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SEOに効果的な内部リンクとは?最適化の方法・・・
2022.01.06
TRASPコラム
SEO
更新日:2023.06.22
公開日:2021.12.22
SEO対策を検討していると「成果報酬型SEO」というのを見かけますよね。成果報酬型とは、成果が出ない限り費用が一切発生しないプラン。成果というのは狙ったキーワードが上位に表示されることです。
「後から高額な請求をされるのではないか…」など、成果報酬型について心配な人も多いしょう。
そこで本記事では初心者でも理解できるように、成果報酬型SEO対策の仕組みや料金プラン、メリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
実際にSEO対策でさまざまな会社の支援を行っているTRASPが、成果報酬型SEOについて1からお教えしますので、成果報酬型が気になるけど、なかなか踏み出せない…という方でも、これを読めば大丈夫!プロが選ぶ、自社でできるおすすめのSEO対策ち成功事例も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
SEO対策を業者に依頼する場合、大きく分けて月額固定と成果報酬という2つの料金プランがあります。
成果報酬型SEOとは
サービス会社と事前に目標を決め、その成果によって報酬を支払う仕組み。一般的には依頼したキーワードが10位以内にランクインした日数などから計算されます。
キーワードが上位に入らなければ報酬をもらえないため、必然的にSEOサービス会社は順位を上げる努力を行ってくれることになります。そして依頼する側としても成果が出ない間は料金は発生しないため、成果報酬型はメリットばかりのように思えますよね。
しかし、成果報酬型には落とし穴とも言えるリスクが伴うので、初心者は注意しなければなりません。
そこで、仕組みを理解したうえで依頼できれば、リスクを軽減することが可能です。
まずは、成果報酬型SEO対策の仕組みや料金相場について解説していきます。
「そもそもSEO対策とは?」という人は以下の記事をご覧ください。
成果報酬型の条件は対策会社によって異なりますが、基本的には対策キーワードの順位を条件として設けています。
まずは自社商品や自社サービスに関連する検索キーワードを洗い出し、依頼するキーワードを決めます。
「リフォーム 大阪」というキーワードを依頼する場合
1日目:50位
2日目:25位
3日目:10位
4日目:8位
5日目:7位
これ以降10位以内であれば、3日目以降の分だけ報酬を支払います。
という形が一般的です。なぜ「10以内」かというと、Google検索エンジンで検索結果の1ページ目に表示されるのが10サイトのためです。多くの閲覧を集めるためには最低でも1ページ目に表示される必要があるため、10位以内の条件が多いといえるでしょう。
また順位が上がれば上がるほどクリックされやすくなるため、10位以内でも1~5位はさらに高い価格を設定していたり、1位獲得は高額な料金になっていたりする会社も多いです。
報酬のイメージ
順位 | 1キーワードの報酬 |
1位 | 100,000円 ×1位を獲得した日数 |
2位 | 90,000円 ×2位を獲得した日数 |
3位 | 80,000円 ×3位を獲得した日数 |
4位 | 70,000円 ×4位を獲得した日数 |
5位 | 60,000円 ×5位を獲得した日数 |
6位 | 50,000円 ×6位を獲得した日数 |
7位 | 40,000円 ×7位を獲得した日数 |
8位 | 30,000円 ×8位を獲得した日数 |
9位 | 20,000円 ×9位を獲得した日数 |
10位 | 10,000円 ×10位を獲得した日数 |
成果報酬型SEOは、検索結果に掲載されるランキングにもとづいて報酬が大きく変動すると覚えておきましょう。
キーワードについては、こちらの記事を参考にしてください。
対策会社の料金設定やキーワードの人気度によって、日別報酬額に差がありますが、月額費用を比較してみましょう。
<「リフォーム 大阪」で1カ月間10位を獲得した場合>
料金プラン | 初期費用 | 費用相場(月額) |
---|---|---|
固定報酬型 | 5〜20万円 | 5〜50万円固定 |
成果報酬型 | (5〜20万円かかる場合もある) | 30万円/1キーワード |
<「リフォーム 大阪」で1カ月間1位を獲得した場合>
料金プラン | 初期費用 | 費用相場(月額) |
---|---|---|
固定報酬型 | 5〜20万円 | 5〜30万円固定 |
成果報酬型 | (5〜20万円かかる場合もある) | 300万円/1キーワード |
成果報酬型の場合は条件を達成した日数次第のため、月額でかかるコストを考えると、ほかの料金プランより安い場合もあれば高い場合もあります。実際に結果が出るまで費用がわからない…という点はひとつのリスクと考えられるでしょう。
また依頼する対策業者によっては、初回にキーワード調査や提案料として初期費用が発生するため注意をしましょう。
成果報酬型のSEO対策は、成果が発生した場合のみに費用を支払う仕組みのため、無駄な費用を支払う必要がありません。また効果の見込める外部対策を中心に受けられる点もメリットといえるでしょう。
ここでは、成果報酬型SEOのメリットを3つ紹介していきます。
成果報酬型の1つ目のメリットが、効果の見込める施策を受け続けられることです。
成果報酬型の場合、効果が出なければ対策業者としても損失です。一方でSEOの効果が出続ければ会社としても利益が出る仕組みのため、上位表示できるようにがんばってくれると考えられるでしょう。
成果報酬型の最大の特徴といえるのが、無駄な費用を支払う必要がないことです。
成果が発生した場合のみに料金が発生するため「効果がないのに費用を支払わなければいけない…」という事態を防げます。特にSEO対策では長期的な取り組みが必要なため、固定報酬制であれば最初の月は効果が一切ない場合もあるでしょう。
一方で成果報酬型であれば、効果がなければ費用も発生しないため損をするわけではありません。あまりにも効果が出ないようであれば別の業者に再依頼という選択肢を取れるため、SEOにあまり費用をかけられないという会社にはおすすめです。
一般的にSEO対策としてで行われるのは、内部対策と外部対策です。
内部対策
外部対策
SEO対策を依頼する場合はGoogle評価の軸となる内部対策に絞って行われることが多いですが、この場合効果が出るまでに数か月かかるケースも多いです。しかし成果報酬型では、早く効果を出したほうが両者にとっても良いため、効果の出やすい外部対策を中心に行われます。
外部のWebサイトに自社のリンクが貼られる「被リンク」は、自力で行うには難しく、そのため対策業者によって効率良く被リンク対策やサイテーションの獲得をできることは、成果報酬型のメリットといえるでしょう。
成果報酬型はリスクが高いと考えられることが多いですが、理由は成果が出た際の高額請求です。
30万円、100万円と多額の費用が必要になる可能性があります。また対策内容によっては契約終了後に検索順位が下がることもあるため、戦略をもって依頼することが重要です。
ここでは、成果報酬型SEOのデメリットを3つ紹介していきます。
成果報酬型は成果が発生した場合のみに費用を支払うため、常に上位表示した際は料金が高額になってしまう点がデメリットです。
たしかに1日のコストは1,000円〜1万円のため、決して高くはありません。
しかし毎日上位表示し続けるようになれば、3〜30万円と多額の費用が必要になります。
仮に月額で30万円を支払うことを考えると、専門家にSEOコンサルティングを受けられる金額です。
もし固定報酬制で依頼していれば、半額の15万円で同レベルの対策を受けられることもあるでしょう。
しかし、上位表示し続けているということはSEOの成果であり、自社サイトにとっては流入増加や集客につながるとも言えますので、一概にデメリットというわけではありません。結果が出てみないと、費用がどのくらいかかるかわからないという点を理解しておくことが重要です。
成果報酬型では、キーワードによって対策をしてもらえない場合があります。
対策できないキーワードとは、どのようなものでしょうか?
など、競合が多く成果が一切見込めない場合です。月間の検索ボリュームが大きく、「ビッグワード」と呼ばれるキーワードが該当します。ビックワードは競合が多く有名企業が多額の費用をかけて対策しているため、今から中小企業が成果を出すことは非常に難しいです。
そのため成果報酬型以外の料金プランでもいえることですが、依頼する際は対策可能なキーワードの中から自社に適した、競合が比較的少ない「スモールワード」や「ロングテールキーワード」がおすすめです。
「スモールワード」や「ロングテールキーワード」の例
検索ボリュームは少ないものの、対策キーワード数を増やせばトータルの流入数は多くなるため、戦略を考えたうえで対策を依頼しましょう。
成果報酬型を依頼する前に考えておくべきことが、契約し続けないと検索順位が下がってしまうデメリットです。
SEO対策会社の施策内容にもよりますが、前述したように、基本的に成果報酬型は外部対策をメインに行います。契約終了後は設定した被リンクが削除されてしまうため、継続的に契約しなければ効果を維持できません。
契約終了後の順位下降を防ぐためには、以下のポイントが重要です。
仮に自社内でも可能な対策が行えれば、最終的に外注する必要がなくなります。
したがって、契約終了後のことも考えてから依頼するようにしましょう。サービス会社から自社で対応可能なノウハウを教えてもらえるか、確認することも重要です。
成果報酬型以外のSEO代行会社についてはこちらの記事をご覧ください。
前述では成果報酬型のデメリットについて紹介しましたが、そのほかにも注意すべきことがあります。
特に外部対策を軸とする成果報酬型では、対策内容によってGoogleのペナルティを受ける可能性に注意しなければいけません。
ここでは、成果報酬型SEOサービスのリスクについて解説していきます。
もっとも注意すべきことが、外部対策の内容によってはGoogleのペナルティを受けてしまうおそれです。
上でも述べたとおり、成果報酬型のSEO対策では早く効果を出したいために被リンク獲得の施策を行うことが多いのですが、注意すべきなのは、故意的な被リンクの設置です。
例えば対策業者が運営するWebサイトで、大量の被リンクを設置する行為が該当します。
被リンクではWebサイトの関連性が問われるため、無関係なWebサイトやリンクだけを大量に貼っている悪質なサイトからの被リンクは低品質と捉えられます。
そもそも被リンク対策で効果が出る理由は、Googleがサイトを評価する基準として明確に公表しているからです。
「4. ウェブ上の民主主義は機能する。
Google 検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです。Google では、200 以上の要素と、PageRank™ アルゴリズムをはじめとするさまざまな技術を使用して、各ウェブページの重要性を評価しています。PageRank のアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最高の情報源として投票されているかを分析します。」
上記のように「Googleが掲げる10の事実」では、被リンクを多く集めているサイトやページを評価すると記載されています。
しかし、評価される被リンクは量だけでなく質も重要です。
したがって低品質な被リンクを量産することがないように注意をしなければなりません。
あまりにも低品質な被リンクが多いとGoogleからペナルティを受けてしまい、その後のSEOでは非常に不利な状態となるでしょう。したがって成果報酬型SEOでは、正当な方法で外部対策を行っているかについて、依頼前にしっかり見極めることが重要です。
成果報酬型というビジネス上、成果が出ない案件に時間を割けば損失になります。一方で成果が出やすい案件では多額の利益が上がるでしょう。
たとえば、順位を上げたいリフォーム会社が「リフォーム 大阪」というキーワードを依頼したとします。
しかし「リフォーム 大阪」は難易度が高く、SEO会社は報酬が発生する10位以内に入るのが困難だと判断しました。
悪質業者はこのようなケースでは、「対策している」と報告しながら何もせず放置する可能性があるのです。その間に、別の順位が上げやすい依頼を受注すれば売上は上がるため。SEO会社としては報酬がもらえるようにがんばるのが普通だと考えますが、逆にいえば、簡単に順位が上がる案件だけをがんばれば報酬はもらえます。
自社は費用が発生しないとはいえ、SEOの効果も出ないため、機会損失といえるでしょう。
また以下のようなことも考えられます。
「リフォーム 大阪」というキーワードで10位に入っているリフォーム会社がSEO会社に依頼したが、すでに10位に入っているため、SEO会社は何もせず10,000円 ×10位を獲得した日数を請求し続けた。
SEO会社が何をしてくれたのか目に見えなければ、上記のようなことがあっても把握できません。SEO対策を依頼する際は、きちんと目に見える対策を行ってくれる会社に依頼しましょう。
依頼する側として注意すべきことに、SEOの内部対策やコンテンツ対策の軽視があります。SEOでは外部対策だけに偏るのではなく、内部対策やコンテンツ対策も重要になります。
なぜなら外部対策だけでも多少の効果は見込めますが、小手先だけの対策では継続して成果を出し続けることや、検索順位で1位や2位を取るWebサイトになることは難しいといえるでしょう。したがってどの対策においても、バランス良く継続して行うことが大切です。
TRASPではSEO対策の外部対策だけでなく、内部対策やコンテンツ対策も行っております。特にお客さまに合わせたサイト設計やマーケティング戦略を得意としているため「SEOで成果を出したい」という場合にはお気軽にお問い合わせください。
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「成果報酬型SEO」と「月額固定型SEO」の違いを表にまとめてみました。
| 月額報酬型 | 成果報酬型 |
---|---|---|
初期費用 | 5〜20万円 | (5〜20万円かかる場合もある) |
費用が発生するタイミング | 毎月固定 | キーワードが10位以内に入った日数 |
対策内容 | ・内部対策 ・コンテンツSEO | ・外部対策 |
SEO効果が出るまでの期間 | 3か月~半年 | 最短2週間 |
契約終了後のSEO効果 | 効果が出続ける。自社でコンテンツ更新などを引き継ぐことで、さらに効果を見込める | ゼロになる |
以上のことから見ても、外部対策を中心に行っている格安成果報酬型SEO会社はおすすめできません。成果報酬型SEOを選ぶのであれば、被リンク対策だけでなく、内部対策・コンテンツSEOも行っている会社を選びましょう。
SEO対策にはさまざまな種類があります。
そのなかでもおすすめなのがコンテンツマーケティングです。
コンテンツマーケティングとは自社ホームページのコラムやブログを通じて人を集め、お問い合わせや来店につなげる施策です。
ブログ集客
ブログは潜在的顧客にアプローチでき、見込み顧客に育成できます。
例えば
「大阪市の施工事例:吹き抜けのある家」
といった施工事例ブログを書けば、大阪市で家づくりを検討している顧客に見つけてもらえます。
「家づくりで失敗・後悔しないためのポイント!工務店の営業スタッフが教えます」
といった知識を発信することで、自社サイトを訪れたユーザーからの信頼を得られるでしょう。
このようにユーザーが知りたいと思っている情報を発信することで自社が求めるターゲットにアプローチでき、来店につながりやすいお客さまを効率的に集められるのです。
SNSとの違い
SNSとの違いは「誰でも読めること」と「詳しく書けること」。
InstagramやTwitterは投稿に文字制限があり、アカウントがないと見れませんが、ブログには文字制限や画像の枚数制限がなく、伝えたいことを詳しく書けることが魅力。また誰でも無料で読むことも可能です。
ホームページでブログを書けばGoogleやYahoo!JAPANなどの検索サイトでヒットする確率が上がり、多くの人に認知してもらえます。ブログの1記事1記事が集客してくれるためホームページへの流入が増え、SEOの効果も高まるでしょう。ブログは最終的に“集客を自動化できるツール”として活躍していくのです。
1年間でアクセス数を約600%増やし、月の問い合わせ数を4件から42件にまでアップさせたオウンドメディアがあります。
行った施策は以下の通り。
すると1,800以上のキーワードでトップ表示を実現しました。
実はこのオウンドメディア、当社TRASPが運営する「TRASPコラム(https://trasp-inc.com/blog/)」。
TRASPが得意とする「工務店」「建設業界」を中心とした、Web制作、マーケティング、SEOに関するキーワードを中心にコンテンツを作成。
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トップ表示が実現できるのは、400 社以上にわたる Web 制作実績と SEO 運用によるデータと知識を蓄積しているから。社内担当者のチェックはもちろん、細かいレギュレーションが決められているので品質が安定しています。
地域でナンバーワンのお店になりたい!という工務店さまはお気軽にお問い合わせください。
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まずは建設会社さまの規模感として
建設業の利益率は20%前後なので、1件獲得することで『30万円』が利益として残る計算になります。
現在、ご契約いただいているプランが月20万円なので1件獲得できればプラマイゼロ。
月に2件獲得できれば20万円の利益、目標の月5件獲得できれば100万円の利益になるので、まずは【月5件のお問合せを目標】に運用を行いました。
結果
施策前と比較して、ホームページの
2ヶ月目でビュー数が約2倍、ユーザー数が約2倍に。
このままコラム運用を継続することで半年後には2〜3倍になり、「ビュー数が700〜900アクセス」「ユーザ数が100〜150人」は確実に見込めるでしょう。
TRASPは工務店をはじめ建設業のSEO対策に強いホームページ制作会社です。
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お問い合わせはこちら成果報酬型SEO対策の仕組みや料金プラン、メリット・デメリットについて詳しく解説してきました。
すべての成果報酬型のSEO会社にリスクがあるわけではありません。
しかし成果報酬型は思いがけず費用が高額になってしまう場合や、ペナルティに当たる可能性などのリスクが高いと言えます。
リスクを軽減させるためには、被リンク獲得の施策や契約終了後の対策方法などをかならず確認することが重要です。
TRASPは目先の上位表示ではなく、長期的に集客の見込めるSEO対策を強みとしています。
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