マーケティング

リフォーム会社でMEO対策を始めたい!必要な・・・
2022.05.19
TRASPコラム
マーケティング
更新日:2022.07.14
公開日:2022.07.07
下請け構造の多い建設業では、仕事の取り方や利益率について悩んでいる経営者・マーケティング担当者も多いのではないでしょうか。建設業が成長していくためには、下請け脱却を図り、自社で集客することが欠かせません。
そこで、マーケティングの必要性が出てきます。
この記事では建設業の売れるマーケティングを3ステップで解説します。
インターネットが普及した現代は、Web集客が主流となっています。建設業界でさまざまなWeb集客を手がけたTRASPが、マーケティングで活用すべき手法4選やメリットなどを詳しくまとめました。ぜひ最後までご覧ください。
建設業界の課題や解決策を詳しくまとめています。こちらもぜひご覧ください。
目次
「そもそもマーケティングとはなにか?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
そこで、まずはマーケティングの定義について解説します。
マーケティングとは、一言で表すと「売れる仕組みを作ること」です。顧客との関係を大切にし、一方的に売り込むのではなく、信頼性を築きながら売上を伸ばしていけるような施策を指します。したがって営業や広告といったマーケティング部門だけのものではなく、企業全体で取り組んでいく必要があります。
“自然に売上を伸ばしていく”ためには、顧客の理解を深めるための分析が欠かせません。具体的には「3C分析などを活用すること」「自社の現状を把握し、競合他社の分析を行うこと」などを実践し、有効な手法を探すと良いでしょう。
マーケティングについてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。
そもそも建設業にマーケティングは必要でしょうか?
建設業のマーケティングを正しく実行するためには、“なぜ必要なのか”という理由を把握することが欠かせません。この項目では、マーケティングの必要性を詳しくまとめました。
新型コロナウイルスの影響により、自宅で過ごす時間が増えました。その結果「住環境を見直したい」と考える人が目立つようになり、リフォーム需要も高まっています。
また近年はインターネット上でリフォームの情報を検索したり、商談・見積もりなども対面ではなく、非接触を希望したりという傾向もあります。そのため、これまで紹介や下請け、対面営業を行ってきた建設業ではマーケティングの方向転換が必要となるでしょう。
といったマーケティング活動をすれば、アフターコロナに応じた新たな顧客を獲得できるでしょう。
建設業界は元請けが仕事を下請けに発注し、さらにその請負人が下請けさせる“多重下請け構造”が一般的です。
間に介在する企業が増えるほど下位下請けの対価は減少し、収益は低くなっていきます。また、重層化により施工体制が複雑化すれば「管理・情報共有が行き届かない」「施工・品質面に影響が出てしまう」といった事態をまねく恐れも。
そのため、自社が安定した利益を獲得するためには、下請け・孫請けからの脱却を図ることが重要でしょう。
したがって自社が元請けとなり、仕事を獲得するためにはWebマーケティングの活用がおすすめです!「ホームページ」「Web広告」などオンライン手法を取り入れ、知名度を高められるよう工夫しましょう。
こちらの記事も参考にしてください
マーケティングに取り組むためには、自社の現状を客観的に分析することが大切です。そして分析結果をもとにターゲットを決め、フェーズごとに合った手法を取り入れる必要があります。
続いて建設業のマーケティングで実践すべき3ステップを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
まずは3C分析を用いて、自社の現状をしっかり把握しましょう。
3C分析とは、マーケティングで用いられる代表的なフレームワークです。
詳細については、下記で詳しくまとめています。
実践的な3C分析とは? SWOT分析との併用やテンプレートを解説(FrontierEyesOnline)
上記3つのCから、それぞれ分析を行っていきます。
3C分析を用いれば自社の現状を把握して考えを整理できるため、経営戦略を立案するために役立つでしょう。
また、大きなメリットとして「自社の状況や置かれた環境による外部要因を明確化すること」「事業の方向性や基本方針がみえてくる」という点が挙げられます。自社のマーケティングを成功させるためには欠かせない手法なので、ぜひ3C分析を実践してみてくださいね。
3C分析についてさらに知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
次に3C分析を用いて、ターゲットをできる限り細かく絞り込みましょう。
“自社の情報を届けたい”と思う人が「具体的にどのような悩みを抱えているか」「何を求めているのか」などのニーズを分析し、しっかり仮説を立てることが重要です。
「誰に伝えるか」という軸がブレれば、施策の方向性が定まりません。そうすると、適切なアクションを実践できなくなり、思うような効果を得られなくなってしまいます。そのため「職業」「年収」「家族構成」「ライフスタイル」「要望」など、ターゲット像を深く掘り下げることを意識しましょう。
ターゲット設定の方法についてはこちらの記事を参考にしてください。
マーケティングに用いる手法はホームページ・Web広告・SNSなど多岐にわたり、「どの媒体を選ぶか」「どの手法を組み合わせるか」によっても、特性や得られる効果が大きく変わります。
そのため「ターゲット市場」「競合の状況」「自社の強み・魅力」にマッチするものを選択するのがベストです!自社に合う媒体を選び、成果につながるマーケティングを実践しましょう。建設業のマーケティングで活用すべき手法については次の項目で解説しますので、ぜひご覧ください。
こちらも参考にしてください。
建設業のマーケティングで活用できる媒体と手法をご紹介します。
マーケティング手法・媒体を選ぶときには“認知拡大→購買意欲喚起→行動(アクション)→継続”という流れを意識し、フェーズごとに合ったものを選ぶと良いでしょう。
自社の認知拡大には、ホームページやWeb広告を活用しましょう。
インターネットが普及し、だれもがスマートフォンを持っている現代では、企業も個人も情報は「与えられるもの」ではなく「自分で探すもの」という考え方に変わってきています。したがって“自社の看板”としてホームページを制作・運用する建設会社が増えています。
マーケティングには他社との差別化が重要です。他社にはない魅力を存分に伝えるためにも、自社サイトを開設し「企業理念」「施工実績」「強み・得意分野」などのコンテンツを掲載し、ユーザーの役に立つホームページを制作しましょう。
また、インターネット上で自社の認知を拡大させるには、Web広告が効果的。ホームページを開設したばかりでGoogleやYahoo!JAPANなどの検索サイトでまだ表示されないという場合におすすめです。
代表的なものとして「リスティング広告」「バナー広告」「リターゲティング広告」などがあります。Web広告は狙ったキーワードで上位表示されるため、「なるべく早く集客につなげたい」と考える方に適しているでしょう。
なお広告は一度出稿すれば終わりというわけではなく、分析・検証を適宜重ねる必要があります。「実際に広告によって、どの程度効果が出たか検証すること」「PDCAサイクルを回すこと」と実践すれば、より効果的にアプローチできるでしょう。
TRASPは建設業界の実績を多数保有しています。また、ターゲットユーザーを細かく分析した“集客につながるホームページ”が強みです。専門知識・ノウハウを培ったプロが、お客さまに適したプランニングをご提案いたします!制作実績については、こちらをご覧ください。
制作実績はこちら
建設業の広告・ホームページについてはこちらの記事を参考にしてください。
お客さまの購買意欲を高めるには、SNSがおすすめです。
なぜなら、SNSで施工事例やビフォーアフターなどの写真を見ることで「どのような工事をしてくれるか」「自身の希望を叶えてくれるか」というイメージがふくらむため。
代表的な媒体としては、Twitter・Instagram・Facebook・LINEなどが挙げられます。媒体によって特徴や利用しているユーザー層も変わるため、違いを把握したうえで運用しましょう。
建設業のSNSについてはこちらの記事を参考にしてください。
WebマーケティングにはSEO・MEO対策も積極的に取り入れましょう。
SEO対策とは「Search Engine Optimization」の略で、日本語にすると「検索エンジン最適化」のこと。
GoogleやYahoo!JAPANといった検索エンジンの検索結果画面で、自社サイトを上位表示させる施策を指します。スモールキーワードやロングテールキーワードを対策すれば、購買意欲の高いユーザーを集められる点がメリットです。
一方でMEO対策は「Map Engine Optimization」の略で、日本語にすると「マップエンジン最適化」のことです。これは、Googleマップ上に表示される自社の情報を最適化し、ユーザーがローカル検索を行った際に自社の情報を上位に表示させる施策を指します。Googleマップと連動しているため、お問い合わせにつなげやすくなる点がメリットです。
いずれもWebマーケティングには必要不可欠な施策ですので、Webサイトへの流入を増やし、お問い合わせにつながられるでしょう。
建設業のSEO・MEO対策はこちらを参考にしてください。
メールやLINEを用いて、顧客とのコミュニケーションを図る方法もあります。
メールやLINEの友だち追加などで「リピーターになってもらう」「知りあいを紹介してもらう」ことを目指せば、より深い信頼関係の構築や購買意欲を刺激することが可能に。こちらからの一方通行にならないよう、顧客の関心度に応じて内容や件名、タイミングなどをしっかり見極めることが大切です。
これまで建設業にはWebマーケティングがおすすめだと書いてきましたが、具体的なメリットは、次のとおりです。
Webマーケティングは、建設会社を探す見込み客にアプローチしやすくなるでしょう。
例えばGoogleやYahoo!JAPANなどで「リフォーム 建設会社 大阪市」と検索した人がいた場合、“大阪市でリフォーム工事をしてくれる建設会社を探している”ということがわかります。そこでもし自社サイトが上位表示されていれば、ニーズが高い見込み客と接点を持てる確率が上がるでしょう。
また、このような機会が増えていけば、多くの人から自社が認知されるようになり“強み”を訴求しやすくなります。すでにニーズが高い相手とは商談がスムーズに進むことが多いため、自社の利益向上も目指せるでしょう。
ホームページ・SNS運用など、オンライン手法を用いれば営業コストを削減できます。
ホームページを制作した場合、ある程度の初期費用はかかるものの、一旦完成すればランニングコストを安く抑えられます。サーバー費・更新時の人件費のみで維持できるため、24時間365日”自社を営業するツール”として活躍するでしょう。
また、SNSに関してもアカウントの開設自体は無料です。自社での運用もできるため、飛び込み営業やチラシよりも、リーズナブルかつ効率良く新規のお客さまを獲得できるでしょう。
高品質なホームページを展開すれば、自社の求人もサポートできます。
建設業界に興味があり、仕事を探す人は「〇〇(地域名) 建設会社」で検索します。また、求人ポータルサイトを見たうえで、企業サイトも確認しているため、応募したい会社を複数絞り込んだ際に「1日の流れ」などコンテンツが充実しており、仕事内容が把握しやすいサイト、企業理念・スタッフ紹介なども詳しく紹介しているサイトであれば有利になるでしょう。
TRASPは建設業界に強いホームページ制作会社です。今まで効果が出なかった企業のホームページの課題を見つけ出し、業界やターゲットを絞り、より効果の高いホームページ制作を行います。
TRASPのホームページ制作
この記事では、建設業の「売れるマーケティング」を3ステップで解説しました。手法・媒体についても詳しくまとめましたが、いかがでしたか?
オンライン化が加速する現代において、Webを活用したマーケティングは建設業に欠かせません。見込み客にアプローチしやすい ・自社の信頼度向上を狙えるなど多くのメリットがあるため、積極的に活用しましょう。
TRASPでは建設業の集客をWebで支援しています。ホームページ制作~運用、サポートまで一貫して依頼していただけます。