SEO

SEOの内部対策20選!本当に必要な項目を厳・・・
2021.12.21
TRASPコラム
SEO
更新日:2023.05.21
公開日:2023.04.14
SEOは「検索エンジン最適化」を意味し、検索エンジン上で自社サイトへの流入数を増やすことが目的の集客施策です。SEOは無料で始められ、高い集客効果を得られることから、多くの企業が取り組んでいるマーケティング手法になります。
しかしSEOには専門知識が必要となり、初めての方にとっては難しく感じる要素が多いといえるでしょう。
そこで本記事では、SEOの概要からホームページでSEO集客を行うメリット・デメリットについてまとめました。
SEO集客で多くの会社を支援してきたTRASPが、集客力を高めるSEO対策や具体的な対策手順についてくわしくお教えいたします。
目次
SEO集客とはGoogleやYahoo!JAPANなどの検索エンジンにて、自社サイトを検索結果の上位に表示させ、ユーザーからのアクセス流入を増やす集客方法のことです。
基本的にホームページへのアクセスは検索エンジン経由が大半となり、検索結果に表示される順位が一つ変化するだけで、流入数も増減します。そのためSEO対策を行い、いかに自社サイトを検索上位に表示させられるかが重要なポイントです。
ここではSEOの概要からSEO集客の種類について解説していきます。
「そもそもSEO対策ってなに?」という方は、まずこちらの記事からご覧ください。
SEOは「Search Engine Optimization」の略称となり、検索エンジン最適化を意味する言葉です。
検索エンジンでは、検索エンジンがもつ「検索アルゴリズム」によって、ユーザーの検索キーワードと関連性の高いWebサイトをランキング形式で表示する仕組みになっています。
しかしインターネット上では日々膨大な量のWebサイトが増えており、ホームページを公開すれば自然に上位表示される…という簡単なものではありません。そのため自社サイトを上位表示させるには、検索エンジンが定める「良いWebサイトの指標」などを意識し、検索エンジンから評価されるWebサイトづくりが重要になります。
SEO集客では、主に2つの対策方法があります。
内部対策
外部対策
具体的な対策内容はこちら。
内部対策
外部対策
内部対策では、自社サイトで管理できる範囲内の対策を行うため、比較的に短期間で成果を出しやすい点が特徴。対して外部対策では、自社サイトの管理外である、外部サイトからの評価対策などを行うため、成果を出すのに長期間の対策が必要になります。
SEOの内部対策・外部対策について詳しく知りたい方は、以下をご覧ください。
検索エンジンからのアクセス数を増やす選択肢として、SEOのほかにリスティング広告の出稿が挙げられます。
リスティング広告とはクリック課金制の運用型Web広告となり、下記画像のように、検索エンジンでは最上部に表示される広告のことです。
掲載場所は広告出稿時のオークションによって決まるものの、基本的にはSEOより上部に表示されるため、ユーザーの注目を集めやすい点が最大のメリット。
ただし「スポンサー」と記載されるため、広告に抵抗をもつユーザーにはクリックされにくいといえるでしょう。
また広告掲載には費用がかかるため、集客効果を得るには費用を支払い続ける必要があります。
対照的にSEO集客では費用がかからず、長期的な集客効果を見込める手法となるため、潤沢な予算がない限りはSEO集客へ取り組むことをおすすめします。
SEO集客では、主に以下3つのメリットが挙げられます。
有料広告と比べて費用対効果が高く、購買意欲の高い層へアプローチできる点が特徴になります。
SEO集客では、インターネット上で商品やサービスを探しているユーザーに対して、効果的にアプローチできる点が最大のメリット。
なぜなら検索エンジンで調べられているキーワードはニーズが明確化した状態となり、結果的に購買意欲の高いユーザーを集客できるからです。
例えば「スカート」と検索する場合、「スカート フワフワ」や「スカート キラキラ」など、大雑把な検索語句を調べる方は少ないでしょう。「スカート 安い」「スカート ブランド名」のように、具体的な内容で検索する方が大半です。
このように検索キーワードからはユーザーが考えている心理が読み取れるため、「自社商材・サービスへとつながる見込みのあるキーワード」で上位表示させることで、集客効果を最大化させられます。
SEO集客は、リスティング広告などの有料広告と比較して、費用対効果が高い特徴を持ちます。
なぜなら一度SEOで検索上位に表示されたコンテンツは、長期的に表示されやすく、継続したアクセス流入を見込めるからです。また作成したコンテンツがインターネット上に公開されている限りは、半永久的に集客ツールとして活用できます。
対してリスティング広告を活用する場合、集客効果を得るには広告費用を支払い続けなければいけません。また広告を出稿してすぐに集客効果を最大化できるわけではなく、基本的には3ヶ月程度の投資期間が必要になります。
費用面においてもSEO対策は自社でできることが多いため、一度集客できる流れを作れれば、非常に費用対効果の高い手法となるでしょう。
SEOで検索上位に表示されているコンテンツは信頼性が高まりやすく、自社サイトを上位表示させることで、認知度の向上にもつながります。
例えば「工務店」と検索した際に、検索1位(1ページ目)に表示されている会社と検索50位(5ページ目)に表示されている会社であれば、どちらに目が向くでしょうか。多くのユーザーは5ページ目まで見ることはなく、検索結果の1ページ目・2ページ目のいくつかのWebサイトへアクセスして満足するでしょう。
したがって検索結果の1ページ目・1位であれば、ほとんどのユーザーが目にすることになります。そのため仮にアクセスへつながらなかった場合でも、自社を知ってもらうきっかけづくりになる点が強みです。
TRASPではWeb集客で数多くのお客さまを支援してきた経験から、短期間で成果の見込めるSEO対策をサポートしています。現状の課題を踏まえたうえで一から分析しご提案していますので、まずはお気軽にご相談ください。
SEO集客のデメリットでは、以下の3つが挙げられます。
正しい知識をもったうえで長期的な対策が必要になるため、確実に成功させるためにも積極的にSEO集客のプロを活用するようにしましょう。
1つ目のデメリットは、SEOで集客効果を得るまでには長期的な対策が必要なことです。
費用をかけずに始められる点はメリットですが、検索エンジンからの評価を得るには、最低でも3ヶ月〜半年は必要になります。
そのためWebサイトを公開したからといって即座にアクセス数が増えるわけではなく、はじめは地道に取り組むことが重要です。またSEOの順位はWebサイトの運営歴によっても変化するため、新しく制作したばかりのWebサイトでは、さらに時間をかける必要があります。
そのため最短で成果を出したいという方は、自社に合わせたSEOを提案・実施してくれるWeb会社へ依頼することをおすすめします。
記事冒頭で記載したとおり、SEOでは主に内部対策・外部対策にわかれており、成果を出すには数ある対策項目を網羅的に取り組む必要があります。
例えばSEO内部対策を行う場合、Webサイトのページ速度やコンテンツの読みやすさなどユーザー目線での対策に加え、構造化マークマップなど検索エンジンに向けた対策が必須です。
また各対策項目に点数がつくわけではないため、SEOに関する幅広い知識を身につけ、Webサイトごとに足りない要素を考えるスキルが求められます。
したがってSEO集客を行う際は、最低でも1人はSEOに精通している経験者もしくは外部の会社からサポートを受けるなど、正しい知識をもったうえで取り組むようにしましょう。
SEOの集客のメリットでは「一度検索上位に表示されたコンテンツは、長期的に検索上位へ表示されやすい」と記載しましたが、唯一例外を挙げるとするならば、Googleのアップデートによる影響です。
Googleでは定期的にアップデートを実施しており、内容次第では検索順位のランキング圏外へ飛ばされる可能性もあります。例えば2012年に導入された「パンダアップデート」では、「低品質なコンテンツを検索上位に表示させないこと」を目的とし、多くのWebサイトが検索圏外へとばされてしまいました。
このような大型アップデートは数年に一度の導入となりますが、近年では医療系など特定ジャンルの規制が厳しくなっており、アップデートの影響を受けやすい点には注意が必要です。
検索アルゴリズムについて詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。
ここではWebサイトに欠かせない、代表的なSEO対策を5つに絞って解説していきます。
SEO対策では、タイトルタグ・見出しタグを正しく設置し、対策したい検索キーワードを含めることが重要です。
仮に「工務店 選び方」という検索キーワードを対策する場合、以下のように設定しましょう。
タイトル:優良工務店の選び方とは?絶対に外さいない3つのポイント
また見出しについても、タイトル同様に「検索キーワード」もしくは検索キーワードと関連性のある「サジェストキーワード」を含めるとSEOに効果的です。
見出し例
検索エンジンでは「クローラー」と呼ばれるロボットが各Webサイトを巡回し、検索エンジンのデータベースへ情報を登録する仕組みになっています。
そのためクローラーが巡回しやすいサイト構成ほどSEO評価を高めやすく、なかでもWebサイト内で関連記事をつなぐ内部リンクの設置が重要になります。
適切に設置された内部リンクはユーザーの回遊率向上にもつながるため、結果的にWebサイト全体のSEO評価を高めることが可能です。
検索エンジンではWebサイトの評価基準としてさまざまな項目を設けていますが、すべてに共通する点が「ユーザー目線で役立つコンテンツ」であることです。
なかでもSEOは「質の高いコンテンツ」を評価する傾向があり、具体的な要素として以下の2つが重要視されています。
従来は複数のジャンルを扱う雑記型が好まれていましたが、近年はWebサイトが増えたことで、一つのジャンルに特化した専門性の高いWebサイトが評価されるようになりました。また間違った情報はユーザーの利便性を下げることから、発信する情報の信頼性についても重要なポイントとなります。
モバイルファーストインデックスとは、Webサイトで表示されるページが「デスクトップ型ページ」よりも「モバイル型ページ」の方が評価されやすいことを意味するアップデートです。
近年はスマートフォンが広く普及したことで、大半のユーザーがスマートフォンやタブレットからWebサイトへアクセスするようになりました。
そのためSEOでは「モバイル型ページ」の見やすさや使いやすさを重視しており、スマートフォン向けに最適化されたWebサイトほどSEOの評価を高めやすくなります。
モバイル対応はレスポンシブデザインがおすすめです。
最後に紹介するSEO対策は、外部対策で重要となる被リンクの獲得です。
被リンクとは、外部サイトから自社サイトに向けて設置されたリンクを指し、「Webサイトが外部からどの程度の評価を得ているのか」を示す指標として重要視されています。
SEOでは「被リンクが多い=多くの人に評価されているWebサイト」と認識されるため、SNSなどを活用し、多くの人から自社サイトをシェアしてもらえる状態が理想となります。
ただし故意によって設置された被リンクは「ブラックハットSEO」と呼ばれ、検索エンジンからペナルティを受ける対象になります。そのためユーザーに役立つ情報を発信し、自然な流れでシェアが増え、被リンクを設置してもらえることを目指しましょう。
SEOでは対策する項目が多く、何から取り組めば良いのかわからない方も多いでしょう。
そこでコンテンツ制作におけるSEO対策の流れをまとめましたので、以下を参考にしながら取り組んでいきましょう。
SEOではユーザーの検索キーワードに向けた対策を行うため、まずはどの検索語句を対策すべきか、対策キーワードの選定から行いましょう。
対策キーワードを選定する際は、最終的に「自社サイトの問い合わせや商品購入につながる見込み」を考えることが重要です。
仮に「リフォーム」で対策する場合、「リフォーム DIY」といったキーワードで検索しているユーザーばかり集客してしまっては、問い合わせにつながる見込みが薄いと考えられます。したがって「リフォーム 大阪市」や「リフォーム 水回り」といったキーワードを選ぶことが必要。
そのため検索語句からユーザー心理を考え、購買意欲の高い層を吟味したうえでキーワードを選定しましょう。
対策キーワードを選定した後は、コンテンツの作成を行います。
コンテンツ作成の手順
とくに重要なポイントは、はじめに行う競合サイトの分析です。いま現在で検索上位に表示されているコンテンツは「検索エンジンから評価されている」と認識できるため、ユーザーにとって役立つ内容であると考えられます。
そのため検索上位サイトを参考に、オリジナル性を踏まえながら構成案を考え、ライティングへと移っていきましょう。
コンテンツ公開後は、アクセス数やコンテンツ経由での問い合わせ数などを確認し、定期的にリライトを行うことが重要です。
一度公開したコンテンツは半永久的に集客効果を得られるものの、時間が経過するごとに情報は古くなってしまいます。そのため情報の信頼性も弱まってしまい、結果的にアクセス数は減少しやすいといえるでしょう。
ただしリライトによって情報を更新すれば、常に信頼性の高い状態を維持できます。検索エンジンからも新しい情報は良い評価を得やすいため、ユーザーのアクセス数を減らすことなく集客効果を高められるでしょう。
本記事では、SEOの概要からホームページでSEO集客を行うメリット・デメリットについて解説してきました。
SEO集客は短期間で成果を出すことが難しく、正しい知識をもったうえで継続的に取り組むことが重要です。ただし有料広告と比べ、長期的な集客力や費用対効果が優れているため、積極的に取り組むことをおすすめします。
TRASPではSEOの戦略立案から施策実行までを一貫してサポートしています。過去には施策開始から半年で自然検索の流入数が100倍になった実績もありますので、アクセス数の伸ばし方に悩んでいる方はお気軽にご相談ください。
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