここでは、オウンドメディア・ブログ型におすすめのWordPressを5つ紹介していきます。
「Luxeritas」はページの読み込み速度が早いWordPressテーマとして知られており、コンテンツ量の多いオウンドメディアやブログ型サイトにおすすめのテーマです。
独自の管理画面によって直感的に操作できる工夫がされており、簡易的に記事編集を行える点が特徴。
レスポンシブデザイン・スマートデバイス最適化など、スマートフォンに向けた対策も施されているため、ユーザー目線で利便性の高いWebサイトを制作したい場合におすすめのテーマとなります。
こんな方におすすめ
有名アフィリエイターやブロガーが利用していることでも有名な「AFFINGER6」は、SEOに強い機能やサイト設計が施されているWordPressテーマです。
細かいデザイン設定が可能なうえに機能的なカスタマイズを行いやすく、オリジナル性の高いWebサイトを制作できるでしょう。
ただしカスタマイズの幅が広いがために設定を難しく感じてしまう方もいらっしゃるため、WordPressの操作にある程度なれている中級者〜におすすめのWordPressテーマとなります。
こんな方におすすめ
https://wp-emanon.jp/emanon-pro/
「Emanon Pro」は株式会社イノ・コードが提供するWordPressテーマとなり、シンプルなデザイン性を求める方、検索エンジンからの集客力を高めたいと考えている方におすすめです。
ページの装飾機能では、ユーザーに問い合わせや資料請求を促す「CTAボタン」のテンプレートが複数用意されており、気軽にABテストを実施できます。
また日本製ならでは充実したサポート対応にも定評があり、Webの知識が少ない方でも安心して利用できるでしょう。
ただし高度なカスタマイズ性に優れているわけではないため、デザインを細かく調整したいと考えている方には不向きなテーマとなります。
こんな方におすすめ
「Muum」は洗礼された落ち着いた雰囲気のデザインとなり、シンプルな画像や文字装飾でデザインしたいと考えている方におすすめのテーマです。
画像付きのメメニューやランキング専用ページなど、通常では作成に時間がかかってしまうページでも、「Muum」を利用することで手軽に編集可能。とくにランキング専用ページでは、アクセス数に応じた設計なども可能となるため、オウンドメディア運営では非常に役立つ機能となっています。
一度設定するだけでMuumがアクセス数を自動集計してくれるため、長期的な使い心地にも優れたWordPressテーマといえるでしょう。
こんな方におすすめ
「RUMBLE」はアイキャッチのサイズやテキスト量などが細かく計算されたテーマとなり、同様のデザインを再現することが不可能と言われるほど完成度の高いWebサイトが制作できます。
なかでもWebサイトのグローバルメニューは3種類のメガメニューから選択できる仕様となり、アニメーションやスクロールに追従する機能など、ほかにはない多機能さが「RUMBLE」の特徴です。
コンテンツを上手に設置・カスタマイズすることに長けているため、デザイン性の優れたオウンドメディアを制作したい場合におすすめとなります。
こんな方におすすめ
本記事では、WordPressのテーマ選びで重要な要素をピックアップし、企業におすすめのテーマ15選をまとめました。
WordPressテーマはさまざまな種類が存在するため、最初は何を使用するか悩んでしまう方も多いでしょう。無料テーマであれば気軽にはじめられるため、まずは自社サイトの運用目的と合わせたテーマ選びをおすすめします。
TRASPではWordPressを使用したWeb制作によって、さまざまな業種の企業を支援しております。テンプレートデザインからオリジナルテーマまでお客さまに合わえたWeb制作を提供していますので、まずはお気軽にご相談ください。
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