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設計事務所の広告手法10選!失敗しない運用方法をプロが徹底解説

設計事務所

更新日:2023.03.26
公開日:2022.07.06

設計事務所の広告手法10選!失敗しない運用方法をプロが徹底解説

 

「独立して設計事務所を開いたけど、なかなかお問い合わせが来ない」
そんなお悩みを抱えている設計士・建築士・経営者の方もいらっしゃると思います。

 

自社の認知を広げ、お問い合わせを増やすためには、広告がもっとも効果が出やすいといえるでしょう。
しかしWeb広告やSNS広告は、成果が出れば出るほど高額な費用がかかってしまうデメリットもあります。

 

そこで本記事では令和時代の広告手法をピックアップし、設計事務所が活用すべき10種類をまとめました。

Web集客で多くの設計事務所を支援してきたTRASPが、失敗しない広告の運用方法をわかりやすくお教えします。

 

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設計事務所の広告運用とは? 

設計事務所が活用すべき広告手法とは? 

 

広告と聞いて、どのようなものが思い浮かびますか?
インターネット上で配信されるWeb広告やチラシなど、広告にはさまざまな種類がありますが、大きく分けると2種類に分類されます。

 

まずは「広告とは?」という基本から、そして設計事務所におすすめの広告の種類についても解説していきます。

 

広告手法は2種類

広告手法は以下の2種類に分類されます。

  • オフライン広告:インターネットを使っていない広告(チラシ・新聞・テレビなど)
  • オンライン広告:インターネットを使っている広告(Web広告・SNS広告など)

従来は看板広告や雑誌広告といったオフライン広告が主だったため、活用したことのある設計事務所も多いのではないでしょうか。

 

しかしインターネットが普及しスマートフォン・パソコンを持つことがあたり前の現代では、オンライン広告を目する機会が増加し、インターネットで広告を打つことが主流になりました。特に若年層は「テレビ離れ」という言葉があるほどで、オフライン媒体を使用した広告は若者への効果が得られにくい傾向にあります。

 

そのため20〜30代がメインターゲットとなる設計事務所では、今後オンライン広告を上手に活用することが求められるでしょう。

 

集客にはオンライン広告が有効

広告を出稿する理由はホームページへのアクセス増加や認知拡大などさまざまですが、最終的には「問い合わせにつなげる」や「資料請求を促す」といったアクションを得ることが目的です。そこで、より高い集客効果を期待できるのは、オンライン広告といえるでしょう

 

理由は、以下の特徴のとおり。

  • 媒体のデータを活用して、細かいターゲティング設定ができる
  • 効果測定が可能
  • 予算に合わせて出稿が調整しやすい
  • ユーザーが直感的にアクションに移せる

現代人はインターネットを活用する機会が多く、広告が自然と目に入る環境が作られています。
実際にGoogleやSNSを利用している人であれば、広告を一回も見ない日はないでしょう。

 

Web広告は「設計事務所 大阪市」などで検索しているユーザーのもとへと表示することが可能なので、狙ったターゲットにアプローチしやすいのが最大のメリット。また、ユーザー側は自身が興味のある広告が表示されるため、クリックしてリンク先にアクセスし、お問い合わせや資料請求といったアクションに移しやすいといえます。

 

このように顧客が目にする機会、そして複数のカスタマイズによって自由にアプローチできる点から、オンライン広告のほうが時代に適した手法だということになります。

 

こちらも参考にしてください。

 

設計事務所の「オフライン」広告5選  

設計事務所の「オフライン」広告5選  

 

まずは、オフライン広告について、5つの手法から詳しく解説していきます。

  1. ポスティング・街頭配布
  2. テレビ・ラジオCM
  3. 新聞・雑誌広告
  4. 交通広告
  5. 展示会

 

1.ポスティング・街頭配布

ポスティングとは住宅ポストにチラシを投函する手法を指し、道行く人にチラシを配る場合は街頭配布になります。両者とも住宅業界では活用されることの多い方法となり、展示会などイベントの直前に活用したことがある方も多いといえるでしょう。

 

基本的に地域を限定したうえで配布するため、地域密着型の企業であれば自社の認知拡大に効果的です。しかしポスティングは業種を問わずに行われており、チラシを敬遠する世代も増えてきているため、集客効果を高めることが難しい手法になります。

 

ただしインターネットを活用していない世代では、現在でもチラシ経由で問い合わせにつながるケースは少なくありません。したがって中高年層がターゲットの、リフォームや建て替えの設計をメインとしている場合はおすすめの広告手法になります。

 

2.テレビ・ラジオCM

テレビ・ラジオCMは企業ブランディングとして活用されることが多く、認知拡大の手段として現代でも絶大な効果を発揮する手法です。

 

テレビCM

  • 映像・音声を使用することで、企業イメージを定着させやすい
  • 幅広い地域で放映できる

ラジオCM

  • 地域や視聴者層からターゲティングを行いやすい
  • 若年層の視聴者は少ない傾向にある

両者とも10秒〜30秒程度の短い枠ではあるものの、世代や年代を問わずに活用できる点が強みになります。
特にテレビCMは「企業の信頼」に直結するため、信用度を高めたい場合には効果的です。

 

ただし高額な広告費用や長期的な制作期間など、簡単には取り組めない点がデメリットといえるでしょう。

 

3.新聞・雑誌広告

新聞広告は一度に多くの読者に見てもらいやすく、内容次第では大きな話題を集められる手法です。

 

対して雑誌広告は媒体ごとに読者層が分かれており、自社コンセプトに沿った媒体を選定できれば、効果的な訴求を行える手法になります。

全国的に認知を高めたい場合には新聞広告がおすすめですが、日が経つごとに注目が失われる点がデメリットといえるでしょう。そのため最初に取り組む手法としては、費用帯が安く中長期的に見てもらえる雑誌広告のほうがおすすめです。

 

4.交通広告

交通広告はバスや電車など公共の交通機関で掲載される広告を指し、看板やポスター、そしてステッカーなどの豊富な種類が存在します。

交通広告の種類

  • 電車広告
  • 新幹線広告
  • バス広告
  • タクシー広告
  • 駅広告
  • 空港広告

近年ではデジタル看板を使用した「デジタルサイネージ」が活用される機会も多く、動画広告・映像広告の割合も増えています。また公共の場で掲載されることで、企業の信頼度向上に効果的

 

電車やバスであれば路線によって地域を限定できるため、自社の所在地に近い地域の認知度向上に期待がもてるでしょう。

 

5.展示会

展示会はオフライン広告のなかで最も活用される機会が多く、見込み顧客と直接コミュニケーションを図れる点が特徴です。

 

基本的には展示会で接触し、その後の商談をとおして成約につなげる流れとなります。

展示会では住宅や公共施設など「何かしらの建設を考えている人」が集まるイベントで出展するため、購買意欲の高い顧客と効率良く接触できます。

 

ただし近年の新型コロナウイルスの影響を受け、イベントの集客数は減少傾向。
そのためオンライン上でのセミナー開催やVR展示会への参加など、今後はインターネットを活用したインベント集客に切り替わっていくと予想されます。

 

設計事務所の「オンライン」広告5選 

設計事務所の「オンライン」広告5選

 

ここではオンライン広告について、5つの手法から詳しく解説していきます。

  • リスティング広告
  • ディスプレイ広告
  • リターゲティング広告
  • SNS広告
  • ポータルサイト

 

1.リスティング広告

リスティング広告とは、GoogleやYahoo! JAPANなどの検索エンジン上で表示される広告のことです。

 

リスティング広告

引用:コーユーレンティア株式会社

引用:ONE’S LIFE HOME

 

仮に「設計事務所」と検索した場合、上記のように検索結果画面の最上部に表示されます。
広告は検索キーワードに連動して表示されるため、ニーズのあるユーザーを絞り込める点が最大の特徴といえるでしょう。

 

また広告はクリックされた場合にのみ費用を支払う仕組みとなり、無駄な広告費用の削減にもつながります。
ただしキーワード選定や広告文の作成などを自社で対応する必要があるため、運用に関するスキルがない場合には制作会社への依頼がおすすめです。

 

TRASPは建築業界のホームページ制作~広告運用、SNS運用などを一貫してお任せいただけます。
広告から入って来た方がお問い合わせや購入をしたくなるWebサイトの制作、またはランディングページの制作もお任せください。

 

広告運用について

 

リスティング広告についてはこちらの記事をご覧ください。

 

 

2.ディスプレイ広告

ディスプレイ広告とは、Webサイトの広告枠に表示される広告を指し、別名バナー広告とも呼ばれています。
Webサイトによって広告枠は異なるため、リスティング広告のように明確な位置が決まっているわけではありません。

 

また設定キーワードとの関連性やユーザーの属性によって表示される仕組みとなり、潜在的なニーズをもつユーザーなど、幅広い層へ訴求できる点が特徴

 

比較検討の期間が長い住宅購入においては、自社の認知を効率良く高める手段として活用できます。
そのため集客効果の即効性を求める場合はリスティング広告、認知拡大を求める場合はディスプレイ広告といった使い分けがおすすめです。

 

3.リターゲティング広告

リターゲティング広告とは自社サイトに訪れたユーザーをリスト化し、サイト離脱後にユーザーを追う形で表示される広告のことです。そのため別のWebサイト上で自社広告を表示させ、後からでも成約へつなげられる点が最大の強みになります。

 

例えば一度自社サイトを閲覧したものの、別の設計事務所と比較するユーザーは多いといえるでしょう。

 

本来ならば自社サイトから離脱した時点で成約には期待できませんが、リターゲティング広告を使用することで、再度自社に興味をもたせられます。広告をとおして定期的なアプローチも可能となるため、検討期間が長いユーザーであっても長期的な訴求によって成約率を高められます

 

リターゲティング・リマーケティング広告についてはこちらの記事をご覧ください。

 

 

4.SNS広告

SNS広告は媒体ごとにユーザー層や配信方法が異なり、自社のターゲットに合わせた媒体選びが重要となります。

 

例えばメインターゲットが多いInstagramを例に挙げると、

  • ストーリーズ
  • 画像
  • 動画
  • カルーセル
  • 発見タブ

といった広告の種類があります。

 

また費用形態では、

  • CPM(インプレッション課金)
  • CPC(クリック課金)
  • CPI(インストール課金)

など、豊富な種類が特徴です。

 

加えてユーザーの年齢・学歴・趣味などから精度の高いターゲティングが行えるため、明確なターゲット像が定まっている場合には成果を出しやすい手法といえるでしょう。

 

SNS広告についてはこちらの記事をご覧ください。

 

5.ポータルサイト

ポータルサイトは「設計士」と「設計を依頼したい顧客」をつなげる役割があり、設計事務所は登録するだけで仕事獲得のチャンスを得られる手法です。

 

もとから購買意欲の高い顧客が利用するため、個人のWebサイトよりも集客力が高く、日々多くの問い合わせがポータルサイトに寄せられています。

 

しかしポータルサイトに登録している企業は膨大となり、簡単には問い合わせを獲得できないと認識しておきましょう。なかには広告費用に応じて掲載順位が決まる媒体もありため、「各企業を正当に評価しているか」しっかりと見極めることが重要です。

 

こちらの記事も参考にしてください。

 

設計事務所の広告集客を成功させるコツ3つ 

設計事務所の広告集客を成功させるコツ3つ 

 

広告集客では手法ばかりが重視されやすいですが、前後の導線設計や配信先の選定など、大切な要素はたくさんあります。

 

ここでは広告集客を成功させるコツについて、以下の3つから解説していきます。

  • Webサイトへ誘導する
  • ターゲットを絞る
  • ユーザー層によって広告を使い分ける

 

1.Webサイトへ誘導する

各広告の集客効果を最大化するためには、Webサイトへ誘導することを意識しましょう。

 

広告はあくまで認知拡大・自社を知ってもらうきっかけ作りにすぎず、広告手法単体で問い合わせにつなげることは簡単ではありません。

 

例えば家を建てたいというユーザーが設計事務所を検討する際は、ハウスメーカーや工務店よりもデザイン性や設計事例、事務所のこだわりを重視する傾向にあります。しかし掲載する枠が決まっている広告で、すべての情報を掲載することは不可能です。

 

そのため、

  1. 広告で興味をもたせる
  2. Webサイトへ誘導する
  3. Webサイトで詳細な情報を伝える

の流れをつくり、少しでも成約率を向上させていくことが重要です。

TRASPは建設業のホームページ制作を得意としたWeb制作会社です。
中小企業が抱える集客のさまざまなお悩みを解決するために、企業課題や経営課題をヒアリングし、目標を設置した上でTRASPが最善と考えるホームページ制作およびコンテンツ作りを導入から公開までサポートさせていただきます。集客に強いホームページは、Web制作のプロにお任せください。

 

ホームページ制作について

設計事務所のホームページ制作については、以下の記事をご覧ください。

 

 

2.ターゲットを絞る

オンライン広告では配信先や広告文など設定できる項目が多く、自由度の高い配信が行えます。
そのため「たくさんの人に見てもらいたい」と多くのユーザーへアプローチしがちですが、かならずターゲットは絞るようにしましょう。

 

具体的には訴求内容を明確化し「自社の強みに共感するユーザーを集める」ことが重要です。

 

なぜならターゲットが広くなればなるほど広告内容が抽象的(あたりさわりのない内容)となり、結果的にユーザーは決め手に欠けてしまいます。対してターゲットを絞った訴求を行えれば、少人数でも共感してくれるユーザーを確実に得られるでしょう。

 

あとはターゲットに合わせた訴求を繰り返すことで成約数を増やせるため、まずは目先のターゲットに向けたアプローチが成功のポイントです。

 

ターゲット設定の方法はこちらの記事も参考にしてください。

 

3.ユーザー層によって広告を使い分ける

媒体によってユーザー層が違うため、年齢や特徴によって使い分けることが重要です。

 

例えば高額な商品であれば新聞・雑誌広告の活用、比較的お手頃な価格帯はSNS広告など、年齢層に合わせた価格設定は必須といえるでしょう。また設計が複雑な場合は動画広告で訴求するなど、ユーザーの立場になって内容を考えると、より魅力的な広告を制作できます。

 

特にオンライン広告は低予算でも出稿可能なため、上手に媒体を組み合わせて活用しましょう。

 

こちらの記事も参考にしてください。

 

まとめ

本記事では令和時代の広告手法をピックアップし、設計事務所が活用すべき10種類を紹介してきました。

 

広告はオフライン広告とオンライン広告に分類されますが、現代のインターネット社会ではオンライン広告のほうが集客に効果的です。特にターゲティング精度や効果検証はオフライン広告では実践できず、最終的な成果を左右する重要な要素といえるでしょう。

 

ただしオンライン広告のなかでも媒体によって活用方法は異なるため、自社のターゲットやサービスに合わせて手法を選択しましょう。

 

TRASPはホームページ制作からWeb広告の運用まで、一貫して支援しています。
知識のない方に向けて万全のサポート体制を整えていますので、Web集客のプロにお任せください。

 

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