アクセス解析
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2020.09.14
TRASPコラム
アクセス解析
更新日:2023.04.23
公開日:2023.03.17
Webサイトを運営している企業であれば、どのようにアクセス数を増やしていくかが大きな課題となるでしょう。
なかでも検索順位はアクセス数を伸ばすうえで重要な指標となり、日々の順位チェックが欠かせません。
など、検索順位についてくわしく知らない方も多いと思います。
そこで本記事では、検索順位の仕組みや確認すべきタイミングをまとめ、簡単に利用できるチェックツールを無料・有料別に紹介していきます。
Webサイト集客で多くの企業を支援してきたTRASPが、いますぐできる検索順位の調べ方、そして検索順位を高める成功の秘訣についてもお教えいたします。
目次
そもそも検索順位とは、GoogleやYahoo!JAPANなど検索エンジンの「検索結果に表示される順位」のことです。
検索エンジンには日々多くのユーザーがアクセスしていますが、上位に表示されているWebサイトほどクリックされやすく、したがってアクセス数は検索順位によって大きく左右されるといえます。
そのためWebサイトと検索順位は切っても切り離せない関係性。
つまりWebサイトのアクセス数を増やすには「検索順位を上げること」が必須となります。
ではまず、検索エンジンへの理解を深めるために、検索順位の仕組みについて確認していきましょう。
検索順位はGoogleやYahoo!JAPANなど、検索エンジンがもつ検索アルゴリズムによって決まる仕組みとなり、現状は明確な評価指標が公表されていません。
しかし検索順位では、検索エンジンに向けた最適化を指す「SEO対策」が重要とされており、SEOの評価を高めるほど検索上位に表示されやすくなることが特徴。そのため自社サイトだけでなく、競合サイトの検索順位を確認することで、現在SEOで評価が高いサイトを知ることが可能。自社のWeb施策に活かすことができるでしょう。
またSEO対策を行ううえでは、Googleが公表している「Google品質評価ガイドライン」が有効とされているため、一度確認しておくことをおすすめします。
検索順位とクリック率の関係性はこちらの記事を参考にしてください。
検索順位はGoogleの検索アルゴリズムによって決まる仕組みとなり、ユーザーの検索需要や各Webサイトの更新状況によって、検索順位は日々変動しています。
そのため「どのタイミングで順位を見れば良いの?」と悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
そこで本項目ではSEO評価を高めるうえで重要視すべき、検索順位の確認タイミングを紹介していきます。
まず最初のタイミングは、毎日もしくは定期的に確認することです。
検索順位は日々変化しているため、毎日確認することで問題・トラブルが発生した場合も迅速な対応ができます。
とくにWebサイトやコンテンツを新しく公開した後は、検索順位を把握しなければ「成功した施策だったのか」を判断できません。
そのため3日に1回や週に1回など、定期的な更新頻度を設けることで、日々の変化を把握するようにしましょう。
ただし新規で公開したばかりのコンテンツはSEO評価を受けるまでに時間がかかるため、「公開から1ヶ月後」を目処に確認することをおすすめします。
2つ目のタイミングは、既存記事の内容に変更を加える「リライト」を行ったタイミングです。
SEO対策の一つとしてリライトを行った際は、リライト前後の検索順位を比較することで、変更内容の良し悪しを判断できます。
なかにはリライトを行ったことで検索順位が下がってしまうケースもあるため、リライト直後はかならず確認するようにしましょう。
またリライト時においても、SEO評価の期間を考慮し「公開から1ヶ月後」を目処に判断することをおすすめします。
3つ目のタイミングは、アクセス数の急な減少が起きたタイミングです。
SEOの検索順位は大きく変動することが少ないため、急なアクセス数減少が起きた際は、何かしらの問題が発生しているかもしれません。
仮に検索順位が下がっている状態の場合、考えられる原因はこちら。
Googleアルゴリズムのアップデート
とくに「Googleアルゴリズムのアップデート」が行われた際は、検索順位が変動しやすくなります。
ただし事前に対策できることが少ないため、仮にアップデートの影響を受けた際は、内容を確認し新たな対策を実施することが求められます。
検索順位の調べ方では、主に以下の2パターンが挙げられます。
それぞれの特徴について解説していきますので、ぜひ活用しやすい方法を見つけて実践してみましょう。
1つ目の方法は、検索順位のチェックツールを活用する方法です。
世の中には数多くのチェックツールがリリースされており、多種多様な機能、そして有料・無料などの違いがあります。ツールによっては指定したURLを自動確認する機能なども存在するため、確認作業の手間を省くうえでもおすすめ。
コンテンツ量が多いWebサイトでは確認作業だけで数時間費やすことになってしまうため、チェックツールの機能は積極的に活用していくと良いでしょう。
具体的な調べ方についてはツールごとに異なるため、後述のツール紹介にてくわしく解説していきます。
2つ目の方法は、実際にGoogleで検索してみる方法です。
Google検索は費用がかからないうえに、現在の順位を正確に判断できる点がメリット。
ただし一つずつ確認作業する手間が発生するため、数十〜数百記事を公開しているWebサイトの場合は、現実的にすべてを確認できない点がデメリットです。
またGoogle検索を行う際は、かならず「シークレットモード」に切り替えてから行いましょう。
シークレットモードは検索履歴を記録しないでブラウザを利用する機能となり、各ブラウザの最適化が排除された状態となります。
Googleでは検索履歴に基づいて自動で最適化がかかる仕組みとなるため、通常モードのまま検索順位を確認してしまうと、本来のランキングとは乖離が発生してしまいます。
そのため検索履歴に影響されないよう、シークレットモード状態で検索を行うことが重要です。
まずは無料で利用できる検索順位チェックツールを3つ紹介していきます。
https://search.google.com/search-console/about?hl=ja
「Google Search Console」はGoogleが無料で提供しているツールとなり、ユーザーが検索エンジンで「検索を行ってからWebサイトへ流入するまでの行動」を分析できるツールのことです。デフォルトで検索順位を確認できる機能が備わっているため、他の重要な機能と合わせて調べられる点が特徴。
また「検索語句」ではWebサイトへ流入してきた検索キーワードが一覧で表示されるため、想定していなかった検索キーワードを発見する際にも役立ちます。
ただし「慣れるまでは操作が難しい」「3日前の検索結果しか調べられない」といったデメリットが存在するため、はじめに導入するチェックツールとしておすすめします。
http://checker.search-rank-check.com/
「検索順位チェッカー」は、一つのURLに対して最大5つのキーワードを同時に検索できるチェックツールです。
無料で利用できるうえに、Google・Yahoo! JAPAN・Bingの3種類の検索エンジンを調査できるため、初心者にもおすすめのツール。
また検索条件の保存機能が備わっているため、同じURLを毎日確認したいといった場合に活用できるツールといえるでしょう。
ただし調査する際は一つのURLごとに検索する必要があるため、コンテンツ量が多いWebサイトには不向きとなります。
「SEOチェキ」は直感的な操作がしやすく、一つのURLに対して最大3つのキーワードを同時に検索できるチェックツールです。
無料・登録不要で利用できるため、簡易的に検索順位をチェックしたい場合におすすめのツールとなります。
またSEOチェキでは「サイトSEOチェック」「被リンク確認」など、ほかのSEOツールも同時に利用できるため、SEO全般のツールを網羅することできるでしょう。
ただしスマートフォン版の検索順位は表示されない仕様のため、あくまで検索順位の目安として活用することをおすすめします。
つづいて有料版の検索順位チェックツールを3つ紹介していきます。
有限会社シェルウェアが提供している「GRC」は、Google・Yahoo!・Bingの3つに対応した検索順位チェックツールです。
無料プランでは最大10個のキーワード登録、有料ブランでは最大500個のキーワード登録が可能。
また登録したキーワードを一括でチェックできる仕様のため、日々の確認作業を大幅に短縮することができるでしょう。
ほかにも指定した時間で自動集計する機能や、調査結果をグラフ化・レポート化する機能が備わっているため、日々の変動を視覚的に分析できる点も強みです。
https://www.ranktracker.com/ja/
「RankTracker」は世界中で利用されている検索順位チェックツールとなり、自社サイトのURLに加えて、競合サイトの順位変動を追跡できる点が特徴です。
また検索画面を自由にカスタマイズできる仕様となり、キーワードのグループ化など役立つ機能が豊富。
SEOでは各コンテンツの検索順位も重要ですが、カテゴリごとやサイト全体の検索順位を把握する必要があります。
そのためコンテンツ量が多いWebサイトであれば、キーワードのグループ化によっていままでとは異なるサイト分析が可能となり、SEO対策で大いに役立たせることができるでしょう。
シンガポールのAhrefs社が提供している「Ahrefs」は、検索順位や競合調査などをはじめ、SEOで重要な指標を調査できるツールです。
競合調査では各Webサイトの「ドメインの強さ」を表す「ドメインランク」というスコアが表示されるため、検索順位を把握しながら市場分析を行えます。
またキーワードの調査ツールとしても利用できるため、検索上位化をしたキーワードの関連語句を調べることや、競合サイトが上位化できているキーワード分析が可能。検索順位の確認はもちろんのこと、SEO全体を視野に入れながら活用したいと考えている場合におすすめのツールとなります。
最後に検索順位を高める秘訣を3つのポイントにまとめました。早期の検索上位化を実現するためにも、本項目の内容については検索順位の確認とセットで行うことをおすすめします。
検索順位を高めるためには、そもそもユーザーがたくさん検索している「需要のあるキーワード」を見つけることが重要になります。
そのためには検索エンジン内での検索回数を示す「検索ボリューム」や、検索回数の推移を示す「検索トレンド」について調査するようにしましょう。
各指標については、以下の無料ツールから確認できます。
検索ボリュームが多いキーワードは競合他社も増加し、検索上位化の難易度は高まります。
そのため運営初期は検索ボリュームの少ないキーワードで確実に上位表示を目指すなど、状況に応じて対策するようにしましょう。
Googleでは「ユーザーの利便性」を第一に考えた経営理念を掲げており、検索ユーザーにとって役立つ情報・内容ほど、検索上位に表示されやすくなります。
そのためコンテンツを作成する際は、対策キーワードを検索しているユーザーのニーズを深堀りし、ユーザー目線で価値のあるコンテンツを作成するようにしましょう。
とはいっても「ニーズがわからない…」と悩まれている方もいらっしゃるでしょう。そこでおすすめのツールが、検索語句の関連キーワードを調査できる「ラッコキーワード」です。
ラッコキーワードではユーザーが実際に検索したサジェストキーワードが表示されるため、何について調べているのか、何を知りたがっているのかを判断できます。
したがって関連キーワードの内容を盛り込むことで、ユーザーの知りたい情報が詰まった網羅性の高いコンテンツが作成できます。
TRASPではお客さまの運営目的やビジネスモデルから、検索上位化を目指せる戦略的なSEO設計を行っております。また設計に加えて、SEO対策やコンテンツ制作の支援も行っており、一貫してサポートできます。
Webの無料相談も実施しているので、まずはお気軽にご相談ください。
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検索順位を高めるには、ユーザーにとって役立つ情報を発信するだけではなく、Webサイト全体のアクセス数を向上させる必要があります。なぜなら「アクセス数の多いWebサイト=価値のある情報」と評価され、結果的に検索結果の改善につながるからです。
しかし運営初期はアクセス数の母数が少なく、簡単には検索順位を高められません。そのためSNSなどを活用し、Webサイトへの集客チャネルを増やすようにしましょう。
SNSは運用初期でも多くのユーザーへアプローチしやすく、活用次第では爆発的な拡散力に期待ができます。
したがって「Instagram→Webサイトへの流入」「YouTube→Webサイトへの流入」など、自社の認知を広げる目的としてSNS運用に取り組むことをおすすめします。
本記事では、検索順位の仕組みや確認すべきタイミングをまとめ、簡単に利用できるチェックツールを無料・有料別に紹介してきました。
現状のSEO評価を判断するためにも、検索順位の確認は重要な作業となります。ただし順位を確認するだけでは意味がなく、あくまで分析をしたうえでWebサイトの改善につなげていくことが重要です。
具体的な改善内容は各Webサイトごとに変化するため、確実に検索順位を高めたい場合はSEO対策のプロへ依頼することをおすすめします。
当社TRASPはSEO対策を得意としているホームページ制作会社。400社以上のホームページ制作実績があり、豊富なSEOに関する知識と経験を持っていることを強みとしています。自社サイトにてSEO対策を講じたところ、わずか1年でアクセス数を10倍に伸ばすことに成功しました。
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