オウンドメディア
オウンドメディアの記事制作5ステップ!成功戦・・・
2023.03.01
TRASPコラム
オウンドメディア
更新日:2023.03.22
公開日:2023.02.02
近年、広告に嫌悪感を抱くユーザーが増加しており、従来のプッシュ型からプル型のアプローチへと移行している企業が増えています。
なかでも見込み顧客を集める手法として、オウンドメディアの活用を検討している方も多いのではないでしょうか。
と悩んでいるWeb担当者や経営者の方もいらっしゃるでしょう。
そこで本記事では、オウンドメディアのデザイン事例11個をピックアップし、集客につなげるうえで重要視すべきポイントをまとめました。
自社コラムのPV数を1年で595%アップさせたTRASPが、問い合わせを増やすために必要な要素・制作時に意識すべきことをお教えします。
目次
オウンドメディアでは、目的に応じてユーザーが「見やすい・使いやすい」と感じるデザインを設計することが重要です。
例えば「髪のケア方法についてまとめているオウンドメディア」を運営している美容系の企業であれば、トップページで症状の項目を一覧で掲載するなど。さまざまな症状に対応していることが伝わるデザインにすると、ユーザーも役立つWebサイトであると感じられるでしょう。
デザインが集客に直結するわけではありませんが、閲覧しているユーザーが扱いやすいデザインを意識することで、結果的に多くのアクセスを集められるオウンドメディアになります。
サイトデザインと一口に言っても、色彩・操作性・表示項目の順番など、大切な要素は数多く存在します。そこでオウンドメディアを制作するうえで重要となるデザインのポイントについて、以下の3点から解説していきます。
オウンドメディアを制作する際は、自社の企業イメージに合わせたテーマカラーを使用しましょう。
なぜならオウンドメディアで使用しているテーマカラーはユーザーの印象に残りやすく、自社を連想させるような色合いを使用することで、企業イメージの定着化が図れるからです。
ただし使用するカラーによってユーザーへ与える印象は異なるため、理想とする企業イメージを踏まえて選択する必要があります。
また「血を連想させる赤色は医療系企業でNG」など、業種によっては好まれないテーマカラーも存在するため、TPOに応じた色合いを選択しましょう。
デザインを考えるうえでは、かならずユーザー目線に立って「見やすさ・わかりやすさ」を意識するようにしましょう。
仮に「おしゃれさ」を意識した奇抜なデザインにした場合、ユーザーに強いインパクトは与えられます。しかし「メニューバーがわかりにくい」「カテゴリ分けされていない」などの操作性が優れていないと、ユーザーの離脱を増やす要因となるでしょう。
とくにオウンドメディアでは一瞬のインパクトよりも、ユーザーが定期的にアクセスし最終的に「自社のファン」になる過程が重要です。そのためユーザーが「何度もアクセスしたい」と感じられるデザインであることが大切なポイントになります。
オウンドメディアでは、わかりやすさ・見やすさに加えて、問い合わせにつなげる導線設計も欠かせません。
なぜなら多くのアクセスを集めているオウンドメディアであっても、待っているだけではお問い合わせは来ません。
そのため問い合わせや資料請求を促す「CTAボタン」を設置し、積極的にアクションを起こさせることが重要になります。
例えば当サイト「TRASPコラム」では、画面の右下にバナー画像として以下のようなCTAボタンが表示されます。
Webサイトを閲覧している間は常に表示される仕様のため、ユーザーの目にとまりやすい点が特徴。
ほかにも問い合わせフォームを設置し顧客情報を手に入れることや、メルマガ配信によって顧客との関係性を強めるなど、集客動線を意識した施策を取り入れることで企業の集客力アップにつながります。
TRASPではキーワード選定・競合調査に加え、毎月5記事〜依頼可能な「コラム運用サービス」を提供しています。
自社コラムのPV数を1年で595%アップさせた経験・ノウハウをもとに、お客さまの業務内容や予算、ゴールに合わせたオーダーメイドのプランを作成をしているため、まずはお気軽にお問い合わせください。
まずは「Web・IT業界」のオウンドメディアのデザイン事例を紹介していきます。
https://careerhack.en-japan.com/
エン・ジャパン株式会社が運営する「CAREER HACK」は、IT人材のライフスタイルや転職取材について発信しているオウンドメディアです。トップページの背景色は、白を基調にカラフルな虹色のドット柄が表示され、キラキラした雰囲気から明るい印象を抱くデザインに仕上がっています。
また当事例は一般的な会社員の方から上場企業の経営者まで、さまざまな立場の仕事人へ取材をしており、各コンテンツのアイキャッチ画像では「取材した人の顔写真」を掲載している点が特徴。
ほかにも以下のような特集を設けることで、新卒・経営層などを問わずに、多くのビジネスパーソンが楽しめるコンテンツになっています。
株式会社LIGが運営する「LIG」は「社員ブログ=サラリーマンブログ」をコンセプトに、Web業界における基本知識・ノウハウ記事を発信しているオウンドメディアです。
サイトカラーは白を基調に黒色をメインカラーに使用することで、シンプルなデザインにまとめています。
またトップページの右側にあるサイドバーでは、上部に検索窓が設置され、ユーザーが知りたい情報へとすぐにたどり着ける操作性が意識されています。
450ページ以上というオウンドメディアのなかでも膨大なページ数を誇るWebサイトだからこそ、シンプルなデザイン・操作は扱いやすく、調べたいことを直感的にリサーチできる点が当時例の強みといえるでしょう。
TRASP株式会社が運営する「TRASPコラム」は、ホームページ制作やWebマーケティングで悩んでいる企業に向けて、Web集客に関する基本知識や実践的なノウハウを発信しているオウンドメディアです。
コラムのトップページではおすすめ記事と新着記事を表示させており、各記事に合わせたオリジナルデザインのアイキャッチ画像によって、ひと目で記事の内容がわかる工夫を行っています。
またトップページ下部に設置されている「タグ」の一覧もユーザビリティを高めるポイント。キーワードタグをクリックすると、関連性のある記事が一覧で表示されるため、調べたいことが定まっていないユーザーでも気軽にサイト内を回遊することができるでしょう。
TRASPではキーワード選定・競合調査に加え、毎月5記事〜依頼可能な「コラム運用サービス」を提供しています。
自社コラムのPV数を1年で595%アップさせた経験・ノウハウをもとに、お客さまの業務内容や規模感、目標とするゴールに合わせた見積もりをしているため、まずはお気軽にお問い合わせください。
つづいて「飲食業界」のオウンドメディアのデザイン事例を紹介していきます。
https://www.kewpie.co.jp/mayokitchen/index.html
キユーピー株式会社が運営する「キューピーマヨネーズキッチン」は、主力商品である「キューピーマヨネーズ」を使用したレシピ記事を発信しているオウンドメディアです。
サイトカラーは「白・赤」を軸に使用することで、商品を連想させるデザインに統一しています。また記事コンテンツに加えて「調理様子を撮影した動画コンテンツ」も掲載しており、手軽に調理できるレシピが多くのファンを獲得。
企業イメージを表現しつつ需要の多い「レシビ動画」を発信している点が、飲食業界のなかでもトップクラスのオウンドメディアに成長した要因といえるでしょう。
株式会社BAKEが運営する「THE BAKE MAGAZINE」は、世間で注目されているお菓子紹介をはじめ、「食」に関連した人材・企業の取材記事を発信しているオウンドメディアです。
株式会社BAKEの商品だけではなく、他社商品も積極的に紹介しており、お菓子好きのユーザーにとって「魅力のつまったWebサイト」といえます。
なかでも「駐日エクアドル大使とチョコレートについて話してみた」のような、オリジナル性の高いコンテンツが特徴。他サイトで見られない内容は読者ファンを増やすきっかけになるため、安定したアクセス獲得にもつながります。
つづいて「観光業界」のオウンドメディアのデザイン事例を紹介していきます。
https://blog.his-j.com/main/pc_main.html
株式会社エイチ・アイ・エスが運営する「旅ブロ」は、海外支店のスタッフによって世界各国の観光地やホテル情報を発信しているオウンドメディアです。
コンテンツでは台湾やハワイなどの有名な観光地をはじめ、モロッコやフィジーなど日本から離れている国の情報も知れます。
そのためユーザーは海外旅行先の情報収集として活用でき、気に入った旅行先があれば、HISのホームページをとおして「旅行の予約」までを一貫して行える仕組みになっています。
ユーザーにとっても「紹介されている観光地のほうが安全に旅行を楽しめる」と感じられるため、自社サービスとの関連性から上手に行動を促している事例といえるでしょう。
https://www.hoshinoresorts.com/guide/
株式会社星のリゾートが運営する「みちくさガイド」は、日本の観光地に焦点をあて、土地ならではの名所や旅行プランについて発信しているオウンドメディアです。
「山梨県八ヶ岳エリア」はスキー場やアクティビティスポットを紹介しており、「みちくさガイド」を見るだけで複数の旅行プランを考えられます。
またトップページのサイドバーでは、「メルマガ登録」を促す黄色のCTAボタンが設置され、読者とのコミュニケーション手段を増やす設計に。
「旅行業」は頻繁な成約につながりにくいからこそ、メルマガのように読者との接点を持ち続ける手法は、見込み顧客へ定期的にアプローチするうえで効果的です。
つづいて「建設・建築業界」のオウンドメディアのデザイン事例を紹介していきます。
https://www.shimz.co.jp/hitowaza/
清水建設が運営する「ヒトワザ!」は、採用力の強化を目的に、建設現場で働く人をインタビューした記事コンテンツを発信しています。
近年は建設業界の人材不足が深刻化しており、大半の建設会社が採用に力を入れている状態です。しかし若年層は「そもそも建設業界について何も知らない」といったケースが多く、他業種とくらべて応募者数の少なさが課題とされています。
しかし「ヒトワザ!」のように建設現場のリアルな状況を発信できれば、建設業界へ興味をもつユーザーの増加につながるでしょう。また当事例ではConcept Movieとして、トップページ中盤に「建設現場を撮影した映像」が埋め込まれています。
次々と流れる建設現場は躍動感があり、若年層でも職人さんのカッコよさを感じられる点は、ぜひ参考にしたいポイントです。
TRASPでは建築・建設業界のオウンドメディア制作を得意としています。オンラインの無料相談も行っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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コクヨ株式会社が運営する「WORKSIGHT」は、ワークスタイル戦略情報として、働く仕組み・空間についての情報発信を行っているオウンドメディアです。「働く環境を考える企業」をターゲットにしたBtoB型の事例になります。
サイトデザインは白を基調に、黒のフォント色でまとめたシンプルな設計。トップページ上部のメニューバーでは「見出しを英字で表記」するなど、シンプルながら雑誌を見ているようなオシャレさが感じられます。
ほかにもトップページのサイドバーに設置されている「RANKING」では、週間・月間の上位5記事が載っており、サイト内の回遊率を高める工夫がされています。
つづいて「ファッション・美容業界」のオウンドメディアのデザイン事例を紹介していきます。
https://www.shiseido.co.jp/wp/index.html
資生堂が運営する「watashi+」は、スキンケアやメイクハウツーの美容情報など、化粧品・美容についての情報を発信しているオウンドメディアです。
サイトデザインは白をベースに、明るいピンク色がアクセントカラーとして使用され、美容業界ならではの明るい雰囲気を感じられます。
また当事例では「ユーザーが役立つ情報」に加え、「バーチャルメイクコンテンツ」「3Dで判断できるメイク解析」など、美容に役立つアプリへと誘導している点が特徴。
ノウハウのつまった情報も重要ではありますが、「watashi+」のようにユーザーのニーズに沿ったサービスを提供できると、より質の高いファン獲得につながる要素となるでしょう。
株式会社良品計画が運営する「くらしの良品研究所」は、日々の生活のなかで役立つアイテム・知識を発信しているオウンドメディアです。
当事例の特徴は、トップページ中盤に設置された「リクエスト」のコーナー。「無印良品で欲しいと思う商品」の意見を募集しており、ユーザーのニーズを把握することに加え、コミュニケーション手段としても有効活用できています。
また「リクエスト」のコーナーでは、実現した商品があると運営アカウントから「商品を発売しました。」の返信が記載され、どの商品が要望によって実現したのかを判断できる仕組みに。
実際に実現している様子がわかると、あとからアクセスしてきたユーザーの参加意欲を高められるため、結果的に多くの意見・要望が集まるサイトとして機能するでしょう。
本記事では、オウンドメディアのデザイン事例11個をピックアップし、集客につなげるうえで重要視すべきポイントを解説してきました。
オウンドメディアは自社ファンを作り、定期的なアクセスを集めることが重要です。そのため網羅性・専門性・速報性を意識し、ユーザー目線で「見やすい・使いやすい」と感じるデザインを設計しましょう。
TRASPでは0から自社コラムを成長させた経験をもとに、オウンドメディアの制作・運用支援を行っています。お客さまに合わせた設計から丁寧にサポートしておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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