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遺品整理業のホームページ制作で参考になるWebデザイン5選

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更新日:2023.03.28
公開日:2021.10.29

遺品整理業のホームページ制作で参考になるWebデザイン5選

 

コロナ禍で孤独死が増えており、遺品整理業の需要が高まっているという報道を耳にする昨今、ホームページでのオンライン集客を考えている遺品整理業者の方も多いのではないでしょうか。

 

しかし、「どんなデザインにすればいいかわからない…」とお悩みの業者の方もいらっしゃるでしょう。

 

そこで本記事では、これまでにさまざまな業種のWebデザインを手がけてきたTRASPが、遺品整理業のWebデザインでやるべきことを徹底解説!遺品整理のホームページは、自社のコンセプトをキャッチコピーでしっかり表現するデザインが王道です

 

厳選された遺品整理のデザイン事例もご紹介するため、

  • 遺品整理業のホームページデザインについて

がすべてわかります!ぜひ最後までご覧ください。

 

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遺品整理業のホームページデザインを考える前にやるべきこと3つ

遺品整理業のホームページデザインを考える前にやるべきこと3つ
デザインを考える前に、
遺品整理業のホームページの役割を知って、ターゲットとなる見込み客のことを理解することが重要です。それらを知らなければ、せっかくホームページ制作しても、ターゲット層に刺さらないので集客できず、費用ばかりかかってしまうことも。

 

ここではホームページデザインを考える前に、やっておくべきことを3つご紹介します。

  • ホームページの役割を理解する
  • ターゲットを理解する
  • 予算を決める

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

 

ホームページの役割を理解する

ホームページの役割をユーザーの視点から理解しておけば、制作目的が明確になりホームページデザインも方向性が決まります。

 

ホームページの役割は次の3つがあります。

  1. 認知度向上
  2. ブランディング
  3. 申し込みを促す

 

1. 認知度向上

遺品整理に関するキーワードを検索したとき、検索結果に自社のホームページが表示されると見込み客に存在を知ってもらうことができますね。ホームページによる認知度向上は当然、申し込み数アップにつながります。

 

2. ブランディング

ホームページを通して「どんな想いで遺品整理してくれるのか」「どんな業務まで担当してくれるのか」という特徴・コンセプト・メリットを伝えられるので、自社のブランディングを行うことができます。

 

つまりホームページは、自社の魅力やイメージを、訪れた人に植え付ける役割を持っているのです。

 

3. 申し込みを促す

ホームページは、訪れた見込み客に申し込みを促す役割もあります

 

遺品整理はとてもデリケートな物品を扱う職業なので、信頼感や誠実さをホームページ上で伝えて、依頼後のビフォーアフターをイメージさせることができれば、申し込みへのアクションを起こさせることができます。

 

またホームページでお客さまの声や口コミなどを掲載すれば、「自分も申し込んでみるか」と思わせることができます。

 

ターゲットを理解する

遺品整理業には、主に次の2種類のターゲット層がいます。

見込み客

すでに家族が亡くなっていたり、部屋がゴミ屋敷になっており、「明日にでも遺品整理業者に入ってほしい」と考えている状態

 

潜在的見込み客

「実家が遠いから、いずれ親に不幸があった時にどうやって片付けよう」「生前整理とはなんだろう」など遺品整理・生前整理などに興味を持ち始めている段階

前者にはホームページで、後者にはブログでアプローチするのが効果的です。ターゲットに合った集客方法を行うことで成約へと近づけることができるでしょう

 

予算を決める

3つ目は、予算を決めることです

 

ホームページのデザインにこだわりすぎると、料金は高額になる傾向にあります。入会フォームなど設置する機能の選定、SEO対策などのマーケティングにどのくらい費用をかけるのか、を明確にしましょう。

 

また、ホームページの更新や運用まで視野に入れられると、「思っていたより費用が高くなってしまった」という失敗を避けることができます。

 

費用についてはこちらに詳しく記載していますので、参考にしてください。

遺品整理業のホームページデザインの重要ポイント5つ

遺品整理業のホームページデザインの重要ポイント5つ
遺品整理業は、遺品を扱うデリケートなサービスなので、見込み客に安心感と信頼感を与えるデザインにすることが重要です。

 

遺品整理業のWebデザインの重要ポイントは、次の5つです。

  1. 文章でコンセプトを伝える
  2. 顔写真・経歴・資格を載せる
  3. 料金ページはわかりやすく
  4. 作業の流れ
  5. ブログで有用な情報を発信する

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

 

1.文章でコンセプトを伝える

遺品整理業は、大切な物品を扱うデリケートな業種です。業者による遺品整理は、のこされた家族にとっては「故人の大切な思い出の品」を他人に触れさせる行為になりますよね。

 

そのため「できるだけ信頼のおける遺品整理業者に頼みたい」と考えるユーザーが多いと考えられます。したがって、キャッチコピーなど文章を用いて、お客さまの大切な遺品を丁寧に取り扱うことを伝えるデザインにすることが重要

 

また業種的な硬さを考慮して、「ご挨拶」のページなども設けて、文章を読んでもらうことに重きをおくホームページにしてもよいでしょう。このとき

「明朗会計・誠実対応で、お客様に誠実なサービスを。」(ecoos【エコーズ】)

「遺品とは「その人の生きた証」です。」(スイレン)

のように、キャッチコピーで惹きつけて、その下か下層ページに詳しく書くとユーザーに読んでもらえるホームページになります。また、高齢の方でも見やすいように、背景のカラーを白にするなどして文字を読みやすくし、ユーザビリティを考慮しましょう。

 

2.顔写真・経歴・資格を載せる

顔写真・経歴・資格を載せることも、遺品整理のホームページの重要ポイントの一つです。

 

遺品整理業はコロナ禍や少子高齢化を背景に、業者の数が増えていますよね。しかし、優良な業者ばかりではなく、後から法外な料金を請求するような悪徳業者の存在をニュースで耳にするのも現実です。

 

そういったニュースの報道もあり、業者に対して疑念・不安を抱いている人は少なからずいると思っておくべきでしょう。

 

そのため、自社が信頼できる業者であることをアピールする方法として、実績・資格・経歴・顔写真を載せたプロフィールページの作成は必須といえます。特に専門資格は重要で、第三者からの認定は、その会社の信頼度を測ることができます。

 

遺品整理業者がアピールできる資格としては、例えば次のようなものがあります。

  • 遺品整理士協会認定の遺品整理士
  • 一般廃棄物収集運搬許可証
  • 古物商許可証

これらの資格がある人は、ファーストビューにて資格をアピールし、信頼できる業者であることを真っ先に伝えるデザインがおすすめです。

 

3.料金ページはわかりやすく

遺品整理の料金については身近なサービスと違ってイメージしづらいため、料金ページをわかりやすくすることもデザインとして重要です。

 

料金が明確に記されてなければ、せっかく訪れたユーザーがいても「問い合わせないと料金がわからないなんて面倒…」「料金が書いてないのはどうせ高額なんだろう」と思われてしまい、ページから離れてしまいます。

 

遺品整理業の料金の見積もりは、遺品の量や家の大きさによって変わることが一般的なので、家の広さ別に料金の見積もり表を掲載するのがおすすめ家の広さ別であれば、料金についてユーザーはイメージしやすいからです。

 

また遺品の自宅供養、特殊清掃などのオプション料金についても提示し、何に対してどのくらい料金がかかるのかがわかるようにすることも重要です。

 

そして、FAQのページを設けて、料金や支払い方法についてのユーザーの疑問に先回りして答えておくと、よりユーザーに配慮できたホームページになります。

 

4.作業の流れ

遺品整理する機会は、人生のうちで決して多くはなく、遺品整理業に依頼するユーザーは、依頼するのが初めてという人がほとんどではないでしょうか?

 

そのため、初めて依頼する人の不安・疑問を払拭するデザインにすることが重要どのような流れで作業が行われるのかについて記載すれば、申し込みの心理的ハードルを下げることができて、自社への申し込み率アップが狙えます。

 

例えば、

  • 依頼
  • 見積もり
  • ヒアリング
  • 本契約
  • 作業着手

など、どのような順番で進むのかを図などで示せば、作業の流れがイメージができるので読み手も安心できますね。

 

5.ブログで有用な情報を発信する

ブログにおける有用な情報の発信は、自社のブランディングにもホームページのSEO対策にもなるので重要です。

 

「生前整理とはなんだろう」など遺品整理・生前整理に興味を持ち始めている段階の潜在見込み客にはブログが効果的、と上記で述べました。その理由は、ブログは潜在見込み客に対して将来のための知識を提供することができるからです。

 

例えば、

  • 「遺品」の定義の説明
  • 生前整理のメリットの案内
  • 終活の情報のまとめ
  • 遺品整理業者の選び方のコツの指南

などのテーマでブログ記事を書けば、遺品整理について気になって検索したユーザーが訪れる可能性があります。そしてブログに訪れてもらえると、結果的に自社ホームページにも流入してくるようになります。

 

またブログで専門的な情報をたくさん発信することはSEO対策になって、検索上位表示されやすくなります。

 

SEO対策について、より詳しく解説した記事がありますので、気になる方はこちらの記事をぜひ読んでみてください。

 

温かみのある遺品整理業のWebデザイン3選

ここからは、数多くの遺品整理業のホームページの中から、参考にしたい優良デザイン事例をTRASPが5つ厳選し、テーマ別にご紹介します。初めに、温かみのある遺品整理業のWebデザイン3つを見ていきましょう。

 

1.遺品整理エコーズ

1.遺品整理エコーズ
https://ecoos-ihinseiri.jp/

 

遺品整理エコーズは、愛知県名古屋市にある遺品整理・生前整理の業者です。明朗会計で安全・安心なサービスを売りにしており、年間250件以上のサービスご利用実績を保有しています。

 

ファーストビューには故人を想う温かみのある写真とともに、「気持ちに寄り添う 真心を込めた遺品整理」というキャッチコピーを大きく表示シンプルながら、誠実な自社の雰囲気をうまく表していますね。

 

下の方までスクロールができ、5つの特徴、料金ページ、お客様の声、FAQとほしい情報が1ページ内に納められています。文字は多いですが背景カラーが白で、文字カラーは緑なので目に優しく、最後までなんなく読み進められるデザインといえるでしょう。

 

2.一葉専門舎

2.一葉専門舎
https://hitoha-ihin.com/

 

一葉専門舎は、東京都足立区にある遺品整理・特別清掃業者です。東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の関東4地域を対応エリアとしており、年中無休・24時間受付というところも特徴です。

 

ファーストビューでは家族の写真と「心をこめて丁寧に作業させていただきます」というシンプルなキャッチコピーを掲載。下にスクロールすると、お悩み一覧が表示され、ユーザーに寄り添いながら業務範囲が自然とわかるよう設計されていますね

 

サイト全体は、こちらもメインカラーは白色でアクセントカラーとして緑色を用いており、文字の見やすさに配慮したユーザビリティの高いホームページデザインといえるでしょう。

 

3.スイレン

3.スイレン
http://suiren-ihinseiri.com/

 

スイレンは、福島県いわき市にある遺品整理・生前整理業者です。長年、地域への貢献活動をしている会社の事業の一環として、発足されたようです。

 

温かみのある画像をファーストビューに使っており、スクロールすると会社の想いについて長めの文章が使われており、業種的な硬さを考慮した文章量になっていますね。ユーザーは「ここなら安心して任せられる」と思うデザインです。

 

また遺品整理士の資格を保有していることを、認定証の画像とともに、ページ中間部に配置しており、ユーザーは優良な信頼できる業者であることが認識できますね。

 

信頼感のある遺品整理のWebデザイン2選

1.遺品整理プログレス

1.遺品整理プログレス
https://www.ihinseiri-progress.com/

 

遺品整理プログレスは、年間実績5,000件以上で、テレビや雑誌などにも掲載経験のある遺品整理業者です。

 

画像を多様しており、視覚的に対応可能エリアを訴えかけたり、取材された雑誌の写真を載せたりと、非常に見やすく、手にとるように業者のことがわかるデザインですね。

 

また文字のサイズも大きく、業者としての強みや料金プランや作業の流れについてわかりやすく表示しているので、ユーザーの疑問や不安がほぼ無くなるようにデザイン設計されています。決して魅せるデザインではないですが、ユーザビリティの高いホームページに仕上がっています。

 

2.こころテラス

2.こころテラス
https://kokoro-terrace.com/

 

こころテラスは、福島県田村市にある遺品整理業者で、福島県内を対応可能エリアとした地元密着型の業者です。女性スタッフが対応することが大きな特徴。

 

ファーストビューでは、スタッフの保有資格を打ち出しつつ、明るい表情の女性の写真を掲載。たったこれだけの情報でユーザーは業者のコンセプトを把握できて、信頼と安心を感じることもできる優れたデザインです。

 

サイト全体は、背景のメインカラーは白、アクセントカラーはピンクで、温かみある雰囲気を出しながら、文字の読みやすさにも留意しているデザインになっていますね。

 

まとめ

遺品整理のホームページは、信頼感・安心感がもっとも重要で、料金や作業の流れを明確にし、ユーザーの疑問や不安をいかに払拭できるかがデザインの重要ポイントになります。また集客という観点では、ブログでの有用情報の発信も重要です。

 

本記事の内容を参考に、ぜひ遺品整理のホームページデザインを設計してみてくださいね。

 

TRASPは、SEO対策・コンサルティング・マーケティングに強いホームページ制作会社です。対応している業種が幅広く制作実績が豊富で、集客力の続くホームページ制作を行います。

 

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