コンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングがわかる!現役ライタ・・・
2020.10.08
TRASPコラム
コンテンツマーケティング
更新日:2023.06.03
公開日:2023.05.02
企業のブログは、オウンドメディアとして集客や信頼性の向上に大きく役立ちます。
しかし、初めて自社のブログを運営するとなると、
「どのように始めれば良いの?」
「コツがあれば知りたい」
このように不安を感じるご担当者さまも多いでしょう。
実は企業がブログを始めるには、王道とも言える基本的なステップがあります。これらを理解すれば、“読まれる”企業ブログを作っていけるようになるでしょう。
この記事では、ブログの始め方7ステップを徹底解説します。自社のオウンドメディアでCV数を1年で11倍に増やしたTRASPが、2023年最新の情報や初心者向けに集客できる術を詳しくまとめました。
目次
最初に「ブログとは何か?」を解説していきます。
ブログとはインターネット上の、日記・レビューサイト・情報サイトなどが掲載されているWebサイトの一種のこと。“WebにLogを残す”=「Web Log(ウェブログ)」の略称から「ブログ」と呼ばれています。
また「ブログ=日記」と思われがちですが、ユーザーに役立つノウハウ・知識を発信すれば企業の集客にも役立ちます。
具体例/ユーザーにとって役立つ記事
このように読者が求める情報を提供できれば、「ほしい情報が手に入った」とニーズを満たせるのはもちろん、自社への信頼度がグッと高まるでしょう。
したがって一人でも多くの人に関心を持ってもらい、コンバージョンにつなげるためにも、企業でのブログ運用は非常に効果的といえます。
つづいて、企業がブログを始めるメリットを見ていきましょう。
ブログ記事を増やせば、Webサイトへのアクセス数UPを狙えます。「ブログの読者が増える=Webサイトへの流入が増える」ということ。そのぶん、多くの人に自社のことを知ってもらうきっかけとなり、自社の知名度向上に役立つでしょう。
ユーザーに役立つコンテンツを発信することに加え、自社の特徴・強みについての情報を掲載すれば顧客に対してプラスの印象を与えられます。その結果「〇〇といえば、〇〇(企業名)」というイメージが定着し、自社のブランディングを強化できるでしょう。
ブログは資産になります。なぜなら一度Googleにインデックスされれば、多少順位の変動はあるものの、検索結果には表示されつづけるため。つまり適切にブログを更新していけば、検索エンジンからの集客を長期間持続できるといえます。
BtoB企業がオウンドメディアを運営するメリットや、利益を上げるコツを紹介します。
ここからは企業ブログの始め方7ステップを解説します。初心者の方にもわかるよう、詳しくまとめました。ぜひ参考にしてください。
1つ目のステップは、ブログを始める目的を決めることです。
コンテンツを制作する目的が明確に定まっていないと、「どのようなブログを書けば良いのか」がわからなくなり、ネタ切れになったり行き詰ったりすることも。そうなると適切な施策を実行できず、「PV数が伸びない」「コンバージョンにつながらない」など、思うような成果が出ないおそれがあります。
たとえば以下のような目標を設定すれば、コンテンツの方針が決まり、
自社のブログを更新しやすくなります。より自社のコンテンツを成長させるためにも、ぜひ実行しましょう。
2つ目のステップは、ペルソナを設定することです。
ペルソナとは
ターゲット設定を深堀りして具体性を高め、一人の人物像がすぐ思い浮かぶように設定を行ったもの。
たとえば「30代 大阪府 女性」というターゲットに対し、「35歳 大阪府大阪市 女性 通信業 趣味は映画鑑賞…」など、職業・ライフスタイルなどを細かく決めるイメージです。
ブログを始める目的と同様に、“誰に見てもらいたいのか”という軸がなければ、方向性がブレてしまいます。したがって“どのような立ち位置でコンテンツを制作しているのか”を明確にするため、ペルソナを設定することも大切です。
ペルソナ設定についてより深く知りたい方は、こちらをご覧ください。
3つ目のステップは、ブログを開設することです。ブログと一口に言っても数多くの選択肢があり、特性やメリット、必要な料金などが大きく違います。そのため「自社の目的を実現できそうなもの」「かけられる予算」などを考慮し、適したサービスを選びましょう。企業ブログにおすすめのサービスについては、次の項目で詳しくご紹介します。
4つ目のステップは、ニーズに合ったキーワードを選定することです。
企業ブログで厳選したキーワードに沿って記事を書けば、「コンバージョンの促進」「検索エンジンからの集客率UP」を目指せます。
なぜなら選定したキーワードによって、GoogleやYahoo!JAPANといった検索エンジンの検索結果で、“記事が上位表示するかどうか”に大きく影響するため。
また、しっかりと選定されたキーワードに沿って記事を書き、そういった記事をブログ内に増やせば、企業ブログと自社サイトのGoogle評価も上がります。そのため、より多くのユーザーに閲覧してもらいやすくなるでしょう。
つまり「キーワード選定=企業ブログのSEO対策」といっても過言ではありません。ブログを通し、自社の魅力や強みを伝える機会を増やすためにも、キーワード選定は慎重に行いましょう。
5つ目のステップは、キーワードを含めた記事タイトルと構成を作ることです。たとえば記事タイトルを考える際のコツとして、次のようなものがあります。
また構成に関しては、ユーザーが“いま知りたいニーズ”を記事前半で紹介すると良いでしょう。つづいて“その次に知りたいニーズ”を後半にまとめる流れがおすすめです。
たとえば「Webサイト デザイン コツ」というキーワードであれば、記事前半で「Webサイトデザインのテクニック」をメインに紹介します。そして後半にかけて「おすすめのWebサイトデザインツール」「必要な費用の目安」などを解説するイメージです。
6つ目のステップは、記事を作成することです。
上記のような点を意識しながら、ブログを書き進めていきましょう。また投稿前に誤字・脱字がないかを確認し、公開することも重要なポイントです。
実践すべきライティングスキルについては、後ほど詳しく解説いたします。
7つ目のステップは、記事のリライト・改善を繰り返すことです。
実際に記事を公開した当時と現在では、求められる情報が違うことがあります。また検索エンジンのアルゴリズムが変わっており、現在では適切でない記事構成になっていることも。
そのような状況で検索からの流入を維持・拡大するには、SEOの観点からコンテンツを見直し、適宜リライトをするのが不可欠といえます。
また過去の記事をリライトする際は、「現在の検索ユーザー」「Googleなどの検索エンジン」の両方を見直し、どちらにも評価される記事構成にすることが大切です。
ただし集客に効果的なリライトをするには、専門的な知見・ノウハウが欠かせません。
そのため「ブログに割く時間がない」「Webに関する知識があまりない」という場合は、プロへの依頼を検討すると良いでしょう。
TRASPは建設・飲食・美容など、これまで幅広い業界のホームページ制作・マーケティングの実績を数多く保有しています。ユーザー心理・行動を踏まえ、効率的にアプローチできる点が当社の強みです。
いままで効果が出なかった企業のホームページの課題を見つけ出し、業界やターゲットを絞り、より効果の高いオウンドメディア制作・運用代行を行います。
TRASPの強み
この項目では、初心者が活用すべきブログサービス3つを紹介します。各サービスの特徴やメリットをまとめていますので、ぜひ比較してみてください。
WordPressの特徴
WordPressは、世界中で利用されているホームページ作成ソフトです。
サイト制作に欠かせない「HTML」「CSS」「PHP」などの専門知識がなくても、手軽に記事投稿・管理ができます。
また“オープンソース型”のため、世界中のデザイナー・プログラマーによってデザインのテンプレートや追加機能が提供されています。デザインテーマのバリエーションが豊富な点も、魅力の一つといえるでしょう。
また更新管理システムの操作性・ブログの見栄えなどを柔軟に調整できるぶん、他社との差別化を図りやすいです。
WordPressのメリット・デメリットを詳しくまとめています。
ライブドアブログの特徴
ライブドアブログは、業界ではトップ5に入るほど人気があるサービスです。
当ブログは2015年から有料プランを撤廃。これまで有料でしか利用できなかったこれらの機能を、完全無料で解放しています。
LINEが運営している点もメリットの一つでしょう。「安心できる」「シンプルで使いやすい」「LINEで更新通知を受け取れるため、便利である」と感じるユーザーが多いようです。
またブログのデザインは、400種類以上のデザインテンプレートから選べます。専門的な知識は必要ですが細かい部分を設定する場合は、HTML・CSSでカスタマイズが可能です。
noteの特徴
noteは「月額定額制のマガジンを配信できる」「有料でコンテンツを販売できる」、ブログプラットフォームです。
2020年6月には月間アクティブユーザー数が6,300万となり、急激に登録者数が伸びていることで知られています。
またシンプルなUIは、ビジネスブログとしての親和性も高いです。公式ブログとして使う企業も増えています。
さらに、SNSのシェアを前提に投稿画面が設計されている点にも注目。noteへのSNSからの流入は全体流入の30%超と発表されており、記事の拡散性も高いといえます。
最後に、初心者がブログを成功させるコツ3つを解説します。必要なノウハウを厳選したため、こちらもぜひご覧ください。
まずは、ライティングスキルを高めることを意識しましょう。
多くの人に「もっと続きが読みたい」と感じてもらうためにも、ユーザーにとって「わかりやすい」「読みやすい」文章を書くことが大切です。
具体的なコツとして、下記のようなものが挙げられます。
PREP法とは「結論→理由→具体例→結論」の順番で、文章を展開する手法のこと。このようにPREP法を活用すれば、誰でも簡単にわかりやすい文章が書けます。
PREP法の例
結論(Point)
光熱費を見直すことで、固定費にかかる経費を約20%削減することが可能です。
理由(Reason)
現代では、多くのサービス会社が電力に関わる事業に参入しているため、さまざまな格安プランや割引サービスが充実しています。
具体例(具体例)
具体的には、契約しているサービス会社をA社からB社に変更をする方法があげられます。
結論(結論)
上記の対応を検討することで、光熱費を減らせるため、固定費にかかる経費の約20%削減を実現できます。
テキストのみの記事だとユーザーが疲れてしまい、離脱するリスクがあります。そのため
見出しの下などに画像を掲載し、コンテンツにメリハリをつけると良いでしょう。
権威性とは
“コンテンツを誰が発信しているかを重視すること”を指す。
Googleはこの権威性をもとに、検索エンジンの評価を行っています。たとえば住宅購入に関する情報を企業ブログで発信する場合、Googleは一般ユーザーよりも、不動産関係の方が発信するブログの方を「信頼できる」と判断します。
また権威性を明らかにするには、コンテンツの「著者名」「運営会社名」を記載するのが基本です。こちらも忘れないようにしましょう。
読まれる企業ブログの書き方を解説した記事があります。
次に、SEO対策を行いましょう。なぜなら当対策がうまくいけば、自社ブログのアクセス数を増やせるためです。
SEO対策とは
SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、「検索エンジン最適化」のこと。簡単に言うと、記事をGoogleの検索結果の上位に表示させる技術を指します。
自社ブログの知名度を上げるために、SEO対策にも力を入れると良いでしょう。
「SEO対策とは?」という疑問をお持ちの方は、ぜひご覧ください。
SEOに強い記事の書き方を解説した記事はこちら。
最後に運用体制を整えましょう。
前述したとおり、ブログを運用するにはさまざまなプロセスが必要です。そのためキーワード選定・新規記事作成・リライト…などの幅広い業務を、少数のブログ担当者で行うのは難しいでしょう。
もし運営体制が整っていなければスタッフに大きな負担がかかり、このようなトラブルを引き起こす可能性があります。
企業ブログを成長させ、PV数・UU数などを向上させるためには、ユーザーにとって「役立つ」「品質が高い」コンテンツを継続的に提供することが重要です。また専門的な知識・ノウハウを活用し、随時適切な施策を実行することも欠かせないでしょう。
したがって「社内でリソースを確保できない」「Webに関する知見に自信がない」という場合は、ホームページ制作会社などに相談することをおすすめします。
この記事では、ブログの始め方7ステップを詳しくまとめました。
ブログを導入すれば「知名度向上に役立つ」「ブランディングに効果的」「自社の資産になる」というメリットを得られます。
紹介した手順やサービスを参考に、自社でもブログを始めてみてはいかがでしょうか?
また記事作成や運用に関してお悩みの場合は、外注も視野に入れると良いでしょう。気になる方は、ぜひTRASPまで一度ご相談ください。
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