オウンドメディア
オウンドメディア運営ではSNSが成功のカギ!・・・
2023.02.27
TRASPコラム
オウンドメディア
更新日:2023.03.22
公開日:2023.02.02
「自社の知名度向上」「売上UP」に有効なオウンドメディアを、マーケティングで活用する企業が増えています。そのようななかで、次のようなお悩みを持つご担当者さまもいらっしゃるのではないでしょうか。
「オウンドメディアの構築・運用にかかる費用はどのくらい?」
「費用対効果が気になる」
「外注も検討しているが、メリットや制作会社の選び方がわからない」
オウンドメディアは制作費が無料のものから、500万円以上かかるものまであります。運用費用も同様に数万円〜数十万円と、サイトによってもさまざま。ただし“高額な費用を出せば必ず成果が出るという”わけではありません。
この記事では、オウンドメディアの構築と運用にかかる料金相場を詳しく解説します。自社メディアで年間約6万PVを達成したTRASPが、オウンドメディアの費用対効果についても詳しくまとめました。
目次
まずはオウンドメディアの初期費用にかかる費用を、各手法別に紹介していきます。
WordPressなどCMSの導入 | 数千円~ |
---|---|
テンプレートデザイン以外 | 1~2万円 |
オウンドメディアの構築・運営にかかる費用は?費用対効果ついて徹底解説!(比較ビズ)
オウンドメディアをすべて自社で構築する場合、かかる費用は「数千円~」となります。
社内にWebに関する知識が豊富なスタッフがいるのであれば、WordPressの導入費用・ドメインの取得費用のみでOK。さらに無料テンプレートを用いれば、よりコストを抑えられるでしょう。
また、テンプレートデザインを使用しない場合は「1~2万円」が相場となります。
ただし、社内での人件費・教育にかかるコストはまた別です。試算する際は「どのくらいのスタッフが」「どのくらいの日数をかける」のか、導き出してみましょう。
WordPressの設置のみ | 5万円~ |
---|---|
サイトデザインの設計・構築 | 30万~100万円 |
パッケージ型CMSの導入 | 100万~500万円 |
オウンドメディアの構築・運営にかかる費用は?費用対効果ついて徹底解説!(比較ビズ)
オウンドメディアの構築をホームページ制作会社に依頼する場合、少なくとも「5万円以上」の費用がかかります。
誰でも手軽に運用できる「WordPress」をはじめ、一般的なCMSを設置するだけであれば、特に大きな費用はかかりません。しかし、WordPressの設置とあわせて、SEO対策を取り入れたサイトデザインも依頼する場合は「30万~100万円」が必要です。
さらにオウンドメディアに特化した制作会社が、独自に用意するCMSを導入する場合は、「100万~500万円」が目安となっています。
また、オウンドメディアは基本的にコンテンツがメインとなるため、継続して増やしていく必要があります。そのため初期費用とは別に、「運用費」というものも欠かせません。この運用費に関する情報は、のちほどご説明いたします。
TRASPは建設・飲食・美容など、これまで幅広い業界のホームページ制作やマーケティングを手がけてきました。ユーザー心理・行動を踏まえ、効率的にアプローチできる点が当社の強みです。いままで効果が出なかった企業のホームページの課題を見つけ出し、業界やターゲットを絞り、より効果の高いオウンドメディア制作・運用代行を行います。
お問い合わせは無料。オウンドメディア運用を検討している方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
オウンドメディアの初期費用として、「構築」にかかる費用を自社で制作する場合と制作会社に依頼する場合に分けて解説しました。
では、「構築費」についてさらに詳しく「何にどれくらいの費用がかかるのか」内訳をみていきましょう。
費用項目 | 価格相場 |
---|---|
戦略設計費 | 10万~30万円 |
マーケティング費 | 10万~30万円 |
デザイン・コーディング費 | 30万~80万円 |
戦略設計費とはオウンドメディアの目的やコンセプト設定、ブランディング設定などを決める際にかかる費用のことです。
上記の項目などをはじめ、全体的な設計を具体的に決めていきます。
目的や方向性があいまいな状態だと、ユーザーにとって魅力的な情報を発信できず、サイトを構築してもうまくいきません。戦略設計に関する工程を“いかに慎重に進めるか”によって、オウンドメディアの成功は大きく左右されます。
そのため「オウンドメディアを立ち上げたことがない」「マーケティングに関する知見がない」という場合は、コストをかけてでも外注した方が、より自社の利益向上を狙えるでしょう。
マーケティング費とは、サイトの集客設計や内部流動設計にかかる費用のことです。
戦略設計で決めたターゲットに合わせて、このように適切なコンテンツの内容やサイト内のつくりを検討していきます。
デザイン費とは、オウンドメディア全体にかかる費用のことです。
前述した通り、WordPressなどのCMSを用いれば、コストを大幅に削減できます。一方で、一からオリジナルで制作する場合は、作業量がグッと増えるぶん、ある程度まとまった費用が必要です。
“どのようなデザインを打ち出すか”により、自社に対する印象は良くも悪くもガラッと変わるため、初期コストに捉われすぎず、“自社が納得できるデザイン”で制作を進めることが大切。
またコーディング費とは、HTML・CSSといったプログラミング言語を用いて、ソフトウェアのソースコードを作成するための費用のことです。マーケティング・デザインの段階で決まった機能・デザインを、サイトへ実装するためのプログラムを組む工程となります。
こちらもデザイン費と同様に、CMSツールを活用すればコストを抑えられますが、より機能を充実させたいのであれば「プラグインの導入」「オプションの追加」など、適宜施策を行わなければなりません。CMSをカスタマイズする際には、専門知識が必要になるケースがほとんどのため、外部に依頼することをおすすめします。
オウンドメディアで参考にしたい事例10選をまとめた記事があります。
成功に導くための活用術も紹介しますので、こちらもご覧ください。
続いて、オウンドメディアの運用にかかる費用について見ていきましょう。
費用項目 | 価格相場 |
---|---|
サーバー・ドメインなどの維持費 | サーバー代/数千円~5万円 ドメイン代/年間100円~10万円 |
分析・改善費 | 月額10万〜30万円 |
コンテンツ制作費 | 2万〜30万円 |
サーバー・ドメインなど、Webサイトの維持にかかる費用のことです。
分析・改善費とはSEO対策の実施や、PV数の増加・CVRの改善など、計測した数値をより良いものにするために生じる費用のことです。
オウンドメディアは開設して終わりではありません。運用開始後は効果測定を実施し、常に改善を図ることが重要です。PDCAサイクルの継続を欠かさず、自社メディアの状況を常にチェックしていきましょう。
コンテンツ制作費とは、記事コンテンツの制作にかかる費用のことです。コンテンツの内容や件数により、必要な予算は変わります。
一般的な情報記事の相場は1万~5万円程度ですが、専門家の監修が必要なジャンルやインタビュー記事であれば、1記事あたりの単価や全体的なコンテンツ制作費はより高くなるでしょう。
オウンドメディアの記事一つひとつは、検索エンジンにおいて集客の役割を担います。そのため、一度作成したコンテンツは、“半永久的に集客をつくりだす資産になる”と言っても良いでしょう。
したがって、時間や費用をかけてでも品質にこだわった方が、長期的に見ると費用対効果が高くなるといえます。
ホームページ制作の見積もり内訳について、より深く知りたい方はこちらをご覧ください。
次に、オウンドメディアの費用対効果について紹介します。
オウンドメディアの費用対効果は「実感するまでに平均1~2年かかる」と言われており、即効性には期待できません。
しかしオウンドメディアは、いままでテレビCMや雑誌・チラシなどに広告(=マス広告)を掲載してきた場合と比較すると“費用が61%低くなった事例”があるほど、コストパフォーマンスに優れています。
なぜなら、マス広告では不特定多数のユーザーに向けて訴求を行っていきますが、オウンドメディアの場合は、属性を細かく絞り込むためのテーマ・キーワードに沿って、制作を進めていくため。より効率的に“自社が情報を届けたい層”へアプローチできます。
オウンドメディアの費用対効果は、長期的かつ継続的に取り組み続けることで、それ以上の効果を得られます。「リード獲得を最大化したい」「ブランディングを強化したい」といった目的を達成するためにも、自社の運用体制をしっかり整えていきましょう。
当社では、中小企業のオウンドメディア構築・運用代行サービスを承っています。
「オウンドメディアでの集客を強化したい」「プロのライターに記事を執筆してもらいたい」「コラムの運用を任せたい」と考えている企業様は、ぜひ一度ご相談ください。貴社専用のオリジナルプランで見積もりを作成いたします。
ここまでオウンドメディアの制作にかかる費用や、料金相場などを解説してきました。
先ほど述べた通り「念入りに戦略設計をしていくこと」「運用後の分析・改善を徹底すること」をはじめ、オウンドメディアを構築・運用するには、非常に広範囲な作業が求められます。加えて、専門的なスキルを活かさなければ、思うような成果を出すのは困難でしょう。
そのため「自社だけですべてを行うのは、限界かもしれない」「オウンドメディア運用を絶対に成功させたい」と考えている場合は、オウンドメディアの制作を外注することをおすすめします。
リソース不足を軽減できる
社内の人材だけで専門の部署を持てる企業であれば問題ありませんが、多くの企業は他業務と兼務しながら、メディアを担当することになります。そのため、社内のリソースが逼迫してしまうケースも珍しくありません。
しかし、Webに関する知見が深いプロに制作を依頼すれば、自社の負担を大きく減らせます。メインビジネスに集中しつつ、オウンドメディアの完成を待つことができるでしょう。
高品質なコンテンツが手に入る
オウンドメディアは、コンテンツこそが企業とユーザーをつなぐ架け橋となります。ただやみくもにコンテンツを更新しても、読み手のニーズを満たしていなければ「良質なメディアである」とは認識されません。
そのため専門的なノウハウを持つ制作会社に依頼し、質の高いコンテンツを定期的に更新できるのは、メリットの一つといえるでしょう。
Webのプロが適切な戦略設計をしてくれる
自社ならではの魅力に気付けていない企業も少なくありません。しかし第三者で、かつ経験豊富な制作会社のスタッフに任せることで、自社の訴求すべき点を明確に洗い出せます。その結果、独自性を活かしながら、オウンドメディアの戦略を設計できるでしょう。
外注することで得られる具体的なメリットを、上記にまとめました。
現状に応じて、随時必要なアクションを起こせる“Webのプロ”は、オウンドメディアを制作・運用するうえで、大きな支えとなるでしょう。
「オウンドメディアで、自社の強みを最大限に引き出したい」「ユーザーの心に残るサイトがほしい」という方は、ぜひ良いパートナーを探してみてはいかがでしょうか?
TRASPで運用している自社コラムは、「アクセス数を1年で10倍にした」「年間約6万PVを達成した」実績があります。また、CVは月4件から月42件と11倍に増加。アクセスだけでなく売上につながる集客も実現しました。もしよろしければ、こちらもぜひご覧ください。
制作会社と一口に言っても幅広く、特徴や対応可能な業務、得意分野などは大きく異なります。そのようななかで、「どのような会社に依頼すれば良いの?」と疑問を持つ方もいらっしゃるでしょう。
最後に、自社にとってベストなオウンドメディアの制作パートナーを選ぶコツをご紹介します。こちらもぜひ参考にしてください。
まずは、オウンドメディアの制作実績・運用実績を確認しましょう。
特に「運用しているオウンドメディアのPV数・CVRなどの成果がある」企業は、“実績を出している”といえるため、より信頼度が高いと判断できます。
また「自社と同じ事業をしている会社の制作実績がある」場合は、すでに業界に関する知見があると考えられます。そのため自社・制作会社の双方でビジョンを共有しやすく、打ち合わせなどがよりスムーズに進むことが多いです。
円滑にコミュニケーションが取れるぶん、オウンドメディアの仕上がりに満足する傾向も高くなるといえるでしょう。
オウンドメディアの費用対効果を高めるには、ユーザーをWebサイトへ集めることが重要です。そのためには、“検索結果の上位化によってアクセス流入を増加させる”SEO対策が必須!SEOにおける知識・経験が強く求められるため、「マーケティングの知識がある制作会社かどうか」を事前にチェックしておきましょう。
「SEOに関する情報をもっと知りたい」という方は、こちらの記事をご覧ください。
「継続的な運用ができるかどうか」も見逃せないポイントです。なぜなら、制作後はオウンドメディアでは記事コンテンツを定期的に更新する必要があるからです。
またアクセス状況に応じて内容のリライト・キーワード選定など、“日々どのように運用していくのか”も非常に重要となります。そのため専門知識のある制作会社へ代行できれば、より成果に直結するコンテンツが作れる可能性が高いです。
ホームページ制作を依頼する前にすべき7つのアクションを紹介します。
この記事では、オウンドメディアの構築と運用にかかる料金相場を解説しました。費用対効果についても紹介しましたが、いかがでしたか?
オウンドメディアの構築・運用にかかる費用は「自社のみで行うかor外注するか」、「一部を外注するかorトータルで依頼するか」によって大きく変動します。
また、コンバージョンにつながるメディアを運用するには、専門的なノウハウを駆使するこが欠かせません。そのため確実に集客率UPを目指す方は、制作会社へ依頼することをおすすめします。
「実績が豊富である」「マーケティングの知識がある」といった紹介したコツを意識し、自社に合う制作会社を選ぶと良いでしょう。