その他業種
歯科医院のホームページ制作の費用相場は?安く・・・
2021.10.08
TRASPコラム
その他業種
更新日:2023.03.22
公開日:2022.02.08
オンライン化が進む近年、Webサイトの重要性が増しています。
このタイミングで病院・クリックのホームページ制作やリニューアルを考えている方も多いのではないでしょうか。
医療関係の場合、どうしても固い印象ばかりが先行しますが、最近ではボップ調やイラストなど安心感を与えるホームページも増え、時代に合わせてデザインも変化しています。
本記事では、病院・クリニックのホームページ制作で掲載すべき内容をわかりやすく解説し、参考になるデザイン事例もご紹介していきます。
企業や業界に合わせたホームページの設計・制作を得意としているTRASPが、病院のホームページデザインで重要なポイントや注意点についても解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
まずは病院のホームページ制作で掲載すべき内容について、以下の9項目を解説していきます。
病院のホームページ制作で重要なポイントは、以下の記事をご覧ください
病院紹介・アクセスでは病院の所在地や連絡先となる電話番号など、基本的な情報を掲載しましょう。
またテキストだけでなく写真を掲載すると、患者は来院後のイメージがつきやすく、安心して行くことができます。
次のような場所を、明るく清潔感あふれる写真に仕上げるために、プロのカメラマンに依頼して撮影してもらうのがおすすめ。
特にほかの医院にはない最新機器は効果的なアピールポイントのため、積極的に掲載していきましょう。
診察内容では何の診察を行っている病院であるのか、具体的に診療科目や内容を記載しましょう。
患者さんは診察内容がわからなければ利用しません。またほかの病院と比較する要素でもあるため、一つの治療でどの程度の通院が必要なのか、どのような治療内容であるのか詳細な情報が重要です。
過去の事例などがあれば、あわせて記載するとより安心感を与えられます。
診察内容につづき、診察時間も基本的な情報として欠かせません。
特に病院やクリニックでは、院によって診察時間や休診日がまちまちです。
診察時間については「19:30 最終受付・20:00 診察終了」のように、受付時間の記載も必要です。
また営業途中に休憩を挟む病院の場合は、休憩中の受付や電話対応の可否についても忘れずに明記しましょう。
医師・スタッフ紹介では、担当する診療科目や経歴、そして簡易的な自己紹介を記載しましょう。
「どのような先生が診察してくれるのか」についても、患者は病院選びの要素として重要視しています。
病や痛みで心が弱っているときには、やさしそうな雰囲気や笑顔の写真など、安心できる材料のそろっている先生にお願いしたいと考えている患者も多いでしょう。
そのため人柄がわかる内容や医院・スタッフの顔写真など、病院紹介と同じように安心感を伝える内容であることが重要です。
外来案内では診察内容や担当医師、そして外来開設時間など基本となる情報を記載しましょう。
またはじめて来院する患者のことを想定し、診察費用や必要な持ち物の記載も重要です。
予約が可能か、紹介状が必要か、医師の指名はできるかなど、患者の知りたいことに先回りすることで、情報が網羅されているホームページになります。
入院案内では、入院の手続きや流れについて記載しましょう。
具体的には以下のような項目です。
また入院している患者と面会にくる方もいらっしゃいます。
そのため面会の受付時間や面会時に必要なものについても明記しましょう。
現在新型コロナウイルスの感染対策で面会が制限されている場合、入院案内のページとTOPページの目立つ箇所にも掲載すると良いです。オンライン面会や差し入れが可能かなど、患者やその家族に寄り添った内容を考えましょう。
健康診断を設けている病院も増加しています。
一般的な患者に向けた案内であれば、必要となる情報を記載すれば問題ありません。
しかし病院によっては、福利厚生を活用した企業向けの健康診断を実施していることもあります。
このような場合は企業向けのページとして、別で詳細な情報を記載するようにしましょう。
病院にとっても重要な契約となるため、後述のコラムで「企業向け健康診断の特徴やメリット」などを紹介すると効果的なアプローチが行なえます。
ホームページのブログ・コラムの活用はコンテンツマーケティングと呼ばれ、集客に効果的なマーケティング手法の一つです。
コンテンツマーケティングとは
ユーザーに役立つ情報を発信し、自社コンテンツをとおして見込み客のアプローチから育成までを行う手法
特に専門的な内容を扱う病院・クリニックは、コラムとの相性が非常に良いとされます。
なぜなら専門的な知識から正しい情報を発信できるため、GoogleやYahoo! JAPANなどの検索エンジンから高い評価を得やすいためです。
またコンテンツマーケティングは資産として残り続けるため、将来的には宣伝広告費の削減など多くのメリットを得られます。
コンテンツマーケティングについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
現代では大半の患者がオンラインで予約を完結させているため、予約システムや予約フォームの設置は必須といえます。
予約システムの最大のメリットは、電話での対応とは異なり営業時間に関係なく受け付けが行えることです。
また人員の削減にもつながるため、人手不足で悩んでいる病院は早急な導入をおすすめします。
ただし予約システムは目立つ位置に設置されていないと意味がないため、はじめて閲覧している方でもわかりやすい位置へ設置しましょう。
病院・クリニックのホームページデザインは、信頼性や誠実さを伝えることが重要です。
内容によっては命にもかかわってくるため、どのような医師が担当するのか、また清潔感があり実績のある病院なのかを意識したデザインに仕上げましょう。
ここでは、病院のホームページ制作で押さえておくべきデザインについて解説していきます。
病院・クリニックでは医師が患者へ直接的に診察を行うため、信頼性を伝えるデザインが効果的です。
そのためホームページでは、どのような診察・治療を行っているのか、どのような過去の実績があるのかが重要となります。具体的には、
など、具体的な数字や、専門資格などを用いてアピールしましょう。
ただし、アピールしすぎには注意。一般の人にはわけのわからない資格を列挙してしまうと、閲覧者はくどく感じてページを閉じてしまうため、何を書くかは厳選することです。
またコラム・ブログを活用し得意としている分野の情報を発信することで、病院への専門性を伝えられます。
専門性のある記事は情報発信者への信頼獲得につながりやすいため、アピールできる実績がない病院には特におすすめの方法です。
前述でも触れましたが、来院前の患者は自身の痛みや症状にとても不安を感じています。
また、「病院へ行く=ネガティブなこと」というイメージをお持ちの方も多いです。
そのため、実際にどのようなスタッフや医師にみてもらえるのかわかるように、スタッフの紹介は顔写真つきで掲載しましょう。
掲載場所はスタッフ紹介の欄だけではなく、トップページや診察内容のページなどさまざまな位置に設置し、患者が何度も目に入るほうが効果的です。明るく笑顔の写真であれば、何度も見ているうちに自然と親しみをもつようになります。
また従来まではホームページのデザインとして「固いイメージ=誠実さ」が一般的でした。
しかし最近ではボップ調やイラストを活用したデザインでも安心感につながるためおすすめです。
コラム・ブログではスタッフからのメッセージや人柄の伝わる出来事など、人を紹介する内容も掲載していきましょう。
医療にかかわる病院・クリニックでは、診察内容や対応するスタッフも重要ですが、全体的な清潔感も患者から見られるポイントです。
仮にどんなに優れた医師であったとしても、汚いイメージの病院に患者は集まらないでしょう。
そのため施設内・外問わずに、きれいさをしっかりと伝えることが大切です。
またホームページのデザインカラーとして、ホワイトやブルーなど爽やかな印象を与える色合いを意識しましょう。
適切な配色によってカラーバランスがとれているデザインは、全体を通して統一感が生まれるため、清潔なイメージを伝える際に効果的な方法となります。
病院をはじめとして医療機関では、ホームページの掲載に関するルールが定められています。
特に保険適用の可否については患者とのトラブルに発展する内容のため、忘れずにホームページ上で明記するようにしましょう。
ここでは、病院のホームページ制作で注意すべきポイントについて解説していきます。
病院・クリニックのホームページ制作では、厚生労働省が発行する「医療広告ガイドライン」を守る必要があります。
医療広告ガイドラインとは
2018年に医療法の改正によって施行された、病院など医療機関の広告に関する規制
従来までは対象外でしたが、2018年からは医療機関のホームページ・ブログ・メルマガなどが原則対象となります。
該当する内容例は以下のとおりです。
医療広告ガイドラインに違反した場合は罰則を受ける可能性もあるため、ホームページを制作する際はかならず遵守しましょう。
医療現場では診察内容によって保険適用の可否が異なるため、診察内容とあわせて明確に記載しましょう。
仮に保険適用について何も書いていない場合、「患者は保険適用内と思っていたが実際は適用外のため高額となる」といったケースも考えられます。
このような場合は診察後にトラブルへと発展してしまうため、特に高額な診察内容は注意しましょう。
「医療広告ガイドライン」にも定められている内容ですが、ホームページに記載のうえ診察前にも直接説明し、保険適用の情報をしっかりと伝えることが重要です。
病院・クリニックでは見やすさを求めるデザイン以上に、閲覧している患者が使いやすいホームページ設計が重要です。
病院には老若男女問わずにさまざまな年齢層が来院します。
なかにはご高齢者の患者もいるため、ホームページの操作が不慣れな方もいらっしゃるでしょう。
そのためご高齢の方でもストレスなく扱いやすいホームページにすることが大切な要素になります。
またレイアウトではパソコンの表示だけでなく、モバイル版の表示も確認しましょう。
近年ではホームページを閲覧するユーザーの大半がモバイルからアクセスをしています。
パソコン版とモバイル版では仕様が異なるため、レイアウトを最適化しなければいけません。
したがってどのデバイスからでも問題なく閲覧できるように設定し、ホームページが原因となって患者が離れていく事態を避けましょう。
ここでは、病院向けのホームページ制作で参考になるデザイン事例を紹介していきます
病院向けでおすすめのホームページ制作会社は以下をご覧ください。
産婦人科・婦人科の身原病院は京都府京都市に位置し、50年以上続く歴史ある医院です。
ホームページのトップビューには院長をはじめスタッフの集合写真が掲載されており、信頼感を全面に感じられます。
最大の特徴といえるのが、ロゴマークで使用されているピンクカラーを軸としたホームページカラーです。
一般的なピンクよりも暖色の強いカラーとなっており、産婦人科に適した病院の温かさや優しさが伝わってきます。
また要所で使用されている糸を活用したレイアウトは、新しく産まれてくる子どもとの縁や結びつきを連想するデザイン。診察内容に適したレイアウトや病院のコンセプトなど、ホームページに統一感をもたせたい場合には参考になる事例です。
福岡県福岡市にあるふくだ内科循環器・糖尿病内科は、心臓・血管・糖尿病を専門に扱い、かかりつけ医として地域医療へ貢献している医院です。
ホームページカラーはホワイトをベースとしており、黒文字で記載されたメッセージが目立つシンプルなデザイン。ネガティブさを払拭させるような「行ってみたい」と感じさせるデザインが魅力的ですね。
トップビューでは診察科目に合わせた写真を使用しているため、文字だけでなく写真からも病院の特徴を感じられます。
全体を通してテキストやボタンのサイズが大きく、まさに老若男女問わずに扱いやすいホームページです。
https://www.sakurajyuji.or.jp/
桜十字病院は内科・外科から歯科や整形外科まで、幅広い診療科目に対応している医院です。
敷地面積は41,772m²と非常に広く、ホームページのトップビューに掲載されている院内の写真からも、病院の広々とした空間を感じられます。
またトップビューでは「生きるを満たす」というキャッチフレーズが記載され、おしゃれなデザインながらも清潔感や誠実さが伝わってきます。
ホームページカラーはホワイトを基調とし、お知らせなど重要箇所で使用されているビンクカラーがメリハリを出していることがポイント。
操作性にも優れており、全体をとおして無駄を一切感じさせない病院・クリニックの理想ともいえるホームページです。
本記事では、病院・クリニックのホームページ制作で掲載すべき内容、そして参考になるデザイン事例について解説してきました。
病院では基本的な掲載内容だけでなく、コラム・ブログを活用したコンテンツマーケティングがおすすめです。
専門的な情報の発信によって、患者からの信頼獲得や検索順位の上位化が行えるため、得られるメリットが多くあります。
またホームページデザインでは清潔感や誠実さを伝えることが重要です。そのため建物やスタッフなど写真で掲載できる内容は、積極的に活用しましょう。
TRASPでは多くのデザインに対応しているだけでなく、集客面で効果の見込めるホームページを制作しています。
コンテンツマーケティングに関する対策も可能なため、まずはお気軽にお問い合わせください。