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動画マーケティングにおすすめのSNSは?成功のポイント3つも解説

SNS運用

更新日:2023.05.14
公開日:2021.12.14

動画マーケティングにおすすめのSNSは?成功のポイント3つも解説

 

 

気軽に動画を投稿できるSNSを、“販促ツール”として活用する企業が増えています。しかし、「どのSNSがおすすめ?」「動画マーケティングの特徴をはじめ、基礎的な知識がほしい」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?

 

そこで、この記事では「動画マーケティングの概要」「注目される理由」「動画マーケティングにおすすめのSNS」を詳しくまとめました。

 

これまでに、数多くのSNS運用や動画マーケティングに携わってきたTRASPが、集客を成功させるポイントを3つに絞ってご紹介!本記事を読むと、動画マーケティングの魅力・導入するメリットがわかります。ぜひ最後までご覧ください!

 

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SNSにおける「動画マーケティング」とは?

SNSにおける「動画マーケティング」とは?

 

動画マーケティングとは、“動画を活用して、自社商品・サービスの利用者を増やす集客方法”のことです。SNSのタイムラインやYouTubeなどの動画内で配信されるケースを目にする機会も多いでしょう。

 

「広告」といえば、以前は文章+静止画がほとんどでしたが、「SNSの普及が進んだ」「スマートフォンからの動画視聴が増えた」影響を受けて、動画マーケティングの活用が盛んに。
その結果、動画広告市場は近年で大きく急成長を遂げています。

 

サイバーエージェントが発表したデータによると、“2023年には5,065億円まで伸びる”と予測されており、今後もますますニーズが増え続ける見込みです。

 

動画マーケティングには、さまざまなメリットがあります。それらを活かし、集客ツールとしてうまく取り入れることができれば、自社の集客率UPに大きく貢献するでしょう。
「自社のファンを増やしたい」「効率的にプロモーションを行いたい」という企業は、動画マーケティングの導入がおすすめです。

 

SNSの動画マーケティングが注目される3つの理由

SNSの動画マーケティングが注目される3つの理由

 

SNSの動画マーケティングが注目される理由として、以下の3つが挙げられます。

 

多くの情報を伝えられる

拡散力が高い

SEO対策にも有効

 

それでは、それぞれを詳しく見ていきましょう。

 

1.多くの情報を伝えられる

動画は静止画やテキストと比べると、瞬時に多くの情報を伝えられる点が魅力です。

 

VIDEO BREWRRYの資料によると、1分間の動画であれば「文字:180万ワード、Webページ:約3,600枚分の情報量」を取り入れることが可能。

加えて、「Verbal(言語)」「Vocal(聴覚)」「Visual(視覚)」という3Vの法則によると、それぞれのVはこのような割合で、人の記憶に影響を与えていると定義されています。

  • Verbal(言語):7%
  • Vocal(聴覚):38%
  • Visual(視覚):55%

引用元:GIV ブログ

たとえば、通常のテキストと動画を比較したときに生じる情報量の差は、次のように大きく異なるのです。

 

通常のテキスト

文章=「Verbal(言語)」のみ含まれている

動画

テロップ=「Verbal(言語)」、ナレーション=「Vocal(聴覚)」、映像=「Visual(視覚)」
各Vに訴えるすべての情報が含まれている

動画は各Vに訴えるすべての情報が盛り込まれており、その情報量は「通常のテキスト、写真だけの場合の5,000倍」とも!

 

したがって、動画は短時間で多くの情報を伝えられると言えます。動画を自社のマーケティングに取り込めば、「ユーザーの記憶に残りやすくなる」「心を惹きつけやすくなる」ことになるため、成果につながりやすくなるでしょう。

 

2.拡散力が高い

動画とSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の相性の良さも挙げられます。

 

各媒体によって機能は異なるものの、Twitterには「リツイート機能」、Facebookには「シェアボタン」などがあります。
投稿した動画の下に表示されているため、見た人が直感的に拡散でき「誰かにおすすめしたい」と感じればすぐにユーザー間での情報共有が可能。そのためSNSは、拡散性やリアルタイム性にも優れていると言えるでしょう。

 

ユーザーにとって「大きなインパクトを感じる動画」「話題性がある動画」は、特に広がっていく可能性が高いです。また、Twitterでいう“バズる状態”にまで拡散されれば、マーケティングにおいて成功したといっても過言ではありません。

 

SNSの特性とも言える「拡散力の高さ」「リアルタイム性」を活かせばブランディング効果を狙えるでしょう。

 

3.SEO対策にも有利

動画マーケティングは、SEO対策にも有利です。
なぜなら、Googleの検索結果に動画を表示させることができるようになったため。

 

Forrester Researchが発表したデータによると、「動画の埋め込まれたページは、埋め込まれていないページと比べて約50倍の確率で検索結果の1ページ目に表示される」とされています。“Google傘下のYouTubeにアップされている動画の方が、より効果を発揮する”と言われているものの、SNS上に動画を掲載すればSEO対策も強化されるため、自社の集客率UPも狙いやすいです。

 

SEO対策にも有効な動画マーケティングを活用し、自社商品・サービスの魅力を一人でも多くの人に知ってもらいましょう。

 

SEO対策に関する情報を詳しくまとめていますので、以下の記事もご覧ください。

動画マーケティングにおすすめのSNS 4選

動画マーケティングにおすすめのSNS 4選

 

 

動画マーケティングにおすすめしたいSNSは以下の通りです。

 

LINE

Twitter

Instagram

Facebook

 

この項目では、各媒体のユーザー数・特徴、動画の種類・最適な長さについて、詳しく紹介しています。「どのSNSを選べば良いかわからない…」という企業の方は、ぜひ参考にしてください!

 

 

 

LINE

Twitter

Instagram

Facebook

ユーザー数 8,900万人

4,500万人

3,300万人 2,800万人
特徴

・人口の70%が利用する“国民的アプリ”

 

・リーチ力の高さが強み

 

・幅広い年齢層の人に支持されている

・140文字以内で気軽に投稿できるスタイル

 

・即時性の高さが魅力

 

・10~20代のユーザーが多い

・画像や動画を活用したコミュニケーションに特化

 

・10~30代の女性ユーザーから人気

 

・ショッピングのインフラとしても機能

・メインユーザーは30~40代

 

・実名登録制

 

・ビジネス目的の利用が多い

動画の種類 ・Card
(動画/静止画)

・Square
(動画/静止画)

・Vertical
(動画)

・Carousel
(静止画)

・画像+テキスト
(静止画)

・プロモビデオ

 

 

・プロモライブビデオ

 

 

・モバイルアプリプロモーションなど

・フィード広告

 

 

・ストーリーズ広告

 

 

・発見タブ広告

・インストリーム広告

 

 

・フィード広告

 

 

・ストーリーズ広告

最適な長さ 最大60秒(広告のみ) 最大10分(広告のみ) 最大60秒(投稿/広告) 最大240分(投稿/広告)

 

LINE

LINE

 

LINEのユーザー数・特徴、動画の種類・最適な長さを紹介します。

ユーザー数・特徴

LINEのユーザー数:8,900万人

特徴

人口の70%が利用する“国民的アプリ”

リーチ力の高さが強み

幅広い年齢層の人に支持されている

LINEは連絡ツールとして利用されることが多く、いまや人口の70%が利用する“国民的アプリ”となっています。
リーチ力の高さが強みで、幅広い年齢層の人に支持されている点も特徴。アクティブ率も非常に良く、ユーザーの85%が毎日利用しているそうです。そのため、幅広い商品やサービスをPRしやすい媒体だといえるでしょう。

動画の種類・最適な長さ

動画の種類

  • Card(動画/静止画)
  • Square(動画/静止画)
  • Vertical(動画)
  • Carousel(静止画)
  • 画像+テキスト(静止画)

最適な長さ:最大60秒(広告のみ)

広告配信プラットフォームである「LINE広告」を利用すれば、利用しているすべてのユーザーに動画広告を配信可能。利用目的に応じた広告メニューが数多く用意されており、さまざまなユーザーへ対してアプローチしやすい点も魅力です。

 

LINEでは、次の9ヵ所で動画広告を配信できます。

タイムライン

スマートチャンネル

LINEニュース

LINEマンガ

LINEウォレット

LINEブログ

LINEポイント

LINEショッピング

LINE広告ネットワーク

上記の配信面に合わせて、「Card(動画/静止画)」「Square(動画/静止画)」「Vertical(動画)」などの種類を選択し、動画配信ができる仕組みです。最適な動画の長さは60秒で、広告のみ対応可。再生方法は自動再生で、音声は“デフォルトでオフ、タップしてオンの状態”となります。

 

また、幅広い年齢層の人に利用されているLINEで広告を打ち出すためには、「誰に向けて配信するのか」といったターゲティング設定が欠かせません。効率的に自社商品・サービスをPRするために、ぜひそのような点も意識すると良いでしょう。

 

Twitter

Twitter

 

Twitterのユーザー数・特徴、動画の種類・最適な長さを紹介します。

 

ユーザー数・特徴

Twitterのユーザー数:4,500万人

特徴

140文字以内で気軽に投稿できるスタイル

即時性の高さが魅力

10~20代のユーザーが多い

Twitterは、140文字以内で気軽に投稿できるスタイルが特徴的です。「誰かに伝えたい、共有したい」と思った時点で、すぐに情報発信できるため、ほかの媒体と比較すると即時性が非常に高いと言えます。さまざまな年齢層の人に支持されていますが、10~20代のユーザーが多いです。

 

加えて、情報拡散できる“リツイート機能”を活用される場面も目立っており、“面白い投稿・話題性がある投稿”が一気に拡散する(=バズる)現象も起きやすい点もメリットでしょう。

 

動画の種類・最適な長さ

動画の種類

  • プロモビデオ
  • プロモライブビデオ
  • モバイルアプリプロモーションなど

最適な長さ:最大10分(広告のみ)

Twitter広告では「プロモビデオ」「プロモライブビデオ」「モバイルアプリプロモーション」といった種類以外にも、以下のような特別な動画枠も用意されています。

  • プロモトレンドスポットライト:検索タブに動画表示ができる
  • ファーストビュー:ユーザーがTwitterにアクセスした時点で、最初に目にする動画広告枠に表示される

最適な動画の長さは140秒以下で、広告は最大10分までOK。再生方法は自動再生で、音声は“デフォルトでオフ、タップしてオンの状態”となります。

 

“短文テキスト”が主流のTwitterで広告を打ち出すには、要点を絞って短く伝える工夫を取り入れることが大切!スピーディーに情報収集することに慣れているユーザーが多いため、「何を伝えたいのかわからない」「広告が長い…」と感じた時点で離脱してしまうケースも目立ちます。

 

したがって、「期間限定」「キャンペーンの実施」など、自社のタイムリーで役立つ情報が瞬時に伝わるよう、見出し作成なども配慮するとさらに効果的でしょう。

 

Instagram

Instagram

 

Instagramのユーザー数・特徴、動画の種類・最適な長さを紹介します。

 

ユーザー数・特徴

Instagramのユーザー数:3,300万人

特徴

画像や動画を活用したコミュニケーションに特化

10~30代の女性ユーザーから人気

ショッピングのインフラとしても機能

Instagramは「インスタ映え」という言葉通り、画像や動画を活用したコミュニケーションに特化したSNSです。

 

華やかで魅力的なコンテンツが多数掲載されていることもあり、10~30代の女性ユーザーからの人気が高いです。ショッピングのインフラとしても機能しており、「企業の投稿をきっかけに、消費行動を起こしたことがある」という方も多いです。

視覚的にアプローチをかけやすい点は、Instagramの大きな魅力でしょう。

 

動画の種類・最適な長さ

動画の種類

  • フィード広告
  • ストーリーズ広告
  • 発見タブ広告

最適な長さ:最大60秒(投稿/広告)

Instagram広告には「フィード広告」「ストーリーズ広告」「発見タブ広告」といった動画の種類があり、最適な長さは投稿・広告と共に最大60秒です。再生方法は自動ループ再生で、音声は“デフォルトでオフ、タップしてオンの状態”となります。

 

また、しっかり作り込まれた通常のInstagram投稿に加えて、リアルイベントや撮影現場の裏側を見せるなど、“いつもと違った一面”をファンに届けることもおすすめ。「自然体な雰囲気によって伝わる親近感」「他社にはない独自性」などは、ユーザーの関心を引く大きなポイントとなります。

 

1分以下の短い尺で制作された動画がループ再生されるInstagramでは、このように「短時間でユーザーにインパクトを与えるもの」「動きに工夫を取り入れたもの」などが広告には適しているでしょう。

 

Facebook

Facebook

 

Facebookのユーザー数・特徴、動画の種類・最適な長さを紹介します。

 

ユーザー数・特徴

Facebookのユーザー数:2,800万人

特徴

メインユーザーは30~40代

実名登録制

ビジネス目的の利用が多い

Facebookは実名登録制を推奨しており、実社会的な雰囲気が特徴的でしょう。
若年層のユーザーが少なく、メインユーザーは30~40代。また、ビジネス目的で活用する方も多くなっています。イベント告知や参加者募集などもFacebook上で完結できるため、企業の広報ツールとしても利用しやすい点も魅力です。

 

動画の種類・最適な長さ

動画の種類

  • インストリーム広告
  • フィード広告
  • ストーリーズ広告

最適な長さ:最大240分(投稿/広告)

最適な動画の長さは投稿・広告と共に最大240分です。再生方法は自動再生で、設定によってはクリック再生も可。また、音声は“デフォルトでオン、マナーモード時はオフの状態”となります。そのため、無音で視聴されることを想定し、テキスト・テロップなどを取り入れて訴求することが大切。

 

加えて、30~40代のユーザーが多いFacebookでは、「落ち着いたトーン」「安心感がある」「品質の高さが伝わる」広告が好まれる傾向にあります。したがって、ターゲットに応じてシーン展開の早さやテキストサイズなどを調整すると良いでしょう。

 

下記の参考記事では、4つのSNS最新動向データを詳しくまとめています。

 

SNSランキングに関する情報を知りたい方は、こちらの記事をぜひご覧ください。

 

SNSの動画マーケティングを成功させる3つのポイント

SNSの動画マーケティングを成功させる3つのポイント

 

SNSの動画マーケティングを成功させるポイントとは、以下の3つになります。

 

自社のターゲット層に合うSNSを選ぶ

ユーザーの興味を惹く構成を

投稿タイミングにも注意

 

それでは、それぞれを詳しく解説していきます。

 

1.自社のターゲット層に合うSNSを選ぶ

 

さきほど紹介したように、各SNSによって特徴やメリット、抱えているユーザー層は異なります。そのため、効率的に自社商品・サービスをアプローチするのであれば、自社にターゲット層に合う媒体を選ぶことが大切!

 

「どのような人に対して、自社商品・サービスを売り込みたいか」という点を、しっかりと見極めましょう。

 

2.ユーザーの興味を惹く構成を

動画コンテンツや広告は、ほとんどスキップができます。そのため、動画の冒頭でユーザーに興味を持ってもらえないのであれば、視聴途中で離脱される可能性が高いです。

 

そこで、次のような工夫を取り入れることをおすすめします。

  • 企業名や商品名など、一番伝えたいことを冒頭に入れる
  • 少し凝ったスライドショーを取り入れる
  • アニメーションを効果的に活用する

このように、自社がアピールしたい内容を正確に伝えるために、ユーザーを惹きつける構成を意識し、制作に取り組むことが重要!「動画の続きが見たい」「この商品について、もっと知りたい」と多くの人に思ってもらえれば、自然に集客につながっていくでしょう。

 

3.投稿タイミングにも注意

SNSに動画を投稿するタイミングに注意しましょう。

単に動画を作成し、投稿するだけでは集客につながりません。

 

SNSではそのときにタイムライン上に表示された投稿から、最新情報を得るケースがほとんど。自社が投稿したとしても、ほかの投稿が上に重なり、どんどん下に流れていく仕組みになっています。
つまり、見る人が少ない時間帯に投稿すれば、効果は発揮されないのです。

 

しかし、ビュー数・いいねの数・シェア数によって、投稿が評価されれば長時間タイムラインに表示される可能性も。そのため、「どの曜日・時間帯にアクセスが集中するか」という分析は欠かせないものとなります。

 

一般的には、次の曜日・時間帯にSNSを見ているユーザーが増えると言われています。

 

金曜日

11~13時

20~23時

 

上記データはあくまでも参考にはなりますが、自社の顧客が投稿をチェックしている曜日・時間なども、しっかり研究してみてください。

 

このように、「投稿時により多くの人の目に留まるような工夫を施す」「その時間でいかにアクションをもらえるか分析する」ことを意識し、“自社にとってベストな投稿タイミング”でSNS運用を継続すれば、さらに成果につながりやすくなるでしょう。

 

まとめ

この記事では、動画マーケティングにおすすめのSNSについて解説しました。成功のポイントなどもあわせて紹介しましたが、いかがでしたか?

 

市場拡大が続いている動画マーケティングは集客に効果的で、今後もますますニーズが高まる見込みです。SNSごとに特徴やユーザー層が異なるため、まずは特性を理解すると良いでしょう。

 

また、「これは面白い」「誰かに教えたい」とユーザーに思ってもらえる機会が増えれば、自然に情報拡散されていきます。その結果、マーケティングが成功する可能性も高まるでしょう。自社のターゲット層に合うSNSを選択し、ユーザーに興味を持ってもらえる動画を打ち出すことが大切です。

 

TRASPは、これまでにさまざまな業種のSNS運用・動画マーケティングに携わってきました。培ってきたWebマーケティング全般の知識と経験を活かし、お客さまにとって最適なプランニングをご提案します!無料相談も行っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

 

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