SEO
【SEO対策】成果報酬型のリスクとは?仕組み・・・
2021.12.22
TRASPコラム
SEO
更新日:2023.03.30
公開日:2021.02.26
自分で記事を書いてみた、または外注ライターに記事を依頼してみたけど、なかなかアクセスが伸びない…と悩んでいませんか。
自社サイトを上位表示させるためには、SEO対策を施したコンテンツ制作がおすすめです。
しかし、「SEO記事ってどうやって書けばいいの?」と思っているWeb担当者の方も多いでしょう。
そこで本記事では、SEOに強い記事の書き方を4ステップで解説!
自社コンテンツで数多くのSEO記事を執筆し、狙ったキーワードで検索上位を獲得してきたTRASPが、キーワードの選定や重要となる記事構成のつくり方、ライティングの方法を初心者にもわかりやすく書いています。
4つの手順をクリアしていけば、セッション数の伸びるSEO記事が書けます!
目次
SEOとは、Search Engine Optimizationの略で、検索エンジン最適化のことを言います。
具体的には自社のWebサイトが、検索エンジンの検索結果ページの上位に表示されるように対策すること。主にGoogleに向けた対策となります。
SEOについてさらに詳しく知りたいという方は、こちらの記事をご覧ください。
SEO記事とは、自社サイトに掲載するブログのようなものです。
ブログとの違いは、
といった点になります。
たとえば、趣味について書かれたブログは読み物としては面白いかもしれませんが「読者にとって有益な情報」ではないことが多く、SEOでは良いコンテンツとは言えません。SEO記事では検索ユーザーの悩みを解決したり、知りたい情報を提供したりと読者が求めているキーワードで書くことが求められます。
また、「検索エンジンに評価される」とは、文字数や専門性・信頼性といった観点から、Googleに質の高い記事だと判断してもらうように対策された記事のこと。
以上のことから、SEO記事はユーザー目線・検索エンジン目線で利便性の高い記事であることが必須だと言えるでしょう。
SEOに強い記事を書くためには、以下の3つを満たす内容であることが必須条件。
専門性
一つの記事で一つのジャンルに特化して書くこと。専門性があること。
権威性
医療分野なら医師、法律では弁護士など、権威性がわかる記事であること。
信頼性
公的機関からの引用や信頼のおける情報であること。
この3つの頭文字をとって、E-A-T(イート)とも言い、検索エンジンの代表であるGoogleが評価基準に定めているもののひとつになります。
SEOで上位表示を目指すためには、かならず3つの要素を満たした記事にしましょう。
ステップ1では、記事を書く前にやっておくべき準備を解説しています。
まずはじめに行うのは、キーワードの選定です。
この2点を意識し、キーワードを決めていきます。
「検索ボリューム」とは、どれくらいの人が検索しているのか、その回数のこと。
検索ボリュームが大きければ大きいほど、ユーザーのニーズが高いキーワードということになります。
しかし、多くの人が検索しているキーワードでは、すでにたくさんのサイトが記事を書いているため今から上位に入るのは難しいでしょう。
したがって、たとえば「SEO」という幅広いキーワードではなく、「SEO 記事 書き方」といったロングテールキーワードを選定することがおすすめ。
キーワードは検索ボリュームが大きすぎず、小さすぎないものを選ぶと良いでしょう。
キーワードの決め方に関しては、こちらの記事で詳しく解説していますので参考にしてください。
また、上で書いたように、権威性という観点から自社サイトに合ったキーワードを選ぶこと。美容サイトに法律に関する記事があっても、信頼に欠けますよね。自社が得意とする分野のキーワードを選ぶことが重要です。
ステップ2では、いよいよ記事の構成に入ります。
記事構成は、記事の骨組みとなるため、非常に重要な工程です。
キーワードを選んだら、記事のターゲットを決めましょう。
ターゲットとは、すなわち読者のこと。
具体的には、選んだキーワードで検索するのはどういった人物で、どんな悩みがあるのかを考えます。
「30~40代、男性、会社員」といったふんわりしたものではなく、一人の読者として詳細に設定することで、結果的により読み手に刺さる記事ができあがります。
人物
30歳、男性、IT企業に勤めながら副業でSEO記事を書いているライター
悩み
ゆくゆくはフリーランスのSEOライターとして独立したいので、SEO記事の書き方を知りたい
架空の人物(ペルソナといいます)を設定できたら、この人物に向けて記事を書くようなイメージで作っていきましょう。
ペルソナの設定は、SEO記事だけでなくホームページ全体に対しても言えることです。こちらの記事で詳しく解説していますので参考にしてください。
では次に、見出しを作っていきます。
構成は、
<h2>大見出し</h2>
<h3>小見出し</h3>
<h3>小見出し</h3>
この構造で作ります。これを何回かくり返し、最後に「まとめ」を入れます。<>内はhtmlのタグと言われるもので、<h2></h2>や<h3></h3>で囲むことで検索エンジンが段落を認識しやすくなります。
見出しを作成するために必ず行いたいことは、選定したキーワードで検索したときに上位に表示されている競合サイトの分析。なぜなら、Googleで検索したときにすでに上位に入っているサイトは、検索エンジンから評価されているため。逆に言えば、評価される記事になるには、上位サイトの内容を網羅することが必要不可欠だと言えます。
手順としては、
となります。
順番にみていきましょう。
まずは先ほどのロングテールキーワード「seo 記事 書き方」で検索。
200万件ほどヒットしていますが、見るのは上から10件くらいでOK。
記事を開くと、以下のように目次があらわれます。
引用:SEOライティングの基礎。質を上げる書き方のコツ厳選5選
上位サイトのなかには、1万字を超える記事もあります。すべて隅々まで読んでいたらとても時間がかかりますね。そこでこのように目次を見れば、何が書かれているのか判断することができるというわけです。
もし自身で作成した構成が上位のサイトと大きく違っていれば、検索意図からずれているということになり、そのままライティングし公開しても読まれません。上位サイトの傾向をつかみ、足りていない部分を補ったり、記事の方向性を修正したりして、構成を完成させましょう。
一番目のサイトに書かれていないことが、五番目のサイトに書かれていることもあります。必ず複数の上位競合サイトの内容を分析し、網羅された構成にしましょう。
ステップ3では、本文を書いていきます。
今回は、SEOを意識した本文の書き方についてみていきましょう。
冗長表現やトンマナなど、文章については以下の記事のなかの「ブログ記事の書き方のコツ」で詳しく解説していますので、参考にしてください。
記事構成をしっかり作成していれば、あとは文字を埋めるだけになります。
ビジネス調の文章を意識し、誰にでもわかりやすい文章で書くことが、上手なライティングのコツです。難しい表現やテクニックは必要ありません。
画像やデータを引用する場合は、公的機関など信用のおけるサイトから引用し、URLを記載しましょう。
自社サイトのなかで関連する記事があれば、内部リンクを使ってつなげることもおすすめです。読者がサイト内を回遊しやすくなり、長く留まってくれることでSEOにも効果的だと言われています。
リード文とは、記事の冒頭、つまり導入部分のことです。
ライティングは上から順番に書いていくイメージを持っている方も多いと思いますが、SEO記事ではリード文やタイトルは最後に書きましょう。
順番としては、
となります。
理由は、リード文は「本文の要約」ですので、本文が書かれた後でないと書けないということになります。
導入部分でこの記事を読むか読まないか決める読者も多いので、読む人を惹きつけるようなリード文にすることが肝心。
具体的には、
共感性
「SEO記事を書くのは難しいですよね」「SEO記事で悩んでいませんか」といった語りかけ。
解決性
「本記事ではSEO記事の書き方について4ステップで解説」といった、この記事を読めば何がわかるのかという結論。
権威性
誰が書いた記事か
これらに沿って~500字ほどで書くと良いでしょう。
4ステップ目では、タイトルとディスクリプションを決めていきます。
タイトルは、思わずクリックしたくなるようなキャッチ―な文言が求められます。
たとえば、ここに2つのタイトル案があります。
あなたが「SEO記事の書き方」を探している場合、どちらをクリックしますか?
title案1
【最新版】SEOに強い記事の書き方を4ステップで解説!
title案2
記事のポイントをキーワード選定、構成、ライティング、タイトルとディスクリプションの4ステップで記事の書き方を解説!
結果を言ってしまうと、ほとんどの方はtitle案1をクリックするでしょう。
では、なぜtitle案2はクリックされないのでしょうか?
ここで、SEO記事につけるべきタイトルの要件を確認してみます。
タイトルが長すぎると、検索結果画面では表示しきれずに切れてしまいます。
したがって、記事のキーワードはできるだけ前方で使うことが重要。title案2では一見、記事の内容が詳しく書かれているので親切に見えますが、長すぎるうえに、終わりのほうで「書き方」が使われているため、途中で切れてしまい検索ユーザーは何が書かれた記事なのかタイトルで判断できません。また、「SEO」という重要なキーワードも入っていませんね。
「思わずクリックしたくなるような」キャッチ―さも要素のひとつ。キーワードを多用・羅列しただけでは良いタイトルとは言えないのです。
ディスクリプションは、タイトルの下に表示される記事の説明文です。
タイトルほど重要ではないものの、検索ユーザーにとってはその記事をクリックするかしないかを判断する要素になるので、手を抜かずに考えましょう。
要件としては、
になります。タイトルと同様、長すぎると途中で切れてしまうため、キーワードや言いたいことはなるべく前半に入れるようにしましょう。
ここまでで、SEOに強い記事の書き方の4ステップが完了しました。
上位表示を狙える記事ができあがりましたが、SEO記事は書いて終わりではありません。記事を公開した後は、リライトという作業が必要になります。
では、SEOに必要不可欠はリライト作業について、解説していきます。
リライトとは、加筆・修正のこと。
すでに公開された記事に対して、足りない部分を補ったり、作り替えたりする作業のことを指します。リライトのタイミングとしてはある程度(50~100記事)、新規記事がたまってきたら増やすより古い記事をリライトしましょう。
リライトの目的としては、順位がなかなか上がらない記事に対して、リライトで改善を行うと、クリックされやすくなり、セッション数が伸びる可能性があります。
リライトの要件としては、
という点にあてはまる記事が対象。
2位や3位の記事は、リライトすることで逆に順位が下がってしまうおそれもあるため、手を加えないほうが良いでしょう。したがって、1ページ目に表示されるかどうかの記事が、リライトで効果を発揮すると言えます。
古い情報や統一感のない装飾は、そのままにしておくとサイト全体の信頼性や企業のイメージダウンにもつながってしまうため、早急に修正しましょう。
記事を更新していくことで、検索エンジンにも良い影響があると言われているため、古い記事は適宜リライトしていくことが、SEOにとっては大きなメリットとなります。
SEOに強い記事を書くには、ライティングに入る前にキーワード選定やターゲット設定などの準備が必要です。準備が整ったら、構成をしっかり作りこみましょう。最後にWordの校正機能や文賢などのツールを活用し、誤字脱字がないかも確認してくださいね。
また、プロのSEOライターに依頼する方法もあります。選び方や相場についても詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
SEOで上位に入る記事が増えることによって、サイト全体の評価も上がり、集客につながると言えます。
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