リフォーム業
群馬県のリフォーム会社のホームページデザイン・・・
2022.10.06
TRASPコラム
リフォーム業
更新日:2023.03.27
公開日:2022.04.26
リフォーム業界は大手住宅メーカーや特定の地域に特化した工務店だけでなく、家電量販店などの異業種からも参入が増えています。
年々競争が激化するなかで「どのようなマーケティング施策を打てば良いのだろう」「おすすめの集客方法があれば教えてほしい」と悩まれている担当者の方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、Webマーケティングについてまとめました。なかでもリフォーム会社におすすめしたいのが“コンテンツマーケティング”。住宅業界で数多くのWeb集客・サイト制作の実績を持つTRASPが、実践するメリットや成功のポイントを伝授いたします。
目次
2022年の住宅リフォーム市場規模は、6兆5,298億円となっています。2020年の新型コロナウイルスの影響により、業績は一時的に下がったものの「在宅時間の長期化したこと」「住環境を見直す人が増加したこと」で、前年とほぼ横ばいの状態に。今後もさらなる拡大が見込まれており、堅調に推移する可能性が高いです。
矢野経済研究所:住宅リフォーム市場に関する調査を実施(2021年)
一方で、新型コロナウイルスの影響で展示会などのイベントや対面での営業が困難になりました。
そこでTRASPがおすすめするのが、マーケティングの方向転換。
具体的にいえば、従来はチラシ・飛び込み営業といったオフラインによる手法が一般的でした。しかし、スマートフォンが普及した昨今では、インターネットで情報収集する人がほとんど。そういった影響で集客の在り方が大きく変わり、ホームページ・SNSなどを用いた「Web集客」を活用するリフォーム会社が増えています。
したがって、マーケティングはWebでおこなうのが一番良い方法といえるでしょう。
リフォーム業界の最新トレンドをまとめた記事もあります。
リフォーム会社がWeb集客に取り組むべき理由として、次のようなものが挙げられます。
オンライン化が加速する現代では、インターネットは情報収集に欠かせないツールとなりました。リフォームを検討する人は、依頼したい会社をWebで探し、複数比較し選ぶことがほとんどでしょう。
そこで数多くあるWeb集客のなかでも、もっともおすすめしたいのが、“コンテンツマーケティング”です。コンテンツマーケティングとは一体どういったものなのか、おすすめしたい理由については、次の項目で解説していきます。
こちらの記事で、リフォーム会社におすすめの集客方法9選を紹介しています。
コンテンツマーケティングとは、消費者に役立つ情報を発信しながら、見込み客の育成を目指す手法を指します。リフォーム会社におすすめな理由は以下の通り。
自社ホームページがSEO的に有利になり、検索エンジンで上位表示されればアクセス数が伸びます。また他社との差別化を図り、独自性を打ち出せれば選ばれる理由になるでしょう。
お客さまは「リフォームをお願いしたい」と考えている時点で、何らかの住宅への悩みを抱えています。したがって「その悩みを解決させるような内容」を発信することで、関係を築くことができます。また専門的な記事を書くことで信頼を得られるでしょう。
例えば「水回りのリフォームを検討している」人がいたとします。悩みや不安をネットで検索する~コンテンツを見つけてもらうまでのプロセス・消費者心理として、次のようなものが考えられます。
このように“コンテンツを発信した時点で、ユーザーの満足度を高めること”を重視することが大切です。一人でも多くの人に「この会社は信頼できる」「リフォームの際はぜひ依頼したい」と思ってもらえるよう、積極的にコンテンツマーケティングを取り入れてみてください。
コンテンツマーケティングに関する情報を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
続けて、リフォーム会社がコンテンツマーケティングを実践するメリット3つをまとめました。「コンテンツマーケティングに興味はあるが、導入するか迷っている」という方は、こちらをぜひ参考にしてください。
1つ目のメリットは、コストを抑えられることです。
「チラシ」「情報誌」といったオフライン集客、リスティング広告などは“自社を知ってもらう”ためにある程度まとまった広告費がかかります。
エムタメ!:【2018年9月実施】Web広告に関する意識調査
上記はエムタメ株式会社が調査したアンケート結果です。こちらのデータでは、毎月のWeb広告費が「50万円未満(34.0%)」「500万~1,000万円未満(17%)」と二極化していることがわかります。また、年間費用が500万円以上かかる企業は、全体の31%を占めているようです。
一方で、コンテンツマーケティングはそれらと比較すると広告費がかかりません。
なぜなら、コンテンツは自社で作成が可能なため。「〇〇(地域名)+リフォーム」「〇〇(地域名)+リフォーム+おすすめ」など、狙ったキーワードで検索上位に入れれば、広告費0円でも検索エンジンからの流入数がアップできます。
そのため「なるべくコストを抑えたい」「SEO対策をしてアクセス数を増やしたい」という場合に、コンテンツマーケティングは適しているでしょう。
2つ目のメリットは、集客を自動化できることです。
なぜなら、コンテンツマーケティングの主な集客経路は検索エンジンになるため。
例えば「大阪で実績豊富なリフォーム会社を紹介する記事」を制作し、検索エンジンで上位に表示されれば、近隣でリフォームを検討中のユーザーから一定の流入が見込めます。その結果、自社のホームページのアクセス数やお問い合わせも増えると考えられるでしょう。つまり、自社が社員の足や時間を使って営業することなく、コンテンツで集客ができる仕組みが作れるのです。
また、営業に割く時間・コストを抑えられれば「新たな商品開発に取り組む」「既存顧客のサポートを充実させる」などほかの業務に注力できるため、会社全体の効率化にもつながっていくでしょう。
このように長期的に集客を自動化すれば、自社にとって多くのメリットがあるといえます。
3つ目のメリットは、“資産”として活用できることです。
一度制作したコンテンツは、削除しなければGoogleのデータベースにインデックスされていきます。そのため、過去に作成したコンテンツによってアクセス流入を維持できれば、自社の“資産”となるでしょう。制作費を除き、実質コスト0円で半永久的に集客につなげられます。
また、資産となったコンテンツは「自社のメールマガジンで再利用」「一部を抜粋し、別のメディアで再利用」などでフル活用OK。このように汎用性が高い点も魅力の一つでしょう。
したがって「自社の資産を増やしたい」「長期的にさまざまな場面で活用させたい」と考えているリフォーム会社にも、コンテンツマーケティングはおすすめです。
TRASPは、これまでに住宅業界で数多くの実績を重ねてきました。リフォーム会社のWeb制作やマーケティングも手がけており、専門的な知識やノウハウを保有しています。自社に必要なプランニングをご提案しますので、集客にお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。
TRASPについて
リフォーム業界の課題や解決方法を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
最後に紹介する3つのポイントを意識すれば、コンテンツマーケティングが成功する確率を高められるでしょう。
まずは、ペルソナを設定しましょう。ペルソナとは「商品・サービスの典型的なユーザー像」のことで、マーケティングで活用される概念です。混同されがちな用語として“ターゲット”がありますが、人物像の設定をどれだけ深くするかという点が大きく異なります。
ターゲット
40~50代/男性/会社員/大阪府在住
ペルソナ
山田太郎/大阪府大阪市在住/52歳/男性
妻・長男・長女の4人暮らし
長男・長女が独立し、家を出たばかり
新たにペットを飼いたい
戸建てに住んでいる
部屋が余ったため、間取りを変更したい
老後に向けて、水回りなどのバリアフリー化も検討中
このように、ターゲットは人物層に幅を持たせているのに対し、ペルソナは「性別・年齢を含め、具体的にどういった人物なのか」「生活スタイルやライフスタイルは、どういったものを好むのか」といった部分を詳細かつリアルに設定します。
そうすることで「ユーザー視点の精度が高まる」「社内で共通した人物像を形成できるため、効率的にプロジェクトを進められる」などの効果が生まれ、さらなる集客率UPが実現するでしょう。
ペルソナ設定に関する情報を解説していますので、こちらもぜひご覧ください。
続けて、1で設定したペルソナの悩みを解決するようなコンテンツを作成しましょう。
具体的なやり方を以下にまとめています。
ユーザーの悩みを解決するコンテンツを提供し、それらが「顧客視点でわかりやすく書かれている」「内容の質、量が競合他社のものより上回っている」のであれば、SEO効果も高まります。そうすれば、結果的にキーワード検索時に自社サイトが上位表示されやすくなるでしょう。
信頼性の高い内容であればあるほど、自社に関心を寄せるお客さまは増えていき、リピーターの獲得につながっていきますよ。
キーワードの決め方については、こちらの記事を参考にしてください。
コンテンツマーケティングは定期的に効果測定を実施し、常に改良・改善をしていきましょう。なぜなら、コンテンツは制作や発信して終わりではなく、むしろそこからが始まりだからです。
効果測定においては、具体的に次のような点をチェックすると良いでしょう。
また、自社が掲げる目標達成を正確に判断ために「KPI(重要業績評価指標)」を設定することをおすすめします!
KPIには「獲得見込み客数(リード)」「成約数」「直帰率」など数多くの種類があるため、必要なものを組み合わせることが大切です。できる限り細かく設定し、数値を高めるために継続すれば、より高品質なコンテンツを生みだせるでしょう。
アクセス解析に関する情報を詳しくまとめていますので、こちらもぜひご覧ください。
この記事では、リフォーム会社におけるコンテンツマーケティングの重要性を解説しました。
Web集客にシフトしてきているリフォーム業界では、コンテンツマーケティングがおすすめです!リフォームを考えるターゲットの悩みを解決するコンテンツを用意すれば、お客さまとの深い信頼関係を築いていけるでしょう。
また「集客を自動化できる」「“資産”として活用OK」といった数多くのメリットもあります。自社の集客率UPに向けて、コンテンツマーケティングをぜひ取り入れてみてくださいね。
リフォーム会社のコンテンツマーケティングについてもっと深く知りたい方のために、成功事例やネタを紹介した記事もあります。参考にしてください。
TRASPはお客さまの現状分析をとおして、もっとも効果の見込めるマーケティング戦略を提案しています。リフォームをはじめ住宅業界では数多くの実績と経験があるため、ぜひ一度プロにお任せください。またオンライン相談も受け付けておりますので、ご相談やご質問もお待ちしております。