リフォーム業

リフォーム業はコンサルで業績アップできる!メ・・・
2022.03.29
TRASPコラム
リフォーム業
更新日:2023.03.27
公開日:2022.05.19
リフォーム会社でMEO対策を導入するにあたり、
「MEOってそもそも何?」
「どうやって始めるの?」
「具体的にどんな効果やメリットがあるのか知りたい」
このようなお悩みを持つ担当者様もいらっしゃるのではないでしょうか。
“最低限の施策でも安定した集客が見込める”といわれているのが、MEO対策。
地域からのWeb集客を大きく伸ばす可能性を秘めており、リフォーム会社のマーケティングに非常に適しています。
この記事では、リフォーム会社でMEO対策を始めるために必要な5ステップを解説します。住宅業界で多くのWeb集客を手がけてきたTRASPが、MEOに関する知識をはじめ、効果やメリットを詳しくまとめました。
目次
MEOとはMap Engine Optimizationの略で、別名“マップエンジン最適化”と呼ばれています。
MEOとは
たとえばGoogleで「リフォーム会社 大阪」というキーワードで検索した場合、検索結果の上部にGoogleマップが表示されます。このように、ローカル検索において上位表示を狙う施策を表しているのです。
ローカル検索ではユーザーの現在地周辺にある企業・店舗がマップとともに表示される仕組みなので、施工エリアのユーザーに絞ったアピールができます。そのため、“地域密着型のビジネス”を展開するリフォーム会社に適した手法だといえるでしょう。
また、現状ではMEO対策に注力しているリフォーム会社はあまり多くありません。競合が少ない施策なので、しっかり対策することで十分な効果を得られるでしょう。
MEOに関する詳細をさらに知りたい方は、こちらの記事をぜひ参考にしてください。
「SEOとMEOの違いって何?」と思われている方もいらっしゃるでしょう。
SEOとMEOはどちらもGoogleに対して行う対策になります。日本ではGoogleとYahoo!JAPANが検索エンジンの9割のシェアを占めていますが、Yahoo!JAPANはGoogleのプラットフォームを利用しているため、Googleに対する対策を行えばほとんどにおいて効果があると考えられています。
混同されがちな「SEO」「MEO」ですが、次のように特性が大きく異なっています。
SEO
Search Engine Organizationの略で「検索エンジン最適化」を指す。
GoogleやYahoo!JAPANなどの検索エンジンから、自社サイトへの流入を増やす施策のこと。
MEO
Map Engine Organizationの略で「マップエンジンの最適化」を指す。
前項目で説明した通り、自社の情報を“マップ検索”において上位表示化させる施策のこと。
SEOとMEOの違いをひとことで言えば「サイト検索」なのか「マップ検索」なのかということ。
例えば「大阪で人気のランチが食べたい」と思った場合、インターネットで検索すると結果上位にGoogleマップの一部がこのように表示されます。
検索エンジンの結果よりも上部に掲載されるため、多くのユーザーの目に留まりやすくなるでしょう。そのため、目的がはっきりしている見込み客へのアピールが可能になります。
また、MEOは「ローカルSEO」と呼ばれるほど、地域の情報に根付いた施策です。したがって“地域密着型ビジネス”の一つであるリフォーム会社にとって、MEOは非常に重要な存在。うまく活用できれば、自社の知名度向上、集客率UPを同時に目指せる可能性が高いでしょう。
MEOとSEOの違いについて、より詳しくまとめています。
続いて、リフォーム会社がMEO対策によって得られる集客効果をピックアップしました。
MEOの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
集客効果の一つとして、自社の信頼度向上につながることが挙げられます。
MEO対策を開始するには「Googleビジネスプロフィール(旧称Googleマイビジネス)」に登録するのですが(手順は次の項目で詳しく説明)、Googleビジネスプロフィールには口コミや写真投稿機能があります。
そのため、自社に対する“好意的な口コミ”を集められれば、マップ上で知名度や好感度が上がっていきます。そして、それらを見たユーザーから「この会社は信頼できる」と認識してもらえる可能性が高いです。
加えて、自社の様子が伝わる写真(会社の外観、施工事例、打ち合わせ・工事の様子など)を掲載すれば具体的なイメージが伝わり、安心感を与えられます。したがって「自社への信頼度をより高めたい」と考えているリフォーム会社は、MEO対策を取り入れてみると良いでしょう。
リフォーム業界の現状について、詳しく解説した記事があります。
MEO対策を実施し、狙ったキーワードで上位3店舗以内に入れば、検索結果画面のトップページにGoogleの地図とともに自社の情報が掲載されます。
スマートフォンの画面上ではファーストビューとなるため、特にスマホからの視認性が高いといえます。
そうなれば当然クリック率が高くなるため、自社に興味を持つ人は増えていくでしょう。その結果、「お問い合わせ」「工事を依頼する」などのアクションにつながり、集客率UPを狙いやすくなります。
リフォーム会社を探す人の多くは、自身が住んでいる場所から近い会社を探します。
そしてMEOでは、
が大きく影響します。たとえば「ランチ」と検索するだけで、自分が今いる場所から近いレストランが表示されるのです。
つまりSEO対策においては、「リフォーム 水回り」と検索しただけでは全国無数にあるリフォーム会社がヒットしてしまいますが、MEOの表示エリアでは自社の商圏内で「リフォーム 水回り」と検索したターゲットユーザーのスマホに表示できるのです。
MEOのメリット・デメリットを解説した記事もありますので参考にしてください。
MEO対策自体は、Googleビジネスプロフィールに登録するだけなので難しくありません。
しかし、自社を3位以内に表示させるには、コツを押さえる必要があります。
この項目ではリフォーム会社がMEOを開始するための5ステップをまとめました。
1つ目のステップは、Googleビジネスプロフィールへの登録です。
アカウント自体を保有していない場合は作成が必要になります。
Googleマップ上にすでに会社名が存在している場合のGoogleビジネスプロフィールの登録手順は以下の通りです。
また、オーナー確認について「すでに登録されている電話番号」「登録する自社の電話番号」が一致している場合、電話確認の方がスムーズなのでおすすめです。
郵送の場合だと、認証されるまで1ヵ月ほどかかるケースもあるので注意しましょう。
2つ目のステップは、ビジネス情報を登録することです。
オーナー権限を確認後に、以下のようなビジネス情報を登録してきましょう。
登録ができたら、3つ目のステップは、投稿に写真を活用することです。
Googleビジネスプロフィールで上位表示を目指すには、掲載する写真が重要。
自社の外観や施工事例をはじめ、顧客のニーズに合った写真を追加することで他社と差別化でき、ユーザーからの関心度も自然に高まるでしょう。
また、登録すべき画像として、次のようなものが挙げられます。
施工例の写真などは自社のカラーを前面に出しつつも、顧客のニーズに応えられるよう幅広く用意しましょう。
4つ目のステップは、口コミの獲得や返信を行うことです。
口コミ数が多く、評価が高ければローカル検索で有利になります。
そのため、自社に対する良い口コミを増やせるよう積極的にアピールすると良いでしょう。
また、投稿された口コミに返信できるため、随時チェックすることも大切です。口コミを寄せてくれたユーザーとコメントを通じてやり取りすれば、より自社への信頼度が高まります。投稿があった際は、オーナーのメールアドレスに通知がくるため見逃さないようにしましょう。
5つ目のステップは、データ分析・検証を実施することです。
Googleビジネスプロフィールに登録し、MEO対策をしただけでは精度は上がりません。データ検証を行い、改善を重ねていくことでMEO対策の成功確率をより高められるのです。
また、マイビジネス上にある「インサイト」機能は利便性も高く、次のようなことをチェックできます。
こういった機能・ツールを導入し、PDCAを回していくことが大切です!
最大限の成果を出すために、データ分析・検証を実施することを意識しましょう。
TRASPでは広告費を削減し、集客効果を最大化することを目指しています。“90%の店舗オーナーが効果を実感したMEO集客”が当社の強みです。これまでに「電話での問い合わせ率が45%アップ」をはじめ、さまざまな実績を残してきました。詳細をこちらにまとめていますので、ぜひご覧ください。
MEO集客について
リフォーム会社がMEO対策を始めるための5ステップについて、おわかりいただけたでしょうか?しかし、具体的なメリットや目的を把握しないまま運用しても、思ったような成果にはつながりません。
最後にリフォーム会社がMEOを取り入れるメリット3つをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
Googleマイビジネスの登録自体は無料です。そのため「コストを抑えたうえで、効果的な集客に取り組みたい」と考えているリフォーム会社に適しています。
内容を充実させるだけでも、一定の効果が期待できるため費用対効果が高いといえるでしょう。
また、専門業者にMEO対策を外注した場合でも、会社によって変わりますが“1ヵ月2.5万円〜3.5万円”のケースが多いです。SEO対策であれば業務の幅・戦略などにより、数十万円単位で生じる金額が変動します。
その一方、MEO対策はそれよりもリーズナブルなので、外注時の金銭リスクもしっかり抑えられるでしょう。
SEO対策を外注したときの費用を解説した記事もありますので参考にしてください。
SEOでは地域関係なく競合が存在しますが、MEOでは競合がその地域の同業他社に限定される点はメリットといえます。
また、MEOとSEOでは、上位に表示されるためのアルゴリズムが異なります。
SEOは昔からある手法でさまざまな会社が積極的に取り入れており、昔からSEO対策を行っていた数多くの競合他社と勝負することになります。そのため新規参入で、SEOで上位表示するのはなかなか難しいです。
一方で、MEOはここ数年で注目され始めた手法のため、競合も多くありません。したがって、SEO対策を行うよりも上位表示されやすい傾向があり、集客力UPを図りやすくなります。
MEOは見込み客に対して効果的に情報を発信できるため、ほかの施策よりアプローチをかけやすいです。
例えば「リフォーム 大阪市 水回り」と検索するユーザーは、“大阪市内で水回りのリフォームができる会社を探している”と予測できます。そのため、一般的な検索ユーザーよりもコンタクトにつながる可能性が高く、見込み客を効率的に集客できるといえるでしょう。
この記事では、リフォーム会社でMEO対策を始めるために必要な5ステップを徹底解説しました。
自社の信頼度向上につながり、差別化も図れるMEOはリフォーム会社の集客に適しています。また、費用対効果も高いうえ、SEOよりも上位表示が狙えるなどのメリットも!紹介した5ステップを参考に、ぜひMEOを実践してみると良いでしょう。
TRASPはホームページ制作からWeb集客まで一貫してご依頼いただけます。リフォームをはじめ住宅業界では数多くの実績と経験があるため、ぜひ一度プロにお任せください。またオンライン相談も受け付けておりますので、ご相談やご質問もお待ちしております。