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各SNSはどう使い分ける?それぞれの特徴や導入メリットを解説!

SNS運用

更新日:2023.03.27
公開日:2021.11.12

各SNSはどう使い分ける?それぞれの特徴や導入メリットを解説!

 

企業でSNSを活用するにあたり、「どんな特徴があるの?」「使い分けるコツがわからない…」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。オンライン化が進む現代では、もはやSNSは“販促ツール”。効率的に集客率UPを目指すためには、「特徴をしっかり理解する」「目的に合わせて選ぶこと」が非常に重要です。

 

この記事では、Facebook、Twitter、Instagram、LINEという主要4つのSNSについて特徴を詳しく説明しながら、集客に効果的な「使い分け方」をご紹介。


さまざまな企業のSNS運用に携わり、業績UPにつなげた実績を多数持つTRASPが、導入のメリットと注意点も徹底解説!「SNSを集客ツールとして取り入れたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

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SNSが注目されている理由

SNSが注目されている理由

SNSが注目されている理由として、次の2つが挙げられます。

利用者数が増加している

検索ツールとしても活躍

それぞれを詳しく見ていきましょう。

 

利用者数が増加している

利用者数が増加している①

出典:平成30年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書(総務省)

 

スマートフォンが普及するにつれて、SNSの利用者数が増えています。上記グラフを数字にすると、このような結果となっていました。

 

SNS名称

利用率(H.24)

利用率(H.30)

Facebook

16.6

32.8

Instagram

35.5

Twitter

15.7

37.3

LINE

20.3

82.3

 

平成24年~平成30年の6年間で、各SNSの利用率が“約2~4倍増加”しています。

 

利用者数が増加している②

出典:令和元年 通信利用動向調査(総務省)

 

世代別のSNS利用状況を見ると、このように昨今は60~70代以上の高齢者に至っても、SNSを利用する方が目立ちます。現在は、全世代を通して“70%の人が利用している”という状況に。そのため、もはやSNSを利用していない人の方が少なくなっているのです。

 

また、SNSは情報拡散力が高く、積極的に発信しやすい特性を持っています。利用者が多いSNSで効果的な宣伝やマーケティングを行えば、よりたくさんの人に自社の商品・サービスを知ってもらう機会に恵まれるでしょう。

 

したがって、SNSは集客率UPを図る方法として適していると言えるため、今後もさまざまなシーンで注目を集めていくでしょう。

 

検索ツールとしても活躍

以前はGoogleなどの検索エンジンを用いて情報収集する手段が一般的でしたが、最近ではSNSを“検索ツールとして活用する人”が増えています。

 

また、Twitter・Instagramに関しては「♯(ハッシュタグ)機能」を搭載。ハッシュタグを付けて検索すれば、自身と同じものに関心を示すユーザーの写真・感想が手軽に検索できるため、利便性も高いです。

情報収集の手段としても活用しやすいSNSを導入すれば、効率的にマーケティングができるでしょう。

 

ハッシュタグについて詳細をまとめています。気になる方はこちらの記事をご覧ください。

 

主要SNSの特徴とは?

主要SNSの特徴とは?

この項目では、主要な4つのSNSについて説明します。特徴や利用目的などの違いを一覧でまとめました。

 

 

Facebook

Instagram

Twitter

LINE

利用者数

2,800万人

3,300万人

4,500万人

8,900万人

年齢層

30~40代

20~30代
(女性メイン)

10~40代

10~60代

特徴

・実名登録制
・ビジネスシーンでも活躍

・写真や動画投稿がメイン

・リアルタイム性と拡散力が高い

・メッセージインフラとして定着

利用目的

・リアルな友達とつながる

・好きな情報を集めたい

・趣味が合う人とつながりたい

・個人やグループ間の連絡手段に

 

それでは、各SNSに関する情報を詳しく見ていきましょう。

 

Facebook

Facebook

 

<特徴>

No.1の全世界MAUを誇るSNS

国内のメインユーザーは30~40代

主にフォーマルなシーンで活躍

<利用目的>

リアルな友達、知り合いとつながりたい

仕事の場面で活用し、知名度UPを目指す

Facebookの利用者数は、“日本で2,800万人・世界で29億人”です。

 

Facebookは、世界でも最も多くの人に利用されているSNS。原則として“実名登録制”を推奨しており、実社会的な雰囲気も特徴です。インターネット上で新たに交流を作るためではなく、主に現実でつながりがある人との情報交換・近況報告などのコミュニケーションを目的としています。

 

日本では主にビジネスパーソンを中心に利用されているため、フォーマルな場面でも活躍。お店や小規模企業など、ホームページ代わりにしているケースも目立ちます。

 

また、Twitterのような“タイムライン的に投稿が更新される”仕組みではなく、独自のアルゴリズム「エッジランク」を採用している点もメリットです。フィード上にコンテンツが並んでいくため、ターゲットを細かく絞ったうえで広告設定ができます。

 

そのため、Webマーケティングに導入する際は「いかにリーチを拡大できるか」を意識して戦略を練ることが大切。世界的に人気が高いSNSなので、「将来的にはグローバルな活躍がしたい」という企業におすすめです。

 

Instagram

Instagram

 

<特徴>

ビジュアルコミュニケーション(写真・動画)がメイン

ほかのSNSと比べると、女性ユーザーが多い

ハッシュタグ活用・ストーリー投稿が盛ん

<利用目的>

好きな情報を集めたい

最新トレンドを知りたい

Instagramの利用者数は、“日本で3,300万人・世界で10億人”です。

 

写真や動画などのビジュアルコミュニケーションを図るSNSで、24時間で消去されるショートムービー機能「ストーリー」、投稿にタグ付けする機能「#(ハッシュタグ)」が特徴的。10代・20代が利用者数の半数以上を占め、ほかのSNSと比較すると女性比率が高いです。

 

また、実際に利用している女性の約7割が「投稿されたコンテンツをきっかけに、消費行動を起こしたことがある」と回答。視覚的にアプローチできるというメリットから、ユーザーが目で確かめられるため実際の購買(アクション)につなげやすく、集客率UPのためにInstagramを活用する企業も増えています。

 

一方でTwitterなどと比べると、投稿に対する拡散力が低いというデメリットも。そのため、フォロワーに好まれるものをしっかり発信することが大切です。

 

Instagramのストーリー機能について、詳しくまとめています。こちらの記事も、ぜひご覧ください。

 

Twitter

Twitter

 

<特徴>

140文字以内のテキストなどを投稿

リアルタイム性と拡散力が高い

ユーザー平均年齢は35歳

<利用目的>

趣味が合う人とつながりたい

広報目的として利用する

Twitterの利用者数は、“日本で4,500万人、世界で3億5,300万人”です。

 

フォローした相手の投稿などを確認することが可能。Facebookとは異なり、実社会の関係というよりも「趣味・嗜好が合うユーザー同士がつながる」傾向が強いです。また、実名以外のアカウントも数多く存在しており、“見ず知らずの人とも気軽につながれる”といったメリットもあります。

 

その一方で芸能人などを含む、さまざまな有名人がアカウントを保有しています。最新情報をリアルタイムで配信できる特性を活かし、広報目的として利用するケースも。

 

また、Twitterは、ほかのSNSよりも拡散力に優れています。“面白い投稿・話題性がある投稿”は素早く数多くのユーザーがキャッチするため、使い方次第で集客につなげられる可能性も高いです。

 

LINE

LINE

 

<特徴>

国内メッセージインフラとして定着

全世代に幅広く利用されている

企業とユーザーとつなぐ「LINE@」も人気

<利用目的>

友達との会話を楽しみたい

個人やグループ間の連絡手段に

LINEの利用者数は、“日本で8,900万人、世界で1億6,700万人”です。

 

アジア圏(台湾・タイ・インドネシア)において人気が高く、いま日本で一番ユーザー数が多いSNS。コミュニケーションツールとしての機能に優れており、主に無料のチャット・通話機能が利用されています。

 

LINEは友達になった個人同士、もしくはグループにてチャット機能を使えます。音声通話やビデオ通話も可能。そのほか、画像・動画の共有やタイムライン機能が搭載されています。また、個人間でのやり取りなど、会話が不特定多数へ公開されることはないため、ほかのオープン型SNSとは性質が異なっている点も特徴です。

 

現在は、企業とユーザーをつなぐための「LINE@」という機能も搭載。登録した企業が公式アカウントを作成後、友達になっているユーザーへメッセージ・クーポン・アンケートを送信できるというもの。

 

国内のみで30万件以上の店舗・企業に活用されており、さらに注目を集めています。マーケティング手段として、今後もより浸透していくでしょう。

 

SNSはどう使い分ける?特徴別に解説

SNSはどう使い分ける?特徴別に解説

これまでに説明したように、SNSによって特性は異なります。

そこで、この項目では「どのように使い分ければ良い?」と疑問をお持ちの企業担当者のために、さまざまなポイントを解説!主要SNSである、Facebook・Instagram・Twitter・LINEの情報をピックアップしました。

 

Facebook

Facebook

 

Facebookは、唯一の実名登録制で情報の信頼度が高いSNSです。

 

Facebookで、最も特徴的なのは“いいね”ボタン気に入った投稿に対して“いいね”を押すと、その投稿が友達に通知される仕組みです。「友達が気に入ったものを知れる」という拡散性があるため、効率的に宣伝活動ができるでしょう。

 

そのほか、“シェア機能”も有名です。こちらは思わず誰かに教えたくなるような有益な情報が好まれ、シェアされる傾向があります。

 

また、Facebookはリアルな人間関係が反映されやすく、実際の友達だけでなく、同僚や取引先の人など仕事上の関係の人とつながることも多いです。したがって、ユーザーの居住地や職種といったデータから細かくターゲティングができ、広告を発信することが可能。友達や友達の友達にまで情報が届く可能性も秘めています。

 

イベントの開催告知・イベント参加者の募集なども、Facebook上で完結。オフィシャルな情報の定期配信などもおすすめです。

 

Instagram

Instagram

 

Instagramは、写真や動画 でユーザーの感性に訴えるSNSです。

 

「写真に特化したSNS」というイメージが強いInstagramは、視覚的に“商品・サービスの魅力やアピールポイント”を訴えられる点がメリット。独自の世界観に共感してもらいやすくなるため、購買促進につながるケースも多いです。

 

例えば、次のような活用事例があります。

 

アパレル(服飾):スタッフのコーディネートを撮影、定期的にアカウントに投稿

美容室:実際にカットやスタイリングなど、施術した写真をアップ

 

このようなイメージで、投稿すると良いでしょう。また、集客につなげるためには「インスタ映え」の概念に沿う、きれいな写真を掲載することが大切!ハイセンスでクオリティが高い情報発信を心がけてください。

 

現在はサービス拡大に伴い、企業向けの機能も実装されるようになりました。20~30代女性ユーザーが数多く登録しているSNSなので、「若年層にリーチしたい」「女性ファンを獲得したい」という企業に適しているでしょう。

 

InstagramをWebマーケティングで積極的に活用するケースも増えており、“ブランディング効果が高い・ファンを育成できる”と満足度も高いです。

 

Twitter

Twitter

 

Twitterは、手軽さNo.1でリアルタイムさと拡散性に優れています。

 

匿名登録制メディアで、投稿に140文字以内の文字数制限があります。1回の発信がタイトでざまざまな情報を盛り込むというよりは、「ちょっと呟きたい」と思ったときに投稿できる手軽さが魅力です。

 

また、Twitterの特徴的な機能といえば、“リツイート”でしょう。「これは気になる…」と興味を持った投稿に対して、“リツイート”をすれば自身のフォロワーだけでなく、知らない人にまで通知される仕組みです。

 

Twitter上で投稿した内容がどんどんリツイートされれば、数多くの人に情報が届いていく「バズる」という現象が起き、宣伝効果は非常に高いです。

 

臨時休業のお知らせ

移転・リニューアルのお知らせ

開店時間の変更

新商品の発売日

イベント告知

 

など、上記のような投稿をする企業・店舗も目立ちます。

 

また、マーケティングで導入する場合は、カスタマーサポートの一部として活用すると良いでしょうユーザーのツイートを検索すれば、自社の商品・サービスに対する不満や疑問を把握しやすいですよ。

 

このように「リアルタイムの情報発信をメインに」「なるべく早く情報拡散したい」という場合に適しています。ぜひ自社に合った方法で、Twitterを活用してみてください。

 

LINE

LINE

 

LINE公式アカウントは、“1対1” のため拡散性はないが、双方向コミュニケーションを実現できます。ダイレクトメール代わりになるので、既存の客へのお知らせやフォローに適しています。

 

幅広い年齢層の方が利用しているLINEは、クローズドツールとしても有名。ユーザーを囲い込み、“自社ファンになってもらうこと”を実現しやすいSNSでしょう。

 

また、主要SNSのなかで唯一“プッシュ通知機能”を搭載している点がLINEの強み。情報配信と同時にユーザーのスマートフォンへ通知を出せるため、伝えたい情報をすぐに届けられます。そのほか、以下のような機能も活用しやすく人気です。

 

クーポン配信(使用数の計測可)

ポイントカード機能

キャンペーン告知

 

さまざまな機能を組み合わせれば、着実に顧客獲得へつながっていくでしょう。広告・宣伝をはじめ、“販促ツール”としてLINEは活用しやすいと言えます。

 

「リピーターがなかなか増えずに困っている」「DMを送る費用を削減したい」という方は、LINEの導入をおすすめします。

 

SNS導入のメリットと注意点

SNS導入のメリットと注意点

SNS導入のメリットとは、「ローコストでプロモーション可能」「消費者の意見を直接聞けること」です。

 

SNSのアカウント自体は無料で開設できるため、宣伝活動の費用を抑えられるケースが多いです。成果につなげるために“SNS運用代行などの活用”をはじめ、別の手段をプラスする必要はありますが、広告代理店を通すよりは圧倒的にリーズナブルな料金で集客できます。

 

また、SNSはユーザーが思ったことを気軽に書き込めるため、“お客さまのリアルな声”を直接拾いやすいといった側面も。消費者の意見をすぐに聞けるため、今後の課題点・改善策などを考える際に役立ちます。

 

さまざまなメリットを持つSNSを導入し、自社のファンを着実に増やしていきましょう。

 

まとめ

この記事では、Facebook、Twitter、Instagram、LINEという主要4つの各SNSを使い分けるコツや導入メリットを詳しく解説しました。

 

各SNSの特徴やメリットは異なるため、自社の目的に合わせたツールを選択することが大切!ビジネスにおいて、SNSを上手く使いこなせば利益向上につながるでしょう。

 

自社の認知度UPにも有利なので、「もっと自社の魅力を知ってほしい」「これからの時代を生き抜きたい」という方はSNSの導入を検討してみてください。

 

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