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2021.10.29
TRASPコラム
その他業種
更新日:2023.03.28
公開日:2021.10.27
パーソナルジムのホームページは、自分がそこでトレーニングしている様子がイメージできるよう写真で視覚的にアピールすることが重要です。なぜなら見込み客は、無料体験に来る前にすでに、さまざまなジムのホームページを見て、比較検討や意思決定しているからです。
「どんなホームページデザインにするか悩んでいる…」
「参考になるホームページはないだろうか」
と悩んでいるパーソナルジムのトレーナーの方も多くいらっしゃると思います。
そこで、これまでに数多くのホームページ制作を手がけてきたTRASPが、パーソナルジムのWebデザインでやるべきことを徹底解説。
この記事を読むと、
がすべてわかります!ぜひ最後までご覧ください。
目次
パーソナルジムのホームページデザインを考える前に、まずターゲットを決めることが重要です。おしゃれなホームページを作っても、ターゲット層に刺さらなければ意味がありません。
「おしゃれなホームページ」と、「集客ができるホームページ」は明確に違います。むしろ、デザインの綺麗さを追求するほど、集客できなくなってしまうことも多く、費用ばかりかかってしまいジムの経営を圧迫してしまうことも。
そこでホームページデザインを考える前に、やっておくべきことを3つご紹介します。
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
ホームページの役割をユーザーの視点から理解しておけば、制作目的が明確になりホームページデザインも方向性が決まります。
ホームページの役割は次の4つがあります。
トレーニングやジムに興味がある人が、それらに関連するキーワードを検索したとき、検索結果にジムのホームページが表示されるとジムの存在を知ってもらうことができますね。
「自宅の近くにこんなジムがあったんだ」「面白そうなジムだな」という風に多くの人にジムの存在を知ってもらえるので、ホームページによる認知度向上は入会数・会員数アップにつながります。
また料金について真っ先に気になる人も多く、どのくらいの価格帯のジムなのかということまでホームページで見られると考えましょう。
ホームページを通して「どんな設備のあるジムなのか」「どんな体験ができるジムなのか」という特徴・コンセプト・メリットを伝えられるので、ジムのブランディングを行うことができます。
つまりホームページは、自社のジムにしかない魅力やイメージを、訪れた人に植え付ける役割を持っているのです。
ホームページは、訪れた見込み客に入会を促す役割もあります。
例えば、入会キャンペーンなどのお得な情報をホームページ上で訴求することができれば、ユーザーに入会へのアクションを起こさせることができますね。またホームページでお客さまの声や口コミなどを掲載すれば、「自分も入会してみよう」と思わせることができます。
そのほか、ホームページのコンセプトや写真などを通して「なりたい自分になれるジムだ」と思ってもらうことで、入会を促すこともできます。
そしてホームページには、会員向けのサービスを発信する役割もあります。
利用している会員がいるからこそ成り立つジムなので、すでにジムに入会している利用者に、必要な情報(休館日などのご案内)を正確に届けることも大切な役割ですね。
デザインを考える前にやっておくべきことの2つ目は、ターゲットを決めることです。
ターゲットを決めるというのは、どんなお客様に向けて情報を発信するか決めるということです。女性向け、初心者向け、アスリート向けなどターゲットがはっきりしていないと、伝えたいことが定まりません。
まずは、
と、こんなふうにターゲットを設定します。
このとき、幅広いお客さまにジムを知ってもらいたいからといって「近隣に住む30~40代の男性」とぼんやりした像に対してアピールしたい気持ちもありますが、それではホームページの軸がぶれてしまいます。
ジムに通う目的ひとつとっても、
「どんなものなのか試してみたい」
「確実に体質改善の結果を出したい」
とさまざま。
「〇〇駅に住み〇〇駅のIT会社へ電車通勤する、38歳会社員、中層家庭。子どもが小学校に上がったのを機にジムを検討、ジムは初心者で運動不足を解消したい」など、細かく考えましょう。そして、この人にとって魅力的なホームページになるようにデザインしていくことがポイントです。
3つ目は、予算を決めることです。
ホームページのデザインにこだわりすぎると、料金は高額になる傾向にあります。入会フォームなど設置する機能の選定、SEO対策などのマーケティングにどのくらい費用をかけるのか、を明確にしましょう。
また、ホームページの更新や運用まで視野に入れられると、「思っていたより費用が高くなってしまった」という失敗を避けることができます。
パーソナルジムのホームページは第一印象が大切なので、ファーストビューでユーザーにいかに興味を持たせられるかどうかが重要です。
パーソナルジムのホームページ制作におけるデザインの重要ポイントは、次の4つです。
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
1つ目のポイントは、写真で施設の雰囲気をアピールすることです。
ジムの雰囲気や施設・環境を、文章だけで的確に把握することはユーザーにとって難しいため、施設内の写真を多く載せたデザインにすることが重要です。例えば、ジムの次のような場所を載せましょう。
写真を見た人は、自分がそこにいるようにイメージします。そこでポジティブなイメージができた場合には、入会につながる可能性が高くなります。
イメージができて「このジムに通いたい!」と思えるような写真を選定して、ホームページに載せましょう。
2つ目のポイントは、ジムのコンセプトを伝えることです。理由は、見込み客は、ホームページのデザイン=ジムの雰囲気と捉えるからです。
例えば、設備環境にこだわった会員制の高級なジムというコンセプトであれば、そのコンセプトが伝わるように高級感のあるシックな黒色を基調としたデザインにすれば、ジムの雰囲気が伝わりますね。
また見込み客は、インターネットでさまざまなジムの情報収集をしてから、ジムを決めています。そのなかから選ばれるためには、差別化できるコンセプトが必要。
自社ならではの強みをアピールする際は、根拠となる理由やエピソードを入れると伝わりやすくなります。例えば、次のように強みをアピールしましょう。
ジムのコンセプトや強みをもとにデザイン設計し、競合との差別化を図りましょう。
3つ目のポイントは、入会やお問い合わせにつなげやすい導線を設計することです。
例えば、成約につながるデザインにするために、ファーストビューに体験レッスンの申し込みボタンを設置する方法があります。
「体験レッスンなら申し込んでみよう」となるユーザーは多いので、わかりやすく目に止まりやすい場所に申し込みボタンがあれば、ボタンを押す人が増えて、申し込み数アップにつながりますね。
そのほかには、ページのどこを読んでいても、すぐに入会やお問い合わせができるような固定ボタンも効果的。なぜならユーザーは、ホームページのどこでジムに興味をもつかわからないからです。料金なのか、施設の写真なのか、コンセプトなのか、人によって入会の決め手はさまざまですよね。
以上のように、ユーザー目線で、入会・お問い合わせにつなげやすい導線をホームページ上に設計しましょう。
4つ目のポイントは、ブログで有用な情報を発信することです。
ジムの利用を考えている人たちは、運動や健康に興味がある人です。そのため、「自宅でできるエクササイズ」や「正しい運動のコツ」などニーズに応えた情報をブログで発信すれば、ジム利用を考えている見込み客は何度もサイトに訪れることになり、集客に効果的。
ブログでの発信は、トレーナーとしてのブランディングになるだけでなく、SEO対策にもなるので、ホームページの運用に効果抜群です。パーソナルジムに必須のSEO対策については、詳しくまとめた記事がこちらにありますので、よろしければご覧ください。
ここからは、数多くのパーソナルジムのホームページの中から、参考にしたい優良デザイン事例をTRASPが3つ厳選し、テーマ別にご紹介します。初めに、アクティブなパーソナルジムのWebデザインを見ていきましょう。
Japan Physical Education & Culture(以下、JPEC)は、大阪堀江にあるパーソナルジムで、「フィットネスを日常に」という想いのもと、実績と経験が豊富な4名のトレーナーによるマンツーマントレーニングを提供しています。
またJPECは「コンセプトのないジム」としており、代わりにお客さまの「GOAL&PURPOSE」をコンセプトとしています。
ホームページのファーストビューでは、「あなたのGOALとPURPOSEがコンセプト」というキャッチコピーの画像とジムトレーナーの写真が切り替わるスライドショーを大きく配置。どんな人に教えてもらえるジムなのかわかりやすく、ユーザーに信頼感と安心感を与えていますね。
また新着情報をスライドショーの下に設けて、会員向けへの情報発信もわかりやすい位置に。スクロールすると、ジムの入り口の写真とともにキャッチコピーを配置しており、どのような雰囲気のジムか、少しのスクロールだけでユーザーはすべて把握できます。
またコンセプトを表現する文章では、カギかっこを用いてユーザーの抱えている悩みを示し、ユーザーの悩みへ共感したうえで、「ユーザーの悩みを解決するジム」ということを上手に伝えています。
そのほか、施設紹介のページではアニメーション付きの写真を豊富に用いて、ユーザーにジムのトレーニング機器に興味を持たせるデザインにしたり、「初めての方へ」というページでは、入会までの流れを説明してハードルを下げるなど、入会につながる導線設計も行っていますね。
https://www.konami.com/sportsclub/grancise/
GRANCISEは、全国に180施設を展開するコナミスポーツクラブの最上位ブランドとして運営されている高級フィットネスクラブで、コナミスポーツクラブを代表する一流トレーナーがマンツーマントレーニングを行っています。
「エグゼクティブな貴方に、プライベートな”価値ある時間”を」というコンセプトの通り、ターゲットを明確に絞っており、施設にはハイグレードなトレーニングマシン、ビジネスラウンジ、エステサービスなどが普通のジムにはない設備が備わっています。
ホームページはシックな黒を基調としており、アクセントカラーにはゴールドを用いてユーザーが高級さを感じる色味を選択していますね。
ファーストビューで「最高の自分であり続けるための、最上級の時間と空間。」というキャッチコピーでジムのコンセプトを伝えて、下にスクロールすると、ジムの3つの特徴が高級感ある写真ととも紹介されています。
どんなサービスが受けられて、どんな時間を過ごせるのか、ユーザーは手にとるようにジムのことを理解できるデザインと言えるでしょう。
Remakeは、兵庫県西宮市にあるパーソナルジムで、優れた経歴と豊富な資格を所有しているトレーナーが在籍しており、お客さま一人一人に合わせたマンツーマントレーニングが受けられます。
サイト全体は白を基調としており、シンプルながらも余白を上手に使っていて、とても見やすいデザインですね。サイトに訪れたユーザーは、清潔感があって安心できると感じられるでしょう。
ファーストビューではやはりスライドショーを用いて、ジム設備の写真や、明るい表情のトレーナーの写真を掲載。女性トレーナーもいて、女性のお客さまも通いやすい雰囲気を感じることができます。
またBLOGのページがあり、1日〜3日ごとに更新されていて、いつも新しい記事がアップされていますね。有用情報の発信を積み重ねていてSEO対策がしっかり行われており、運用にも力を入れているホームページとなっています。
本記事では、ホームページデザインを考える前にしておくべきこと、デザインの重要ポイント、参考になるパーソナルジムのデザイン事例の紹介を行いました。
ジムの問い合わせ数や入会数をアップさせるホームページデザインにするには、ジムの雰囲気が伝わる写真やキャッチコピーを多く使って、入会方法や料金ページにアクセスしやすくするなどユーザー目線での導線設計を行いましょう。
ぜひ本記事を参考にして、パーソナルジムのホームページデザインを設計してみてくださいね。
TRASPは、SEO対策・コンサルティング・マーケティングに強いホームページ制作会社です。対応している業種が幅広いので制作実績が豊富で、集客力の続くホームページ制作を行います。