SNS運用
【最新版】SNSの動向調査データまとめ!特徴・・・
2022.02.15
TRASPコラム
SNS運用
更新日:2023.03.23
公開日:2021.12.06
オンライン化が加速する現代では、企業にとってもSNSは身近な存在になりました。マーケティングの一環としてSNSを取り入れる企業も増えているからです。
そのようななかで、「SNSって何?」「使い方がわからない」「使うメリットや目的が知りたい」と悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、この記事では「SNSに関する基礎知識」「主要SNSの使い方や利用するメリット」「運用時に気を付けるべき注意点」などを詳しくまとめました。
さまざまな業種のSNS運用を手がけたプロが、主要SNSを使い分けるポイントもご紹介!これを読むと、SNSをマーケティングに活用する際に必要なコツがわかります。「自社商品やサービスの知名度を上げたい」「効率的にプロモーションを行いたい」と考えている企業の担当者の方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
SNSとは、ソーシャル・ネットワーキング・サービスの頭文字を取ったものです。ツールごとに特徴は異なりますが、文章や写真、動画などを発信できます。
総務省の定義によると、SNSは「登録された利用者同士が交流できるサービス」とされており、ユーザーによって使い方はさまざまです。そのため、不特定多数の人とコミュニケーションを取る場合もあれば、リアルな人間関係をさらに深めるために利用される場合もあります。
また、2020年末時点で「登録者:7,975万人突破、利用率:人口の8割程度」といわれており、年々利用者数も増加傾向に。オンライン化が加速する現代では、SNSは“日常生活に欠かせないツール”として認識されるようになっています。
SNSサービスの利用目的を説明していきます。まずは、こちらのデータをご覧ください。
上記資料によると「コミュニケーションツール」「情報収集の手段」として、SNSを活用するケースが目立ちます。また、インターネットを利用する人の69%がSNSを利用目的としているようです。
SNSには“情報拡散力が高く、積極的に情報発信しやすい”という特性があるため、企業においてもアカウントを運用することで、より多くの人に自社商品・サービスを知ってもらえる機会が増えていくでしょう。
SNSをマーケティングに取り入れることは、集客率UPを目指す手段として、非常におすすめです。
この項目では、以下3つのSNSに関する使い方をまとめています。
「各SNSの特徴やメリットが知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
通称「ミニブログ」とも呼ばれるTwitterは、常に最新情報を手に入れやすいです。自身の近況をはじめ、ニュースに対する感想を140文字以内の短文で投稿可能。また、実名登録が不要となっており、ハンドルネームでユーザー同士のつながりをつくれます。顔・名前も知らない人とお互いにフォローしあい、気軽にコミュニケーションを取れる点が魅力でしょう。
そのほか、“月間のTwitterユーザーの67%が、Twitterを使って情報検索している”というデータも発表されています。「自身の情報発信をする」「誰かが発した情報をチェックする」「同じ趣味を持つ人とつながりたい」など、ユーザーが持つさまざまな目的にマルチに対応できるというメリットもあります。
加えて、Twitterは、ほかのSNSと比較してコメントでのやり取りが多く、情報拡散力が非常に高いです。リツイート機能を用いれば、さらにその効果を発揮しますので、「多くの人から盛大にリツイートされ、情報拡散される=バズる」ことも珍しくありません。そのため、「自社の知名度を上げたい」「多くの人に知ってもらいたい」というときに、活用すると良いでしょう。
Instagramは、写真に特化したSNS。24時間で消える「ストーリー機能」や、ライブ配信を使ったコミュニケーションも活発です。10~20代の女性から特に高い支持を得ており、若年層に人気があります。
また、「ハッシュタグの活用」がInstagramを使う際のポイント。現在はGoogleなどの検索エンジンを用いず、Instagram上で検索している人が増えています。ハッシュタグを自身の投稿に取り入れれば、Instagram上の検索機能でリサーチしたときにヒット。その結果、同じハッシュタグを使用している人とつながりやすくなり、コミュニケーションの輪が広まっていくでしょう。
この特性を利用し、お店や企業のブランディング向上を図るケースも多いです。有益な情報を発信し、魅力やアピールポイントを視覚的に伝えられれば、自然にファンが増えていく可能性もあります。
ただ、Twitterでは「リツイート機能」を使えば、自身が気に入った投稿を友人・フォロワーにシェアできますが、Instagramでは現時点でそういった機能が搭載されていません。そのため、爆発的に情報拡散されること(=バズる)現象は起こりにくい点は理解しておく必要があるでしょう。ほかのSNSと比較すると、拡散性が低く、運用に地道な努力が必要となるため注意してください。
ハッシュタグについて知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
実名登録制のFacebookは、リアルな人間関係が反映されやすいです。家族や友人、実際に知り合った方などのFacebookで友達申請を行い、承認されれば常に知り合いの投稿を見ることが可能。同時に自分の投稿が相手へ伝わるようになります。
また、Twitterとは異なり、短文をコンスタントに投稿するケースは少ないです。どちらかといえば、気になったニュースに対してコメントしたり、自分の意見をまとめたりなど、比較的長い文章を投稿する人が目立っています。
国内では30~50代の利用者が多く、「ビジネスの一環」として活用されることもしばしば。そのため、有益な情報がより一層好まれる傾向があります。「これは素敵」「誰かに教えたい」を思わせる情報がシェアされることが多いです。そのような点を意識して、投稿する内容を作り込むことが大切でしょう。
そのほか、Facebookでは“ターゲティング精度の高い広告”が強みだと言えます。実名登録制のSNSとなっているため、ユーザーが登録する情報の正確性が非常に高く、年齢・性別・居住地・興味・関心をもとに、適切なターゲットを割り出すことが可能です。「このような人に自社商品・サービスを知ってほしい」というターゲットを定めたうえでピンポイントに情報発信を行えるため、効率的に集客に結びつけられるでしょう。
下記参考記事では、Facebookアカウントの開設方法について紹介しています。
また、SNS人気ランキングを紹介していますので、こちらの記事をご覧ください。
続いて、各SNSを使い分けるポイントを見ていきましょう。
利用者数・ユーザー層・特徴・メリット・つながり・投稿内容(種類)・投稿が届く範囲について、以下にまとめています。
利用者数 | 4,500万人 | 3,300万人 | 2,600万人 |
---|---|---|---|
ユーザー層 | 10~40代 | 10~30代 | 30~40代 若年層が少ない |
特徴 | ・匿名で利用可 | ・ビジュアル中心のコミュニケーション | ・実名登録制 |
メリット |
| ・独自の世界観を訴求しやすい | ・リアルな人間関係が反映されやすい |
つながり | 実際の友人・知人だけでなく、オンライン上で出会った人も多い | ある程度面識がある人に加え、興味関心に応じた関係性も生まれる | 実際の友人・仕事関係の人がメイン |
投稿内容(種類) | ・テキスト(リンク) | ・写真 ※テキストは1~3行、ストーリー投稿も多い | ・テキスト(リンク) |
投稿が届く範囲 | リツイートにより、まったく知らない人にも届く | フォロワー(友達)にのみ届く | 友達、友達の友達にまで届く |
このように、Twitter・Instagram・Facebookで持っている特性が異なります。そのため、自社の目的やターゲットに応じて適したSNSを選択することが大切です。
SNSの使い分け方をより深く解説しています。気になる方は、こちらの記事もぜひチェックしてみてください。
SNSを使うメリットとして、次の2つが挙げられます。
ブランディング効果がある
宣伝効果も高い
それでは、それぞれを詳しく見ていきましょう。
定期的に情報発信できるSNSは、ブランディング効果が高いです。
SNS上で自社商品・サービスの投稿を続けていけば、「この企業ではこのようなものを取り扱っている」とユーザーに印象付けることが可能。徐々に知名度を上げていけるよう、発信の仕方に工夫を凝らしていきましょう。
また、自社のブランディングに合ったインフルエンサーの活用や、ほかの企業にはないような独自性を打ち出した投稿もおすすめです。ブランドイメージを確立させたうえで、ユーザーからの信頼を獲得できるよう意識すると良いでしょう。
SNSは“リアルタイム性に優れ、情報拡散力が高い”という特性があります。ユーザーとの距離も近いため、SNSを上手く活用すれば、企業をより身近な存在として認識してもらえる可能性が高いです。
また、シェア機能が搭載されているSNSも多く、「これはいいな」「誰かに教えたい」と思った投稿を、ほかのユーザーと共有しあえる点も魅力。自社の情報が拡散されていけば、自然にファンも増えていくことも多いです。
このように、SNSは非常に宣伝効果が高いです。マーケティングに取り入れれば、自社の集客率UPも期待できます。
「SNSを使ってみたいけど、どのような点に気を付ければ良い?」という企業の担当者もいらっしゃるでしょう。SNSを使う際に気を付けるべき注意点とは、次の2つになります。
中長期的な運用が必須
炎上リスクがある
それぞれを詳しくまとめましたので、ぜひご一読ください。
SNS上で自社アカウントを開設したとしても、すぐに成果につながるわけではありません。
SNSを開始してすぐに、急に集客率が上がるというケースは稀だと言えます。そのため、定期的に情報発信を行って、着実にファンを増やす姿勢が大切です。
また、運営体制を整えて、その都度必要な対策を取り入れることを意識しましょう。
「SNSを長く継続するにはどうすれば良いか」という点を考え、目的を明確にしておきましょう。自社に合った戦略を、焦らずに見つけていくことをおすすめします。
ユーザー同士が気軽にコミュニケーションを取れるSNSにおいて、炎上リスクは避けられません。また、炎上の種類や規模によっては、自社のイメージダウンになってしまう可能性も。そのため、投稿内容の方向性やルール、使用禁止ワードなどを事前に話し合って決めておくと良いでしょう。
そのほか、投稿前に複数人で内容をチェックするなど、慎重な姿勢を絶やさないようにしてください。「誤った情報を発信しない」「ユーザーの反感を買わない」、このような点に注意してSNS運用をすると、自社の魅力がよりクリアに伝わるでしょう。
SNSの問題点などを詳しくまとめていますので、こちらの記事もご覧ください。
SNSは、マーケティングには最適な手段だと言えます。なぜなら、次のような効果が期待できるためです。
加えて、メディア(テレビや新聞広告など)の利用と比較すると、費用面もリーズナブルに抑えられます。
さきほど説明したように、SNSでは炎上リスクなどのデメリットがありますが、それを上回るメリットも非常に多いです。特性を理解して、自社にあった手段を取り入れれば、集客率UPも期待できるでしょう。
したがって、「もっと自社の知名度を上げたい」「ファンを増やしたい」企業には、SNS運用の導入がおすすめです!
この記事では、主要SNSの使い方や運用時の注意点などを徹底解説しました。
さまざまな利用目的で活用されているSNSは、情報拡散力も高く、宣伝効果も期待できます。そのため、マーケティングにも適しており、上手くメリットを取り入れれば自社の集客率UPも狙えるでしょう。
また、SNSによって特徴やメリットも異なりますので、自社の目的に合ったツールを選択することが大切です!使い分けなども意識すると、より成果に結びつきやすくなるため、ぜひ実践してみてくださいね。
TRASPは、これまでにさまざまな業種のSNS運用に携わってきました。培ってきたWebマーケティング全般の知識と経験を活かし、お客さまにとって最適なプランニングをご提案します!SNS運用についてお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。
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