SEO
SEOを成功に導くライティングとは?成功事例・・・
2021.01.27
TRASPコラム
SEO
公開日:2023.04.28
企業のマーケティングにおいて、欠かせない手法となっている“SEO対策”。自社で導入するにあたり、このように悩まれているご担当者さまもいらっしゃるでしょう。
「自分でやるにはどうすれば良いの?」
「具体的な手順があれば知りたい」
SEOは「プロに依頼しないと効果が出ない」と思われがちです。しかし高度なスキルがなくても基本的なやり方とコツを押さえれば、ある程度までは自身で対策ができます。
そこでこの記事では、2023年最新版“自分でSEO対策を始める手順”を完全ガイドします。数多くのWeb集客に携わってきたTRASPが、初心者の方も実践しやすいノウハウをご紹介。おすすめのツールや注意点なども解説しますので、ぜひご覧ください。
目次
まずは、SEO対策の施策4選をそれぞれご紹介します。
SEO対策の基本となるのが、コンテンツ制作です。
ユーザーが検索しているキーワードをもとに「何を知りたいのか」という意図を分析し、具体的なニーズを探りましょう。そのうえでサイトに訪問したユーザーの求める情報を網羅し、満足してもらえる内容を作成するのがベストといえます。
また、あわせて下記に挙げた点を実践すると良いでしょう。
コンテンツ制作を終えたら「より内容を理解してもらう」「興味を持ってもらえる」よう、導線を最適化していきます。たとえば、次のことを実践すると良いでしょう。
このようにしっかりとユーザー目線に立ち、“読みやすい・わかりやすい”流れをつくることが大切です。
またコンテンツで紹介した内容を解説した記事が別にある場合、内部リンクを添付して簡単に関連ページに誘導できるようにしましょう。
関連しているページとの内部リンクは、お互いの評価を上げられるだけでなく、検索エンジンのクローラーがより回りやすくなります。ユーザーの滞在時間を伸ばすことにつながり、サイト内の回遊率も上がるため、こちらもぜひ実行しましょう。
内部施策とは「検索エンジンがクローラーを正しく評価できるようにするための施策」を指します。確認しておきたいポイントとして、主に以下の2つが挙げられます。
正しくHTMLが入力できているか
タイトルや見出しを文字で入力しても、HTMLが正しく入力できていないと、クローラーがキーワードを正しく認識できないことがあります。そのため「HTMLの入力に誤りはないか」「文字化けが起きていないか」をチェックしましょう。
クローラーに対策したキーワードを認識させる
クローラーに対策したキーワードを認識させましょう。タイトルや見出しのキーワードから、クローラーは「どの内容のコンテンツか」を判断していきます。
またコンテンツが“トピックに合わせたフォルダに含まれているか”も重要です。
たとえば、対策キーワードが「SEO」であったとします。そこで「SEO対策 とは」「SEO 手順」「SEO 初心者」など関連キーワードについて書かれたコンテンツを「SEO」について書かれたページの下層構造にすれば、自社サイトの評価は高くなるため。
したがって、ページを設置しているフォルダが「対策したいキーワードに紐づいた構造になっているか」も確認すべき要素といえます。
内部対策に関する情報を詳しくまとめた記事があります。
外部施策とは「他社のコンテンツから被リンクを受けるための施策」を指します。
被リンク数が増えるほど他サイトのコンテンツを通じ、検索エンジンのクローラーから自社のコンテンツを探し出してもらいやすくなります。
また大企業・高評価を受けているサイトからの被リンクは“良質なリンク”としてGoogleから評価されやすいため、こちらも当施策を行う際に意識しておきましょう。
外部施策がうまくいけばクローラーだけでなく、より多くのユーザーにも知ってもらえるというメリットがあります。ぜひ積極的に取り組みましょう。
外部対策の基礎から効果を見込める方法を詳しく解説します。
次に、SEO対策を自分で始める手順8ステップを見ていきましょう。
1つ目は、ユーザーの悩みや課題を分析することです。
私たちが日常的にWeb検索をするのは、何かしらの情報を「知りたい」「疑問を解決したい」といった意図があるからです。それはユーザーも同様で、特定の悩みや課題を解決するために検索を行います。
しかし「どのような悩みや疑問を抱えているか」を全体像から知るのは難しいため、まずは“自社のユーザーがどのような人物像であるか”を考えると良いでしょう。これを「ペルソナ設計」といいます。
ペルソナとは
ユーザー属性を複数細かく設定し、人物像が思い浮かぶようにしたもの
明確にユーザーをイメージできれば、悩み・課題などを洗い出しやすくなり、より施策をスムーズに進められるでしょう。
ペルソナ設計に関して詳しく解説した記事はこちら。
2つ目のステップは、メインキーワードを決めることです。
SEO対策で求められるものは、“それぞれの検索ユーザーが必要とする情報に寄り添うコンテンツを作ること”です。つまり、自社がターゲットにしたい層やお客さまが「どのようなキーワードで検索をするのか」を知る必要があります。
たとえば「テレビ 高画質」であれば、ユーザーは「画質が良いテレビを購入したい」というアクションを起こそうとしていることがわかります。
さらに「Twitter 使い方」であれば、「どのようにTwitterを使うのか」という手順を知りたいというユーザーの意図が予測できるでしょう。
また、自分の決めたメインのキーワードがユーザーの意図に合っているかを確認する際は、メインキーワードで検索して1ページ目に表示されるコンテンツを参考にするのがおすすめ。Googleで高評価を受けているため、ユーザーのニーズを満たしているといえます。
キーワード選びのコツを解説した記事はこちら。
3つ目のステップは、競合サイトを調査することです。
前述したようにSEO施策をできているものが、検索結果画面の上位に表示されます。そのため上位に表示されているサイトほど、“ユーザーの意図に近く、ユーザーが求めているコンテンツ”といえるでしょう。
たとえば、上記のような項目を調査すると良いでしょう。同じような見出しをまとめていくと、その内容は「ユーザーが求めている情報」だとわかります。
またユーザー側の立場になって検索し、「どのようなコンテンツが作成されているか」を確認すれば、“ユーザー側の心理”をより理解しやすくなるでしょう。
4つ目のステップは、見出しを設定することです。
設定を行う際に、文章をいきなり書き始めるのはNG。「何をテーマに書くのか」という方向性があやふやだと、ユーザーに必要な情報を入れ忘れたり、コンテンツにまとまりがなくなったりするおそれがあります。
またキーワードの組み合わせにより、ユーザーの意図は大きく異なります。さきほど説明した「ペルソナ」を設定したうえで、メインキーワードを見出しに組み込むと良いでしょう。
5つ目のステップは、メタディスクリプションを設定することです。
メタディスクリプションとは、「Googleで検索をした際に、タイトルの下に表示されるコンテンツ内容を要約したもの」。100~120文字程度で“コンテンツ内容がどのようなもの”か、パッと見て関心を引けるものにしましょう。そうすると、ユーザーがページに訪問する機会を増やしやすくなります。
また、メインキーワードを数回含めておくのもおすすめ。これもSEO対策で非常に重要な要素となるため、押さえておくと良いでしょう。
6つ目のステップは、「悩みを解決する」「わかりやすい」文章を書くことです。そのために実践してほしいコツとして、このようなものがあります。
ターゲットとしているユーザーにあわせた言葉を使う
人によって、同じ言葉でも使い方が異なります。したがって、SEO対策として“コンテンツを読むであろう”と予測されるユーザーを意識し、言葉を選びましょう。
たとえば「インデックス」という言葉を使ったときに、普段からSEO対策している人とそうでない人では理解度が変わります。そのため、ユーザーに合わせて「インデックス」から「SEOで検索順位が決まる仕組みの1つ」と言い換えるイメージです。
「結論」→「理由」→「具体例」→「結論」の順で書く
文章を書く際は「結論」→「理由」→「具体例」→「結論」の順で書くと、より伝わりやすくなります。結論を最初に書けば、「なぜそのようになるのか」という疑問が生まれ、それに対する具体例を知ることで納得するという流れが生まれます。そのため、自然に“最初から最後まで”内容を目で追ってもらえる可能性が高いです。
このように検索ユーザーに出来る限り寄り添い、同じ気持ちになって書くことが大切です。またコンテンツを書き終えたら再度読み返し、誤字脱字のチェックを行ってページを公開すると良いでしょう。
ライティングに関する情報を知りたい方は、こちらをぜひ参考にしてください。
7つ目のステップは、タグ付けを行うことです。なぜなら、Googleはどのようなコンテンツが書かれているかを読み取ることで、対策したキーワードのSEOを評価するため。
代表的なタグとして、主にこのようなものが挙げられます。メインキーワードがGoogleにも伝わるよう、しっかりとタグを活用しましょう。
8つ目のステップは、定期的にリライトすることです。
情報は時間の経過で変化するため、常に最新の情報を発信することを意識しましょう。
リライトの内容
またリライトは、約3ヶ月から半年程度経過したタイミングで行うと良いでしょう。継続的に正しい改善を行えば記事の内容がより洗練され、SEOの評価向上にもつながります。
TRASPは多くの企業をWebで支援してきた経験から、市場や競合を加味した戦略設計を得意としています。特にSEOではWebサイトに合わせた設計が重要なため、集客につなげる施策はプロにお任せください。
TRASPのSEO対策
つづいて、SEO対策を自分で行う際におすすめしたいツールをまとめました。
https://analytics.google.com/analytics/web/provision/?hl=ja#/provision
Googleが無料で提供しているWebページのアクセス解析サービスです。当サービスを活用すれば、SEO対策を実施したことで「どのようなユーザーが流入したか」「目的となる行動に至ったか」などを数値化し、レポートとして出力できます。複数のユーザーとのデータ共有も行えるため、報告作業などをよりスムーズに進められるでしょう。
https://search.google.com/search-console/about?hl=ja
Googleが提供する検索結果におけるWebサイトのパフォーマンス分析ツールです。キーワード検索によって「サイトに流入したユーザーのクリック数」「クリック率」をはじめ、「サイトに訪問する前のユーザーの動向」もあわせて確認できます。
Google・Yahoo!JAPAN・Bingでの検索順位を把握するツールです。当ツールを用いれば順位を計測するタイミングの指定や、検索順位のグラフ表示もできます。さらに調査するキーワードにおいて、「サイト内のどのページが何位なのか」を確認する機能も搭載。ページごとの状況を把握するのにも、非常に便利でしょう。
SEO対策に便利なツール5選を詳しくまとめています。
この項目では、SEO対策を自分で始めるときに注意すべきポイント3つをまとめました。これらの注意点を押さえれば、よりスムーズに対策を進められるでしょう。
SEO対策の効果が出るのは、最短でも3~6ヵ月ほどかかると言われています。即効性があるものではなく、長期スパンで対策を行う必要があると認識しておきましょう。
「被リンクを大量に購入する」「ライバルサイトのコンテンツをコピーして使う」など、Googleのペナルティを受ける行為はNG。このような不正な方法でSEO対策することを、「ブラックハットSEO」と呼びます。
一時期は効果のあった手法もありますが、不正な方法によってGoogleからペナルティを受ければ、Webサイトが検索結果に表示されなくなることも。ペナルティを受けたときのダメージは非常に大きいため、絶対にしないよう注意しましょう。
SEO対策では、ある程度のコンテンツ量が必要です。しかし記事の量が多ければ良いというものではなく、質を重視することが大切といえます。
なぜなら、下記のような「ユーザーの検索意図を満たせない」コンテンツは“品質が低い”と判断され、Googleからマイナス評価を受けることがあるからです。
したがって多くのユーザーから支持を得るためにも、量ではなく質を意識し「悩みに寄り添う」「読者ファースト」なコンテンツ制作をしていきましょう。
ここまで、SEO対策を自分で始める手順や注意すべき点などをお伝えしました。基本的な考え方を理解すれば、自社のみでも対策を行えるとおわかりいただけたかと思います。
しかし、SEO対策は非常に地道な作業の連続となります。加えて専門的な経験・知識が必須となるため、「自社サイトを本格的に伸ばしていきたい」という方は、プロへ相談すると良いでしょう。
当社TRASPは、SEO対策を得意としているホームページ制作会社です。400社以上のホームページ制作実績があり、豊富なSEOに関する知識・経験を保有しています。
また狙ったキーワードにて上位表示を獲得し、自社コラムのオウンドメディアでCV数を1年で11倍に増やした実績もございます。SEO対策に関してお悩みの方は、ぜひ一度お話を聞かせていただけませんか?
TRASPの強み
この記事では、2023年最新版“自分でSEO対策を始める手順”をご紹介しました。初心者の方も実践しやすいノウハウも解説しましたが、いかがでしたか?
SEO対策はある程度の時間を要しますが、ポイント・手順を押さえれば、自分でも進められる手法です。
紹介した手順8ステップや注意点などを参考にすれば、初心者の方でも取り組みやすいため、ぜひ実践してみてください。
ただしSEO対策を成功させるには、専門的なスキルが必須です。「Webに関する知識に自信がない…」「自社に効果的な施策が知りたい」という方は、ぜひ一度プロまで相談することをおすすめします。
毎日のように更新されていくGoogleアルゴリズムに対応し、ユーザーが求める有益な情報を発信し続けるためには、Webマーケティングのプロに外注するのも一つの手です。相談は無料です。SEO対策を検討している担当者さまはお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはこちら