オウンドメディア
オウンドメディアとは?目的やメリットをプロが・・・
2023.03.16
TRASPコラム
オウンドメディア
更新日:2023.04.03
公開日:2023.03.01
オウンドメディアでマネタイズする方法が気になるというご担当者さまもいるのではないでしょうか?
結論から言いますと、オウンドメディアのマネタイズには以下の3種類があります。
一方で、オウンドメディアを作ったら必ずマネタイズできるというわけではありません。正しい手順や注意点を把握し、長期的な目線で見ることが大切です。
そこで、自社コラム運用でアクセス数を1年で10倍にした実績のあるTRASPが、マネタイズを成功させるポイントについてこの記事で解説します。
成功事例もあわせて紹介しますので、マネタイズしたい人はぜひ最後までご覧ください!
目次
オウンドメディアでマネタイズする方法は、大きくわけて以下の3つです。
オウンドメディアでマネタイズする方法として最初に挙げられるのが「広告収入」です。広告収入には4種類あり、掲載方法や収益モデルが異なります。
純広告
純広告は、オウンドメディア内に広告枠を作成し販売するモデルのことです。定められた期間や広告表示回数に対して費用を受け取れます。
純広告にはさまざまな種類がありますが、以下はオウンドメディアでよく使われています。
一方、純広告でマネタイズをするためには、PV数が欠かせません。出稿するお客さまは、PV数の少ないサイトに費用と時間をかけて出稿しようと思わないからです。
アドセンス
アドセンスはGoogleが提供している広告サービスのことで、クリックされた数や広告内容に応じて収益が発生します。発行された広告コードをサイト内に設置するだけで広告が表示されるので、手軽さが魅力といえるでしょう。
一方で、アドセンスには以下のデメリットがあります。
そのため、アドセンスだけでビジネスとして成立させるためには、PV数を維持する必要があると考えましょう。
アフィリエイト
アフィリエイトは掲載した広告を通じて商品が購入された場合、売上の一部を報酬として受け取れる収益モデルです。「成果報酬型広告」と呼ばれます。
アフィリエイトで収益が発生するまでの手順
一方で、単に広告を貼るだけでは稼げないのが、アフィリエイトのデメリットです。商品に興味を持ってもらい、購入するまでの導線設計が求められます。
記事広告(タイアップ広告)
記事広告は、広告主が紹介したい商品を記事にして掲載するもので、タイアップ広告と呼ばれます。広告感がなく、読者からコンテンツとして読んでもらいやすいため、出稿までのハードルが低いことが魅力です。
一方で、以下の点には注意が必要です。
オウンドメディアで自社商品やサービスを販売するのも、立派なマネタイズ方法です。SEOやSNSで記事にアクセスしてもらい、記事からLPに誘導することで購入につなげます。
自社製品の作り込みや打ち出し方の検討、購入までの導線づくりなどやるべきことは多くありますが、自社の売上や認知度アップに効果がある方法だといえるでしょう。
製品やサービスの他に「有料コンテンツやセミナー」に集客するのもおすすめです。
有料コンテンツはニュースサイトにある「有料記事」をイメージするとわかりやすいでしょう。また、セミナーでは自社の社員が話すのはもちろん、外部から講師を招く方法もあります。
有料コンテンツの販売やセミナーを開催できるほどのノウハウや知名度があるのであれば、ぜひ選択肢に入れましょう。
続いて、オウンドメディアでマネタイズする4つの手順を紹介します。
オウンドメディアで成功させるためには「終着点」を決めることが大切です。なぜなら、ゴールが違えばやるべきことも変わってくるため。
アドセンスでマネタイズしたいのであれば「とにかくPV数を増やす戦略」が効果的です。一方、自社商品の販売であれば「PV数を増やしつつ、成約までの導線を作る」のがいいでしょう。
よって、オウンドメディアの運用目的とマネタイズ方法を決めてから始めることをおすすめします。
どのマネタイズ方法であれ、PV数が0であれば収益は0円です。1円でもマネタイズさせるために、まずはメディアのPV数を増やしましょう。
アクセス数を増やす方法は以下の2つです。
SEO対策とは
SEO対策は「検索エンジン最適化」(Search Engine Optimization)を意味し、GoogleやYahoo! JAPANなど検索エンジンの検索結果で、自社サイトを上位順位に表示させることが目的の施策です。
SEO対策とSNS運用を同時に行うことが理想ですが、まずはSEO対策からはじめましょう。良質な記事を書くとSEOから評価され検索上位を狙えるだけでなく、SNS運用を開始したあとにアクセスしたユーザーからも満足してもらえます。
アクセス数がある程度増えたら、サイト内の回遊率を上げましょう。
回遊率とは、Webサイトに訪問したユーザー1人あたりのPV数を表す指標のことです。回遊率が高いほど「満足度の高いサイト」とSEOから評価され、検索順位が上がりやすくなります。
一方で、1ページだけ読んで離脱した人の割合を「直帰率」といい、高いほどSEOからの評価が下がります。
また、回遊率は記事を更新し続けていれば上がるわけではありません。以下のような施策を行ってはじめて向上します。
内部リンクとは
同じメディア内のページ同士をつなぐリンクのことです。最適な内部リンクを設置すれば、SEOからの評価が上がります。
継続してマネタイズを行うためには「リピーター」が欠かせません。新規顧客と比べて商品購入までのハードルが低く、売上の安定につながるためです。
リピーターを増やすためのポイントは、以下の4つです。
この4つを実現できる運用体制を整え、着実にファンを増やしましょう。
TRASPでは、オウンドメディアのマネタイズには欠かせない「コラム運用」のサポートを行っています。
100名のSEOライターによるコラム執筆はもちろんのこと、記事のプランニングや効果検証まで一貫して対応できるので、サイト運営にかける工数を減らすことが可能です。
無料で相談できますので、気になった方はお気軽に問い合わせください。
お問い合わせはこちら
一方で、オウンドメディアでのマネタイズが失敗に終わるケースも少なくありません。収益が上がらないのはもちろん、なかにはオウンドメディアが原因で企業に対する信用が下がることも。
このような事態を防ぐためにも、以下3つの注意点を押さえておきましょう。
PV数増加やマネタイズすることばかりに目が行き、以下のように本来の目的を見失うケースはよくあります。
その結果、儲からないどころか企業への信用を落としてしまうかもしれません。
これを防ぐためには、先ほどの章で紹介したように「マネタイズのゴールを決める」ことが大切です。オウンドメディアを成功させるためにも、必ず行いましょう。
オウンドメディア運営は1ヶ月で成果が出るわけではありません。
サイトがSEOから評価されるには3ヶ月から半年かかりますし、安定して集客するためには1年以上かかるといっても過言ではないでしょう。SNSでもすぐにファンはできず、数ヶ月間発信や交流を続けて初めて自社に興味を持ってもらえます。
以上のことから、長期的な目線でメディア運営を続けましょう。
アフィリエイトや自社商品の購入、セミナーへの集客を行いたい場合「成約までの導線づくり」が欠かせません。間違った場所にリンクやCTAボタンを置いても、お客さまからクリックしてもらえないからです。
以上のことを心がけて、コンテンツを作成しましょう。
最後に、オウンドメディアでマネタイズに成功した成功事例を3つ紹介します。
株式会社メルカリは「mercan(メルカン)」というオウンドメディアを運営しています。
mercanは「メルカリの『人』を伝える」をテーマにしており、社員紹介やイベントの情報を発信しています。候補者が入社前に社内の様子がイメージできることから、入社後のミスマッチによる早期退職を防ぐことが可能です。
また、記事の内容にあわせた内部リンクが設置されているのも特徴です。見出しの1番後ろなど話題が変わるときにリンクが貼られており、自然とサイト内を回遊できます。回遊率を増やす施策の参考になるでしょう。
株式会社LIGは、マーケティングやコンサルティングに携わる会社です。
株式会社LIGは企業サイト内でブログを運営しており、クリエイター向けのお役立ち情報を発信しています。自社のサービスや製品に関連する情報を発信することで、お客さまは「このサービスや製品は役に立ちそう」と感じます。加えて、自社のサービスや製品と関係する情報の記事は、SEOの評価項目の1つである「権威性」があることから検索順位が上がりやすく、サイトへのアクセス増加も期待できるでしょう。
また、記事の終わりには「無料説明会」や「お問い合わせ」などのCTAボタンが設置されています。いきなり契約や購入だとお客さまは身構えてしまいますが、説明会の参加や問い合わせだと心理的ハードルが低く、見込み客を増やしやすいです。ぜひ取り入れましょう。
株式会社クラシコムは、EC・メディア運営やコンテンツ開発に携わる会社です。
株式会社クラシコムが運営する「北欧、暮らしの道具店」では、服やインテリアについての情報を発信しています。カテゴリーは各ページから商品を購入できる「お買いもの」と、商品の紹介や生活の様子といった「読みもの」の2種類があり、各ページへのバナーの左中央に書かれているのでお客さまはひと目でわかります。
また、「読みもの」カテゴリーのページを開くと、画像や「愛用スタッフの声」を用いて商品を紹介しています。お客さまは購入したあとの自分の姿をイメージしやすく、商品に興味を持つでしょう。加えて、各商品紹介の最後には購入ページへのリンクが貼られているため、お客さまは商品ページを探す手間なく購入できます。購入までの導線づくりの参考にするといいでしょう。
この記事を読んで「オウンドメディアでマネタイズしたい」と思っても、「何から始めたらいいかわからない」と感じたご担当者さまもいるでしょう。
そんなあなたにおすすめしたいのが「TRASPのコラム運用サービス」です。
利用するメリット
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この記事では、オウンドメディアでマネタイズする方法や手順、成功事例について徹底解説しました。
オウンドメディアでのマネタイズには「中長期的な目線」が欠かせません。SEOから評価されたり、SNSでファンになってもらったりするまで数ヶ月から1年はかかるためです。目先の利益にとらわれることなく、「ユーザーにとって役に立つ情報」を中長期的な目線で届けましょう。
また、マネタイズできるメディアを育てるには、専門的な知識やノウハウが欠かせません。そのため、確実にマネタイズしたいと思うのであれば、制作会社へ依頼することをおすすめします。
TRASPでも、マネタイズに向けたコラム運用のサポートを行っています。無料で問い合わせできますので、まずはお気軽にご相談ください。
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