リフォーム業
奈良県のリフォーム会社のホームページデザイン・・・
2022.11.15
TRASPコラム
リフォーム業
更新日:2023.05.17
公開日:2022.03.14
集客といえばどのような方法を思い浮かべますか?チラシやWeb広告も効果を出しやすいですが、長期的な目線でみればリフォーム会社がやるべきなのはブログ集客です。
そこで、リフォーム会社の集客にブログをおすすめする理由をマーケティングのプロがわかりやすく解説!
リフォーム業界など建築建設分野において多くの集客実績を持つTRASPが、ブログで使えるネタ・テーマをまとめました。参考にしたいブログ成功事例もご紹介しますので、今すぐに始められる「リフォーム業のブログ完全ガイド」となっています。ぜひお役立てください。
目次
チラシや訪問営業といった従来の「プッシュ型」の集客方法はだんだんと効果が薄くなってきた近年では、お客さまから「見つけてもらう」インバウンドマーケティングが主流です。そのなかでも、ブログを運営するオウンドメディアは住宅業界に合った集客方法といえるため、始める企業が増えています。
オウンドメディアやブログは「コンテンツマーケティング」と呼ばれ、サイトのアクセス数アップや専門性・信頼性を高める効果があります。そのため、集客につながりやすくなるといえるでしょう。
リフォーム会社でブログ集客をおすすめする理由として、次の2つが挙げられます。
コンテンツマーケティングについては、以下の記事を参考してください。
リフォーム会社のWebサイトでブログを運用すると、アクセス数UPに期待できます。
なぜなら、書いたブログの記事が多ければ多いほど、検索エンジンでヒットしやすくなりアクセス流入を増やしていけるため。
また、ホームページの情報量(網羅性)が増えるにしたがって、検索エンジンからの評価も高くなります。したがって、ブログを運用すれば検索上位に表示され、多くの人に自社を知ってもらうチャンスが広がるといっても過言ではないでしょう。
ブログは自社でも対応可能なので、費用面ではコストがかからないことが魅力。
リスティング広告:一人のユーザーを獲得したい場合、約200円のコスト
ブログ記事:特にコストをかけず、月に100件のアクセス流入をもたらすこともある
このようにリスティング広告をおこなう場合と比べても、非常にコストパフォーマンスが高いです。
しかし単にアクセス数が増えたとしても、問い合わせにつながらなければ意味がないため、ホームページでしっかりと導線設計を組んでおくことが大切。ブログ運営と同時にホームページのリニューアルなどを検討しましょう。
TRASPは建設業界の集客に強いホームページ制作会社です。
ユーザー心理・行動を踏まえ、効率的にアプローチ。今まで効果が出なかった企業のホームページの課題を見つけ出し、業界やターゲットを絞り、より効果の高いホームページ制作を行います。
ホームページ制作について
新規参入が相次ぎ、競争が激しいリフォーム業界においては、“個性”をアピールして他社と別化を図ることが重要。
なぜならインターネットからの流入ユーザーは、さまざまなリフォーム会社のホームページを比較検討しています。したがってユーザーの印象に残らなければブラウザの戻るボタンで別のサイトを探しに行ってしまい、問い合わせを獲得できないのです。
そこでブログで次のような情報を書くことによって、個性を伝えられます。
例えば「スタッフの誕生日を祝った」「新しいメンバーが入社した」といった内容を掲載すれば、社内のフレンドリーな関係性が垣間見えます。その結果、ユーザーは自社に対して”親しみやすい”といった印象をもつでしょう。
さらに「リフォームの理念」「取り組む際に気を付けていること」などを詳しく伝えれば、その会社の仕事観が把握でき、読み手に“安心感”を与えられる可能性も高いです。
リフォームを検討しているお客さまは、数か月~1年をかけて情報収集をしているため、安心感や信頼性を与えることができれば、お問い合わせというアクションにつながりやすいといえます。
リフォーム会社の集客方法について解説した記事もありますので、こちらも参考にしてください。
では、リフォーム会社がブログを活用することによって得られる3つの効果を具体的に解説します。
ブログは、自社のブランディングを強化できます。
例えば、特定のリフォームに強いことをアピールしたいのであれば、ブログ内にて「マンションのリフォームならおまかせ!」という部分を打ち出すと良いでしょう。そうすると、ユーザー側から「この会社はマンションのリフォームが得意」といった印象を抱いてもらえる可能性が高いです。
そのほか、「地域での清掃活動やボランティアなど、本業以外にも力を入れている」などの様子をブログに公開すれば、“公益性がある・地域の人に信頼されている”会社だと思ってもらえる可能性も。
このようにブログを通して情報発信すると「この会社=〇〇〇(このようなことができる)」という、自社のブランディングにつながります。イメージの定着を目指せば、他社との差別化につながっていくため、最終的に集客率向上を目指していけるでしょう。
顧客のロイヤリティ効果にも期待できます。なぜなら、すでに自社と関わりがある顧客に対し、定期的な情報発信を心がければ「リフォーム会社の存在をもっと身近に感じてもらえる」ためです。
そうすると、商談を前進させるロイヤリティ効果も向上するでしょう。
一件でも多くの契約獲得を目指すには、「顧客を満足させるために必要な情報とは?」といった視点でブログの題材を探すことが重要!積極的に接点を増やしていけるよう、ブログをうまく活用していくと良いでしょう。
多くの建設業界では人手不足に悩まされていますが、リフォーム会社でも求人を募集している企業が多いでしょう。そこでブログを採用活動に利用することも可能。
こういったテーマでブログを書けば、会社説明会などでは伝わらない“自社のリアル”が伝わります。そのため、研修などのイベントで撮影した写真などをあわせてブログに掲載すれば、入社後のイメージができ、双方のミスマッチも防げるでしょう。
「リフォーム業界で働きたい」「この会社に入社したい」と思う優秀な人材を獲得していけるよう、採用活動の一環としてもブログを活用してみてくださいね!
続いて、リフォーム会社が集客できるブログのテーマ・ネタ7選をまとめました。
会社の“個性”を伝えるコンテンツとして、「現場でどのようなことをやっているのか」といったことを紹介しましょう。以下のように、「リフォーム前の状況」「どのような工程で工事を進めるのか」「完成させたいイメージ」など実際の現場の様子を掲載するのがおすすめ。
ブログを読んだユーザーは、知識を得るとともに丁寧な仕事ぶりを感じたり、職人さんに親近感を覚えたりするでしょう。
実施予定のイベント告知や、開催済みのイベントのレポートをする内容もおすすめです。
相談会や見学会などのイベントにおいて、「どのようなことをやったのか」「どのような雰囲気のイベントなのか」をしっかり掲載しましょう。また、具体的なイメージを一目で伝えられるよう、写真とともに概要を紹介することも重要です。
イベント集客にブログを活用すれば、集客全体のコストパフォーマンス改善も期待できるでしょう。
ブログを訪問するのは、お客さまだけではありません。リフォーム会社に就職したい人材や自社が気になっている求職者なども、インターネットで調べています。
そのため、社内研修・旅行などの様子をブログに掲載し、「真面目に研修を受けている様子」「和気あいあいと社員旅行を楽しんでいる様子」などの写真を積極的に紹介すると良いでしょう。
お客さまに対しても、求職者に対しても「きちんと社員教育をしている」「雰囲気の良い会社である」といった点をアピールでき、イメージアップが図れます。
施工された方へのインタビューを行い、許可が出るのであれば「完成住宅の引き渡しの様子」「自社を選んだ理由」「完成した家を見てどのような気持ちなのか」といった点を聞き出し、“お客さまの声”としてブログ内に掲載しましょう。
第三者から自社を推奨してもらうことで、権威性をアピールできます。そうすると、最終的に自社への信頼性をより高めていけるでしょう。
リフォームに関するお役立ち情報を発信し、“お客さまのニーズ”をしっかりと満たすことも大切です。
例えば、以下のようなものが挙げられます。
このように、さまざまなカテゴリーを組み込み、“読み手を飽きさせない工夫”を積極的に取り入れていきましょう。
ボランティアや地域貢献をしている場合は、ブログで報告すると良いでしょう。
たとえば最寄り駅のゴミ拾いの様子や、募金などの取り組みの様子など。「地域貢献をしている」という印象はリフォーム会社のブランディングにつながるため、ユーザーの記憶にも残りやすくなるでしょう。
ただし過度にアピールしすぎると、自社の品位を下げてしまう可能性もありますので、「自然に」「適度な」を心がけてください。
雑誌やテレビ取材をはじめ、外部メディアへ露出する際はその報告も掲載しましょう。
「外部メディアに取材されている=信頼できる会社」というイメージを与えられるメリットがあります。加えて、自社のファンも喜んでくれる可能性も高いため、“さらに自社の魅力を伝える機会”を生みだせるでしょう。
ブログは無料かつ初心者でも気軽に始められる点が魅力です。
しかしブログといっても日記のような書き方ではなく、集客できるブログではSEOや受注導線を意識したライティングが必要になります。せっかくコストや労力をかけて書くのであれば、むだになってしまわないようにしたいものです。
ここではリフォーム会社のブログにおける書き方の注意点5つを紹介していきます。
読者が理解しやすい文章を書くことを心がけましょう。ブログを訪問した人のほとんどは、リフォームに関する専門知識を持っていません。そのため“初心者でもわかる”ような内容を意識し、情報発信していくことが重要です。
もし自身がリフォームをしたいと考え、さまざまな会社のブログを訪問していたとします。その際に「この会社に相談したい」と思える内容はどちらでしょうか。
A.専門用語が多く、文字だけで構成された、論文や説明書のような印象。読者に語りかける言葉もなく、一方的に感じたブログ
B.専門用語をわかりやすい言葉に言い換えたり、解説したりして、素人でも内容を理解できた。イラストや写真も多く、スキマ時間でもサクサク読める。読者への語りかけるように書かれており、親しみも感じたブログ
おそらくBと答える人が多いのではないでしょうか?役に立つ内容が書かれていたとしても、読みづらく難しい内容のブログは途中で読者が離脱してしまう可能性が高いです。
したがって「読者に伝わる文章」を意識して書くことが大切だといえます。説明しづらい概念や有名でない建材を紹介する場合は図や写真を用いたり、短い解説を加えたりしても良いでしょう。
ブログの書き方については、こちらの記事を参考にしてください。
簡単に始められる外部サービスもありますが、自社ホームページ内でブログを展開することがおすすめ。なぜなら外部サービスでは“ホームページのアクセス流入数を増やせなくなる”というデメリットがあるためです。
自社ホームページ内でブログを書けば、コンテンツ量が増え、更新頻度も高くなります。すると検索エンジンから価値のあるサイトとして評価されます。その結果、ブログ以外のページも価値が上がるため、より多くの人から見てもらえる機会を増やせるでしょう。
ブログで集客するにあたって、SEOを意識した記事を書きましょう。
具体的には、SEOに沿ったキーワードを入れること。次のような例をみてみましょう。
A.「5月30日(ごみゼロの日)に社員で地域の清掃をしました!」
ごみゼロの日ということで、お店の前の道路をキレイにしました。ごみゼロ運動は当社が毎年取り組んでいます…
B.「リフォーム会社のごみゼロ運動!ハウスクリーン大阪中央店」
大阪市のリフォーム会社「ハウスクリーン大阪中央店」では、毎年5月30日にごみゼロ運動を実施しています。いつもお客さまのおうちをキレイにするリフォームのプロが、お店の前の道路も真心をこめて清掃しました…
AとBのブログでは、どちらのほうが集客に有利でしょうか?
答えはBです。なぜなら、Aでは集客できるブログに必須なキーワードが入っていないからです。
必須キーワードとは、ユーザーが検索しそうなキーワードのこと。GoogleやYahoo!JAPANでユーザーが検索したキーワードにヒットしなければ、自社ブログは検索結果に表示されません。
またもしリフォーム会社であるにも関わらず、「リフォーム」と一言も書かれていなければ検索エンジンが“リフォームの記事であること”を理解できません。そうするとリフォーム会社を検索しているユーザーのスマホやパソコンには自社サイトが表示されず、いつまでも集客につながることはないでしょう。
そこで、おすすめしたいのは「リフォーム+〇〇(特定の地域名)」のキーワードを使用し、ユーザーからのアクセスが期待できるブログを展開することです!リフォームという職業柄、商業圏が限定されているため、特定の地域に絞り込めば効率的に集客率UPにつなげられます。
また、「一貫施工」「自然素材」「女性目線のプランニングが得意」など自社の特徴や強みを示すものがあれば、そのキーワードをメインにした記事を書くのもおすすめです。注意点としては、「1記事に対して1キーワード」つまりテーマを絞って書くということ。
このように「どういった検索キーワードを使用するか」「どのような人にブログを読んでほしいか」といった点に注意し、ブログのタイトル・記事のタイトル・コンテンツの内容を決めることが重要です。
キーワードの決め方、リフォーム会社のSEOについてはこちらを参考にしてください。
「自分が読者であれば、どういった方法で問い合わせに誘導できるか」といった点を考慮し、受注までの導線をイメージすることも重要です。
例えば、リフォームを検討している人に対して、いきなり見積もりに誘導するのは非常にハードルが高いです。そこで「まずは資料請求してもらう」「相談会などのイベントに一度来てもらう」など、自社のブログから何に誘導するかという点を決めると良いでしょう。
例:自社の家づくりに対する姿勢やこだわりの記事
「最後に、弊社の家づくりに対するこだわりが詰まったモデルハウス見学ツアーを開催中です。料金は完全無料となっています!この機会にお電話やメールで気軽にお申し込みください!」
などの文章をプラスするのもおすすめ。そうすると、読者は次に何をすれば良いのかという点が明確になり、特に何も書いていないときと比較すると問い合わせ率が上がる可能性が高いです。
ブログは書いたら終わり、ではありません。記事のアクセス数、直帰率、CVRなどの状況を分析することも重要です。分析することで、
などの改善を行うことができます。
また、1年も経てばネット上の情報は古いものとなります。古い記事は適宜リライトし、更新日を新しくしましょう。“常に改善を図ること”を習慣化すれば、より高品質なブログが完成していきます。
効果を分析する機能は各ブログのサービスによって変わりますが、「Googleアナリティクス」「サーチコンソール」といったツールがおすすめです。
Googleアクセス解析に関する情報を紹介しています。
最後に、リフォーム会社のブログ事例3選をピックアップしました。
「どういったブログを運用すれば良いかわからない…」と悩まれている方は、ぜひ参考にしてください。
兵庫県のクオホームには3種類のスタッフブログがあります。それぞれ非常にクオリティが高い記事となっており、“専門性の高さ”が伝わるものばかりです。
リフォーム会社においてブログを作成したり、営業したりするうえで「家を売る側の視点で話を進めてしまう」といったケースも多いでしょう。しかし、クオホームのブログでは正直すぎるほど「メリット」「デメリット」をありのままに伝えています。
そういった誠実な姿勢が話題を呼び、いまでは全国的にさまざまな依頼を受けるようになったそうです。
埼玉県にあるLOHAS studioのブログは、イベント告知やリフォーム事例などがメインに紹介されています。なかには、「飼育している愛犬のトリミング」「キャンプ椅子をDIYした様子」など、スタッフのプライベートが垣間見える記事も掲載。“こういった工事に対応している”という自社の技術力を訴求することに加え、親しみやすさを感じてもらえるように工夫されている点が魅力です。
滋賀県にある谷口工務店のスタッフブログでは「設計」「大工」「広報・経営」のカテゴリー別に、情報発信を行っています。「薪ストーブのある暮らし〜薪の入手方法やお手入れについて〜」「散らからない家にするためのアイデア①〜リビング&玄関〜」など、リフォームや暮らしに関するお役立ち情報も数多く投稿。
また、木造注文住宅をメインに扱っていることもあり、「木」「自然」を基調とした写真で統一されています。全体的にシンプルなイメージでまとめられており、ブランディング効果も高いといえるでしょう。
工務店が集客に勝つためのポイントとホームページ成功事例についてまとめています。
この記事では、リフォーム会社の集客にブログをおすすめする理由をはじめ、書き方・アイデアなどを詳しくまとめました。
リフォーム会社のブログ運用は、集客率UPに効果的です。また、成果につなげるためには「受注までの導線をイメージする」「定期的に効果を確認する」などに注意してください。
「リフォームに関するお役立ち情報」「お客さまの声」「現場紹介・イベント告知」といった内容をメインに掲載し、自社ならではの魅力が伝わるようなブログをつくりあげていきましょう!
TRASPはホームページ制作からWeb集客まで一貫してご依頼いただけます。リフォームをはじめ住宅業界では数多くの実績と経験があるため、ぜひ一度プロにお任せください。またオンライン相談も受け付けておりますので、ご相談やご質問もお待ちしております。