SNS運用
成功事例3選から解説!インスタのストーリーを・・・
2020.05.19
TRASPコラム
SNS運用
更新日:2023.05.14
公開日:2021.12.14
気軽に動画を投稿できるSNSを、“販促ツール”として活用する企業が増えています。しかし、「どのSNSがおすすめ?」「動画マーケティングの特徴をはじめ、基礎的な知識がほしい」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
そこで、この記事では「動画マーケティングの概要」「注目される理由」「動画マーケティングにおすすめのSNS」を詳しくまとめました。
これまでに、数多くのSNS運用や動画マーケティングに携わってきたTRASPが、集客を成功させるポイントを3つに絞ってご紹介!本記事を読むと、動画マーケティングの魅力・導入するメリットがわかります。ぜひ最後までご覧ください!
目次
動画マーケティングとは、“動画を活用して、自社商品・サービスの利用者を増やす集客方法”のことです。SNSのタイムラインやYouTubeなどの動画内で配信されるケースを目にする機会も多いでしょう。
「広告」といえば、以前は文章+静止画がほとんどでしたが、「SNSの普及が進んだ」「スマートフォンからの動画視聴が増えた」影響を受けて、動画マーケティングの活用が盛んに。
その結果、動画広告市場は近年で大きく急成長を遂げています。
サイバーエージェントが発表したデータによると、“2023年には5,065億円まで伸びる”と予測されており、今後もますますニーズが増え続ける見込みです。
動画マーケティングには、さまざまなメリットがあります。それらを活かし、集客ツールとしてうまく取り入れることができれば、自社の集客率UPに大きく貢献するでしょう。
「自社のファンを増やしたい」「効率的にプロモーションを行いたい」という企業は、動画マーケティングの導入がおすすめです。
SNSの動画マーケティングが注目される理由として、以下の3つが挙げられます。
多くの情報を伝えられる
拡散力が高い
SEO対策にも有効
それでは、それぞれを詳しく見ていきましょう。
動画は静止画やテキストと比べると、瞬時に多くの情報を伝えられる点が魅力です。
VIDEO BREWRRYの資料によると、1分間の動画であれば「文字:180万ワード、Webページ:約3,600枚分の情報量」を取り入れることが可能。
加えて、「Verbal(言語)」「Vocal(聴覚)」「Visual(視覚)」という3Vの法則によると、それぞれのVはこのような割合で、人の記憶に影響を与えていると定義されています。
たとえば、通常のテキストと動画を比較したときに生じる情報量の差は、次のように大きく異なるのです。
通常のテキスト
文章=「Verbal(言語)」のみ含まれている
動画
テロップ=「Verbal(言語)」、ナレーション=「Vocal(聴覚)」、映像=「Visual(視覚)」
各Vに訴えるすべての情報が含まれている
動画は各Vに訴えるすべての情報が盛り込まれており、その情報量は「通常のテキスト、写真だけの場合の5,000倍」とも!
したがって、動画は短時間で多くの情報を伝えられると言えます。動画を自社のマーケティングに取り込めば、「ユーザーの記憶に残りやすくなる」「心を惹きつけやすくなる」ことになるため、成果につながりやすくなるでしょう。
動画とSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の相性の良さも挙げられます。
各媒体によって機能は異なるものの、Twitterには「リツイート機能」、Facebookには「シェアボタン」などがあります。
投稿した動画の下に表示されているため、見た人が直感的に拡散でき「誰かにおすすめしたい」と感じればすぐにユーザー間での情報共有が可能。そのためSNSは、拡散性やリアルタイム性にも優れていると言えるでしょう。
ユーザーにとって「大きなインパクトを感じる動画」「話題性がある動画」は、特に広がっていく可能性が高いです。また、Twitterでいう“バズる状態”にまで拡散されれば、マーケティングにおいて成功したといっても過言ではありません。
SNSの特性とも言える「拡散力の高さ」「リアルタイム性」を活かせばブランディング効果を狙えるでしょう。
動画マーケティングは、SEO対策にも有利です。
なぜなら、Googleの検索結果に動画を表示させることができるようになったため。
Forrester Researchが発表したデータによると、「動画の埋め込まれたページは、埋め込まれていないページと比べて約50倍の確率で検索結果の1ページ目に表示される」とされています。“Google傘下のYouTubeにアップされている動画の方が、より効果を発揮する”と言われているものの、SNS上に動画を掲載すればSEO対策も強化されるため、自社の集客率UPも狙いやすいです。
SEO対策にも有効な動画マーケティングを活用し、自社商品・サービスの魅力を一人でも多くの人に知ってもらいましょう。
SEO対策に関する情報を詳しくまとめていますので、以下の記事もご覧ください。
動画マーケティングにおすすめしたいSNSは以下の通りです。
LINE
この項目では、各媒体のユーザー数・特徴、動画の種類・最適な長さについて、詳しく紹介しています。「どのSNSを選べば良いかわからない…」という企業の方は、ぜひ参考にしてください!
LINE | ||||
---|---|---|---|---|
ユーザー数 | 8,900万人 | 4,500万人 | 3,300万人 | 2,800万人 |
特徴 | ・人口の70%が利用する“国民的アプリ”
・リーチ力の高さが強み
・幅広い年齢層の人に支持されている | ・140文字以内で気軽に投稿できるスタイル
・即時性の高さが魅力
・10~20代のユーザーが多い | ・画像や動画を活用したコミュニケーションに特化
・10~30代の女性ユーザーから人気
・ショッピングのインフラとしても機能 | ・メインユーザーは30~40代
・実名登録制
・ビジネス目的の利用が多い |
動画の種類 | ・Card (動画/静止画) ・Square ・Vertical ・Carousel ・画像+テキスト | ・プロモビデオ
・プロモライブビデオ
・モバイルアプリプロモーションなど | ・フィード広告
・ストーリーズ広告
・発見タブ広告 | ・インストリーム広告
・フィード広告
・ストーリーズ広告 |
最適な長さ | 最大60秒(広告のみ) | 最大10分(広告のみ) | 最大60秒(投稿/広告) | 最大240分(投稿/広告) |
LINEのユーザー数・特徴、動画の種類・最適な長さを紹介します。
LINEのユーザー数:8,900万人
特徴
人口の70%が利用する“国民的アプリ”
リーチ力の高さが強み
幅広い年齢層の人に支持されている
LINEは連絡ツールとして利用されることが多く、いまや人口の70%が利用する“国民的アプリ”となっています。
リーチ力の高さが強みで、幅広い年齢層の人に支持されている点も特徴。アクティブ率も非常に良く、ユーザーの85%が毎日利用しているそうです。そのため、幅広い商品やサービスをPRしやすい媒体だといえるでしょう。
動画の種類
最適な長さ:最大60秒(広告のみ)
広告配信プラットフォームである「LINE広告」を利用すれば、利用しているすべてのユーザーに動画広告を配信可能。利用目的に応じた広告メニューが数多く用意されており、さまざまなユーザーへ対してアプローチしやすい点も魅力です。
LINEでは、次の9ヵ所で動画広告を配信できます。
タイムライン
スマートチャンネル
LINEニュース
LINEマンガ
LINEウォレット
LINEブログ
LINEポイント
LINEショッピング
LINE広告ネットワーク
上記の配信面に合わせて、「Card(動画/静止画)」「Square(動画/静止画)」「Vertical(動画)」などの種類を選択し、動画配信ができる仕組みです。最適な動画の長さは60秒で、広告のみ対応可。再生方法は自動再生で、音声は“デフォルトでオフ、タップしてオンの状態”となります。
また、幅広い年齢層の人に利用されているLINEで広告を打ち出すためには、「誰に向けて配信するのか」といったターゲティング設定が欠かせません。効率的に自社商品・サービスをPRするために、ぜひそのような点も意識すると良いでしょう。
Twitterのユーザー数・特徴、動画の種類・最適な長さを紹介します。
Twitterのユーザー数:4,500万人
特徴
140文字以内で気軽に投稿できるスタイル
即時性の高さが魅力
10~20代のユーザーが多い
Twitterは、140文字以内で気軽に投稿できるスタイルが特徴的です。「誰かに伝えたい、共有したい」と思った時点で、すぐに情報発信できるため、ほかの媒体と比較すると即時性が非常に高いと言えます。さまざまな年齢層の人に支持されていますが、10~20代のユーザーが多いです。
加えて、情報拡散できる“リツイート機能”を活用される場面も目立っており、“面白い投稿・話題性がある投稿”が一気に拡散する(=バズる)現象も起きやすい点もメリットでしょう。
動画の種類
最適な長さ:最大10分(広告のみ)
Twitter広告では「プロモビデオ」「プロモライブビデオ」「モバイルアプリプロモーション」といった種類以外にも、以下のような特別な動画枠も用意されています。
最適な動画の長さは140秒以下で、広告は最大10分までOK。再生方法は自動再生で、音声は“デフォルトでオフ、タップしてオンの状態”となります。
“短文テキスト”が主流のTwitterで広告を打ち出すには、要点を絞って短く伝える工夫を取り入れることが大切!スピーディーに情報収集することに慣れているユーザーが多いため、「何を伝えたいのかわからない」「広告が長い…」と感じた時点で離脱してしまうケースも目立ちます。
したがって、「期間限定」「キャンペーンの実施」など、自社のタイムリーで役立つ情報が瞬時に伝わるよう、見出し作成なども配慮するとさらに効果的でしょう。
Instagramのユーザー数・特徴、動画の種類・最適な長さを紹介します。
Instagramのユーザー数:3,300万人
特徴
画像や動画を活用したコミュニケーションに特化
10~30代の女性ユーザーから人気
ショッピングのインフラとしても機能
Instagramは「インスタ映え」という言葉通り、画像や動画を活用したコミュニケーションに特化したSNSです。
華やかで魅力的なコンテンツが多数掲載されていることもあり、10~30代の女性ユーザーからの人気が高いです。ショッピングのインフラとしても機能しており、「企業の投稿をきっかけに、消費行動を起こしたことがある」という方も多いです。
視覚的にアプローチをかけやすい点は、Instagramの大きな魅力でしょう。
動画の種類
最適な長さ:最大60秒(投稿/広告)
Instagram広告には「フィード広告」「ストーリーズ広告」「発見タブ広告」といった動画の種類があり、最適な長さは投稿・広告と共に最大60秒です。再生方法は自動ループ再生で、音声は“デフォルトでオフ、タップしてオンの状態”となります。
また、しっかり作り込まれた通常のInstagram投稿に加えて、リアルイベントや撮影現場の裏側を見せるなど、“いつもと違った一面”をファンに届けることもおすすめ。「自然体な雰囲気によって伝わる親近感」「他社にはない独自性」などは、ユーザーの関心を引く大きなポイントとなります。
1分以下の短い尺で制作された動画がループ再生されるInstagramでは、このように「短時間でユーザーにインパクトを与えるもの」「動きに工夫を取り入れたもの」などが広告には適しているでしょう。
Facebookのユーザー数・特徴、動画の種類・最適な長さを紹介します。
Facebookのユーザー数:2,800万人
特徴
メインユーザーは30~40代
実名登録制
ビジネス目的の利用が多い
Facebookは実名登録制を推奨しており、実社会的な雰囲気が特徴的でしょう。
若年層のユーザーが少なく、メインユーザーは30~40代。また、ビジネス目的で活用する方も多くなっています。イベント告知や参加者募集などもFacebook上で完結できるため、企業の広報ツールとしても利用しやすい点も魅力です。
動画の種類
最適な長さ:最大240分(投稿/広告)
最適な動画の長さは投稿・広告と共に最大240分です。再生方法は自動再生で、設定によってはクリック再生も可。また、音声は“デフォルトでオン、マナーモード時はオフの状態”となります。そのため、無音で視聴されることを想定し、テキスト・テロップなどを取り入れて訴求することが大切。
加えて、30~40代のユーザーが多いFacebookでは、「落ち着いたトーン」「安心感がある」「品質の高さが伝わる」広告が好まれる傾向にあります。したがって、ターゲットに応じてシーン展開の早さやテキストサイズなどを調整すると良いでしょう。
下記の参考記事では、4つのSNS最新動向データを詳しくまとめています。
SNSランキングに関する情報を知りたい方は、こちらの記事をぜひご覧ください。
SNSの動画マーケティングを成功させるポイントとは、以下の3つになります。
自社のターゲット層に合うSNSを選ぶ
ユーザーの興味を惹く構成を
投稿タイミングにも注意
それでは、それぞれを詳しく解説していきます。
さきほど紹介したように、各SNSによって特徴やメリット、抱えているユーザー層は異なります。そのため、効率的に自社商品・サービスをアプローチするのであれば、自社にターゲット層に合う媒体を選ぶことが大切!
「どのような人に対して、自社商品・サービスを売り込みたいか」という点を、しっかりと見極めましょう。
動画コンテンツや広告は、ほとんどスキップができます。そのため、動画の冒頭でユーザーに興味を持ってもらえないのであれば、視聴途中で離脱される可能性が高いです。
そこで、次のような工夫を取り入れることをおすすめします。
このように、自社がアピールしたい内容を正確に伝えるために、ユーザーを惹きつける構成を意識し、制作に取り組むことが重要!「動画の続きが見たい」「この商品について、もっと知りたい」と多くの人に思ってもらえれば、自然に集客につながっていくでしょう。
SNSに動画を投稿するタイミングに注意しましょう。
単に動画を作成し、投稿するだけでは集客につながりません。
SNSではそのときにタイムライン上に表示された投稿から、最新情報を得るケースがほとんど。自社が投稿したとしても、ほかの投稿が上に重なり、どんどん下に流れていく仕組みになっています。
つまり、見る人が少ない時間帯に投稿すれば、効果は発揮されないのです。
しかし、ビュー数・いいねの数・シェア数によって、投稿が評価されれば長時間タイムラインに表示される可能性も。そのため、「どの曜日・時間帯にアクセスが集中するか」という分析は欠かせないものとなります。
一般的には、次の曜日・時間帯にSNSを見ているユーザーが増えると言われています。
金曜日
11~13時
20~23時
上記データはあくまでも参考にはなりますが、自社の顧客が投稿をチェックしている曜日・時間なども、しっかり研究してみてください。
このように、「投稿時により多くの人の目に留まるような工夫を施す」「その時間でいかにアクションをもらえるか分析する」ことを意識し、“自社にとってベストな投稿タイミング”でSNS運用を継続すれば、さらに成果につながりやすくなるでしょう。
この記事では、動画マーケティングにおすすめのSNSについて解説しました。成功のポイントなどもあわせて紹介しましたが、いかがでしたか?
市場拡大が続いている動画マーケティングは集客に効果的で、今後もますますニーズが高まる見込みです。SNSごとに特徴やユーザー層が異なるため、まずは特性を理解すると良いでしょう。
また、「これは面白い」「誰かに教えたい」とユーザーに思ってもらえる機会が増えれば、自然に情報拡散されていきます。その結果、マーケティングが成功する可能性も高まるでしょう。自社のターゲット層に合うSNSを選択し、ユーザーに興味を持ってもらえる動画を打ち出すことが大切です。
TRASPは、これまでにさまざまな業種のSNS運用・動画マーケティングに携わってきました。培ってきたWebマーケティング全般の知識と経験を活かし、お客さまにとって最適なプランニングをご提案します!無料相談も行っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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