建設業

建設業界の課題は3つ!現状や最新動向から解決・・・
2022.06.21
TRASPコラム
建設業
更新日:2023.03.28
公開日:2021.09.24
MEOってご存知でしょうか。
Google検索で一番上に表示される、マップと連動したリストのことですが、実は建設業にはMEO対策がおすすめ。しかし「MEOは聞いたことがあるけど、よくわからない」という建設会社の経営者やマーケティング担当者も多いでしょう。
本記事では建設業にMEO対策が必要な理由やメリット・デメリットについて解説していきます。
建設業のホームページ制作やMEO対策で多数の実績があるTRASPが選ぶ「おすすめMEO対策会社」についてもご紹介しています。
目次
SEOは検索エンジンに対して自社サイトを上位表示させるために行いますが、MEOはマップの自社情報をGoogle検索に表示させるために行うマーケティング方法となります。
たとえば大阪に出張に来てラーメンを食べたいと思ったら、多くの人はGoogleで「大阪市 ラーメン」などと入れて近くのラーメン店を検索するでしょう。するとGoogleでは次のような検索結果が表示されます。
検索結果の上部にあるエリアでは、Googleマップと紐づいたラーメン店がリスト表示されています。
これはMEO(マップエンジン最適化)といって、Googleビジネスプロフィール(旧称Googleマイビジネス)に登録し、自社の情報や写真を入力することで、ここに表示できるようになるのです。
このように地域のなかで建設業を探しているユーザーのスマホやパソコンに自社の情報を表示できれば、問い合わせにつなげたり、ホームページへ誘導したりとアクションの幅が広がります。集客入り口として重要な役割になるため、建設業にとってMEOはやっておいて損はないといえるでしょう。
こちらの記事も参考にしてください。
結論からいうと、建設業の集客にはMEO対策が欠かせないといえます。
なぜなら、建設業の集客ターゲットとMEO対策で集客できる範囲がマッチしているからです。また認知を広げる手段としても、MEOは建設業に適しているといえます。
ここでは、建設業にMEO対策が必要な理由について詳しく解説していきます。
「そもそもMEO対策ってなに?」という方は、まずこちらの記事からご覧ください。
大阪市で建設業を探しているユーザーが、北海道の建設業に仕事を依頼することはありませんよね。しがたってラーメン店と同じように「建設会社+地域」と地域名を含めて検索される特徴があります。
そのためGoogleマップと紐づいて表示できるMEOは、地域密着型ビジネスである建設業に適した集客方法だといえます。
しかし企業側がGoogleビジネスプロフィールに登録していない場合や、登録していてもMEO対策ができていない場合、せっかくユーザーが自社の周辺地域で建設業を検索をしても情報が表示されず、みすみすお客さまを逃しているといっても過言ではありません。
なぜならMEOでは検索結果の画面に表示される枠が3つと決まっているため、上位3位以内に入らなければ「さらに表示」というワンアクションをしてもらう必要があるため。検索結果の上部に表示され、自然に目に留まる3位以内と、ユーザーがボタンをクリックしないと表示されない4位以下では集客率に大きな違いがあるでしょう。
したがって建設業はMEO対策を行い自社の情報を表示するチャンスを掴みましょう。
どんなに質の高い技術があっても、良心価格で施工できても、企業自体がユーザーに認知されていなければ問い合わせにつながることはないでしょう。
しかし中小建設業は、地元住民であっても認知されていないことが多いのです。
日ごろから建設業と取引のある企業であれば別ですが、一般の人は普段の生活のなかで建設会社のことを意識することは少なく、コンビニやカフェのようにふらりと立ち寄ることもありません。
そのためいざ建設会社を探そうと思ったときには、「Google検索をして表示された順番に見てみよう」という方も多いと考えられます。したがって上位に表示されればされるほど有利になり、通常の検索結果よりも上部に出てくるMEOは建設業にとって欠かせない宣伝となるのです。
SEOとの違いや、Googleマップの掲載基準を解説した記事もあります。
建設業にMEO対策が欠かせないと説明してきましたが、MEOで集客するにはホームページが必要となります。
なぜならMEOで掲載できる情報は、写真や企業の基本情報、最新ニュースなど簡単なものであるため、お客さまが依頼を検討するうえで必ず見る「施工事例」や「企業の理念」などはホームページへ誘導しなければ伝えられないためです。
また、MEO対策を行うことで、新たな見込み客へのアプローチやホームページのSEO効果を高めることができます。特にホームページを公開したばかりのときは、MEO対策がホームページの成長を促進する要素となるため、MEOとホームページは合わせて行うのがおすすめです。
ここでは、建設業がMEO対策を行うメリットについて詳しく解説していきます。
Googleマップと紐づいたGoogleビジネスプロフィールは、通常のWebサイトよりも検索ユーザーから閲覧されやすいため、認知拡大に効果的といえます。
Webサイトはクリックしてからホームページが表示されるまで数秒タイムラグがあり、表示速度が遅ければまずこの時点でブラウザの「戻る」ボタンで離脱されてしまいます。またホームページ内ではほしい情報をユーザー自身で探さないといけないため、見つからなければ他社サイトへと探しに行ってしまうでしょう。このように、ホームページは情報を自由に掲載できる反面で、情報が多ければユーザーにとってはわかりにくくなってしまうのです。
一方でGoogleビジネスプロフィールでは、MEOエリアに表示されたリストをクリックすればほぼ待ち時間なしで企業・店舗の情報が表示されます。
会社の概要、最新情報、サービスのメニュー、口コミ、写真、詳細などを流れるような動作で直感的に見ていくことができ、必要な情報をユーザーにすぐに伝えることが可能。ホームページのURLも登録できます。
したがってMEOでまずは認知拡大を目指し、興味をひかれたお客さまにはホームページへアクセスしてもらうという流れがおすすめです。
MEOはユーザーが検索するキーワードとの関連性によって、検索結果の表示順位が決まります。そのため自社に合ったキーワードで表示されるようにMEO対策を行うことで、ピンポイントで狙ったターゲットにアプローチできます。
例えば水回りのリフォームをメインで行っている企業であれば、以下のようになります。
このように、自社が得意とするサービス・施工に関係するキーワードで上位に表示できれば、ねらったターゲットがお問い合わせをしてくれる可能性が高まるでしょう。
水回りリフォーム専門会社なのに土木工事を求められたり、電気工事会社なのに排水口の詰まりを直してほしいという依頼ばかり来ても困ってしまいますよね。したがって「来て欲しい」お客さまだけをねらってアプローチできる点はMEOの良い点といえます。
また、以下のようなキーワードでも設定できます。
例えば「水回り リフォーム 助成金」の場合、水回りのリフォームを考えてはいるが、費用面で不安があるため助成金を活用したいという心理が読み取れます。費用面の問題を解決する必要があるためすぐに成約につながるとは限りませんが、少なくとも具体的に「水回りのリフォーム」を考えている見込み客へのアプローチができるでしょう。
特に個人の顧客をターゲットとしたサービスであれば、悩みや要望などの検索キーワードに向けた対策が見込み客のアプローチに効果的です。
キーワード選定のコツについてはこちらの記事をご覧ください。
MEOは、GoogleやYahoo!JAPANなどの検索サイト上で自社ホームページを上位に表示させるSEO対策(検索エンジン最適化)の一環であるため、結果的にホームページの集客効果の向上につながります。
SEO対策の効果が出てくるのは半年~1年と長期的な目線が必要になるため、特にホームページを公開し始めたときに、まずMEOからのホームページ流入を増やすことができれば、ホームページの評価を高め、SEOで上位表示できる時期を早めることが可能です。
MEO対策とSEO対策を上手に活用し、ホームページを育てるスピードを高めていきましょう。
SEOについてはこちらの記事をご覧ください。
ここまで建設業がMEO対策を行う重要性やメリットを紹介してきましたが、反対にデメリットとして考えられる要素もあります。ここでは、MEO対策を行うデメリットと、その対策について詳しく解説していきます。
MEOは良くも悪くも写真や口コミで判断されやすいといえます。
したがって会社を立ち上げたばかりなどで、掲載できる写真や口コミまったくない状態ではMEOの効果が薄いと考えられます。
対策としては、Googleビジネスプロフィールにはできるだけ多くの写真を掲載しましょう。会社の外観や職人の作業風景、実際に施工を行った現場の写真など、企業にとってはあたり前の風景ではありますが検索ユーザーにとって「見える」というのは安心できる材料になります。また、SNS慣れした現代では視覚的な要素は非常に重要。MEO対策では写真を重視しましょう。
口コミを増やすためには、口コミ投稿用のQRコードを配布したり、口コミ投稿割引の実施など、お客さまに口コミを投稿してもらうようにお願いすることが効果的。
悪い口コミがついてしまったら…
悪い口コミへの対応によって会社のイメージアップにつながることもあるため、重く捉えすぎすに対処することが大切です。写真や口コミは徐々に掲載を増やしていけるようにしましょう。
単価の安い商品ではないため建設会社に仕事を依頼するうえでは、個人でも企業でも慎重に検討する場合が多いです。そのため検索ユーザーにGoogleビジネスプロフィールから興味を持たせたとしても、最終的にはホームページを判断材料の一つとして重要視されることが大半です。
そのためMEO対策ばかりに注力するのではなく、ホームページの質を高めることも意識しましょう。
特に建設業では、ホームページがなかったり、作ったまま放置されている方もいらっしゃるでしょう。建設業の特徴として「下請け」や「紹介」が多く、自社で集客するのではなく、顧客を紹介してもらうという風潮もあり、ホームページは不要だという考えもあります。
しかし、インターネット上では「誰に」「いつ」ホームページを閲覧されているかわかりません。
仮に見込みとなるお客さまがGoogleビジネスプロフィールで自社に興味をもってくれたとして、ホームページのURLがなければそこで興味を失ってしまいます。またホームページがあったとしても、更新されていなかったり、内容が薄かったりすればマイナスイメージとなるリスクがあるのです。
したがってMEO対策と並行して、ホームページ制作・リニューアルも検討しましょう。
TRASPは建設業のホームページ制作・リニューアル実績が豊富です。
ユーザー心理・行動を踏まえ、効率的にアプローチ。今まで効果が出なかった企業のホームページの課題を見つけ出し、業界やターゲットを絞り、より効果の高いホームページ制作を行います。
相談は無料。ホームページ・MEO対策に興味のある方は一度ご連絡ください。
ホームページ制作について
建設業の集客方法をまとめた記事もありますので参考にしてください。
MEO対策はGoogleビジネスプロフィールに登録するだけではありません。建設業のMEO対策では、検索ユーザーの意図を考えたキーワード設定や、口コミ対策、ホームページとの連携が重要になります。
自社で対応することも可能ですが「どのようなキーワードで対策すれば良いかわからない」「運用が不安」「まったく結果が出ない」など悩んでいるのであれば、一度プロに相談してみましょう。
MEO対策を業者に依頼する場合、ほとんどの場合はホームページ制作会社になります。
SEO対策専門業者やMEO代行サービスなどの会社もありますが、ホームページ制作会社に依頼したほうが良い理由として、ホームページ制作やリニューアルと同時に依頼すると相乗効果が得られることがあります。
しかし、不正な効果測定や被リンク売買などの不法行為で順位が上がったように見せかけている専門業者もあるため、制作会社の選び方には注意しましょう。そこで、建設業がMEO対策に強いホームページ制作会社を選ぶ方法を詳しく解説していきます。
前述したように、「どのようなキーワードで自社が表示されるのか」は、もっとも重要な要素です。
もし電気工事会社なのに「土木工事 大阪市」や「建設業 大阪市」で自社が上位表示されたとしても、「電気工事 大阪市」で自社が表示されなかったとしたら、ねらったターゲットにアプローチできません。
したがって、キーワード選定を適切に行えるかどうかは、MEO集客の成功に多大な影響をおよぼすといえます。
そこで、建設業の知識や集客実績が豊富なホームページの制作会社であれば、これまでのノウハウを活かしてMEO対策で効果を出せるキーワードを適切に選べます。具体的にはキーワードに対する検索意図からニーズを考え、正しい戦略に基づいてキーワードを設定していきます。例として、水回りの修理やリフォームを行っている企業のMEO対策で考えてみましょう。
キーワード対策の流れは以下になります。
仮に「リフォーム費用 水回り」というキーワードで検索しているユーザーであれば、水回りに限定したリフォームの費用を知りたいと考えられます。したがって、水回りの具体的な施工内容や料金プランを記載する。
制作会社に依頼するうえでは、どの程度細かくキーワード分析を行っているのか、自社に適したキーワードを選べているのかを確認しましょう。
TRASPのMEO対策は、集客効果を高めるために、検索数の多いキーワードを選定するのではなく、検索数が少なくてもより集客につながるキーワードで対策を行います。企業の業種と立地を総合的に判断し、検索数が多いものより、少なくてもより集客につながるキーワードを厳選して、10位以内に入るよう対策する事をご提案しています。
TRASPのMEO対策
建設業のMEOでは、ホームページの質や写真の充実が必要不可欠。そのため制作会社に依頼する際は、MEO対策のデメリット部分を上手にカバーできるかの判断が重要です。
具体的な判断基準は以下になります。
MEO対策のデメリット部分をカバーできれば、メリットを際立たせることにもつながります。より高いMEO効果を得るためにも、制作会社の対策内容は忘れずに確認しましょう。
ここでは、建設業向けのMEO対策に強いホームページ制作会社を3社紹介していきます。
TRASP株式会社はホームページ制作・MEO対策の両方において、徹底的な市場分析から成果を出すキーワードの設定を得意としている会社です。ホームページ公開後の丁寧なサポートも特徴で、長期的に集客効果を発揮できます。
またLINE公式アカウントを活用したリピート対策も行っています。Googleマイビジネスから流入してきたユーザーを再度来店につなげるため、ユーザーの興味を引くコンテンツ制作もTRASP株式会社の魅力的なポイントです。
初めてホームページを制作する方はもちろんのこと、質の高いマーケティング施策を行いたい方にもおすすめできます。
TRASP株式会社の会社概要
URL | https://trasp-inc.com/ |
TEL | 06-6136-5442 |
会社所在地 | 大阪府大阪市北区曽根崎新地1-13-22 御堂筋フロントタワー 8階 |
設立年 | 2017年2月 |
実績ページ | https://trasp-inc.com/works-type/construction/#a_works |
お問い合わせはこちら
株式会社 Dream Code(ドリームコード)は、建築業界やリフォーム業界に向けてホームページ制作からWeb集客の支援を行っている会社です。現代のインターネット社会の情勢やモバイル端末の閲覧率から、スマホユーザーをターゲットに考えたマーケティング施策を強みとしています。
また商品やメニューごとに見込み客を選択する「マーケティングセグメンテーション」が特徴で、MEO対策でもしっかりと成果を出しています。SEO対策も行っているため、Webマーケティング全般を網羅したいと考えている場合にはおすすめの会社です。
株式会社 Dream Code(ドリームコード)の会社概要
URL | https://dreamcode.jp/ |
TEL | 06-4256-1191 |
会社所在地 | 東京都渋谷区宇田川町3-7 ヒューリック渋谷公園通りビル5F |
実績ページ | https://dreamcode.jp/works/ |
REGOO(リグー)は54,000円の格安料金で、デザイン性に優れたホームページを提供している会社です。ホームページ制作とセットで依頼できる内容には、MEO対策をはじめチラシや看板などの印刷物もあり、ターゲットに合わせた集客方法を選んで行うことができます。
またホームページ公開後には、ホームページの保守管理だけでなくMEO対策の運用も可能です。定期的に行われるアクセス解析にも定評があるため、ホームページやマーケティングの知識がない方でも安心して依頼できます。
REGOO(リグー)の会社概要
URL | https://regoo.jp/ |
TEL | 050-3638-0005 |
会社所在地 | 埼玉県所沢市西所沢1丁目19-8-101 |
設立年 | 2011年1月 |
実績ページ | https://regoo.jp/web_design/ |
こちらの記事も参考にしてください。
建設業がMEO対策をするべき理由やメリット、デメリットについてわかりやすく解説してきました。
このようなことから建設業がインターネット集客を考えた場合、MEOは欠かせないといえます。MEOは競合が少なく、ビジネスチャンスが広がっています。対策しない手はないといえるでしょう。
TRASPは建築業向けのMEOに強いホームページ制作を得意としており、お客さまに合わせた柔軟な提案が可能です。無料相談も行っているため、まずはお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはこちら