SEO
SEOを制するキーワード選定のコツとおすすめ・・・
2020.09.30
TRASPコラム
SEO
更新日:2023.03.27
公開日:2021.11.10
「サイトを使って集客したいけど、SEO対策のやり方がわからない…」という方も多いのではないでしょうか。SEO対策ではたくさんの項目があるため、重要箇所に絞って効率良く行う必要があります。
そこで本記事ではSEO対策の最重要箇所について、内部対策・外部対策・コンテンツSEOの15項目から解説していきます。
数多くの会社でSEO対策の支援をしてきたTRASPが、SEO対策で重要なポイントから活用すべき無料ツールについても解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
SEO対策とは「検索エンジン最適化」を意味し、GoogleやYahoo! JAPANなどの検索エンジンから自社サイトへの流入を増やす施策のことです。
また検索エンジンからのアクセス数を増やす以外にも、ページ内の問い合わせや商品の購入につなげる目的として、サイト運営にはSEO対策が不可欠になります。
ただしSEO対策の項目は多くあるため、ポイントに分けて対策することが大切です。
「そもそもSEO対策ってなに?」という方は、まずこちらの記事からご覧ください。
ここでは、SEOの3種類の対策方法について詳しく解説していきます。
SEO対策は、内部対策・外部対策・コンテンツSEO対策の3種類があります。
最終的な目的は検索エンジンに評価されることですが、対象によって対策範囲や内容が異なります。
そのため対策ごとの特徴を捉え、「何を対象に対策するのか」を意識して取り組みましょう。
SEO対策は検索エンジンに評価されることが目的です。そのため検索エンジン=Googleが理想としているコンテンツの内容を知らなければ、効果的なSEO対策はできないでしょう。
ここでは、Googleが理想としているコンテンツについて詳しく解説していきます。
検索エンジンに評価されるためには、検索エンジンを運営しているGoogleの理念に沿った対策が必要です。
具体的には、以下の2つを押さえましょう。
量と質の意識されたコンテンツは、Googleの「検索品質評価ガイドライン」内に記載されていることです。なかでも、専門性・権威性・信頼性の3点が重要になります。
ユーザーファーストは、Googleの理念である「Google が掲げる10の事実」に記載されています。
ユーザーにとって価値のあるコンテンツを提供することが、検索エンジンに評価されSEOに有効な対策です。
コンテンツの制作やSEO対策を行う前には、最初にサイトの現状分析をしましょう。
どの項目で対策できているのかできていないのかを把握し、具体的な目標に向けて取り組むことが重要になります。
現状分析を行う際は、以下のGoogleのツールを活用しましょう。
上記は自社サイトに連携することで、詳細な数値を確認できます。現状分析には欠かせないツールのため、かならず活用しましょう。
具体的な活用方法については、後述の「SEO対策のやり方:無料ツール」で解説していきます。
SEOの内部対策では簡単なタグ設定からHTMLの記述まで、幅広い対策が必要です。自分でどうしてもできないという場合は、SEO対策業者の活用をおすすめします。
ここでは、SEOの内部対策8選について詳しく解説していきます。
ページタイトルとmetaタグは検索結果の画面で最も見られる項目のため、キーワードを踏まえて対策することが重要です。
他にも以下のポイントを押さえましょう。
ページタイトルに対策キーワードを含めてはいるものの、後半に使用しているケースがよくあります。早めに記載すると、よりSEOに有効といえるでしょう。
タイトルの付け方について詳しく知りたい方は、下記もご覧ください。
見出しタグもページタイトルと同様に、対策キーワードを含めることが重要です。また階層を意識し、ユーザー・検索エンジン両方から認識しやすい構造にしましょう。
悪い例
h2
h3
-h3
-h3
h3
-h2
-h2
-h3
h2
良い例
h2
h2
-h3
-h3
h2
-h3
-h3
-h4
-h4
h2
不規則な順番では構造が理解できず、サイトの内容が伝わりません。そのためh2の下にh3、h3の下にh4と正しく使用しましょう。
内部リンクはページをつなげるためのリンクのことをいい、サイト内で関連性のあるコンテンツを伝える役目をもちます。
特に評価の高いページからの内部リンクはSEOに効果的のため、積極的に活用することが重要です。
重要視すべきポイントは以下の2点です。
アンカーテキストとは、HTMLでリンクが設定されている文字列のことです。URLだけで設置するのではなく、アンカーテキストを使用するとSEOに効果的となります。
alt属性とはページ内の画像に設定する代替テキストのことをいい、画像の内容を検索エンジンに伝える役目をもちます。
画像が表示されない場合はalt属性のテキストが表示される仕組みのため、コンテンツ内の画像すべてに設定することが大切です。
設定する際は、画像の内容がひと目でわかるテキストにしましょう。明確な文字数はありませんが、長すぎず簡潔に記載することが重要です。
構造化マークアップはHTMLの記述をわかりやすくタグづけすることをいい、クローラーにサイトの情報を正しく伝える役目をもちます。
また構造化マークアップを行うことで、検索結果のリッチリザルトで表示項目を増やすことが可能です。
リッチリザルトでは、以下のような項目が設定できます。
リッチリザルトが表示されていると競合サイトとの差別化になるため、SEOだけでなくクリック率の向上にもつながります。
ページの読み込み速度はクローリングの最適化と、ユーザーの利便性向上につながります。
仮にページの読み込みが遅いとユーザーの離脱が増加してしまうため、早急な対処が必要です。
ページの読み込み速度は「PageSpeed Insights」を活用すると、現状のスコアと改善ポイントが確認できます。
すぐに改善できるポイントも多いため、すべてのページで一度は確認しましょう。
またサイトの表示速度について詳しく知りたい方は、下記もご覧ください。
サイトマップはサイト全体の構造をあらわしたもので、以下の2種類があります。
XMLサイトマップはユーザーの利便性を高めるために活用するサイトマップです。サイトの構造がわかりやすく表示され、特にスマモやモバイルデバイスのユーザーに役に立ちます。
HTMLサイトマップは検索エンジンに送信することでクロールの頻度を高められ、ページがインデックスされやすくなります。
どちらのサイトマップもSEOに効果的なため、設定することをおすすめします。
モバイルファーストインデックス(MFI)とは検索エンジンがページを評価する際、PC版ではなくモバイル版を判断することです。
検索順位に直結する内容のため、モバイル版に最適化することが重要となります。
基本的には、レスポンブウエブデザインに対応させることで問題ありません。レスポンブウエブデザインに非対応の場合は、PC版とモバイル版それぞれのURLを用意し対処しましょう。
SEOの外部対策では、被リンクやサイテーションの獲得が重要です。短期間で効果を得られるものではないため、SNSの活用など日頃からの積み重ねを意識して対策しましょう。
ここでは、SEOの外部対策3選について詳しく解説していきます。
被リンクとはほかのサイトで自分のURLが設置されることをいい、SEO対策では被リンク数が重要視される項目です。
ただしサイトの関連性も問われるため、無闇に被リンクを増やせばいいわけでない点には注意しましょう。
良質なコンテンツ制作を心がけることで自然に共有され、被リンク数も増加できます。
サイテーションとは、ほかのサイトで自社サイトに関する情報を記載されることです。
サイテーションの種類は以下の3つになります
被リンクはURLが設置されること、サイテーションはテキストで記載されることが違いになります。
被リンクと同じく検索エンジンに評価される項目のため、多くのサイテーションを獲得を目指していきましょう。
効果的な外部対策を行うには、SNSの拡散がおすすめです。
SNSは情報が拡散されやすい特徴があるため、サイトと連携し、シェアされるように促しましょう。
また拡散されればアクセス数の増加だけでなく、被リンクやサイテーションの獲得にもつながります。
SEOに効果的な状態が作れるため、SNSは積極的に活用していきましょう。
コンテンツSEOでは、ユーザーがいかに価値を感じる内容であるかが重要です。ありきたりな内容だけでなく、オリジナル性を加えると質の高いコンテンツを制作できます。
ここではコンテンツSEO対策について、4ステップから詳しく解説していきます。
まずは対策するキーワードを決めましょう。
検索キーワードにはユーザーのニーズや悩みが詰まっているため、検索意図を考えながら選定することが重要です。
具体的には、以下の4種類に当てはめて考えましょう。
「パソコン」だけのキーワードだと範囲が広すぎますが、「パソコン 5万円以下」であれば、Buyクエリとしてニーズが具体的に考えられます。
また「パソコン 8ギカ 5万円以下」のようなロングテールキーワードだと、よりユーザーに響くコンテンツが制作できます。したがって、できるだけニーズが明確化したキーワードを選定しましょう。
キーワード選定について詳しく知りたい方は、下記もご覧ください。
対策キーワードの選定後は、検索上位10サイトを分析しましょう。検索上位のサイトは、すでに検索エンジンとユーザーから高い評価を得ていることを示しています。
そのため質の高いコンテンツを制作するには、検索上位サイトの内容を網羅することが重要です。
また同じ内容だけではなく+αの内容も加えて、オリジナル性のあるコンテンツを制作しましょう。
競合サイト分析が終わったら、つぎに記事構成を考えていきます。
記事構成なしで執筆をすると一貫性がなくなりやすいため、構成の段階で軸を決め、大枠の内容を定めましょう。
全体像を捉えたうえで、上手に流れを作ることがポイントです。
またSEOに効果的な見出しを設定するには、前述の内部対策「2.見出しダグ」で紹介した項目を押さえることが大切です。
記事構成が終わったら、いよいよ記事の執筆を行います。
執筆ではユーザーのニーズを満たすとともに、SEOに効果的なSEOラインティングを意識しましょう。
SEOライティングでは、以下のポイントが大切です。
ユーザーからの見やすさを意識すると良い執筆が行えます。
特に文だけで執筆された記事は読みづらく感じるため、積極的に箇条書きや図を用いることが重要です。
SEO対策ではサイトの現状分析を行うために、ツールの活用が欠かせません。ツールごとに確認できる項目が異なるため、使用する目的や対策項目を考えながら活用しましょう。
ここでは、SEO対策に必要な無料ツールについて詳しく解説していきます。
Google Analyticsはサイトのアクセス数や検索流入など、アクセス解析を行うためのツールです。
主に以下の項目が確認できます。
流入
行動
Google Analyticsでは、ユーザーがサイトに訪れてから離脱するまでの分析になります。そのためページ内の状況確認やユーザーの反応確認に向いているツールといえるでしょう。
Google Search Consoleはサイトへ訪れる際の検索キーワードや、サイト全体の管理を行うためのツールです。
主に以下の項目が確認できます。
Google Search Consoleでは、ユーザーがサイトに訪れるまでの分析になります。そのため検索クエリをはじめ、SEO対策を確認する際に向いているツールです。
本記事ではSEO対策の最重要箇所について、内部対策・外部対策・コンテンツSEOの15項目から解説してきました。
それぞれの項目によって対策範囲は異なるため、対象をしっかりと理解したうえで取り組んでいきましょう。
またSEO対策では、専門的な用語や知識が必要な場面も多いです。
SEO対策業者であれば短期間で効果を最大化できるため、上手に活用してはいかがでしょうか。
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