マーケティングガイド
マーケティングとは?重要定義7つと実践方法3・・・
2021.12.03
TRASPコラム
マーケティングガイド
更新日:2023.03.23
公開日:2021.12.14
インターネットを使って集客や宣伝をしたいけど、「どの手法を活用すれば良いのかわからない」と悩んでいるマーケティング担当者も多いのではないでしょうか。
インターネットが中心といっても過言ではない現代では、数多くのWebマーケティング手法があります。扱う媒体や種類によっても、さまざまな特徴があるでしょう。
そこで本記事では重要なマーケティング施策について、認知拡大・コンバーションを獲得・リピートを獲得の3カテゴリーから厳選した15個を紹介していきます。
Webマーケティングで多くの実績をもつTRASPが、成功したポイントや最適な選び方も解説していきますので、ぜひ最後まご覧ください!
目次
Webマーケティングの施策とは、その名の通りインターネットを活用し、マーケティングを行うための手法です。
インターネットを活用しないマーケティング手法と比べて、以下の特徴があります。
またWebマーケティングの施策は、以下の3つのカテゴリーに分類されます。
認知拡大
会社や扱う商品・サービスの認知を広げるための手法
コンバージョンを獲得
商品の購入や問い合せなど、マーケティングのゴール(コンバーション)に直結する手法
リピートを獲得
既存客から継続して売上を高めるための手法
各カテゴリー内でもさまざまな手法があるため、本記事では厳選した15個の施策を紹介していきます。
より実践的なマーケティングを知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
認知を拡大するWebマーケティングの施策は、以下の3つが挙げられます。
各々、解説していきます。
純広告とは、特定のメディアやアプリから広告枠を買い取って掲載する広告のことです。
有名なものでいうと、Yahoo! JAPANのトップページにある広告が該当します。複数のメディアに掲載するインターネット広告とは違い、特定のメディアに限定される点が特徴です。
純広告の主な種類はこちら。
また費用形態は期間や表示回数など複数のパターンがあるため、予算や目的に応じて活用しやすい点がポイントです。
SNS運用とは、SNSアカウントから情報を発信し、ファンを獲得しながら集客を行う手法です。
SNS市場が拡大していることもあり、個人だけはでなく企業アカウントを運用して成功している事例もたくさんあります。
また運用自体は無料ではじめられるため、手軽に実践できる点が特徴です。
多くのフォロワーを獲得すれば影響力や発信力が高まるため、認知を拡大するためには適した手法といえるでしょう。
インフルエンサーとは、芸能人をはじめYouTuberやモデルなど、影響力の高い人物のことです。
企業の一般的な宣伝とは異なり、ユーザーに近い位置から発信できるため、共感を得やすい点が特徴になります。
仮にSNSで有名なインフルエンサーに依頼した場合は、企業の商品をフォロワーに直接宣伝する流れとなります。
商品にマッチするインフルエンサーがいる場合には、有効活用できる手法といえるでしょう。
SNS運用に関して知りたい方は、こちらも合わせてご覧ください。
コンバーションを獲得するWebマーケティングの施策は、以下の10個が挙げられます。
各々、解説していきます。
リスティング広告とは、GoogleやYahoo! JAPANなど検索エンジンの検索結果上に表示される広告です。
上記のように「広告」と記載のあるものが、リスティング広告に該当します。検索連動型広告とも呼ばれ、ユーザーが検索したキーワードに紐付いて表示される仕組みです。
また広告がクリックされた場合にしか費用が発生しない「クリック型課金」のため、少ない広告費用でも効果を得やすい点が特徴。
詳細なターゲティングも可能なため、見込み客に対して効果的にアプローチしたい場合におすすめの手法となります。
リマーケティング広告とは、一度Webサイトに訪れたユーザーに向けて、再度表示させる広告になります。
ユーザーの動きを追跡し、別のWebサイトに広告を表示できるため、見込みの強いユーザーを逃さずにアプローチできる点が強みです。
ほかの広告と比べてもコンバーション率が高く、費用対効果にも期待がもてます。
ただし同一ユーザーに何度も広告を表示させると嫌がられる可能性があるため、適度な表示設定が重要になります。
リマーケティング広告について詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください
アドネットワークとは、複数の広告媒体に向けて、効率良く広告の配信を行えるシステムのことです。
従来までは媒体ごとに広告を配信する必要があり、課金形態や配信方法など管理が非常に大変でした。
しかしアドネットワークによって広告をまとめて管理できるようになり、多くのユーザーへのアプローチを可能とした手法です。
Webサイトへのアクセス履歴や年齢など、さまざまな項目からターゲティングが行えます。
アフィリエイト広告とは、ASP(Affiliate Service Provider)を通じて広告主が掲載している商品を媒体主が代わりに宣伝する広告手法です。
媒体主はアフィリエイターとも呼ばれ、成果報酬型の仕組みとなる点が特徴になります。
広告主にとっては商品が売れた場合のみに費用を払うため、マーケティング手法のなかでも費用対効果が高いといえるでしょう。
ただしアフィリエイターの力量によって売れる売れないが決まるため、売上の調整が難しい手法です。
SNS広告は、SNS上に表示させる広告となり、扱う媒体によってターゲティングを変えられる点が特徴です。
媒体ごとの使用例
また媒体ごとに配信方法が異なる点が強みとなり、詳細なターゲティングをしたい場合には適している手法です。
SNS広告について詳しく知りたいという方は、こちらもご覧ください。
SEO対策は、検索エンジン最適化の略となり、検索エンジンからWebサイトへの流入を増やすことが目的の手法です。
キーワード対策が軸となり、検索ユーザーにとって価値のあるコンテンツ制作が重要になります。
長期的な対策が必須ではありますが、検索上位による集客効果の高さや持続性が特徴です。
またWebマーケティングの軸として対策している人も多いため、Webサイトへの集客では欠かせない手法になります。
SEO対策について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください
Webサイト改善は、Google AnalyticsやGoogle Search Consoleを活用し、データ分析によって改善を行う手法です。
具体的な改善例はこちら。
アクセス数、クリック率、離脱率など、さまざまな観点から分析を行います。
データとして集客効果を分析できるWebマーケティングの強みを活かした手法です。
コンテンツ制作は、ユーザーに役立つコンテンツを制作し、継続的に発信することで自社のファンを獲得する手法です。今読んでいる記事も、こちらになります。
ユーザーのニーズを細かく分析するため、潜在客に対して効果的にアプローチできます。
また商品やサービスの購入がゴールではなく、リピーターにまで一貫して育成できる点が強みをいえるでしょう。
ただしSEO対策同様に長期的に実践する手法となるため、具体的なサイト設計が重要になります。
YouTube運用はYouTube上で動画コンテンツを発信し、自社のファンを獲得していく手法です。
テキストよりも伝えられる情報量が多い動画を活用することで、視覚的なアプローチが強みとなります。
一度発信した動画コンテンツはYouTubeに残り続けるため、資産として継続的な集客効果を得られるでしょう。
最近ではYouTube市場が拡大していることもあり、トレンドに沿ったマーケティングを行いたい場合にはおすすめです。
ウェビナーとは、インターネット上でセミナーを開催し、商品や商材の販売へとつなげていく手法です。
ZOOMやSkypeを活用することで、セミナーの参加者と直接コミュニケーションを取れる点が特徴になります。
またユーザーを教育する面での相性が良いため、高単価な商材に適した手法といえるでしょう。
ただしセミナーにつなげるためには、ほかのマーケティング手法によって集客を行う必要があります。そのためウェビナー単体で効果を出しづらい点には注意をしましょう。
リピートを獲得するWebマーケティングの施策は、以下の手法が挙げられます。
各々、解説していきます。
公式LINEは、友達追加されたユーザーに向けて、お役立ち情報を発信していく手法です。
情報発信以外にも、クーポンの配布や商品の販売につなげることが可能なため、活用の幅は広いといえるでしょう。
公式LINEの主な機能はこちら。
またLINEチャットというユーザーが扱いやすい媒体のため、メールマガジンよりも高い開封率が特徴になります。
段階ごとに配信を行うステップメールとの相性も良く、ユーザーを育成しながら訴求できるマーケティング手法です。
メールマガジンとは、登録しているユーザーに向けて、Emailを活用し情報の発信を行う手法です。
Emailを活用することによって、配信の時間や配信する相手を自由に設定できる点が強みになります。
また公式LINE同様、ユーザーを教育する点にも適しているでしょう。
登録者であれば一斉送信も可能なため、費用をかけずに多くのユーザーへのアプローチが可能です。
昔から使われている手法ではあるもの、現代でも十分に効果が見込める施策になります。
Webマーケティングの施策を選ぶ際は、目的とのすり合わせや数値の予想が重要です。実際に実行するまでは具体的な数値はわからないため、事前にどの程度細かく予想できるのかが成功のポイントといえるでしょう。
ここでは、Webマーケティング施策を選ぶ3つのポイントについて詳しく解説していきます。
まず1つ目のポイントが、Webマーケティングを行う目的と施策の方向性が合致することです。
Webマーケティングを行う目的とは、KPI・KGIとして考えましょう。
KPI(Key Performance Indicator)とは
マーケティングを行ううえでの重要業績評価指標。最終的な目標に向けて、適切なプロセスで実行されているかを表すための数値。Webサイトのアクセス数を前月の1.5倍にするなど。
KGI(Key Goal Indicato)とは
マーケティングを行ううえでの重要目標達成指標。企業が考える最終的な目標を表すための数値。Webサイト経由での売上を1,000万円にするなど。
そもそもマーケティング施策の趣旨がKPIとKGIを達成できないようであれば、間違った選択といえるでしょう。
上記の例以外にも、新規客の獲得なのか既存客へのアプローチなのかによって、選択する施策は異なります。
選択する施策を間違えないためにも、目的との合致はかならず確認しましょう。
マーケティング施策を選ぶ2つ目のポイントが、施策ごとのCPAを考えることです。
CPA(Cost Per Action)とは
顧客獲得単価。1件のコンバージョンを獲得するために必要な費用。
仮にリスティング広告で考えた場合、各キーワードのクリック単価を調べ、100を掛けた値(コンバージョン率が1%と仮定)がCPAになります。
とはいえ実際にマーケティング施策を実行するまでは、具体的なCPAを割り出すことが出来ません。施策によっては全く算出できないこともあるでしょう。
したがっておおよその数値を考え、自社の予算と大幅なズレが生じていないかを見極めることが重要です。
マーケティング施策を選ぶ最後のポイントは、施策ごとのコンバージョン数を考えることです。
ここでいうコンバージョン数とは、実行する施策で獲得できるコンバージョンの上限値と考えましょう。リスティング広告であれば、検索ボリュームに予想されるコンバージョン率を掛けることで算出できます。
仮に一つの施策で最初に設定したKPIやKGIを達成できる場合は問題ありません。
しかし一つの施策で足りないようであれば、数の施策を組み合わせるなどして調整しましょう。
本記事では重要なマーケティング施策について、認知拡大・コンバーションを獲得・リピートを獲得の3カテゴリーから厳選した15個を紹介してきました。
自社に適するマーケティング施策は見つかったでしょうか。
たくさんの種類が存在するため、何を基準に選定すれば良いかがわからない場合には、本記事で紹介した「Webマーケティング施策を選ぶ3つのポイント」を参考に選びましょう。
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