リフォーム業
宮崎県のリフォーム会社のホームページデザイン・・・
2022.12.06
TRASPコラム
リフォーム業
更新日:2023.03.27
公開日:2022.03.16
さまざまな企業がSNSマーケティングに取り組む現代では、リフォーム会社でもSNS運用を検討している経営者・マーケティング担当者は多いのではないでしょうか?
「どの媒体を選べば良い?」
「すでに運用しているが、思ったように集客につながらない」
とお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。
SNSで集客するためには媒体別の特性を理解し、自社に合うものを選択することが大切です。
そこでこの記事では、リフォーム会社がSNSで集客する術を解説してみました。
住宅業界で数多くのSNS運用やマーケティング実績を保有するTRASPが、いまSNS運用を始めることのメリットや各媒体別の特徴・使い方もまとめています。
参考になるリフォーム会社のSNS成功事例もピックアップしましたので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
まずは、リフォーム業界の現状とお客さまの流入経路の変化について見ていきましょう。
近年は少子高齢化の流れが加速しており、国内の総人口も減少傾向に。
しかし、その一方で国内の住宅数は増加しています。
総務省統計局:人口推計/令和3年(2021年)9月確定値、令和4年(2022年)2月概算値
総務省:平成30年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計 結果の要約
2018年時点:6,242万戸
2013年時点:6,063万戸
上記グラフを確認したところ、5年間で179万戸増えていることがわかります。
また、そうした現状が空き家率の上昇につながっているようです。
総務省統計局:平成30年 住宅・土地統計調査住宅数 概数集計
総務省統計局の資料によると、日本国内の住宅総数に占める空き家の割合は過去最高の13.6%に。また、人口減少が目立つ地方ほど割合は高くなる傾向があります。
したがって、古い家を再生するリフォーム・リノベーションは今後も需要が見込めるといえるでしょう。
しかし需要が増えれば供給も増えるもの。開業・独立のしやすさと、異業種からの新規参入が相次ぐリフォーム業界では年々競争が激しくなっているのが現状です。したがって自社を選んでもらうために、自社独自の強みや魅力を分析したうえでマーケティングに取り組み、競合他社と差別化を図ることが大切です。
さらに知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
リフォーム業界におけるお客さまの流入経路の変化を説明します。
国土交通省 住宅局:令和元年度 住宅市場動向調査 報告書 ~調査結果の概要~
国土交通省が発表した資料によると、リフォームを検討している人が情報収集する手段は「住宅展示場」が最多で、過半数以上の人がこの経路を利用し、続いて「知人などの紹介」「インターネット」という結果に。これまで主流だった「折り込み広告」「住宅情報誌、リフォーム雑誌」といった紙媒体を超えていることがわかります。また、マンションのリフォームでは「インターネット」が一位となっていました。
世の中全体でみると消費者の流入経路は年々変化し、近年ではSNSで情報収集をする人が非常に増えています。企業が次々とSNSアカウントを運用し始めたことも理由のひとつ。今ではコミュニケーションツールとしてではなく、検索・情報収集する手段として、SNSを経由して流入してきたお客さまが「ホームページに訪問」「資料請求を行う」「問い合わせ・商談に至る」といった流れが確立しつつあるのです。
消費者行動は年々オンライン中心へと移行しており、今後も流入経路はSNSにシフトしていくと予測されます。したがって今取り組むべきマーケティングは、SNS運用だといえるでしょう。
SNS検索の現状についてさらに知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
リフォーム会社の集客でSNSを活用するメリット3つを紹介します。
「広告を出す」「ポータルサイトへ掲載する」となると、継続的にある程度の費用が生じ続けます。一方で、SNSのアカウント開設自体は無料なので、ほかの集客方法と比較して低コストで利用できます。
しかしSNSだけでは詳細な情報が伝えにくいのも事実。
したがってSNS運用は、広告やWebサイトと併用するのがおすすめの方法です。
このようにコスト削減を実現し、効率化を図ることも可能。
もちろん、SNSで集客する際に「広告を掲載する」「運用代行を依頼する」など、何らかの施策を取り入れれば、別途費用が生じます。そのため、まずは無料で利用してみて、様子を見ながら自社に必要な対策を取り入れていくのが良いでしょう。
ホームページとSNSの連携について、こちらで詳しく解説しています。
SNSはターゲティング精度が高いため、効率的に集客率UPを狙えます。
このように、インターネットを通じたデータの蓄積・分析を行える点も特徴的です。その結果、お客さまの興味関心に合わせたアプローチ方法を検討しやすくなります。
そうすれば、最終的に問い合わせや自社ホームページへの訪問を促せる可能性も高まるでしょう。
詳細なターゲティングを利用したSNS広告について詳しく解説した記事があります。
潜在層を含め、多くの人に自社をアプローチできる点も魅力です。
SNSは気軽に情報発信・共有できるため、「このリフォーム会社は素敵だな」「誰かにこの情報を伝えたい」と思った時点で拡散されていきます。すると、自社をすでに検討している人や興味を持っている人に加え、「いつかはリフォームしてみたい」と考えている潜在層へも届くのです。
また前述したようにユーザーの属性からターゲティングできるため、リフォームについて調べたことのあるユーザーのスマホ画面に自社の投稿が表示されます。したがって、潜在層へのアプローチも行いやすいといえるのです。
企業がSNSを活用するメリットを、さらに深く解説していきます。
リフォーム会社におすすめしたいSNSと媒体別のポイントを解説します。
最新版の利用調査に関する情報はこちらです。
特徴
Twitterは匿名登録制のSNSで、10~40代と幅広い年齢層のユーザーに支持されています。
同じ趣味・嗜好を持つユーザー同士が気軽につながりやすく、交友関係が広がりやすい点も特徴でしょう。加えて、“140文字以内のテキストなどを投稿する”独自のスタイルも魅力。「この情報を誰かに教えたい」と思った時点で、気軽に発信・共有できるというメリットもあります。
タイムリーな情報を発信するのに適しているため、次のような「ニュース」「最新情報」の発信に最適。
“見ているユーザーのタイムライン上を、多くの投稿が流れていく仕様”となっているため、古い投稿ほどさかのぼって閲覧する必要があり、見てもらえなくなります。したがってターゲットがよくTwitterを見ている時間帯をねらって1日に数本ずつ投稿するのがベスト。こういった特性を利用することで「現場が進んでいく様子」などレポートしやすく、幅広く活用できるでしょう。
あわせて、「リフォームの基礎知識」「生活に役立つ情報」といったものを投稿すれば、ユーザーに専門性をPRできるでしょう。
ハッシュタグの使い方や効果について、こちらで紹介しています。
特徴
Instagramは「インスタ映え」という言葉が示すように、画像・動画をメインとした媒体となります。ほかのSNSと比較すると、女性からの支持が高い点も特徴です。
これまでは若年層同士のコミュニケーションツールとして認識されていましたが、近年はビジネスシーンでも大活躍。UNIQLOやIKEAなど“ビジュアルをPRしやすい商材”を取り扱う企業はオンラインショップと連携して運用しています。
活字より画像を中心としたメディアなので、リフォームのビフォーアフター写真を投稿するのにおすすめ。リフォームすることで生活の質が向上することがわかる写真は“その家に住んで、生活するイメージ”を掴みやすくなるため、お問い合わせや購買につながりやすくなるといえます。
Instagramを始めたらまずやるべきことを解説しています。
特徴
Facebookは実名登録制を推奨しており、オフラインでの交流がある人同士で結びつく傾向にあります。メインユーザーは30~40代で、ビジネスシーンでもよく活用されている媒体です。また、“信頼性の高い情報源”が多いという特性もあります。
リフォーム会社の集客では「展示会」「セミナー」をはじめとした、リアルな場で活用しやすいです。参加者に自社アカウントへの友達登録を促進し、登録した参加者に対して次のセミナーへの案内やFacebookだけの情報提供をするなど、継続的に関係性を作っていくことがおすすめ。“お客さまが求めている情報”を考え、提供していくことで自社のファンになってもらえます。
また、自社ホームページやブログの更新情報を掲載するのも良いでしょう。Wordpressであれば、記事がアップされると自動的にFacebookへ掲載される設定が可能。FacebookアカウントだけでなくWebサイトに誘導することで“より詳細な情報”をユーザーに届けられます。
Facebookページの作成方法を詳しくまとめています。
参考にしたいリフォーム会社の成功事例3選をピックアップしました!
「どういった方法でSNS集客をすれば良い?」とお悩みの方は、こちらもぜひ参考にしてください。
総合不動産会社オープンハウスグループの公式Twitterアカウントです。フランクな雰囲気が魅力的な「オープンハウス(ゆる運用)」、フォーマルな印象を与える「オープンハウス(公式)」の2つに分かれています。
各アカウントの投稿内容に差をつけることで、“良い意味でのギャップ”をプラス。読み手を飽きさせない工夫を取り入れている点が魅力でしょう。
こちらのアカウントは企業のPRばかりではなく、「スタッフの日常が垣間見える内容」「雑談投稿」なども取り入れています。名前通り、良い意味での“ゆるさ”が話題となり、2022年3月時点でフォロワー数は約2.5万人を突破。不動産業界のSNSアカウントのなかでも、特に高い人気を集めています。
パナソニックのすむすむ 公式アカウントは、「パナソニックキッチン」「パナソニックバスルーム」をはじめとした、住居に関連する情報をメインに発信しています。
投稿されている写真は、白やブラウンを基調とした「ナチュラル」「シック」な印象を受けるもので統一。ブランディング効果もしっかり発揮できています。
また、各画像をクリックすると、商品概要や料金などが確認できます。説明もシンプルにまとめられており、一度目を通せば“その商品のメリット”がすぐに伝わる点も特徴的でしょう。
横浜・川崎・東京(城南エリア)を中心に、リフォームを手がける「株式会社夢工房」。公式アカウントでは、施工した物件の画像や、注文住宅の無料相談会や物件探しシミュレーションなどもイベント紹介も行っています。
企業コンセプトである「自然と暮らす、やさしい住まい」が一目で伝わる、“温もりがある・シンプル・スタイリッシュ”な雰囲気が伝わる写真が多く投稿されています。
加えて「閉塞感が出がちな洗面スペースに扉を設けず、あえてルーバーを設置。明るくすっきりとした印象に仕上げた。」といった、リフォームに関する豆知識も紹介。自社の強みだけではなく、権威性も適切にアピールできています。
工務店のインスタ成功事例をまとめた記事もあります。
最後に、リフォーム会社がSNS集客をする際に注意すべき点3つを紹介します。
ターゲットに応じたSNSを選択しましょう。なぜなら、媒体によって特性やユーザー層は大きく変わるため。
自社の強み:スタイリッシュなデザイン提案
若年層のユーザーが多く、ビジュアル面で訴求できるInstagram
自社の得意分野:バリアフリー設計
40代以降のユーザーが多く、フォーマルな場面でも活躍するFacebook
このように、自社がPRしたい商材に応じて媒体を選択することが大切。自社のターゲットがいる市場で勝負をしましょう。
各SNSを使い分けるポイントはこちらの記事で解説しています。
SNSで集客するうえで、自社サイトを保有しておくことが必要不可欠。
なぜなら、SNSをきっかけに自社へ興味を持った人に対し、次のような効果が期待できるためです。
SNS集客は、SNSだけで完結するものではないことを理解し、Webサイトと組み合わせて運用していきましょう。
リフォーム会社のサイト制作に関するノウハウを紹介しています。
“統一感”を意識した投稿を徹底しましょう。
なぜなら、コンテンツに統一感を持たせることで、企業としてのブランディングになるため。
上記のように、さまざまな観点から方向性を定めていくと良いでしょう。
全体的に“同じようなイメージ”でまとめることで、自然に“専門性”を訴求できることにつながり、自社の信頼度向上も図れるでしょう。
企業の正しいSNSの使い方を詳しく解説した記事もあるので、参考にしてください。
この記事では、リフォーム会社のSNS集客に関するノウハウを解説しました。メリットや媒体別の特徴も紹介しましたが、いかがでしたか?
リフォーム会社でSNS集客をすると、「ターゲティング精度が高い」「潜在層へのアプローチも可能」などのメリットがあります。また、媒体によって特性やユーザー層が変わるため、把握したうえで自社に適切な媒体を選択することが重要です。
紹介した事例などを参考に“自社の強みや魅力”が伝わるアカウントを運用して、集客率UPを目指していきましょう!
リフォーム会社の集客についてさらに知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
TRASPはホームページ制作からWeb集客まで一貫してご依頼いただけます。リフォームをはじめ住宅業界では数多くの実績と経験があるため、ぜひ一度プロにお任せください。またオンライン相談も受け付けておりますので、ご相談やご質問もお待ちしております。