SEO
SEOを制するキーワード選定のコツとおすすめ・・・
2020.09.30
TRASPコラム
SEO
更新日:2023.05.11
公開日:2020.10.06
ホームページを制作したら継続して更新していく必要がありますが、まずはブログ形式で記事を増やしていくのが手軽です。しかしプライベートではなく企業ホームページのブログであるなら、日記のようなブログを書いていてはあまり意味がありません。
本記事では、集客につながる企業のブログ記事を書くために押さえるべき5つのポイントを、おすすめの構成方法3つとあわせてご紹介します。
自社コンテンツで検索上位を獲得しているWeb制作会社のTRASPが、SEO効果を高める方法についても詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
企業のホームページのブログを書くうえで重要なことは、誰に向けて書くのかというペルソナを明確にすることです。
ペルソナとはどのようなものか、ペルソナ設定が重要な理由などについて解説します。
ペルソナとは、自社の製品やサービスを購入してもらう顧客を具体的に表現した架空の人物像のこと。具体的なペルソナを作成することで、コンテンツを届けるべきユーザー層が明確となり、コンテンツ作成時の方向性が決定しやすくなります。
よく似た言葉に「ターゲット」がありますが、ターゲットは年齢や性別などの大まかな属性で分類したユーザー層であるのに対し、ペルソナはターゲットからさらに踏み込み、より詳細に表した人物像となります。
ペルソナについてはこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ホームページ制作をする際には、誰にどのようなアクションを起こしてほしいのか、目標を定めてあったはずです。そしてそのときに、「誰」にあたるターゲットを決めたのではないでしょうか。
ブログの記事を書くときにも、誰に向けて発信するのかを決めておかないと、誰にも刺さらず結果として目標を達成できません。
誰かに向けた情報発信である企業のブログの場合は特に、ターゲットよりもより細かいペルソナの設定が重要になります。
ペルソナを明確にすると、そのユーザーのニーズや特性にあわせた戦略を立てられます。その結果、ニーズにマッチした記事を書けるようになるため、ブログの効果を最大限に発揮できるのです。
ホームページ制作で大まかなターゲットを決めているはずなので、大枠はそれに従ってペルソナを決めていきます。たとえばサイトのターゲットが50代のビジネスマンであるなら、軽くくだけた口調のブログはマッチしません。反対に10代の若者向けのサイトであるのに、漢字の比率が高く堅苦しい文章だったら読んでもらえない可能性が高いでしょう。
ブログを書くときも、サイト全体のイメージがぶれないように、大枠から外れないようにします。
記事を書くときには、そこからさらに掘り下げ、キーワードにあわせて「1人」にまで絞り込むペルソナを設定することがポイントです。都心に住む40代事務系ビジネスマンをターゲットにカメラを売るサイトであっても、初めてカメラを買う人とカメラ歴が10年の人では悩みやニーズはまったく異なるでしょう。
ペルソナを記事ごとに設定することで、その人にぴったりあった記事になるうえ、その人と属性が似た人にも興味をもってもらえる可能性が高くなります。
企業のブログを書く際は、ブログを書くことで達成したい目的が何かを明確にしましょう。目的を明確にするべき理由や、具体的な目標を立てることの重要性について解説していきます。
企業のブログを書くうえで達成したい目的を明確にすべき理由は、ブログの成果を正確に測るためです。
ブログの目的には主に以下のようなものがあります。
企業のブログは、目的によって書くべき内容が異なります。
目的を明確にしたら、具体的な数字となる目標を決めていきましょう。たとえば、既存顧客のファン化を目的とするのであれば、定期的にブログに訪問するユーザーの10%増加を目標に設定するなどです。
企業のブログが達成したい目的を明確にすると、ブログの成果を何で評価するのかという指針を決めることにつながります。
目標は具体的な数値で設定することが重要です。
ページビューはどれくらい稼ぎたいのか、ブログからの問い合わせ数は月に何件ぐらいを目指すのかなど、具体的な目標値を定めましょう。
数値目標を立てて定点観測することで、ブログ全体の目標達成度を測れます。
定期的にブログを観測し、方向性の見直しや記事ごとの貢献度をチェックしてリライトするなど、改善していくことが重要です。
企業のブログの記事を書く際は、ユーザーのニーズをとらえたキーワードを選定することが重要です。キーワード選定をするうえで知っておきたいSEOについてや、キーワード選定の重要性について解説していきます。
SEOとは
Search Engine Optimizationの略で、検索エンジン最適化を意味します。検索エンジン最適化とは、Googleなどの検索エンジンで上位表示させるためにWebサイトを改善すること。
一般的なブログのアクセスのうち、80〜90%は検索からの流入となっています。つまり、企業のブログを見に来てもらうためには、上位表示されなければならないため、SEO対策が必須となるのです。
Googleなどの検索結果は1ページ目に表示されなければ、ほぼクリックしてもらえません。2019年に500万件のGoogle検索結果を分析したBacklinko社の分析によると、1ページ目では1位が約31%のクリック率であるのに対し、10位になるとわずか3%しかクリックされない結果になっています。この結果からも、上位表示されることの重要性がわかります。
キーワードとは
インターネットで知りたい情報を検索する際、検索画面に打ち込む語句のこと。
ブログに来てほしいユーザーがどのようなキーワードを打ち込むのかを考え、そのキーワードで検索した際にブログが表示されるように記事を作成することで、検索エンジンで上位表示されるようになります。
この検索キーワードにはユーザーの疑問や悩みなどが反映されているため、キーワードを分析するとユーザーのニーズを把握することも可能に。たとえば、「大阪市 歯医者 土日」というキーワードを検索画面に打ち込んだユーザーは、大阪市で土日も診療している歯医者を探していることがわかります。
ブログからより多くのユーザーを流入させるためには、ユーザーのニーズをとらえたキーワードを選定し、そのニーズを満たした内容の記事を作成する必要があるのです。
ブログのキーワードを選定す際は、ツールを活用するのが効率的です。
Googleが提供しているサーチコンソールでは、ユーザーがどのような言葉やフレーズで検索をして、自社のホームページが検索結果に表示されているのかをチェックできます。表示回数の多いものから、ホームページの内容にあったものを選ぶと、流入が期待できます。
ほかにもGoogle広告に申し込むことで使用できる、キーワードプランナーを活用するのもひとつの方法です。キーワードプランナーでは、キーワードごとの検索ボリュームや競合性の高さなどをあらかじめ調べられることがポイントです。
キーワードを選定したら、そのキーワードで検索するユーザーのニーズを深掘りし、記事の内容を考えるようにしてください。
キーワードの決め方やツールを使用した選定方法については、下記の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
ユーザーのニーズを想像してキーワードを選定し、記事の内容を固めたら、記事のタイトルを考えましょう。記事のタイトルをつけるうえで重要なポイントについて解説していきます。
ブログ記事のタイトルは、ユーザーにとって課題を解決できるコンテンツかどうかを判断する基準となります。
たとえば、「カメラ 初心者 おすすめ」という記事を書くのに、タイトルに「カメラ」が含まれていなければ、その記事が何の記事なのかユーザーにはわかりません。たとえ検索結果に表示されたとしても、クリックしてもらえる確率は低くなってしまいます。
ブログの鉄則は、ユーザーにとって利益がある記事にすること。そのためにも、ユーザーにとってのメリットがひと目でわかるような、ユーザーのニーズを満たしたタイトルをつけるようにしましょう。
記事のタイトルはSEOにおいても重要な評価基準となります。ホームページ用にブログを書くと、タイトルは<title></title>といった「タイトルタグ」に挟まれますが、Googleはこのタグに挟まれた言葉はブログ記事の中でも重要な言葉であると判断するためです。
検索結果に表示されるブログ記事の順位は、Googleのアルゴリズムによって評価されますが、タイトルにキーワードが含まれていないと高く評価されません。記事を上位表示させるためにも、記事のタイトルにはキーワードを含めるようにしましょう。
キーワードを含めた記事タイトルをつけるときには、キーワードをできるだけ最初にもってくることも大切です。検索結果に表示されるのは、だいたい30文字前後。キーワードが最後の方に含まれていると、省略されてユーザーの目に留まらない可能性があるため注意しましょう。
記事のタイトルのつけ方については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
ブログの記事において、最も重要なのは文章構成です。文章の構成方法はいくつもの種類がありますが、ブログ記事におすすめの方法を「三段構成」「PREP法」と2つ紹介します。
まず記事を書く前には、どのような構成にするかを先に決めてしまいましょう。
構成を決めることなく記事を書き始めてしまうと、途中で話がずれてしまったり、本来必要ないことまで書いてしまったり、内容が散漫になりがちです。
構成を作るときには、まず大きな見出しを決め、それから必要に応じてその見出しを補完するように小見出しを作っていきます。しかし大見出しに対して小見出し、極小見だしとどんどん増えていくと、階層が深くなりすぎて読者が混乱してしまいます。
見出しは深くても大見出しから小見出しまでにとどめ、それ以上深くならないようにしましょう。内容が深くなるときは大見出しを分けて、構成を組み直すようにしてください。
三段構成は、もっともスタンダードな構成です。三段構成では、文章を序論、本論、結論の3つにわけましょう。
三段構成は、テーマを絞った内容を深掘りして書く記事に向いています。三段構成では、本論でどれだけ主張に客観性を持たせるかが重要です。具体例やデータを盛り込むことで、記事が深く濃い内容になります。
PREP法は、要点をわかりやすく伝えたいときに最適。PREP法では、以下の順番に書いていきます。
ブログでは、読者が知りたい情報が最初に書かれていないと「この記事は求めるものではない」と判断してすぐに離脱してしまう可能性がありますが、PREP法は、ユーザーの離脱を防ぐ効果があるのもポイントです。
企業サイトでブログを書くのであれば、どんな内容でもいいからとりあえず数を増やしていけばいいわけではありません。ブログを書くには、サイト全体の大枠から外れないターゲットから記事ごとにさらに詳細なペルソナを定め、そのユーザーのニーズを読み取り、ユーザーの課題を解決する記事にすることがポイントです。
サイト全体としてはもちろん、ブログ記事のひとつひとつまでユーザーの課題解決に役立つ有益なものにすることを心がけるようにしましょう。
TRASPは、業種ごとに特化したSEO対策に強いホームページ制作会社です。自社コンテンツで検索上位を獲得している知識・経験から、集客できるブログの運用を行なっています。
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