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オウンドメディア運営ではSNSが成功のカギ!いま活用すべき媒体6選

オウンドメディア

更新日:2023.04.03
公開日:2023.02.27

オウンドメディア運営ではSNSが成功のカギ!いま活用すべき媒体6選

 

近年Webを活用した集客施策はたくさんあり、どの施策に取り組めば良いのか悩んでしまいますよね。

 

なかでもオウンドメディアやSNSは一見似ているため、具体的な違いについて知らない方も多いといえるでしょう。しかし両者は活用目的が異なるため、しっかりと理解したうえで使い分ける必要があります。

 

そこで本記事では、オウンドメディアとSNSそれぞれの特徴をピックアップし、主な違いや組み合わせによる活用術をまとめました。

 

Web集客で豊富な実績をもつTRASPが、オウンドメディアとSNSを利用した集客秘策、そしてSNS別の戦略をくわしくお教えします。

 

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オウンドメディアとSNSの違いとは?

オウンドメディアとSNSの違いとは?

 

まずオウンドメディアとSNSの共通点は、「企業と消費者をつなぐメディアの総称」を示すトリプルメディアだということです。

トリプルメディアとは

  • オウンドメディア:自社で所有しているメディア
  • アーンドメディア(SNS):消費者の意見が反映されたメディア
  • ペイドメディア:費用を支払って掲載するメディア

従来は企業から消費者へ一方的に発信するコンテンツが主流でした。しかしインターネットやSNSが普及したことで、さまざまな形の情報発信が生まれ、現在は上記のトリプルメディアという概念が浸透しています。

 

本項目ではトリプルメディアのなかでも、オウンドメディアとSNSの特徴や違いについて解説していきます。

 

オウンドメディアの特徴

オウンドメディアとは「企業が所有しているメディア」を表し、情報発信を行うコンテンツが該当します。

 

ホームページやブログのような記事コンテンツが主流となりますが、なかには動画コンテンツやダウンロード形式など発信方法は多種多様。またSNSも企業が保有するメディアであることからオウンドメディアの一種といえますが、今回は別物として解説しています。

オウンドメディアの特徴

  • 自由にコンテンツ制作・情報発信ができるため、自社サービスにつなげやすい
  • アクセスを集められれば、安定して集客できる
  • SNSと比べて、多くの情報を伝えられる。

最大の特徴は自社で自由に制作・発信できるため、戦略次第でさまざまな活用方法が存在すること。さらに情報量に制限もないため、SNSからの遷移先など、集客の軸として利用できます。

 

SNSの特徴

SNSをはじめとしたアーンドメディアは、消費者も自由に情報発信が行えるため、多くのユーザーの意見が反映されされたメディアとなります。企業の一方的な発信ではなく、ユーザーと作り上げていくメディアとも言えるでしょう。

SNSの特徴

  • 拡散力が高い
  • ユーザーと近い距離でコミュニケーションが取れる
  • オウンドメディアと比べて、発信力を高めやすい

最大の特徴は、ユーザーのリツイートや共有によって広がる拡散力です。SNSをはじめたばかりのアカウントであっても、内容次第で拡散されるため、発信力を高めやすい手法となります。

 

またダイレクトメール・ライブ機能などからコミュニケーションを取りやすく、企業の信用や評判を高めたい場合におすすめです。

 

オウンドメディア運営にSNSを活用すべき理由 

オウンドメディア運営にSNSを活用すべき理由 

 

オウンドメディアとSNSは異なるメディアとして扱われていますが、両立して活用することで集客力の向上につながります。

ここではオウンドメディア運営にSNSを活用すべき理由について、解説していきます。

 

購買プロセスが変化しているため

従来はオウンドメディアのみで十分に集客することができました。しかし近年はユーザーの購買プロセスが変化したこともあり、SNSを活用した集客が重要になっています

従来の購買プロセス(AISAS:アイサス)

  1. Attention(認知)
  2. Interest(関心)
  3. Search(検索)
  4. Action(行動)
  5. Share(共有)

近年の購買プロセス(VISAS:ヴィサス)

  1. Viral(口コミ)
  2. Influence(影響)
  3. Sympathy(共感)
  4. Action(行動)
  5. Share(共有)

各購買プロセスの大きな違いは、商品・サービスを知る過程です。従来はテレビなどのマスコミやGoogle・Yahoo!JAPANなどのインターネットから認知に至るケースが大半でした。しかしSNSが普及したことで、他者の投稿や口コミをとおして認知する傾向が強まっています。また企業からの一方的な広告や押し売りを敬遠する世代が圧倒的に多くなり、自身が見つけた口コミやインフルエンサーからの情報を信頼するユーザーが増えました。

 

したがってSNSがない状態では認知を拡大できず、企業にとって機会損失が発生するでしょう。

 

Googleからの評価を高めるため

オウンドメディアとSNSを組み合わせることはGoogleからの評価向上につながり、最終的に集客力を高める効果が得られます

 

そもそもオウンドメディアで成果を上げるには、Google・Yahoo!JAPANなどの検索エンジンに向けた「SEO対策」が欠かせません。しかしオウンドメディアだけではSEO対策に限界があり、短期的な成果を求められないのが現実。

 

そこでSNSを活用し自社メディアを拡散させられれば、SNS内で自社メディアについて取り上げてくれるユーザーが増え、外部サイトから自社サイトに向けられた「被リンク」が増加します

 

被リンクはSEO対策のなかでも重要な指標となるため、Googleからの評価に直結する要素。したがってSNSの活用は、オウンドメディアへ直接良い影響を与える要因となるでしょう。

 

SEO対策について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

 

 

TRASPは多くの企業をWebで支援してきた経験から、SEO対策の支援を行っています。豊富な実績と知識を強みに、全体の戦略設計から細かくサポートしていますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

 

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オウンドメディアでSNSを活用するメリット3つ  

オウンドメディアでSNSを活用するメリット3つ  

 

つづいてオウンドメディアでSNSを活用するメリットについて、以下の3項目から解説していきます。

  1. 運用初期からアクセスを見込める
  2. ユーザーとコミュニケーションを取れる
  3. 安定した集客が実現できる

 

1.運用初期からアクセスを見込める

オウンドメディアは「アクセス数=集客力」と言っても過言ではないほど、Webサイトへの流入数が重要になります

 

しかしオウンドメディアだけでPV数を増やそうとすると、「質の高いコンテンツを量産する」「SEO対策によってGoogleからの評価を高める」を行う必要があり、効果を得るまでに時間がかかります。

 

対してSNSは拡散力を活かすことで、フォロワー数に関係なく認知を広げられる点がメリット。TikTokでは「どのユーザーの動画でも500回以上必ず再生される」など、運用初期から多くのユーザーに見られます。

 

そのためSNS→オウンドメディアの導線を構築することで、オウンドメディア単体よりも短期間で集客効果を得られるようになるでしょう。

 

2.ユーザーとコミュニケーションを取れる

オウンドメディアは自由な形で情報を発信できますが、あくまで「情報を発信している運営者」と「読者」の関係性。表面上は一方的な情報発信となり、読者とのコミュニケーションは簡単にとれません。

 

しかしSNSではコメントやライブ機能が充実しており、気軽にユーザーとコミュニケーションを取れます。そのためユーザーの本音や意見を拾いやすく、施策改善につなげることが可能です

 

またユーザーとの距離が近いと、「親しみやすさ」が伝わりやすい点もメリット。したがってユーザーのファン化を促しやすく、オウンドメディアへ誘導した後も、定期的に自社サイトへアクセスしてくれる読者となってくれるでしょう。

 

3.安定した集客が実現できる

オウンドメディア単体の場合、基本的には検索エンジンからの流入がメインとなります。もちろんSEO対策によって検索上位に表示されれば、多くのユーザーが集まる媒体となるでしょう。

 

しかしGoogleのアップデートによってランキング外になってしまうなど、媒体の影響を受けやすい点がデメリットです

 

対してSNSでは、多少はアルゴリズムの影響を受けるものの、検索エンジンほどランキング要素に左右されない点が特徴。フォロワーがいる限り影響力を失うことはないため、オウンドメディアへのアクセスを増やすうえで、安定した集客が実現できます

 

TRASPでは自社コラムを一年でPV数約595%増、CV数11倍に成長させた実績から、オウンドメディアの「運用サポート」を支援しています。アクセスが増えない・CVにつながらないと悩んでいる方は、お気軽にご相談ください。

 

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オウンドメディア運営で活用すべきSNS媒体 

オウンドメディア運営で活用すべきSNS媒体 

 

近年ではさまざまな種類がSNSがあり、何から始めれば良いのか迷ってしまう方も多いでしょう。そこで主要なSNS媒体6つの特徴をまとめましたので、特徴を踏まえながら選んでいきましょう。

 

1.Instagram

Instagram

 

Instagramは画像・動画がメインコンテンツとなり、「インスタ映え」という言葉が生まれるなど、若年層のユーザーを中心とした媒体です

Instagramの特徴

  • 10~30代の70%以上が利用している
  • 画像・動画の視覚的コンテンツが中心
  • 認知拡大から購入まで促せる
  • ライブ・ショッピングなどの多彩な機能

Instagram内にショッピング機能が備わっているため、BtoCのビジネスモデルに適した媒体といえるでしょう。コンテンツでは画像や動画などの視覚性が重要となるため、クリエイティブにこだわることが重要となります

 

2.Facebook

Facebook

 

FacebookはSNSで唯一「実名登録制」となり、ビジネスパーソンに広く活用されている媒体です

Facebookの特徴

  • ユーザー層は30〜50代が中心
  • 媒体が詳細なユーザー情報を保有しているためターゲティング精度が高い
  • さまざまな項目からユーザー属性を絞り込める

他SNSと比べてユーザーの年齢層が高く、ビジネス系に関連する情報発信が特徴。そのため文字をメインにした投稿もユーザーからも反応を得やすい傾向があります

 

またFacebook広告では詳細なターゲティングが強みとなるため、SNSのアカウント運用に加えて、Web広告の出稿もおすすめです。

 

3.Twitter

Twitter

 

Twitterは140字以内のテキスト型コンテンツとなり、日本・海外問わずに多くのユーザー数がいるSNS媒体です。

Twitterの特徴

  • ユーザー層は10〜30代が中心
  • リツイート機能によって拡散力が高い
  • テキストがメインのコンテンツ

投稿にコメントをする「リプライ」やシェアをする「リツイート」など、ユーザーの反応をダイレクトに得やすい点が特徴。拡散力が高いため、オウンドメディアで公開した記事を宣伝するといった活用ができます。

 

ただし炎上しやすいといったデメリットも存在するため、企業アカウントとして発信内容には最新の注意を払いましょう。

 

4.YouTube

YouTube

 

YouTubeは短尺から長尺まで、動画コンテンツをメインとしたSNS媒体です。利用ユーザーは好きな動画を無料で視聴でき、近年は芸能人やインフルエンサーの参入が増えていることから、市場が拡大している媒体となります。

YouTubeの特徴

  • 幅広いユーザー層がいる
  • 条件を満たすと広告収入が得られる
  • 企業PRから実写動画まで、さまざまな場面で活用可能

チャンネル登録者数1,000人以上など、一定の条件を満たしたアカウントは、動画の再生回数に応じて広告収入を得られます。ただし動画の制作コストが、ほかのSNSと比べて高くなる点は考えておきましょう。

 

5.note

note

noteは自分で制作した記事を有料で販売できるプラットフォームとなり、意見交換や情報共有の場として活用されているSNS媒体です

noteの特徴

  • ビジネスパーソンや男性のユーザーが多い
  • 手軽に記事を有料販売できる
  • フォロー・マガジン機能によってファンをつくりやすい

制作した記事は、単発・マガジン販売など用途に合わせて提供できるうえ、自分で販売費用を設定できる点が特徴。
そのためオウンドメディアからnoteへ誘導し、記事販売によって収益化を図るといった活用もできます

 

6.TikTok

TikTok

 

TikTokは30秒〜1分程度の短尺動画をメインコンテンツとした動画投稿のSNS媒体です。若年層を中心にユーザーが増えており、近年ではトレンドが生まれやすいSNSとして注目を集めています。

TikTokの特徴

  • 10代を中心としたユーザー層
  • フォロワー数に関係なく再生されやすい
  • YouTubeほど質の高さは求められない

YouTubeとは異なりショート動画がメインになるため、簡易的な編集でも見てもらいやすく、拡散性の高い媒体といえるでしょう。近年はTikTokを中心にトレンドや流行語が生まる傾向があるため、企業の認知を高める際もおすすめ。

 

また直接オウンドメディアへ促すのではなく、YouTubeやInstagramなど他SNSへも自然に誘導できる媒体となります。

 

 

SNSを活用したオウンドメディア事例3選 

最後にSNSを活用したオウンドメディア事例を3つ紹介していきます。成功要因などを分析し、ぜひ自社のオウンドメディア運営にも活かしていきましょう。

 

1.クラシル

クラシル

 

https://www.instagram.com/kurashiru/

 

自社アプリでレシピ情報を発信しているクラシルは、YouTubeやInstagramをはじめ、さまざまなSNSで認知拡大から集客までを行っている事例です。

 

YouTubeでは10分程度の丁寧な料理動画、Instagramではショート動画を使用した簡易的な料理解説など、媒体ごとに投稿内容を工夫している点が特徴。
各媒体によってユーザーのニーズは異なるため、同一の内容でも変化をもたせることの重要性がわかります。

 

また動画内の詳細な説明を「公式サイトのオウンドメディア」にて公開しており、ユーザーがレシピ本のように活用できる工夫がされています。
定期的にアクセスを促す効果もあるため、オウンドメディアへの誘導からファン化までを上手に行っている事例といえるでしょう。

 

2.Relux

Relux

 

https://www.instagram.com/relux_jp/

 

Reluxは旅館やホテルの予約サイトを運営しており、「relux journal」では有名観光地の紹介やイベント情報を発信するオウンドメディアとして活用しています。

 

また贅沢な内観や景色を堪能できる「高級旅館・ホテル」の宿泊を強みにしており、Instagramでは高画質な写真と一緒におすすめ施設を紹介する構成に。

 

夜景・雪景色など各施設の特徴を活かした写真は目に留まりやすく、まさに「インスタ映え」を体現したコンテンツといえるでしょう。
Instagram上で興味を持たせ、「オウンドメディアにて詳細なプランや施設の特徴を解説」という流れを上手に作っている事例です。

 

3.古着女子

古着女子

 

https://www.instagram.com/furuzyo/

 

株式会社yutoriが運営するECサイト「古着女子」は、古着コミュニティとしてオウンドメディアからリアル店舗まで、さまざま施策で注目を集めている事例です。

 

人気の火種となったのは、オシャレな古着女子の投稿を厳選してシェアし、多くのフォロワー獲得につながったInstagramアカウント。
「@furuzyo」「#フルジョ」といった独自のハッシュタグを活用することで、ユーザーは「古着女子に取り上げられたい」という心理が働き、多くのユーザーから閲覧されるSNSアカウントに成長しました。

 

SNSの強みであるユーザーとのコミュニケーションを活かし、まさにユーザーを巻き込む形での認知拡大、そして主コンテンツであるオウンドメディアへと上手に誘導している事例です。

 

まとめ

本記事では、オウンドメディアとSNSそれぞれの特徴をピックアップし、主な違いや組み合わせによる活用術を紹介してきました。

 

SNSはさまざまな媒体が存在するため、活用方法次第でオウンドメディアへの集客効果も大きく異なります。業種によっても画像なのか動画なのか、魅力を引き出すコンテンツに差があるので、自社の特徴を理解したうえで選ぶことが重要です

 

TRASPではオウンドメディアの制作・運用から、SNSとの活用までを一貫してサポートしております。お客さまの特徴を踏まえたうえで戦略的な集客施策をご提案していますので、オウンドメディア・SNSを上手く活用できていない場合はお気軽にご相談ください。

 

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