SNS運用

成功事例3選から解説!インスタのストーリーを・・・
2020.05.19
TRASPコラム
SNS運用
更新日:2023.03.22
公開日:2022.02.22
最近では、WebよりSNSで検索をするユーザーが増えていますね。
SNSでのマーケティングをするうえで、企業が「SNS検索」を使わない手はありません。
なぜならこれからは、SNS検索が主流になると予想されているため。企業は今から知識を取り入れて対策しておくことが大切です。
この記事では、これまでに数多くのSNS運用やWeb集客を手がけたTRASPが、SNS検索とGoogle検索の違いやWebとの使い分けなど最新の「SNS検索」についてわかりやすく解説!潜在的なニーズを見つけられ、新しい層を獲得できるなど、企業がSNS検索を使うメリットについても、わかりやすく解説します。
この記事を読むと、SNS検索とGoogle検索の違いやトレンドなどがわかりますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
SNS検索とは「各媒体(Twitter・Facebook・Instagram)などのプラットフォーム内で情報検索すること」です。検索の代表的な手法として、次のようなものが挙げられます。
そのなかでも、自身が求めている情報を探す場合は“ハッシュタグ検索”をするケースが多いです。また、それらは「タグる」と呼ばれており、SNS検索において非常に定着しています。
ハッシュタグについて詳しく解説しています。
さきほど説明したように、SNS検索は「SNSを通じて情報収集すること」。一方で、Google検索は「Googleを通じて情報収集すること」といったものになります。
この項目では、SNS検索とGoogle検索の違いをより詳しくまとめました。
Google検索とは「Googleが提供する検索エンジンで情報収集すること」で、通称「ググる」と呼ばれています。
特徴は“キーワード検索”という点。例えば「SNS 企業 おすすめ」など、自身が探している情報に関連する単語をいくつか組み合わせ、キーワードを作成して検索します。すると、キーワードが含まれるWebサイトがヒットするというわけですね。
また、
といった仕組みになっています。
Googleの検索エンジンについてさらに詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
SNS検索とGoogle検索の違いとして、以下のようなものが挙げられます。
SNS検索
Google検索
たとえば「あるアーティストのコンサート」を検索した場合、
Google検索では
など…さまざまな情報が表示されます。
これらの情報はGoogleが質の高いコンテンツだと評価した順に表示されるため、比較的信頼度が高いといえます。
一方でSNS検索では
などといった、ピンポイントな情報を得ることができます。
しかし企業が運営するサイトがヒットするWeb検索と比較すると、圧倒的に個人が発信している割合が高く、情報の信ぴょう性は確保できないといえるでしょう。
続いて、こちらの調査結果を紹介していきます。
トレンダーズ株式会社:「SNS の利用行動と消費行動」に関する調査
上記はトレンダーズ株式会社が実施した「SNSの利用行動と消費行動」に関する調査で、10~40代の女性829名が対象となっています。
「知らないことを調べたい」といった際には、Google検索。
一方で「トレンド情報を知りたい」と考えている際に利用する媒体として、Twitter・InstagramなどのSNSが活躍していることがわかります。
このように、SNS検索とGoogle検索は、それぞれ持つ役割が異なっているのです。
また、昨今において、検索トレンドは「ググる」からSNS検索「タグる」へ変化しています。
なぜならGoogle検索で出てくるのは、主に企業が書いた信頼性と権威性のある記事。
そのため、個人のブログや口コミがなかなか出てこないのはデメリット面だと言えます。
一方で、「そこまで詳しい情報はいらない」「リアルな口コミや体験談が知りたい」という人がSNS検索を利用するようになっています。
続いて、主要SNSの検索方法や特徴をそれぞれ解説していきます。
特徴
リアルタイム検索に強い
#(ハッシュタグ)機能を搭載
140文字以内で投稿
Twitter検索は、トレンド・ニュース・イベント情報などを調査する際によく使用されています。
「リアルタイム検索」を導入しているため、“現在何が起こっているのか”を即座に検索できる点もメリット。「テレビのニュースよりも早く最新情報をキャッチできる」という特性上、電車の遅延情報・地震情報などをTwitterで検索する人も多いです。
続いて、基本的な検索方法を以下にまとめました。
1.Twitterのアプリを開き、「検索方法」をクリック
2.上部の「キーワード検索」をクリック
3.調査したいキーワードを入力
ハッシュタグ検索にも対応しているため、気になる情報・話題の情報を即座にリサーチできるでしょう。
また、Twitterでは検索窓に「@」「from:」などのコマンドを追加すると、特定の条件で絞り込んで検索OK。この検索コマンドを使用すれば、以下のような絞り込み検索にも対応できます。
特定のアカウントのツイートを検索
特定の期間のツイートを検索
特定のワードを除外して検索
画像付きのツイートに絞って検索
さらに代表的な検索コマンドとしては、
上記のようなものが挙げられます。
企業においては「もっと効率的に情報収集したい」などの場面で、活用できるといえるでしょう。
特徴
ビジュアルが重視される商材におすすめ
#(ハッシュタグ)機能を搭載
レビューや口コミなど、情報量がある投稿も多い
Instagram検索は、美容・ファッション・観光・グルメなどを調べる際に便利です。
写真や動画をメインにした媒体なので、ビジュアルが重視されるジャンルに関する情報検索に適しているでしょう。昨今では画像にテキストを追加した“読み物系の投稿”や、レビューや口コミなど情報量のある投稿が増えてきています。
続いて、基本的な検索方法を以下にまとめました。
<アカウント名で検索>
1.検索アイコンをクリック
nojima:インスタグラムの検索方法を解説!友達・名前・ハッシュタグ複数検索の仕方
2.検索バーをクリック、“調べたい人の名前・アカウント名”を入力
nojima:インスタグラムの検索方法を解説!友達・名前・ハッシュタグ複数検索の仕方
3.「アカウントタグ」をクリック
nojima:インスタグラムの検索方法を解説!友達・名前・ハッシュタグ複数検索の仕方
<ハッシュタグ検索>
1.検索アイコンをクリック
nojima:インスタグラムの検索方法を解説!友達・名前・ハッシュタグ複数検索の仕方
2.検索バーをクリック
nojima:インスタグラムの検索方法を解説!友達・名前・ハッシュタグ複数検索の仕方
3.「タグ」のタブをクリック、検索バーに“検索したいキーワード”を入力
nojima:インスタグラムの検索方法を解説!友達・名前・ハッシュタグ複数検索の仕方
また、現時点では「#SNS #検索」など2つ以上のハッシュタグを同時に検索することはできないため、注意してください。
<スポット名で検索>
1.検索アイコンをクリック
nojima:インスタグラムの検索方法を解説!友達・名前・ハッシュタグ複数検索の仕方
2.検索バーをクリック
nojima:インスタグラムの検索方法を解説!友達・名前・ハッシュタグ複数検索の仕方
3.「スポット」タブをクリック、検索バーに“検索したいスポット”を入力
nojima:インスタグラムの検索方法を解説!友達・名前・ハッシュタグ複数検索の仕方
このようにさまざまな検索方法に対応しているため、非常に便利だと言えます。
日々ユーザーの利用やフィードバックからその機能を進化させていますので、運用するうえでは随時チェックしておくと安心でしょう。
特徴
文字数制限がない
フォーマルな内容が多い
トレンドよりビジネス特化
日々の出来事の投稿をはじめ、同じ趣味・嗜好を持つ人とのコミュニティでの交流や自分がチェックインした場所を友達に知らせる機能など、多様な使い方ができるFacebook。検索においては、「友達」「ファンページ」「アプリ・ゲーム」などを探せます。
基本的な検索方法を以下で紹介しています。
<友達を検索>
1.検索窓に友達の名前、もしくはメールアドレスを入力
SocialMediaLab:Facebookの検索機能の使い方とは?
2.前の手順で見つからない場合は、左側メニュー「友達」を選択し、詳細に検索できる画面へ移動
SocialMediaLab:Facebookの検索機能の使い方とは?
3.移動すると「メールアドレスで検索できるもの」「自身のプロフィールに書いた内容と共通項目を探せるもの」が表示される
SocialMediaLab:Facebookの検索機能の使い方とは?
<グループを検索>
1.検索窓にキーワードを入力
2.入力後、そのキーワードに基づいたグループが表示される
SocialMediaLab:Facebookの検索機能の使い方とは?
このように「どういった情報が欲しいか」によっても探し方が変わるため、場面に応じて使い分けると良いでしょう。
SNSの使い方・使い分けるポイントをまとめた記事もありますので、こちらも参考にしてください。
SNS検索は企業にとって、「検索する側」「検索される側」両方になり得ます。
企業に与えるメリットとして、次のようなものが挙げられます。
それぞれを詳しく見ていきましょう。
「まだ購入する気はないけど、興味があるのでとりあえずSNSで調べてみたい」といったユーザーは多いです。SNSでの声が大きくなれば、トレンドになっていきます。そのため、SNS検索を駆使すれば、これからのトレンドを見つけやすくなるでしょう。
ここで、爆発的なブームとなった「タピオカ」を例に挙げていきます。
マーケティング事例:タピオカの場合
タピオカ自体はすでに市場にありましたが認知されておらず、あまりWeb検索されていませんでした。しかし、Instagramを中心としたSNSで“映える”投稿が話題となり「タピオカって何?」と思って検索するという行動を取る人が増え、一気に有名に!そこから、参入する企業が増えてブームになっていったのです。
このようにSNS検索から“潜在的ニーズ”を見つける、または企業みずから投稿することでユーザーの“潜在的ニーズ”を引き出すことが可能だといえます。
SNSでよく検索されている「トレンド」に敏感になることで、“これまでにない、新しいユーザー層を獲得できるチャンス”が増えていくでしょう。
タピオカの例でいえば、ミスタードーナツやドトールといったコーヒーチェーンまでもがタピオカドリンクを販売するようになりましたね。このように、SNSでトレンドをキャッチすれば、これまでのコーヒーやドーナツの客層とは違う客層に対してのアプローチが可能に。
したがって「ユーザー層の幅をもっと広げたい」「多くの人に自社商品・サービスを利用してほしい」という企業は、積極的にSNS検索を活用すると良いでしょう。
これまでに説明してきたように、SNS検索とGoogle検索では「役割」「得意とする検索内容」などが大きく異なります。そのうえで、企業がマーケティングを実施するにあたって、最も重要なのは「媒体を使い分けること」だと言えるでしょう。
10~20代 女性をターゲットにした衣料品を販売している企業の場合
トレンドに敏感なユーザーを数多く集めたい場合→SNSで検索される戦略を実践する
信頼性が高い情報発信を行い、ロイヤリティの高いユーザーを集めたい場合→検索エンジンの最適化を導入
カフェを運営している企業の場合
期間限定クーポンを提供したい場合→リアルタイムで拡散できるSNSを活用すると効果的
店舗のコンセプトや営業時間、周辺情報など流動性が低い情報を発信したい場合→Webサイトに適切に情報をまとめ、検索エンジンからの集客率向上を目指す
このように、“サービスの性質や目的、キャンペーン内容”などによっても、使用すべき媒体は変わっていきます。
したがって「自社に適した手法はどれなのか」「適切に媒体を使い分けるにはどうすれば良いか」といった点を見極めて、しっかりと成果につなげていきましょう。
SNSマーケティングについてさらに知りたい方は、こちらも参考にしてください。
この記事では、マーケティングに役立つSNS検索のノウハウを徹底解説しました。Google検索との違いやメリットもまとめましたが、いかがでしたか?
昨今では、情報収集の手段として“SNS検索”をする流れが定着しつつあります。SNS検索とGoogle検索で役割や得意分野は違うため、自社のマーケティングを成功させるために「媒体を使い分けること」を意識しましょう。
また、媒体を使い分けながらもSNSを活用していけば「潜在的ニーズを見つけられる」「新しいユーザー層を獲得できる」といったメリットもあるため、効率的に集客率UPを目指せます。
TRASPはジャンル問わずに、SNS運用をはじめとしたWeb集客でさまざまな実績があります。SNS以外の視点からでもお客さまに合わせた提案が可能なため、まずは無料相談へお気軽にご相談ください。