塗装業
外壁塗装業の仕事の取り方7選!安定して元請け・・・
2022.08.03
TRASPコラム
塗装業
更新日:2023.03.26
公開日:2022.08.03
新型コロナウイルスの感染拡大や、ウッドショックの影響を受けている建設業界。外壁塗装業も例外ではなく、不安定な経営状況から抜け出せない会社が増えています。
実際に「なかなか集客につながらない」「どうすれば安定して仕事を獲得できるのか」とお悩みの経営者・担当者もいらっしゃるのではないでしょうか。
競合が激しい建設業界で生き残るには“他社との差別化”を意識し、自社に必要な戦略を取り入れる必要があります。
そこでこの記事では、“経営に失敗する外壁塗装業者がやめるべきこと・やるべき戦略”を詳しくまとめました。数多くのホームページ制作・マーケティングを支援してきたTRASPが、プロの視点から成果につなげるために欠かせないノウハウを紹介します。
目次
外壁塗装の経営ノウハウや戦略を適切に実践するには、“どういった現状なのか”を把握することが重要です。
まずは代表的な経営課題4つをピックアップしましたので、ご覧ください。
外壁塗装をはじめ、建設業界の人手不足は深刻化しています。
また“3K(=きつい・汚い・危険)”のイメージが定着したことで、外壁塗装業への就職を検討する若年層は年々減少。人材の高齢化、若手離れが加速化している状況です。
建設業界では“元請け・第一次・第二次・第三次”と複数の下請け企業で形成される、多重下請け構造が存在します。下請けの次数が上がれば利益も下がるため、「いくら工事を受けても経営が安定しない…」と悩む外壁塗装業者は非常に多いです。
そのため下請けからの脱却を目指さない限り、自社の利益率を向上させるのは難しいといえます。
外壁塗装業の平均利益率について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
インターネットの普及により、塗装に関する知識が簡単に手に入るようになりました。
自社の作業員が工事のマニュアルや作業動画などをWeb検索すれば、欲しい情報は比較的すぐ手に入ります。インターネットを活用すれば基礎的な知識は身に付くため、初歩的レベルであれば作業できるでしょう。そして、その状態のまま工事が進められてしまうケースもあるようです。
しかし、実際に外壁塗装をするうえで、基礎的な知識を学ぶだけではお客さまを満足させる仕事は提供できません。なぜならただ知識を取り入れるのと、実践するのはまったく違うためです。
実際に外壁塗装をしていくと、習得した知識通りには作業が進まない場面が多く出てきます。
外壁塗装には“こうすればこうなる”という明確な答えがありません。そのため、より高品質かつスピーディーに作業をするのであれば「さまざまな現場で経験を積むこと」「長年仕事をするうえで培った勘を使うこと」が大切でしょう。インターネットで知識を得るだけでなく、実際の現場で積極的にスキルを上げるよう動くことも欠かせません。
加えて、人手不足により技術継承がうまくいかなくなっています。したがって、思うように外壁塗装の技術レベルが上がらなくなっているといえるでしょう。
塗装業は専門分野のためお客さまは“どこも同じ”に見えてしまい、競合他社との差別化が図りにくいです。そのため、どの業者を選べば良いか判断に迷う人が非常に多いといえます。
「塗装工事の仕上がりが良いのか悪いのか」「塗装の仕上げがきれいか汚いか」「工事を終えて数年後トラブルが生じたが、原因がどこにあるのか」などは素人ではわかりません。比較対象がなく、結果的に有名な企業やある程度広告を出せる規模の業者へ依頼されることもあります。
数多くの業者から自社を選んでもらうためにも、“他社にはない強み”をしっかり訴求することが重要です。
外壁塗装会社の課題についてさらに知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
続いて、外壁塗装業者の経営課題を解決する方法4つを解説します。戦略をベストな状態で実行していくために、こちらもぜひ参考にしてください。
若年層の人材確保を急ぐために、まずは労働環境を整備しましょう。残業時間の削減・週休2日制の導入・有給休暇の消化促進など、ほかの業種で一般的になっている要素をしっかり取り入れてください。
“働きやすそう”と労働者に魅力を感じてもらえる体制を提供すれば、自社に興味を持つ人が増える可能性も。そうすれば自社の人材不足が解消され、よりスムーズに仕事に取り組めるでしょう。
自社の利益率を上げるためには下請け脱却を図り、元請けを目指す必要があります。前述したように下請けでいる限り、思うような利益は出せません。
そうなると「優秀な従業員を確保できない」「機材が十分に揃わない」といった事態に陥る恐れがあります。
本来高い技術があるのに、満足いく仕事を完遂できなくなっている業者も珍しくありません。
したがって、塗装業界で生き残るためにも“下請けから脱却を図ること”が必須だといえます。
具体的なアプローチ方法については、こちらを参考にしてください。
アナログな手法から抜け出せず、業務の非効率化に悩む建設塗装業者も少なくありません。そこで意識したいのが、DX化を促進させることです。自社に合うツールを用いれば、よりスピーディーかつ正確に仕事を回せるでしょう。
外壁塗装業におすすめしたいものを以下にピックアップしました。
スムーズに業務が進むようになれば、人材不足解消をはじめ多くの問題解決を図れます。自社の経営を軌道に乗せるためにも、業務のDX化を意識しましょう。
こちらの記事では、業務効率化ツールについて詳しくまとめています。
インターネットが普及した現代では、集客の手段もアナログ→デジタルへと変化を遂げています。そのためWebを積極的に活用し、マーケティングに臨むと良いでしょう。
どの媒体を選ぶか、どう組み合わせるかによっても効果が大きく変わります。自社に合うものを取り入れ、積極的に実践しましょう。おすすめの集客方法については、次の項目で詳しく説明します。
TRASPは今まで効果が出なかった企業の集客課題を見つけ出し、業界やターゲットを絞り、より効果の高いホームページ制作を行います。業種と業務を理解し、ターゲットとなる人の想定を細かく絞り込み、制作する事により見込み客の獲得に繋げる事が可能。TRASPに集客のお手伝いをさせてください。
TRASPの集客とは
自社の経営を安定させ、継続的に集客するためには“どの方法を取り入れるか”が非常に重要です。
そこでこの項目では、外壁塗装業の経営におすすめの集客方法をそれぞれ紹介します。
Webが普及している現代では、ホームページは自社の看板代わりとなる重要な存在です。
お客さまが外壁塗装業者を探すにあたり、まずは“インターネットで情報収集する”ことがほとんど。
そのためサービス内容・価格・実績・施工事例といった求められているものに加え、自社の魅力がしっかり伝わる情報を掲載すれば、集客率UPを狙いやすくなります。またSNSやリスティング広告など“あらゆるWeb施策の軸”となるため、「どのようなサイトを運営するか」によって自社の経営を大きく左右するでしょう。
自由に情報発信できる点がブログの強みです。
「外壁塗装に関する豆知識」「施工事例」「スタッフ紹介」など、“どのような会社なのか”が具体的にイメージできるコンテンツを発信し、自社の魅力をしっかり発信しましょう。
ブログ集客についてはこちらも参考にしてください。
LINE・Twitter・Instagram・FacebookなどのSNSを取り入れ、自社の認知拡大を狙いましょう。
コミュニケーションツールとして活躍するSNSですが、現在はWebブラウザ代わりに“情報収集するための手段”として利用する人も増加しています。
「リアルタイムな情報が手に入る」「情報拡散力が高い」といった特性をうまく活かせば、自社に興味を持つ人に向けて積極的にアプローチできるでしょう。
外壁塗装業のインスタ運用についてはこちらの記事を参考にしてください。
リスティング広告とは検索連動型広告と呼ばれており、Google・Yahoo!JAPANなどの検索結果に表示されるものです。ユーザーが検索したキーワードに連動して表示されるため、「〇〇(地域名)+外壁塗装」といったものを設定するのがポイント。“自社に関心を持ってくれそうな層”に絞り込み情報をリーチできるため、効率的に集客につながっていくでしょう。
専門業者をまとめているポータルサイトを活用するのも良いでしょう。外壁塗装業界で代表的なものとして「外壁塗装の窓口」「ホームプロ」などがあります。
一度に複数社の見積もりができる手軽さから、年々利用者数は増加傾向にあります。
そのため、自社の知名度向上に大いに役立つでしょう。一方で他社との差別化をうまく図れなければ、なかなか成約につながらないというデメリットも。したがって、ホームページやSNSなどの媒体と組み合わせると、より集客につながりやすくなるでしょう。
SEO対策とはGoogleやYahoo!JAPANなどの検索エンジンの上位に自社のホームページを持ってくるための施策で、検索エンジン最適化と呼ばれています。
この施策が成功し自社サイトへの流入数が増えれば、より多くの人に情報を届けられます。
一度上位表示されたサイトは長期的に安定したアクセス数を獲得できるため、集客を自動化しやすくなるでしょう。
MEO対策は、Googleのローカル検索結果で上位表示されるための施策です。
“地域特化型ビジネス”を展開する外壁塗装業界のマーケティングに適しているでしょう。現時点では競合が少なく、他社との差別化を図りやすい点がメリットだといえます。
外壁塗装業でおすすめの集客方法を解説しますので、こちらをご覧ください。
これまでに課題や解決方法をはじめ、実践すべき集客方法を解説してきました。最後に経営を成功させるコツ4つを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。これらをしっかり押さえれば、自社の経営は安定するでしょう。
自社に適切な施策を実践するために、まずはお客さまの心理を分析しましょう。外壁塗装業者を選ぶポイントとして、このようなものが挙げられます。
外壁塗装の集客・広告方法徹底解説!施工を増やす戦略と広告媒体の選び方(キャククル)
上記データによると、「1位:口コミと評判」「2位:値段」「3位:知人からの紹介」という結果になっています。
「しっかりこだわりを持ったところが良い」「親しみやすい雰囲気の業者に任せたい」などお客さまによって要望はさまざま。そのため、自社がターゲットにしたいお客さまのニーズを洗い出し、それらにマッチする施策を実践することが大切です。
“自身の悩みを理解してくれそう・気持ちを汲み取ってくれた”と感じる人が増えれば、自社への信頼度が確実に向上します。そういった出来事が積み重なっていけば、集客にもつながりやすくなるでしょう。
自社のブランディングを強化すれば、“独自性”をうまく訴求できます。
競合が多い外壁塗装業者において、特徴がない企業はうまく生き残れません。そのため“この業者といえば、〇〇”と一人でも多くの人から記憶してもらえるよう、何らかのインパクトを与えることが大切です。
違いを明確に伝えられれば自社に興味を持つ人が増え、見積もり依頼・問い合わせといったアクションにもつながります。したがって、ブランディングを強化することを重視しましょう。
外壁塗装を依頼するには、ある程度高額な費用が生じます。加えて、一生の間で数回しか行わないケースがほとんど。また「どの業者にお願いするべきか」を念入りに比較検討する人が圧倒的に多いです。
そのためライバルが多くいるなかで、自社を選んでもらうためにも“他社との差別化を図ること”が欠かせません。「価格・アフターフォローなど、自社ならではの」「これまでの施工実績、受賞実績」など、強みをわかりやすく訴求しましょう。“どのような魅力があるか”をはっきりイメージできるよう、具体例などを織り交ぜて情報発信するものおすすめです。
外壁塗装業者の経営で確実に成果を出すためには、専門的なノウハウや知識が欠かせません。しかし、経験・実績が豊富なWebのプロへ依頼すれば、自社にとってベストな施策を提案できます。「自社に合う集客方法がわからない」「経営面でのアドバイスがほしい」という方は、ぜひ依頼を検討すると良いでしょう。
TRASPは外壁塗装業をはじめ建設業の集客に強いホームページ制作会社です。
ユーザー心理・行動を踏まえ、効率的にアプローチ。今まで効果が出なかった企業のホームページの課題を見つけ出し、業界やターゲットを絞り、より効果の高いホームページ制作を行います。お問い合わせは無料です。ホームページの新規制作・リニューアルを検討している外壁塗装業者はぜひ一度ご相談ください。
お問い合わせはこちら
この記事では外壁塗装業者の経営ノウハウを詳しくまとめました。
経営に失敗する業者がやめるべきことや実践すべき戦略を主に解説しましたが、いかがでしたか?
人手不足や利益率が低いなど、外壁塗装業界はいまさまざまな課題を抱えています。労働環境を整備すること・下請けからの脱却を図ることなどを実践し、解決を図りましょう。またブランディングの強化や他社との差別化を意識し、自社の経営をしっかり軌道に乗せることが大切です。
「なかなか成果が出ない」「どのような方法を実践すれば良いかわからない」など自社の経営にお困りの際は、専門的な知識・ノウハウを保有した“Webのプロ”への依頼を検討しましょう。
TRASPは現状の集客課題から原因を追求し、お客さまのことを考え抜いたホームページ制作やマーケティング戦略のプランニングが強みです。まずは現状について丁寧にヒアリングしておりますので、オンラインの無料相談までお気軽にお問い合わせください。